イァハーツ2022年7月号より連載スタート!【スモーキーネクター】スピンオフ、【ドメスティックビースト 1話】のネタバレあり感想になります。
雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話は【ドメスティックビースト】に収録予定です。
はじまりましたね。スピンオフですが、スモーキーネクターがピュアな恋だったのに比べ、今回はちょっと2人ともクセがある感じ。
執着系か・・・なんでしょうか。気になったので記事にしてみました。
蔵持桜次郎と、彼を預かることになる大庭壱真のお話。桜次郎に関しては【スモーキーネクター】を読むとちょこっとわかるかも。
ドメスティックビースト 1話/イァハーツ2022年7月号
【ネタバレ注意】ドメスティックビースト1話 あらすじ・感想
3分でわかる★ドメスティックビースト1話 あらすじ
桜次郎が日本に戻ってきた所から話が始まる。
また家に戻れると思っていた桜次郎だが、犯罪者を蔵持本家に置いておくことはできないと父親から出て行けと言われる。
桜次郎は貴重なバイターであるが、桜次郎の兄・慶崇が婚約したのでバイターを継ぐ血縁は確保できたのでお払い箱らしい。
父親に罵倒され、近づこうとした桜次郎は、足首に着けられた抑制器によって動きを止められてしまう。
ここで兄の慶崇が登場。彼から、今後桜次郎を預かるのは大庭家だと言われる。
管理者は大庭家長男の壱真(いっしん)。
彼から桜次郎に埋め込まれた抑制器の事を教えられる。
管理者から一定距離離れられない、勝手な行動、バイターの力を発揮する、繁殖期など、特定条件で作動するようになっているらしい。
桜次郎が連れて来られたのは、大庭家ではなく壱真個人の家。管理を壱真が1人ですると知った桜次郎は、歩いて離れようとすると、すぐさま抑制器が作動。
壱真に抱えられながらマンションに入る桜次郎は、家に従順な彼をつまらないと感じるのだった。
マンションでの生活は規則正しい。教育プログラムを受け、昼は冷蔵庫にあるものを食べ、夕食は壱真と。
壱真と食事をするのは息が詰まると漏らす桜次郎。
文句ひとつ言わない彼は、分家どころか奴隷みたいだと嫌味を言うが・・・・
俺は本来ペットは連れ歩きたい方なんだ、と言ったのは壱真だった。夕方くらいは一緒に取ってやらないと一日中1人さみしく留守番は可哀想だろう?と言う彼に、桜次郎は思わず拳をあげる。
『・・・こら』
そう壱真が言った途端に桜次郎の抑制器が作動する。桜次郎をペットのように扱う壱真は・・・・見せたことのない笑みを浮かべていて!?
ドメスティックビースト1話 ネタバレ感想
今回は桜次郎の話か・・・とビックリ。スピンオフでまさか彼が来るとは思わなかったので・・・。
でも『スモーキーネクター』で登場したときの桜次郎の方がオトナっぽく感じるのは気のせい!?
今回はなんかまるっこい気がするのですよね。
桜次郎もたいがい屈折してるなぁと思ったのですが、意外に壱真もクセある。
そんな2人はスモーキーネクターのようにピュアさはないのかもしれないけど、それはそれで面白そう★
戻ってきた桜次郎
桜次郎は1巻で久藤さんの相手の女性を殺しているので犯罪者なのですよね。
そして彼は2年ほどイギリスで軟禁されてたようです。戻ってきてからも自由に出来るわけではなく、大庭家で管理されるという。
大庭家というのは蔵持家の分家だそうで。
すでに桜次郎は蔵持家のお荷物な感じになってますが。。。バイターでも桜次郎ってけっこう強そうというか、なんか怖い。
これからも何かやらかしそうなのですよね。
最初のページで桜次郎の方が壱真より強いというのがわかるし、そんな桜次郎を飼い慣らしたいと思ってる壱真が描かれていて。
過去に2人の間にそんな事があったのかな?と思って読み進めていたのですが、過去と未来とどっちの絵なのだろう!?
桜次郎が幼い感じがするから過去にあった出来事かな?と思って読んでたのですが・・・
(俺がどんなに力をつけようと 獣には敵わない)というのがあるので、もしかしたら未来の出来事!????と。
桜次郎は管理されるために足に抑制器がつけられているのですが、最初のほうはそれが作動すると身動きできない感じになっているの。
ただ・・・途中でこの抑制器に桜次郎の方がつきあってあげてる感があって・・・不気味なのよねぇ。
だから最初のページの桜次郎は、その時のものかもしれない。
バイターの力を侮ってる周りの人達にもう少しつきあってやってもいい、ってみたいなニュアンスで取れるような事も思ってるから、桜次郎がその気になればきっとこんな抑制器はどうにでもなるってことのような気がする。
父親の事も怖いと思ってる感じではないですし。
桜次郎って何からなにまで規格外なのかもしれない。慶崇(蔵持桜次郎・兄)は頭は切れるけど、力的には桜次郎の方があるのだろうな・・・。
とにかく今後は桜次郎の出方に要注目ですね。またアンナとみつるの前に現れるかもしれないですし。。。
桜次郎と壱真
壱真は大庭家の長男で彼が桜次郎の管理者となるのですが、、、寡黙な感じの男です。
桜次郎と壱真の関係は、本家と分家の関係もあるけど管理される側とする側。
桜次郎自身はバイターであることで優越感を持っているように思うし、それが彼の中ではヒエラルキー的にトップにいると思ってる感じ。
だから壱真が『今後は私があなたを監督します』と言えば『管理でしょ』と言い直す。
2人の関係性は読んでいると面白いなって思う。
桜次郎は結構なヤンチャさん。
そんな彼には、何も文句言わずに分家の役目をこなそうとする壱真が【つまらない】人間にうつるみたい。
なんでしょうね、桜次郎って家も何も自分達バイターのためにあるという考えが強いのかなって思う。
だからバイターである自分を大事にしない【家】に対しては、役目果たさない【家】なんかこっちから願い下げって考えに至るというか。
自分がどれだけ悪い事をしたのかとかわかっていないのよね。怖い怖い。
人のことはけっこう見下すのに、自分が下に見られるのはとっても嫌な男の子で幼さもあるなぁ・・・って思う。
分家どころか奴隷みたい、と壱真に言った時、壱真から俺は本来ペットは連れ歩きたい方なんだ、 夕食くらい一緒に摂ってやらないと一日中1人寂しくお留守番なんてかわいそうだろ?って言われたあとの行動がねぇ。
すぐ手がでるのね。本当に下に見られるのが大嫌いな子なんだと思う。
ということは・・・もしかしたらアンナにも仕返しに行くかもしれませんね。
アンナにボコボコにされてたから( ̄。 ̄;)そのくらいしそうって感じの幼稚さはあるなぁ・・・って読みながら思いました。
ちなみに。。。このときは壱真のチッチッチという言葉に反応するのか何なのか、抑制器が作動します。
そしてまたもペットのように扱う壱真。
『おすわりだ 桜次郎』
っていう時の壱真の優越感にまみれた顔!!!!
これはどっちもどっちな感じがする・・・飼い慣らしたい男と、何にも縛られたくない男。。。
飼い主になりたい男と、下に見られるのが大嫌いな男。
この辺りは2人の心理戦でも楽しくなりそうな予感~。
桜次郎・・・バイターでもけっこう規格外な男なのかもしれないなって思う。
ちょっと何するかわからない所があるから怖いですね。
壱真はそんな彼を飼い慣らしたいと思ってるわけで・・・最初のページが過去のものなのか、未来のものなのかでも変わってきそう。
未来のものであれば、ラストの壱真と桜次郎の関係が逆転するわけで。。。。
過去のものであれば、以前は無理だったけど今は。。。っていう展開になるし。
でも何となくあれは未来の出来事なのかなって思ったりする。桜次郎の絵柄が幼いからちょっとよくわからなくて困るけど( ̄。 ̄;)
一番スモーキーネクターで登場したときが大人びてますよね!?
あの頃の方が絵柄としては好きなのですが・・・あ、でも今の髪型、クロワッサンみたいで好きです。可愛い。
そういえば、壱真を見て思ったのですが・・・この2人だと壱真攻・桜次郎受になりそうでちょっとワクワク。
飼い慣らしたい、と思ってる壱真だから桜次郎を抱きたいと思っても不思議じゃないなぁと。
桜次郎はみつるの時は攻か・・・と思ったけど、そんな彼が受かも!?と思うと本当に楽しみ・・・・。
この2人は壱真受でも魅力的ですが。
どちらになるでしょうね(≧∇≦*)
楽しみです。
まとめ
今回の1話は、桜次郎が戻ってきた事、彼には変な行動をしないように抑制器が着けられており、大庭家長男の壱真に管理されること。
壱真はそんな桜次郎をペットのように扱いたいと思っているとうのがわかった回だったかな!?と。
桜次郎は今は力を潜めている感じなので、これからがちょっと不気味。
彼の行動だったり壱真の言動もこれから要チェックですね。
あとはいつも脇役ながら結構な存在感のある慶崇が、今回もどこで活躍するか。アンナみつるは出て来るのか・・・
楽しみです。
ということで!ドメスティックビースト1話の感想でした。
まぁ・・・タイトルからお察し・・という感じではありますね( ̄。 ̄;)
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