イァハーツ2021年11月号掲載、ヨネダコウさんの【囀る鳥は羽ばたかない8巻46話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
ラスト井波の登場で若干いや~な予感もした45話。。。今回はどんな展開になっているのかしらと思って読んだのですが。。。衝撃的すぎてがびーん。
動揺が隠せないです。最初は何が起こったのかうまく理解できなかったのでちょっと時間かかってしまいました(^_^;)
囀る鳥は羽ばたかない 46話/イァハーツ11月号
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 百目鬼が矢代を拉致
- 矢代の部屋でまさかの展開
- 乙女な矢代に泣ける
【ネタバレ注意】囀る鳥は羽ばたかない8巻56話 あらすじ・感想
いやいやいやいや・・・夢でも見ているのでしょうか(^_^;)
百目鬼と矢代のある意味力関係が逆転するとか誰が想像してました!?こんなの百目鬼じゃない(T^T)と最初は思いましたが・・・
『節操ない』百目鬼の内側が知りたい~!必死に自制していたのかな!?なんてそれぞれの内側を妄想する事で楽しめた回だったかなと思います。・
状況的にはあまりよくはないですが、悪くもない?と個人的に。
乙女な感じが出て来る矢代にはちょっと切なくなりますが、これも仕方ないですよね。矢代にとっても4年間の百目鬼は想像でしかわからないのですから(T^T)
百目鬼は百目鬼で、やはり彼も矢代の4年間を自分の想像でつくりあげていますしね。同じですよね二人とも。
いやぁ~でもでも・・・百目鬼はやや暴走ぎみだったのでは!?
塩対応ぎみの百目鬼も良いと言えばいいのですけど・・・・でもねぇ、百目鬼はこれじゃない感があるのですよ。
矢代の部屋を出て行ったあとの百目鬼が実は興奮してたみたいな描写が次にあればいいのですけどね(●´∀`●)←勝手に妄想で補完してこんな感じになってマス。
では早速本編へ。
あ、前回あんな登場した井波なのですけど・・・今回出てきませんでした(笑)
ポツリと残された井波を想像するだけで・・面白すぎます~|(≧∇≦*)
百目鬼が矢代を拉致!?
『じゃぁかまわないですよね あいつじゃなくても』
そう言ってやや抵抗する矢代を連れてマンション内へ入っていく百目鬼。
エレベーターの中での矢代の妄想に・・・一瞬ドキっとしてしまいました。同時に・・・妄想かぁ⤵⤵⤵とガッカリも(≧∇≦*)
そんな事を考えていたの!?と読んだ人は興奮するかも!?しれません。
矢代が玄関を開けようとするときですが、気になる描写がありました。
鍵穴に鍵をうまく入れられないのですよね。ここでもしかしたら、百目鬼が矢代の不調に何かしら気付く可能性のあるのではないかと。
桜一家でも浴室の取っ手がうまく掴めなかったのと、今回の件など含め・・・百目鬼が目の事を気付くのも時間の問題になってきたかもしれませんね。
玄関に入るとすぐさま『ベッドどこですか』と口にする百目鬼。。。
もう!そんなに我慢できないの!?と思ったワタクシ・・・でもその興奮は・・・読み終わった後はちょっとショボン・・・
矢代の部屋でまさかの展開
ベッドへ直行の二人。でも、矢代はスーツを脱ごうとはしません。
『脱がないんですか?』
『服とかどーでもいいわ やりたきゃさっさとやれよ』
『俺では不足ですか?』
俺にだって選ぶ権利はあると言う矢代。
それに対し百目鬼は・・・ちょっと嫌味混じりな事を口にします(^_^;)
なんでしょうね、以前とは違ってどう見ても主導権が百目鬼なんです。でもね~二人のやり取りはちょっと考えさせられましたヨ。
昔から勝手なのは知ってるだろう?という矢代に対し、知ってると答える百目鬼。
『少しも変わらなくて苛々します』
まず苛々する、と発したことに驚き。そして、【そうかそうか、好きだった時の矢代と少しも変わっていないのか】(≧∇≦*)なんて考えながら萌えました。
まぁ、百目鬼が思っている『昔と変わっていない』というのは勝手さもそうですが、性の方でもという意味合いもあるのかもしれませんけども。
でも、少しも変わらなくて苛々します、という言葉は『俺には全部綺麗に見えるんです』の矢代のままだという事にもなるのかなぁ・・・なんて。
【勝手】だ、という事に言葉はかかっているけれどそれ以上の意味合いを含んでいるよういに思います。
ここからが驚きの連続でした。
すごい場面を先生・・・入れてきましたね(゚ロ゚屮)屮
てっきり・・百目鬼と矢代が合体するかと思っていたのですが、二度目の合体は1度目同様、大きな意味合いを持つのだろうと思います。それは今じゃないのでしょうね。
今回は合体することはなく、百目鬼が矢代の処理を・・・という展開でした。
ここの場面ですけど・・・手袋を口で取るとかエロすぎでしょ百目鬼~~~~~~~~~~!!!と吠えそうになりました(笑)
乙女な矢代にぎゅっとなる
矢代はね、百目鬼が以前とは違うことにはっとするの。抱き方が変わった!?!?的な感じですね。
それを察知した矢代は、この4年の間に百目鬼が女と寝ていたのだろうと思ってしまいます。
(こいつ)
(前と違う)
(女か)
そう思った矢代は百目鬼が女性を抱いている場面を想像し、自分でも驚くほど一気に興奮してしまいます。
こんな簡単なことで・・・と矢代も思う程、すぐさま達してしまうんですね。
そういえば・・・2巻でも百目鬼が女性を抱いているのを妄想して感じてましたよね。。。
この箇所では(前と違う)と思っているのが個人的萌えポイント。
4年経って顔は思い出せないくらいになっていたのに、再会して4年前の記憶が一気に戻ってきたような!?。
矢代にとっては大勢の一人かもしれない百目鬼ではあるものの、この(前と違う)と感じた部分を読んでやはり特別な相手なのだろうなと思わずにはいられません。
『溜まってたんですか?』
『・・・なわけねーだろ』
『そうですね』
その後ですよ・・・ホントに矢代かな!?!?って思ってしまいました。
『・・・っお前こそ随分お盛んなことで』
『何のことです?』
『女だ女 いるんだろ?』『さすがに』
このセリフを言っているときの矢代の表情に注目ですよ。これ絶対・・・ドキドキしながら聞いているだろうなって思ってしまいます。
そうだ、と言われたら簡単に傷つくのに確かめたくて聞いてしまうような・・・。
百目鬼も百目鬼なの。
『よく気づきますね』
この嘘つき~~!!!!知ってるんだからね。綱川に付き合ってる女は?と聞かれて『いません』と答えてるの!!!(7巻37話)
そして『お前みてぇなのはその辺の女で済まさねぇだろ』と言われてるから、適当に女の人と寝ているとも考えられない。
それに加え『自分で処理してます 節操が無いので』言ってたから、それを総合して考えると・・・
百目鬼はもっぱら自分で創りあげた矢代で処理していたハズ!!!!!
それにカミソリさん(神谷)だって彼女はいない、と言っているから女の影は全くと言っていいほどないだろうから、なぜ百目鬼はここで女がいるっぽい話し方をしたのでしょうね。
あからさまに落ち込んでる矢代を見ると胸が痛くなりましたヨ。
『終わったんなら帰れよ』と言われたのにまだ続ける百目鬼は・・・鬼畜か!(嘘です(≧∇≦*))
今回は本当に切ない絡みでした。。。
1回目はすぐに達したので2回目に突入するのですが・・・
『縛りましょうか 好きでしたよね』って(^_^;)百目鬼のセリフがいちいち悲しい・・・
『さけんなっ』
ってさすがの矢代も言ってますけど、皆さん気付いてます?
どう考えても以前の矢代ではないですよね。
縛るなんてワードでたら喜びそうなのに、怒ってるの。むしろ百目鬼にそのような事を言われて相当イラっとしてるようです。
『こんな格好させて これ以上縛んのかよ』
↑どんな格好させられてるかは是非先生の絵でチェックしてみてくださいね♥
個人的には・・・今までの矢代を考えたら随分とマイルドだと思います(●´∀`●)
ものすごい格好を想像したそこのアナタ。。。大好きですヨ♥
これからしばらくは百目鬼とだけ?
終わったあと、矢代の背中に触れようとしている百目鬼・・・でも触れないのですけど。
くぅぅぅぅほんとこの二人不器用でたまらない。
今回は本当に矢代に奉仕しただけで終わりなんですよね。
『帰ります ウチと仕事してる間は俺で我慢して下さい』
『ーは?何言ってんだ入れてもねーくせに』
ここで百目鬼が井波について言及しています。
井波に会って情報を流す気だったのだろう?それとも一切の利害関係なく会っているのか?と。
『・・・そこはお前に関係ねーだろ』
『そうですね』
百目鬼は、矢代に対し言います。首を突っ込むならば代償が必要、あなたにとって些細な話だろうけどウチにとっては大事だと。
要は警察に情報は流すなよ、という事なのでしょうね。今回の件は桜一家にとっては面子をかけた戦いにもなりそうですからね。矢代と桜一家では重要さが違うのですね。
面倒ならばお金で引いてくださいと言い、百目鬼は部屋を出て行ってしまいました。
出て行ったあとの矢代が切ない(T^T)
本当に笑っていて震えていたのかしら。今回の状況をうまく処理できてないようにも感じました。
ラストの『笑える』はどういう意味なのでしょうね。
感想
百目鬼と矢代の関係は本当に変わってしまったのでしょうか・・・(T^T)
百目鬼と矢代の絡みはテンションMAXになりそうなものなのに、何故か淡々としていて切なささえ感じられるものでした。
でも思いました・・・4年の間に矢代の身体に変化が起きているのではないかなと。
それと以前の矢代であればうまくかわせそうな会話も、百目鬼に言われたらムっとなってるのが可愛いなって。
百目鬼に節操ないように思われるのがすごく嫌なのだろうな・・・と個人的には感じてしまうのですが、皆さんはどう思います?
そしてラストの『笑える』がすごく印象的だったのですが、この『笑える』は何に対してなのかな・・・って考えました。
これはちょっといつものように長くなりそうだから(妄想も入るので(^_^;))また別記事に書きたいと思います。
あとは、矢代が百目鬼の性事情?を聞いてきたことには驚きました。
『・・・っお前こそ随分とお盛んなことで』ってね、、、気になってしまうのですよね百目鬼の事は。
いつも少し動揺しているときは『・・・っ』って小さい『っ』が入るような気もします。あとで確かめてみようかな~と考え中(●´∀`●)
それと、百目鬼が女性を抱いているのを想像して達した矢代が(嘘だろ)(こんな簡単なことで)と思っている部分があるのですが、この箇所でも矢代インポ説・・・・本当にあるような気がしてきました。
(嘘だろ)(こんな簡単なことで)から一気に達しているのが意味深すぎます。
百目鬼との絡みはやはり特別なのか!?という雰囲気ですよね。
もう1つ気になった事は、百目鬼が『ウチ』と桜一家の事を言っていたこと。ここが強調されていることが気になりました。
捨てたのは矢代ではあるのですが、百目鬼が桜一家を『ウチ』と表現すればするほど壁ができるような気がするのですよね。。。
難しい~。
またじっくりと考えて、考察なり感想は別記事で書きたいと思っています。
ということで、今回も長々・・・でしたがこんな感じでした。
印象的にはなんでしょうね、矢代は4年前から『何か』が変化したのだろうなぁと。井波との関係が気になる所ですが、もしかしたら本当に・・・本当に百目鬼の言葉を守ってきたのかもしれない。
百目鬼もいつ本音が出るのかしら(T^T)
今回はこんな感じではあったのですが、百目鬼が矢代の事を忘れるとか好きじゃ無くなるなんてことはないと思うので、いつ仮面が剥がれるのか楽しみです。
と色々考えてたらまたダラダラ書きそうなので、今回は一旦ここで終わります☆