ルチル9月号掲載、日高ショーコさんの【アンチロマンス】第10話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の10話は【アンチロマンス2巻】に収録予定です。
前回の2巻その後(ルチル3月号)は10話として掲載されていたのですが、コミックスでの9話がなくなってしまうため恐らく今回修正が入ったのだろうと思います。
前回の10話が実質9話、今回が10話としてお話が進んでいくと思うので同じようにあれ?と思った方がいらっしゃったら・・・・多分上記の理由だと思います!
2巻その後の9話はこちら
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アンチロマンス2巻-10話 ルチル9月号
掲載P数 | 23P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 柿谷が周防を押し倒した後のこと
- キスまではいけるけれど、その先は拒否されて・・・
- もしかしたら次は数年後まで飛ぶかもしれない
ガッツリネタバレいらない!ちょっとだけのあらすじ・流れが読みたい!という人はこちらをどうぞ★
>>> アンチロマンス10話・あらすじちょこっとネタバレ感想(BLメモリー)
【ネタバレ注意】アンチロマンス2巻10話 感想
まず、最初読んだ時にもしかしたら・・・次は数年後に飛んでるんじゃないの!?と思いました。
というのも・・・ラストの柿谷の雰囲気が違う。
そして・・・今までのお話が回想だった・・・とうい雰囲気を匂わせて終わってます。
気になる・・・気になるけどここからキュン♥な展開の二人ではなくもしかしたらギュギュっと切なさを含んだけっこう厳しい展開になっていくのかもしれない。
なんといっても「全部終わりました」という言葉と少しダークな印象をもつ柿谷がそれを物語ってる。
でもなんとなくだけれど、これからは周防のターンになるのかもしれませんね。周防が変わらなければ柿谷も変わらない、そう思える展開でした。
今回は扉絵もおもしろかったですね。それぞれが誰かと連絡をとってる。きっと・・・➨がそれぞれあるのでしょうが考えるだけで面白いなって思ってしまいました。
周防➨柿谷、店長➨准一さんだったら面白いけれど、たぶん御園さん。戸和田さんは准一さんかなぁ!?
店長と准一さんとかもしあったらすごく面白そうなのですけどね!でも准一さん攻っぽいしなぁ・・・・と一人妄想の旅で出てしまいまして( ̄。 ̄;)戻ってくるのに時間がかかりました。
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/05/9aedd229506c584a1b54354ec3d56391.png" name=""]いつものことだけどね![/lnvoicel]
期待してた戸和田さんと准一サンはもうきっぱり終わってるようなことを先生がツイートされてたので先はないだろうなぁ・・・と。
皆それぞれ口が開いてるのに、両端二人が口をつぐんでいるのは面白いなぁと思いながら扉絵みてました(*^_^*)
では早速!
なんでこんなに余裕あるんだよ
「周防」
柿谷からそう呼ばれて戸惑いながらも目を合わせる周防。
そしてまたキスをしようとするのですが・・・眼鏡がジャマします。
「ちょ・・メガネ外せよ」
周防は柿谷にキスされながら色々と考えてしまいます。
どうして柿谷はこんなに余裕があるのか、でもキスは嫌いではないと。
ただ・・・柿谷のT子が硬いことに気付いて・・・・
柿谷も周防が硬くなってるのかどうかと触れるのですが・・・周防は思わず払いのけてしまいます。
「・・・・それ・・・やめろよ」
拒否された柿谷はここで何かのスイッチが入った感じがしました。
周防に対して「また逃げるんだ?」と。
「ちがう 話きけよ俺は」
やっぱりまだそこまではムリだと口にした周防に・・・柿谷は「決めろって言った!!」と詰め寄ります。
何も言わない周防。
「・・・結局 お前は俺に任せるだけなんだよな」
柿谷は、俺だけが一人盛り上がって欲情して、周防はそれに合わせるだけだと・・・。
周防が思ってるほど、俺は優しくないといって立ち上がってしまいます。
「おい 亮!ちょっと・・・待って亮・・・」
「話しかけんな」
そう言って柿谷は浴室へ。
また明日・・今度話そ
シャワーを浴びながら先ほどの熱を沈め・・・同時に涙してる柿谷がなんとも切ない。
ここは無言コマで描かれていて、「うううー・・」と泣くときの声が漏れるだけ。このときすごく柿谷の色々なものが崩れていったのかなって思えるほどの切なさでした。
周防は・・・最初は浴室の前に座っていたんですよね。
きっと・・・話をしようと思って。
でも結局は(また明日・・今度話そ・・・)と立ち上がってどこかへ行ってしまいます。
これが二人の関係が終わる合図だったのかもしれない。
6年間一緒に過ごしてきて、相手のことがわかるからこそ・・・これでは変わらないと思ったのかもしれませんね。
シャワーを終えた柿谷は・・・メガネからコンタクトへ変えようと思っていました。この辺りも変化の表れかな。
ここから場面が変わります。
「ーで?それからどうなったの?」
そう話すのは准一さん。
そこにはメガネをはずした・・・ちょっと影を背負ってるような・・・イケメン柿谷が。
「もう 全部終わりました」
まとめ
短かったのですけど、なんかけっこうな衝撃でした。
周防大好きが伝わってくるような・・・かわいい柿谷だったのにラストの柿谷は全然違う!
あの時柿谷にもう少しだけ・・周防の気持ちを察する余裕があればとか、あの時周防がちゃんと逃げずに話を進めていたら・・・とか色々と思うコトはあるけれど、結局今のままでは変わらないということなのでしょうね。それを終わらせたのが今回だったのかなって思います。
6年は長すぎた、そう何度も何度も今まで出てきてたのですよね。
一緒にいる時間が長すぎて、実は色々なことが妨げになっていたのではないかと思います。
いつでも話せる、いつでも誤解は解ける・・・帰ったらいるから一緒にいるということに対して努力などいらないわけで。
もし今回の件があって、二人が離れているのならば・・・ここで周防の気持ちもはっきりするのかもしれませんね。
今までは自分がふらふらしていても結局は柿谷が待ってる状況だったから、その状況がガラリと変わってしまったらさすがに気付くのでは!?と。
心配なのは柿谷の方。
投げやりな遊び人になってなければいいのですけど。
雰囲気的にちょっと垢抜けてしまってるので気になってしまいました。戸和田さんと准一さんが二人をイイ方向へ導いてくれたらいいのですけどね(T^T)
二人の関係が一度終わって、これから再スタートだとしたら・・・まだまだこれから!という感じなのかなって思います。
周防がどんな感じになっていくのかも今後の楽しみ。
柿谷に関しては・・・今までの一途さを考えたら、また必ず周防の元に戻ってくるとは思ってます。
そこに至るまではまだもう少しすれ違いとかあるかもしれませんが・・・それを乗り越えた時、前よりももっと周防のことが大好きな柿谷になってて欲しいです。
やっぱり溺愛攻がいいなぁ~~。
ということで!!!9話から10話までは少し空きましたが、次話の11話はルチル11月号で読める予定です♥
楽しみだけどドキドキ。柿谷がどうなってるのかすごく気になります(T^T)
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