キャラセレクション2020年1月号掲載、木下けい子さんの【恋をするなら二度目が上等】第8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の8話は【恋をするなら二度目が上等 2巻】に収録予定です。
この作品も気になって仕方がなくて・・・待ってました!!!ちょっとずつ展開していくのがまたいいですね。言葉では否定する事を言っても気持ちはそうもいかなくて・・・結局は「好き」なのだろうなって読んでてもどかしいけどそこがイイ。
恋をするなら二度目が上等 8話 キャラセレクション1月号
掲載P数 | 32P |
満足度 | ★★★★☆ |
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恋をするなら二度目が上等2-8話 簡単なあらすじ・ポイント
- つき合う気はない宮田の本音
- 顔には出ないだけで岩永もけっこう本気
- 今号は宮田が例の助手の子にガツンと言った場面にスッキリ爽快感☆
- つき合いは拒否したのに、嬉しい事があると岩永に会いに行く宮田に萌え
【ネタバレ注意】恋をするなら二度目が上等2巻-8話 感想
今号も面白かった~!!!宮田と岩永は過去にちょっとしたすれ違いもあったし、再会したからと言ってすんなりうまくいくとは思っていないけれど・・・
いい拗れ具合ですね☆拗れてるのにところどころに萌えがあって早く次が読みたくなります。
今回は・・・付き合いを拒否した宮田だったけれど、拒否したいという気持ちと好きという気持ちの割合が徐々に逆転してきているのがまたイイ。
読んでて今が一番楽しいのかもしれない(n*´ω`*n)
嬉しいと思う事があってそれを誰とも分かち合えないことが寂しいと感じ、岩永に会いにいってしまったり・・・もうこのまま丸く収まってしまうのでは!?と思ったけど、宮田のプライドがどこまでSTOPかけれるのかも見ものです☆
あ、でも今号でそれも終わってしまったのかも!?ちょっと微妙な展開ではあるので早く次話が読みたいです。
俺のプライドが許しません!
岩永のコラムは好評でアンケートでもダントツの1位。その報告を岩永にしに行く宮田ですが、ちょっと気まずい雰囲気。
「僕とつき合う気はないんだっけ?宮田君」
「その割には意識してない?」
そう言われて宮田は「そりゃ意識しますよ」とこたえます。経験も少ないし、まして同性とは初めて。
関係をもったのに恋人にならないのは宮田の問題なようです。好きとかそういう感情よりも他に複雑な感情が混じっているから。
「俺のプライドが許しません」
これには岩永は意味がわからないと返します。どうしてつき合ったら宮田のプライドが傷つくのか?と。
「それは俺があなたに負けてるからです」
仕事でも気持ちでも、この間の宿での出来事でも負けてると。
「このままじゃ高校の時の俺が浮かばれない」
宮田が転校のことを黙っていたのは、本気でかけおちする気があったからだと言います。
そして来なかった岩永に対し泣きながら「絶対許すもんか」と思ったと。
「言うほど必死じゃないよね先輩だって このナルシスト」
そういってこれからも良きビジネスパートナーでお願いしますと言って部屋を出ていきます。
必死さが足りない
宮田が部屋を出ていった後、岩永は彼が言った事は当たっていると感じてしまいます。
(僕には必死さが足りないかも 昔からそうだ 確か通知表にも書かれてた)
実際岩永は、心のどこかで宮田は余裕で手に入ると思っていたのだと考えています。
(タカをくくってたな)
そういう考えだから振られるはずだ、と・・・。
仕事なめんじゃねぇ
宮田の場面。
帰ろうとしていたところで、岩田の助手である白石と遭遇します。
白石と宮田ってちょっと見分けつきにくいですよね(-_-;)宮田の方がちょっと背が低いみたいです。
「こんにちは宮田さん また打ち合わせですか?」
「こんにちは」
白石は、温泉は楽しかったか?編集さんは枕もするんですねと嫌味を言ってきます。
この言葉にブチっと切れた宮田が反撃。
「おいクソガキ 一言忠告してやる」
「枕とか冗談でも言うな 先生にも失礼だろうが」
自分に言わずに先生に直接当たれ、仕事をなめるなと。
「お前のくだらねぇイタズラで何人迷惑こうむったと思ってやがんだ」
反省しろ!と言って帰っていく宮田・・・はぁ~スッキリ!!!
白石は別に嫌いではないけど、やっていい事と悪い事ってわからないのがね(-_-;)まぁ学生だからというので許されるとは思うけど・・・
宮田にガツンと言われて言い返せない白石を見て・・・ほんとちょっとスッキリしました(n*´ω`*n)
なんでひとりが淋しいんだろう
宮田の関わる雑誌が電子版の週刊ランキングで1位を取り、立ち上がりもイイ感じ。
嬉しく思う宮田は、気分良く飲んで帰ります。
(こういう良い日は久しぶりだ)
年々良い事も減ってる気がして歳を感じていたという・・・。
気分もいいし、お酒もおいしかった。とてもいい日だと言うのになぜか今ひとりでいることを淋しく感じてしまいます。
ピンポーン。
「宮田くん」
なんと。。。宮田はその足で岩永のところへ行ったようです。
出てきた岩永に抱き着くと・・・
「ホメてくださいよ~」
何が何だかよくわからない岩永ですが「そ そう 良かったね」と合わせます。
「もっとちゃんと!!」
「素晴らしいよ宮田くん」
「もっと!!心を込めて」
「ちょっと酒くさいよ君」
ここの流れ・・・笑っちゃいました。
ソファで眠ってしまった宮田ですが、そんな彼に岩永は言います。
「僕にホメてほしいなんて ずいぶんと好かれたな」
「そうですよ 多分好きなんです」
宮田は寝ていなかったみたい。
酔っていたというのもあるけれど、素直~((ノェ`*)っ))タシタシ
でもね、それでもつき合うのとは別みたいです。
「それは どうして」
そう尋ねる岩永に「怖いのかも」と言う宮田。
もう高校生でもないし、せっかく積み上げてきたキャリアも周りの環境も・・・家族だってヘタしたら失ってしまうかもしれない。
「三十も超えると現実見えすぎちゃって怖くて」
そう話すと岩永は静かにキスをします。
そして真剣な顔で「僕はそういうとき明日死ぬかもしれないって考えるんだ」と。
「それで後悔しないほうを選ぶことにしてる」
「今君とSEXしないと後悔すると思うんだよ」
(-_-;)真剣な場面なのにここで笑ってしまいました。結局そこかい!と(笑)
でも宮田は受け入れる事にするのですね。
もう自分では抜け出せない、そんな状況になりつつあることを感じながらも身体を重ねる宮田。
ダメだと思っていても、もうハマっている。それを彼自信も今回は認めています。
セフレにでもなる気?
「はぁぁぁぁぁ もう俺酒やめようかな」
また岩永と寝てしまったことに落ち込む宮田。
「つきあいませんよ」
「セフレにでもなる気?僕はごめんだよ恋人じゃないって」
宮田の方から家に来て寝たんだからもう言い訳できないよ!?と言います。
「安心するといいよ 君が思ってるより僕もハマってるから」
見た目のせいで伝わりにくいけど、と付け加えます。
「本気だから覚悟しなよ」
感想まとめ
面白かった~。そうなんですよね。心の中では一生懸命否定しても実際はもうすでにハマってしまってる事なんてよくあること。
宮田って基本は昔のままでピュアなんだと思います。
岩永との昔の事があって、彼を心の底から信じられないと言う気持ちもあるのかもしれないけれど「好き」という感情とはまた別物なんですよねそれは。
岩永もあんな感じだけど宮田の事はちゃんと本気なのだろうな、と今回思えたのでキュンでした。
それと今回!白石にガツンと言ってくれてスッキリ~。
白石も岩永に相手にされてなくて可哀そうではあるけど・・・やっていい事と悪い事ってありますしね。
困らせてやろうと単純に思っただけだと思うけど、彼のせいで色々な人が動いたわけで・・・そりゃ言われても仕方ない。
というか岩永もちゃんと言ったのかしら!?白石のあの反応からして、岩永からは何も言われてないっぽいですよね(-_-;)言われてたらすぐ謝るでしょうし。
まぁでも!白石のいたずらで二人の距離が縮まったのは確かなので、自分で不利な状況にしちゃったというね。
残念でした・・・という感じではあるのですが、今後も要注意人物です。
今後、宮田が懸念している「社会的地位」の事だったり「周りのこと」だったりが問題になってくるかもしれませんし。
岩永と宮田の事を白石がリークする可能性だって考えられる。今後も彼はチェックしておかねば。
ということで☆
今回はちょっと甘い二人も読めます。
で・・・付き合うのかしら!?つき合わないのかしら!?そのあたりちゃんとはっきりしていないのですが・・・
とりあえずは付き合うでおっけーなのかな!?セフレでもなる気?と言われてたので・・・それはそれでいやでしょうしねぇ宮田。。。
次の9話は、キャラセレクション3月号にはお名前がなかったので・・・早くて5月号?になると思います。何回も名前探してしまいました☆
早く読みたい・・・!!!!
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