Cab vol.67掲載、市川けいさんの【ブルースカイコンプレックス】30話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の30話は【ブルースカイコンプレックス6巻】に収録予定です。
遅くなりました。ブルスカ30話!特に何が動いたとかではないのですが・・・春ちゃんと夏生がケンカしてしまったというのが大きな出来事だったかなぁと思います。
ブルースカイコンプレックス30話 Cab vol.67
掲載P数 | 37P |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 知羽さんから奥さんの事を聞いてショックを受ける春ちゃんは・・・
- 夏生に八つ当たりしてしまう
- その後ゲイバーに居るところを栗栖が捕まえてSTOPしてくれた!ナイス栗栖!
- 春ちゃんとの事で落ち込む夏生に元親は・・・・
【ネタバレ注意】ブルースカイコンプレックス6巻-30話 感想
春ちゃんがちょっと余裕がなくて、読んでて辛かったです。
これからもう少し冷静になって色々と頑張って欲しいなって思いました。栗栖はでも色々とポジティブでいいですね(*^_^*)
夏生の時にはどうかと思ったけれど、栗栖の前向きな感じは今の春ちゃんにはすごく必要だと思います。
僕の態度の駄目だしなんかされたくない
春ちゃんの様子が気になる夏生。二人で話すのですが、なんとなく春ちゃんは。。。投げやりな感じ。
「そもそもうまくいくなんて期待 最初からしてなかったし わかってたから」
「ごめんね・・・」
「いいって言ってんだろ 謝んな」
「・・・うん ごめん」
また謝ってしまったので口を押さえる春ちゃん。。。夏生の冷たいような態度が気になります。
「なんか・・・怒ってる?」
「怒ってねぇ」
それでも素っ気ない態度がきになる春ちゃんは夏生に声をかけると・・・・
珍しく夏生が声を荒げます。
夏生は、無理してヘラヘラと笑ってる春ちゃんの態度が少し気に入らなかったようです。
そんな夏生の言葉を聞いた春ちゃんは・・・
「じゃぁなに?いつまでもわかりやすく落ち込んでたらいいっての? そんなわけにいかないでしょ」と返します。
落ち込んでいたら人に迷惑をかけるし、心配もかける。それに、うまくいかなくて当然だと思っていても仕方ないでしょ?と。
期待なんてしたら余計につらくなるのだと言います。だから無理にでも気持ちを切り替えないとやっていけないのだと。
「夏生にはわかんないよ 家族の理解があって 支えてくれる優しいパートナーもいて」
「うらやましいくらい人生順調で そんな人に僕の態度の駄目だしなんかされたくない」
夏生には僕の気持ちなんて一生わかならい、と言ってしまいます。
それを聞いた夏生は・・・何も言わずにその場から去っていってしまいました。
知羽さんと夏生
雨が降ってきたので、雨宿りをしている夏生。そこは・・・元親の大学の近くなのか、ばったりと知羽さんに出くわします。
「楢崎くんと待ち合わせ?」
「そういうわけでは・・・」
と言いながら・・・元親を待っているのだなぁ・・・というのが伝わってきます。ただ約束はしていなかったようで。
元親を待たずに帰ろうとする夏生を知羽さんは呼び止めます。
「少し雨宿りしない?」
二人でパフェと食べながら話ていると、知羽さんの方から先日春ちゃんと飲んだのだと話し始めます。
春ちゃんの事(家庭のこと)を知羽さんの口から聞かされ、自分が言われた事と重ねていく夏生。
「寺島くん栗栖くんの話になるといつもすごく楽しそうにするから 仲いいんだなぁって」
「・・・」
そして、知羽さんは・・・その飲んだ日の途中から春ちゃんの様子が少しおかしかったのだと気にします。
「もしかして具合でも悪くしたのかなって あのあと大丈夫だったのかなって思ったんだけど」
「思ったんなら個人的に連絡して聞けば・・・いいんだけどね・・・」
とちょっと歯切れが悪い。
すると夏生は「いっこだけ聞いていいか?」と知羽さんに言います。
なぜ春ちゃんだけ飲みに誘ったのかと。
「その心は」
知羽さんは、奥さんの事を春ちゃんだけ知らないというのが気にかかってたようです。
「それだけで 特に深い意味はなかったんだよ」
「そっか」
う~ん。・・・知羽さんはもしかしたら春ちゃんの気持ちに気づいてるのかもしれませんね。
これ彼氏?
元親の場面。お兄さんからメールがあり、やりとりをしていると・・・夏生からもメールが入ってきます。
東京タワーにいるから、元親も来いというような内容でした。
ここで春ちゃんの場面に変わります。
春ちゃんは・・・ゲイバーで知らない男性と知り合い、どこかへ一緒に行こうとしていました。
ガシっ
そんな春ちゃんの肩を栗栖が掴みます。
「これ彼氏? 知羽さんは?」
まさかの場所で会ったのと、急に知羽さんの名前が出てきたのでかなり動揺する春ちゃん。
なんか・・・自暴自棄になってるようです。
こんな行動はしてるけど、本当は知羽さんの事もよくない、夏生にも酷いことを言ってしまったと心が追いついてない感じ。
栗栖の前でわぁぁぁと泣いてしまいます。
解決したら話す
東京タワーにやってきた元親。夏生に呼ばれたら行くっていうのがいいですよね(≧∇≦*)
「なにかあった?」
「あった」
でも、今話してしまうと自己嫌悪でたまらなくなると話す夏生。
「解決したら話す・・・から ちょっとだけ待ってて」
元親は、夏生の手に少しふれ「うん」と返します。
無理矢理に聞かない元親。。。すごくいいですよね。
二人は違う話をし始めるのですが、ここで思い出したかのように夏生は、実家を売ることになったと話し始めます。
「・・・思い出もあるっちゃあるけど 場所が無くなったってそれもなくなるわけじゃねーし」
でも少し寂しい気持ちはすると。
栗栖は尾行してた!?
どうして栗栖があの場所にいたのか、ということなのですが・・・春ちゃんを尾行していたようです笑
夏生と言い合いしてたのも見ていたらしく、その後に春ちゃんがふらふらと歩き出したので気になってつけたみたい。
「そんでさっきの人彼氏なの」
「・・・違う」
「え でもホテル」
付き合ってなくてもそのくらいするという春ちゃん。。。ええぇぇぇ・・・春ちゃん・・・・(T^T)
栗栖も意外そうな顔で彼を見ます。
「そういうのよくあるの」
「うるさいな・・ゲイ・・・だったら まあまあ普通なんだよ・・」
「つーか 知羽さんは?もういいの?」
春ちゃんは、知羽さんに奥さんがいてすでに亡くなっていたのだと栗栖に話します。
でも栗栖は特に驚くこともなく「そっか」と。
「でも別に振られてはないよな?奥さんの話聞いただけで」
「えっ」
それならば嘆くこともなくない?とポジティブ栗栖!
「いま相手がいるってわけじゃないんだし」
無理ってハッキリ言われたわけでもないし、知羽さんは同性アレコレは一切気にしてないって言ってたし、がんばらないの????と。
このポジティブさに引っ張られたのか、春ちゃんはうだうだ悩んでるのがアホみたいに思えてくる・・・と気が抜けたよう。
「夏生ともちゃんとちゃんと話せば?イヤだろこのまま気まずいの」
「・・・イヤ」
夏生とは話したくないと言う春ちゃん。酷いことを言ってしまったから会わせる顔がないと言います。
「じゃぁもう一生会わない?」
「いや!!!!」
こういうのは日数を置いたら駄目だから、ちゃんと話しに行こうと栗栖は言います。うんうん・・・栗栖なかなかいいこと言いますね!
夏生の方は元親に任せておけばおっけーなので、春ちゃんが浮上して良かったです★
栗栖から夏生に電話。二人(春ちゃんと夏生)は会うことになります。
恋人だよ
東京タワーに着いた栗栖と春ちゃん。
二人を残し、栗栖は元親と一緒に別場所へ移動します。
栗栖は・・・夏生から何も聞いてない元親に少し驚くけれど、事情を説明。
「ケンカ?春ちゃんと?」
「そ まか詳細はきっとあとで夏生から聞くだろうか省くけど」
「・・・・」
「どうしたの?」
「夏生が友達とケンカかって」
「なんか・・・嬉しそう?」
嬉しいのかな?と口にする元親に、栗栖はなんだか時々夏生のお父さんみたいだよなと口にします。
元親はそう言われて「恋人だよ」と・・・。
まとめ
次話は春ちゃん夏生の仲直りエピ&実家帰省でしょうか。
ちょっと春ちゃんが拗れちゃって、めんどくさいなぁ・・・・(~_~;)と思いながら読んでしまいました笑
かわいいのですけどね!言ってることもわかるし、自分の事を隠しながら生きてきた春ちゃんにとって夏生は眩しいのですよね。
彼は諦めクセがついてしまってるのかな?と思いました。
知羽さんの事だって衝撃的だったでしょうし。
栗栖がいてくれて本当に良かったです。
栗栖なかなかナイス!でしたね!あのポジティブさは嫌いじゃないので、読んでてスカっとしました(*^_^*)
もっともっと拗れてたかもしれないから、早く解決しようよ!っていうスタンスすごく好きです。
どちらかというと・・・春ちゃんと栗栖が相性的には良いのかなとも思えますね・・・。栗栖女の子好きだけど!
知羽さんに対する恋はどうなるのかはわかりませんが、上手くいくにしてもいかないにしても・・・ステップアップできる恋になりますように。
あとは、なんとなく二人の実家帰省が大きなエピになるような気がします。
元親が皆に夏生を恋人だって紹介するのかな?と。
ちょっとドキドキしますね。
次話はCab vol.68に掲載予定です。毎号読めるのはほんとありがたい(T^T)次号は秋山くんも掲載あるみたいなので楽しみです!
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