キャラ12月号掲載、見多ほむろさんの「いびつなボクらのカタチ」第7話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の7話は【いびつなボクらのカタチ】に収録予定です。
こんばんは!感想が遅くなりすみません。気づいたらもう電子も配信されてました(-_-;)最近ちょっとバタバタでなんか今年いっぱいは忙しいので遅れることも多いかもしれません。
今回は伊吹の過去が描かれていまして。すごくギュっとなりました。
そして・・・舞花ちゃんとの関係もわかり、個人的にはほっとしたのですよね。
彼が舞花ちゃんを大事にする理由もすごく理解できました。
では早速!21Pと短めではあるのですが、今回は必見だと思います。萌えはほぼなく、どちらかというとギュっときてしまうような伊吹の過去が描かれています。
いびつなボクらのカタチ11話 キャラ12月号
掲載P数 | 21P |
満足度 | ★★★★☆ |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 伊吹がまだ高校生のときのお話。
- 伊吹が売りをやっていて・・・でもそれには理由があった。
- そこで出会った男性。そばかすが印象的。彼との出会いが伊吹の運命を変えていく。
『ネタバレ注意』いびつなボクらのカタチ7話 感想
今回は過去編。伊吹メインです。ここから伊吹の過去・・・重要なターンいなっていくと思われます。
そういうことか。。。とある意味納得。舞花ちゃんは養子なのかな!?と思っていたのですが(ゲイカップルで養子に迎えたとか想像してました)、違いました。
簡単に言ってしまえば、舞花ちゃんは伊吹の本当の子どもではありません。
ではどうして彼らが家族になったのか・・・それがわかるお話がこれから描かれていきます。
ちょっと涙涙になるような予感しかないですが・・・見届けなければ。
こういうのほんと弱いのですよね。死ネタがくると思われます。地雷の人は要注意かも。
売りをしていた伊吹
伊吹の過去。
携帯を見ながらベンチに座り、誰かを待っているようです。
「どうも いくつ?」
声をかけてきたのはサラリーマン。
伊吹は「・・・20」と答えます。(お金ではなく歳ですね(⌒∇⌒))
「若いね ここがどういうとこかわかっててここにいる?」
伊吹はわかっててここにいると答えます。そして自分んで書き込みもしていると。
どういうふうに書き込みをしているかと言うと、「タチ イチゴ」と。(これはタチ専門で1万5千円という意味なのかな?と)
「・・・え 何 売りなの?」
サラリーマンは困った顔で言います。そこへ・・・書き込みを見た人がやってきました。
複数でいけるか?と声をかけてきます。
伊吹は二人だったら三万でと。
すると。。。先ほどのサラリーマンがギュっと伊吹の手をつかみ、「ジュウ出すよ」と言ってきました。
伊吹が向かった先は・・・
その後ホテルで先ほどのサラリーマンと絡む伊吹。
何度しても勃ちっぱなしみたいですね~伊吹は。
(体力ある上に勃ちっぱなし。。そりゃ噂にもなるだろーよ)
↑う~ん。。。おそらくその噂を聞きつけてやってきたということは・・・何かあるのかな!?とふと。
男性は伊吹に約束通り10万を渡します。
それを受け取り、着替えたあと。。。伊吹は自分の番号を書いた紙を男性に渡します。
「気が向いたら。。。また・・・」
「ずいぶん必死に稼ぐね・・・ なに 借金でもしてんの?」
次会うときは定価で頼むわとその場は別れます。
別れ際・・・男性が咳き込むのですがこれがけっこう気になるのですよね。(もしかしたらこの人も病気かもと)
ホテルを出た後、伊吹はコンビニに寄り、そこで着替えます。
それは制服。二十歳だと言ってた伊吹ですが、実際は高校生だったようです。
着替えたあと向かった先は。。。総合病院。
そこには伊吹の母が入院していました。
病室を訪れると、そこには苦しむ母の姿が。
「母さん・・・!!」
沢田 誠二
伊吹は母の入院費を先ほどもらったお金で払おうとしています。どうやら。。。売りをしているのも母の治療費を払うためのようです。
病院を出ようとしたとき、先ほどの男性にまた会います。
彼は。。。伊吹をつけてきたようでした。
「!?なんで・・・」
「あー・・・つけた」
お金を何に使うのか興味があったのだという。
「まさか高校生だったとは」
「・・・」
帰ろうとする伊吹に、送ってやるから待ってろと彼は言います。
車で送ってもらう伊吹。
「すげーな ほんとうにそんな稼ぎ方して治療費払うヤツいんだな」
「・・・が 学校には・・・」
「言わねーよ」
俯く伊吹に、男性は・・・どんな稼ぎでも自分で稼いだお金だから、自分にとって正解なら別に下を向くことではないと言います。
でも伊吹は「正解・・・じゃないです・・」と。
なにをしても正解ではないと言います。
そして自分の母の事を話し始めます。
伊吹のお母さんはもう手術のできない体らしく、彼女自身は家へ帰りたいと伊吹には伝えたようです。
ですが、伊吹は可能性があるならと「一緒に頑張ろう」と薬の治療を進めます。
「諦めてほしくないけど・・・」
「けど・・俺のエゴで・・・」
投薬で苦しむ母を思い出し涙を流す伊吹。
「母の苦しみが 長引くだけなんじゃないかって・・・」
急に泣き出す伊吹を見て男性はびっくりします、
治療はよく話し合って二人で出した結論だろう?と。でも・・・伊吹は何が正解かもわからないと泣きじゃくります。
泣きじゃくる伊吹に特に何をするわけでもなく・・・男性はコンビニに車をとめ、ずっと泣き止むまで待ってくれてたようです。
「また連絡するからスルーすんなよ」
そう言って渡された名刺。
そこには【沢田 誠二】とかかれていました。そして『代表取締専務』と。
これが舞花ちゃんのお父さんです。
彼との出会いが今回描かれていました。
感想まとめ
「お父さん」と「パパ」。そういう事だったのですね。
舞花ちゃんは恐らくこの時点で生まれていたのかな?舞花ちゃんの年齢を考えると。。。舞花ちゃんが生まれてすぐにこの誠二さんは亡くなっているのかしら・・・。
出てきた瞬間、そばかすを見て「これは舞花ちゃんお父さんでは!?」と思ったのできっと雑誌読まれた方はピンとくると思います。
伊吹が舞花ちゃんをすごく大切にする理由・・・
もう彼女しか家族がいないからというのもありそうですね。
お母さんは手術ができない体ということで、もうこの世にはいないのだと思います。
お母さんの為に売りまでして治療させていたというのを読むと、本当に大切な失くしたくない人だったのだというのがわかります。
そんな彼女を亡くし、そして次に支えになっていた誠二さんをも亡くしていたら・・・・
伊吹もすごい人生を歩んできたのかなと思ってしまいました。
舞花ちゃんをむちゃくちゃ大切にしている事を考えると・・・胸が苦しくなってしまいます。
しかし舞花ちゃんて今何歳だったかな・・・・。
伊吹が高校生の時に出会ってもしすでに子供がいたら・・・( ,,`・ω・´)ンンン?計算あうかな?
今伊吹って何歳だったかな~と記事内探したけど書いてなかったのでまた年齢でてきた場面ないか探しておきます。
佑真とはかなり歳の差かな!?
でも思うのですよ。。。伊吹がまた好きになれる人が現れたのだなぁと。
今回の過去編読んだら余計にそう思ってしまいそうです。
はぁ~でも実際・・・・誠二さんがいなくなると思うとちょっとその場面読むの辛いかも。
ツライ過去を経験してきた伊吹だからこそ、本当に幸せになってほしい。さすがは見多さんの作品ですね・・・
胸にぐっと突き刺さる。
【家族】がテーマにあるのはわかてったけれど、どうして「家族」なんだろう?と思っていました。
伊吹にしろ、佑真にしろ・・・家族というものに特別な感情があることがわかってきたので構成的にうまいなぁと思ってしまいました。
早く続きが読みたいけど、伊吹の過去は辛そうだからはぁ~~~~~。。。
佑真と幸せになってほしい(´;ω;`)
電子書籍
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