GUSH5月号に掲載、左藤さなゆきさんの【ロマンチック・ラメント】第2話のネタバレあり感想です。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の2話は【ロマンチック・ラメント】に収録予定です。
オメガバース作品の第2話!今回はどんな展開になっているでしょうね!
ロマンチック・ラメント2話 GUSH5月号
掲載P数 | 40P |
満足度 | |
この雑誌をよむ |
簡単なあらすじ・ポイント
- 付き合うことになった二人
- 旭の過去が少しだけわかる。
- 【付き合ってるフリ】がネックになってきそう
【ネタバレ注意】ロマンチック・ラメント2話 感想
運命の番って・・・聞こえはいいけれど時には残酷だなぁと改めて感じる事ができた2話でした。
旭は元彼とずっと付き合ってたのに、自分の幼なじみと元彼が「運命」で一瞬で奪われてしまったのですよね。
だから「α」を避けるのはわかる気がしました。
怖いですもんね。またαを好きになって、その相手の「運命」が現れたら?と思うと・・・。
最初は煌臣と旭が運命なのかな?と思ったりもしたのですが、たぶんここは違うのかなと。
ここが運命でないとするならば・・・展開的にはもしかしたら煌臣に運命が現れるけど旭を選ぶとか、旭に運命が現れるけど煌臣を選ぶとかそんな展開になっていきそうかな?と思いました。
付き合うことになった二人
結局二人はつき合う事になります。
といっても煌臣は付き合うフリをして欲しいという事でした。αだから色々と人が寄ってくるようで・・・
αに興味なさそうな旭が都合良かったのかな?と。
食事をしながら旭は、双子なのに苗字が違うことに今さら気づきます。。。
誠臣と煌臣は両親が離婚していて、それぞれの親についていったので苗字が違うようですね。
そして煌臣の方は、父親の仕事関係で高2の終わりまで海外だったということです。
連絡は全くとってなかったわけではないようなので、もしかしたら煌臣は旭のこと知ってたかもしれませんね!
「何で誠臣と別れた?」
酔いつぶれた時に口走ってたことばを伝える煌臣。
「・・・誠臣に 運命の番が見つかったんだよ」
旭は自分と誠臣の事を話し始めます。
彼とは中学からの友達で卒業の時に誠臣から告白されて付き合うようになったのだと。
二十歳になったら番になろうと約束していたけれど、高3の冬に自分の幼馴染と誠臣が運命の番だとわかり、別れたのだと言います。
煌臣が帰国したのが高2、旭が別れたのが高3・・・何か関係があったりして!?!?
「運命の番って凄いよな」
一緒に過ごした数年を一瞬で吹き飛ばすと旭は言います。
諦めたから負けたんだ
「捨てられたって言うから誠臣がとんでもないゲス野郎になったのかと思えば その程度か」
「なっその程度って・・・!」
煌臣は今も引きずるほど好きだったのなら、なぜあっさり身を引いたのか?と尋ねます。
「運命の番なら諦めますなんて その程度の気持ちだったんじゃねーの」
「運命の番になんて勝てるわけないだろ!?」
それでも煌臣は、自分は運命なんて正体のはっきりしないものに自分の人生を左右されるのはごめんだと言います。
運命の番だろうと絶対に渡したくないって最後まであきらめなかったら結果なんてわからなかったと。
「でもアンタは諦めて 諦めたから負けたんだ」
あくまで関係を終わらせたのは旭自身だと主張する煌臣。。。うううん・・・いちおう誠臣から別れ話されてますけどね(;'∀')
こればかりはね・・・誠臣が旭の幼馴染に会った瞬間の事とか描いてありましたけど・・・これ見ちゃったら何ともいえない気持ちになります。
旭がトラウマになるのも仕方がないなぁって。煌臣はまだ自分がそんな状況になったことがないから言えるのだと思いますよ。。。
だから今後は、もしかしたらどちらかに「運命」が現れて、それでも二人がくっつく展開になるのかな?と思いました。
煌臣のセリフがフラグになっているのかなと。
思い出の上書き
言い合いをして喧嘩したかと思いきや・・・煌臣は相変わらず旭に会いにくるようです。
付き合ってるフリにしても煌臣の行動はちょっと気になる!
旭もなんだかんだで少し意識し始めています。
そして・・・ふと目に留まった水族館のポスター。
(あ ここ・・・)
「行きたいのか?」
「いや・・・行きたくない」
「じゃぁ行くか」
強引に煌臣は旭を水族館に連れていきます。
そして「抱えてるせいで前に進めなくなる思い出なんてさっさと上書きしちまえ」と言います。
行きたくないと言ってた旭ですが、実際はすごく好きなのですよね水族館。
誠臣と来たときは後ろに座っていたイルカのショーだけれど、煌臣は・・・濡れると言ってもそれが醍醐味だと言って一番前に座るの。
当然・・・ずぶぬれ(笑)
「結構濡れるな」
そう漏らした煌臣に旭は大笑いします。
「もーほんと 何なのお前 はちゃめちゃすぎておっかしー」
笑う旭の髪の毛に触れ、煌臣は言います。
「やっと笑ったな」
「やっぱ笑ってる方がいいよ アンタ」
またすぐ連れてってやるよ
ずっと避けてた水族館も楽しめた様子の旭。
「ありがとう 煌臣」
自分だけならずっとここには来れなかったとお礼を言います。
「誠臣とのデート いつも俺の好きな場所に連れて行ってくれたから」
好きな場所に沢山思い出があって別れてからは一度も行けなかったのだと言います。
「だから今日こんな楽しめて凄く嬉しかった ほんとありがと」
「またすぐ 連れてってやるよ」
そう言って手を差し出す煌臣。
「ほら行くぞ」
その手を取ろうとする旭ですが・・・やはり誠臣との事を思い出してしまいます。
「俺一人でちゃんと歩けるから大丈夫だって」
結局煌臣の手を取らずに旭は歩きだします。
旭は・・・煌臣に惹かれ始めてるようですが、自分たちはフリの付き合いである事、煌臣がαであることを忘れるなと自分に言い聞かせて・・・。
まとめ
煌臣と旭が運命だったらいいのですけどね。ちょっとそれはなさそうかな・・・
実は煌臣と誠臣は連絡を取り合ってて彼氏だった旭の事も煌臣は知ってる?と考えたりもしたのですが・・・
1話の出会いではそんな感じではなかったなぁと改めて。
「アンタ」って言ってましたし、知らなそうでしたしね。
ただ抑制剤、拮抗剤を飲んでても合体した二人なので・・・まだ望みはある???
これからはジワジワと旭が煌臣を好きになって・・・という展開かもしれませんね。
煌臣の方はイマイチよくわからなくて。
旭を気にしているようでもあるし、なんかちょっと感情が見えにくいタイプです。
隔月掲載なのかしら?6月号の予告にはお名前なかったので、次話は早くてGUSH7月号です。
それにしても・・・誠臣と旭の幼馴染は今はどんな風になっているのでしょうね。そこも気になります。
電子書籍
【BL雑誌】GUSH(海王社)最新号情報 ~2023年まとめ
続きを見る