ディアプラス7月号掲載、志水ゆきさんの【花鳥風月】70話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の70話は【花鳥風月9巻】に収録予定です。
発売される前からドキドキワクワク。待ち遠しかった花鳥風月70話!楽しみにしてました~。
大塚さん。。。もう出てこなくてあっさり幕引きでした。少しここは消化不良。でも長引かせるようなエピでもなかったのかな。。。
天城さんも可哀想だけれど、他の人と幸せになって欲しいですね。あと、前話で色々と気になる!あれ!?ってところはあったのですが・・・
あまり深くは考えない方がよさそう。さらっと流します(*^_^*)
花鳥風月 70話/ディアプラス7月号
掲載P数 | 20P |
満足度 | |
この雑誌をよむ |
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 大塚さんは天城さんに別れを告げる
- 結局大塚の面倒は。。。実質吉利谷が見ることに!?
- 吉利谷が平岡組に入った経緯がわかる
- 財前の思いにキュン♡次話が楽しみすぎる!
【ネタバレ注意】花鳥風月9巻70話 感想
今回はその後のダイジェストみたいな展開でした。
もう少し大塚さんの事が出てくるかな?と思ってたのですが。。。ここはあっさりフェードアウト。吉利谷の口から語られるのみ。
なんだか・・・急に終わりが見えてきてちょっと寂しくなったり。
先生のコメントで次回両思いエッチとかいてあったので・・・嬉しいやら寂しいやらです~(T^T)
二人はどんなエロになるんでしょうね。。。財前DT説を証明してくれるのでは!?と期待してます!←そこ!?
いやいや。。。財前がDTじゃなかったら泣く。今からほんと楽しみです!!!
前半部分は少し端折りますね!途中から!
大塚さんと天城さん
事務所にカツカツと荒々しく登場した天城さん。
「おはよう!」
「お・・おはようございます・・・」
火弦もたじろいでしまうくらい。
彼女は財前にばっと自分のスマホを見せます。それは・・・大塚さんからのお別れメールでした。
一方的に別れを切り出された天城さん。大塚さんはわざと嫌われるような設定で別れを切り出しているので。。。彼女がもう大塚さんを追うことはないのかなと思います。
結婚も考えてるといってた彼女。。。悲しむのかなと思っていたのですが、大塚さんからのメール内容がスゴイので・・・
それに連絡しても着信拒否、家にももういなかったと言います。
悲しむというよりは怒りが勝っていたのかなと。
ただ彼女はすごく逞しいですね!
財前と飲みながら愚痴っています。
「みぞおちにグーパンめり込ませたい~脳天にネリチャギきめてやりたい~~~っ」
ネリチャギって何?って思って調べてみました(笑)
テコンドーの技なのかぁ・・・・テコンドー知らないから全くイメージわきませんでした( ̄。 ̄;)ひとつ勉強になりましたヨ。
空手でいう、かかと落としのことなのですね!
財前は荒れた天城さんに最後まで付き合います。
天城さんに送られたメールは別れるための方便で嘘だと感じる財前。
そのメールは自分の意志でなのか、それとも書かされたのか・・・その後の大塚さんがどうなっているのかもわからないと。
あれから吉利谷から連絡もないようです。
何も出てこなかった
彼女を見送った後、財前に吉利谷から連絡が入ります。
「今日連絡が来なかったらお前の事務所に押しかけるところだったぞ 吉利谷」
その後、財前の家で会う二人。
「何か飲むか?」
「ビール買ってきた」
お風呂に入ったのか。。。と良い匂いの財前をくんくん嗅ぐ吉利谷♡
財前は飲みながら単刀直入に吉利谷に尋ねます。
「殺したりしてないよな?」
「ん? ああ大塚か」
大塚は・・・生きていると言います。
結局は彼の借金は平岡組で肩代わりすることに。
家の土地を買い上げて建物ごと借金返済に充てたという。
「俺とお前に対する慰謝料分は 海外で稼いで来てもらうことになった」
吉利谷は、話にあった庭についても語り始めます。
土地を処分するために念のために庭を掘り起こしたと。
「何も出てこなかった」
ここは端折ったのですが、冒頭で火弦と丹羽っちが庭を掘り起こしていて、吉利谷に連絡してる場面しか描かれてません。
なんとなく雰囲気では何か出てきたような感じではあったのですが・・・謎のままですね!
財前は、吉利谷が何もでてこなかったと言うのであれば、それが本当でも嘘でもそのまま信じることに。
吉利谷は、大塚のものはすべて処分したけれど、母親の遺骨までは処分するのは忍びなかったと言います。
「墓を建てて納めることにした」
お墓を新しく買ってそこに納めたのだそうです。
吉利谷家の墓地がどこだかもわからなかったからという吉利谷。。。でもこういうところは吉利谷の良いところですね・・・ちゃんとお墓をたててあげるなんて。
もし!もしお父さんも見つかっているならば・・・大塚の母の願い通り一緒に納めてあげてるのではないかなと思いました。
その話を聞きながら、財前は・・・曜明さんから聞かされた、吉利谷が平岡組に入った経緯を思い出していました。
吉利谷が平岡組に入った理由
ここは曜明さんと財前の会話の回想部分。
高校卒業と同時に吉利谷は家を出たのだそう。
そして自活していたという。
「兄貴の持ってる店でバイトを始めて二年経った頃」
「吉利谷は縁を切ったはずの父親と偶然再会した」
吉利谷の父はヤミ金業者の人達に捕まってたようです。そこで・・・再会した吉利谷に助けを求めました。
助けに入った吉利谷。
でも父親は・・・助けに入った彼を置いて逃げてしまったようです。
ヤミ金業者は吉利谷をボコボコにし、さらには逃げた父親の代わりに借金返済を吉利谷に迫ります。
「正しくは吉利谷の後ろにある平岡組にだ」
当時、吉利谷は組に入る気もなかったようなのですが・・・
実際には克也さんのお店でバイトもしてたし出入りしているので。。平岡組の者に見えたのだそう。
ヤミ金業者は平岡組を潰す火種になればそれでいいと、吉利谷を利用しようとしたみたいですね。
そんな吉利谷の危機の時・・・克也さんは彼のために単身乗り込んでいったらしい。
克也さんの「見捨てない」がここで発揮されたということでしょうか。
その言葉と克也さんの行動が吉利谷の中で何かを変えたのだと思います。吉利谷にはどれだけ魅力的にうつったか。。。
その話を聞きながら財前は・・・
それで恩義を感じて組に入ったのか?と少し理解できないようでした。
(そんな理由で? ふざけるな!!!)
(どいつもこいつも平岡克也をカリスマのように語るが)
(俺からみれば分別のないただのヤクザ者だ)
吉利谷が人の道を外れてまで尽くすに値する男だったのか!?と。
まぁ・・・財前の気持ちもわからないでもないです。でも・・・吉利谷のおかれてきた状況を考えると、自分を見捨てないでくれた人というのはすごく大きかったのだろうと思います。
実際、吉利谷は・・・その後は克也さんの特別になりたいと必死になってますしね。
ただ財前からしてみれば、確かにそれで吉利谷は助けられただろうけれど、他にも方法があったはずだと感じるのも理解できる。。。。
(俺ならもっと・・・俺が)
(助けてやりたかったー)
吉利谷を抱きしめる財前。(ここで回想が終わって現在に戻ります)
あの世でも一緒に
「墓は大塚親子にくれてやれ」
吉利谷を抱きしめながら財前は言います。
吉利谷は財前家の墓に入ればいいし、二人きりがいいなら新しく建ててやると。
「あの世でも一緒にいてくれんの?」
「天国でも地獄でも お前を看取って後から行くから」
俺が行くまでうろちょろせずにいい子で待ってろよと財前が言い・・・キスをする二人。
いよいよ次話では待ってました~のエロ突入です!!!!
まとめ
短かったけれど、すごくワクワクするような70話ラスト!
財前のちょっと嫉妬にも似た感情に・・・キャ(≧∇≦*)ってなりました。本当はけっこう独占欲強いのでは!?と。
吉利谷もこれだけ財前に愛されて幸せでしょうね!
それにしても・・・吉利谷父はとんでもない男でしたね( ̄。 ̄;)
いくら血が繋がっていないとはいえ、息子として育てたのにああも非情になれるものなのでしょうか。
そのくせ、大塚親子には借金があるからと別れようと情も見せたり。
なんだかな~です。
だからなのか・・・財前の「墓は大塚親子にくれてやれ」にはギュっとなりました。
俺がお前の家族だ!みたいな感じで凄く好きなセリフです。
次話はどんな感じになるのかすごく楽しみですね!
ということで!第70話のネタバレ感想でした。
電子書籍
ディアプラスの紙・電子・ラインナップなどはこちら。
【BL雑誌】ディアプラス 最新情報/電子配信・ラインナップ
続きを見る