ダリア2023年4月号に掲載、りゆま加奈さんの【白鹿は愛を謳う 2話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
ゼスとルーイの息子であるサヤ。彼はずっとユルールと番になりたいと思っていました。
それを改めてユルールに伝えようとしたところ、ユルールはサヤの事を子供扱いします。そんなユルールに苛立ちを覚えたサヤは。。。
というのが1話の流れでした。
白鹿は愛を謳う 2話/ダリア4月号
感想は以下より。ネタバレ含みますのでご注意ください。
ダリア4月号はなぜかアマゾンも楽天ブックスも在庫なし状態なので、最寄りの書店か、通販ならばアニメイトでチェックしてみるといいと思います。
【ネタバレ注意】白鹿は愛を謳う 2話/あらすじ・感想
【狼の花嫁】のスピンオフ【白鹿は愛を謳う】の第2話です。ユルールとゼス・ルーイの子供サヤとの年の差あり、ちょっと切ないお話。
第2話では、こんな感じの内容になっています。
こんなカンジの流れになっています。
- ユルールから子供扱いされて逃げだしてしまったサヤ
- ユルールと両親の関係・さらにはユルールがルーイに想いを寄せているのでは?という噂があったという話を聞く
- 他の兄妹と歯違う髪の毛の色が嫌いだったサヤ。そんな髪の毛をユルールは好きだ都励ましてくれて・・・!?
- ユルールから国の外へいけることになったと話を聞いたサヤ。最初は喜ぶけれど、いつ戻ってくるかわからないと言われて・・・!?
- サヤはユルールの番になりたいと告白するが、ユルールの返事は・・・?
サヤの一途な想いとユルールの噂
サヤはなんていうか・・・内面もけっこうルーイに似てますよね。ユルールとの年の差はどのくらいなのかしら。。。
子供扱いされるのが嫌で逃げてきたサヤですが、ここでヤリア(乳母みたいな人???)に会い、どうしてユルールは番を持たないのか?と尋ねます。
彼女は長く王宮に仕えて来たけれど詳しくはしらないと言います。ですが、「噂」ということでゼスの番候補だった彼が今でもゼスのことを想っているのではないか?や、逆にルーイに想いを寄せているのでは?という話もあったのだと言います。
ゼスの噂の時にはまさか!ないない、みたいな反応だったサヤですが、ルーイとの噂に関しては・・・固まってしまいました。
思い当たる節があったようです。
昔、サヤが髪の毛の事で泣いていたときがありました。サヤだけ黒髪じゃないですもんね。
サヤはルーイの外見を色濃く継いだようです。
そんな彼にユルールは、サヤの髪もとても素敵で特別な髪の毛だと励ましたことがありました。ユルールはいつも彼の髪の毛の色が好きだと言ってくれてたようですが、それはもしかしたら母のことが好きだったから?と考えてしまいます。
まぁ・・・前作知ってると・・そうなんだよねぇ~って思ってしまうのですが、今でも好きかは・・・わかりません。
でも心を寄せた人の子が「特別」になってもおかしくはないなとも思います。三人子供がいて、サヤがルーイの髪の毛の色や瞳の色を受継いだとしてユルールがより優しくなるのもわかるなぁ~って思いました。
ただ、幼い頃には似ていた色ですが成長と共に変わってきたようで今ではルーイと同じというわけではないようです。
ユルールが国を離れてしまう!?
弟と話していたサヤですが、ここでユルールは話があるとサヤを訪ねて来ました。
その話というのが。。。国の外へ行けることになった、という事。この報告にサヤはすごく喜びます。
それはユルールの夢だと知っていたから。
「どのくらいの間行く予定なの?」
先ほどまで嬉しそうにしていたサヤですが、ユルールの表情を見て表情が曇っていきます。
ユルールの口からは・・・どれくらいになるかはわからない、と。どうやらユルールは1度外に出たらしばらくは戻って来ない気持ちでいるようです。
サヤは・・・ここで意を決して番になりたいと伝えました。この時の告白のシーン・・・サヤが可愛かったです。
今言わないと後悔する、って思って行動できる彼はすごく素敵。ウジウジばかりしてるかと思ってたのですが、そうではないなと(*^_^*)
でもユルールは・・・番にはなれないと言うの。
歳が離れすぎているし、国外に出たらいつ戻ってくるかもわからない。サヤには僕よりも見合った人がいるよと。。。
う~ん・・・この断り方!!!好きなのか、本当に心がないのかですよね(^_^;)
ユルールとしたらサヤの気持ちは一種の刷り込みみたいなものだと言う話ですが・・・サヤも勝手に決めつけられて可哀想。
ユルールの勘違いだと言わんばかりの言葉の連続に・・・思わずサヤは「母様の代わりでもいい・・っだから」って言ってしまうの。
どんな反応するのかな?と思ってたら・・・
この反応を見る限りはユルールはもうルーイへの気持ちは昇華されてそうだなぁ~って思いました。
ゼスもルーイもユルールの特別には変わりないでしょうが、ユルールは見守るだけでも満足そうですもんね。国外に出たいというのももしかしたら・・・
サヤがいつまで経っても番をみつけないからとか、ゼスのぼやきを聞いたからかも????しれないですしねえ。。。
自分がいたらサヤが他に目を向けないとかもしかしたらわかってる?のかもしれません。
「サヤにはサヤを一番に愛してくれる人と番になってほしい」
そう言って去っていったユルール。。。まぁ本当はサヤの事を好きだけれど、ゼスやルーイの事もあって気持ちにフタをしているのはユルールの方だったりなんて展開もあるかもしれませんね。
それはそうと・・・白鹿は今はユルールだけなのでしょうか!?!?
切ないなぁと思って読んでいるのですが、実はですね・・・この二人なのですが【溺愛攻×一途受】って書いてあるんですよね♡
だから安心して待っててもいいのかな!?と思います。今回はサヤの気持ちが届かない展開ではありましたが、きっとどこかでユルールの感情が爆発する展開があると思います☆
それまでの辛抱かな( ´艸`)
感想まとめ
今回はサヤの気持ちが切ないなぁと思いましたが、ユルールもサヤの事を大切に思っているのは確かだなと思いました。
国外に出るということが決まって一番にサヤに話に来ましたしね(*^_^*)
ここからどんな風に溺愛攻発揮するか楽しみです。
次話はダリア2023年6月号に掲載予定です。