ナツメカズキさんの「バイ・マイ・サイド」第3話です。シェリプラス1月号掲載。あれ?まだ第3話?と思ったのですが前回は2.5話のショートだったんですよね。そうかぁ。この2人今回は進展するのでしょうか。なんか右山が切なくてはやくくっつかないかなぁ~て思ってしまいます。
ポイント
ここより下はネタバレ盛大な感想になります。コミックス派の方、ネタバレ不要な方はご注意ください。
どう考えても一つの答えに思い当たってしまう
今回アオリが『どうぞ味わって、飲み込んで―。』なのですが・・ちょっ・・・エロいなぁと思ったのは私だけではないはず(笑)
2話~3話までけっこうあいたので、ストーリーを忘れてしまっている方もいるかもしれませんね。後で1話、2話も書き起こしてみます。今回の話は1話の出来事の左京視点のストーリーです。2話は右山視点でしたので・・・。
よくわからないわという人はこちらの感想をチェックしていただけると助かります。
(気まずくなるのも離れるのも嫌で とっさに出た)
このセリフは1話の時のセリフに対してなのですが、このことからどうして「ダチだよな?」と言ったか理由がわかりましたね。あの時の左京にとっては「ダチ」でいることが一番気まずくなったり離れたりしなくていい関係だと思ったようです。というよりも関係が変わりたくない、変えたくないといった気持ちの表れだったのかなと思います。
そしてあの時の事を振り返ってみて、あの時右山はどんな顔をしていたのだろうと考えます。
左京は例の出来事を思い出し、冷静に考えてみるとどうしてもひとつの答えに行きくんですね。
「・・・右山 やっぱりおれの事が好きなのか・・・?」
10年間そんな素振りも見せなかったのでかなり動揺している左京。
(俺はただお前とずっと一緒にバカやってたいだけなのに)
(お前は違うのか?)
右山は自分とダチではなくてもっと別の関係を望んでいるのか?どうしていいのか分からないと思った左京は、
「・・・話してみなきゃわかんねぇよな」
そう言って右山の部屋へ行きます。
部屋へ行ってみると右山は寝ていました。ここは2話とリンクしていく場面ですね。
寝ている彼に「何で昨日あんなことしたんだ?」という左京。
「お前の中の俺って何・・・?」
(例えばこいつは俺にキスされたいと思うんだろうか)
キスするそぶりを見せたところで右山が起きてしまいます。
おまえが何か言ってくれりゃ俺だってお前の事
目を覚ましたら目の前に左京の顔があったものだからビックリする右山。
「・・・何してんだよここで」
タバコを返しに来たと答えるのですが、左京は右山の顔色が悪いことに気が付きます。昨日のお酒が残っているんじゃ・・・と聞くと右山は「昨日はあまり記憶にない」と。「酒癖わるいよな」というのですがその肩が震えていることに気がつきます。
「わるいマジで疲れてるから帰ってくんね?」
そう言われ部屋に帰っていく左京。
(あいつはなかった事にしてぇのか 元通りにしてぇのかな)
翌日、左京の職場に右山の姿が。
お店の花の入れ替えに来ていたようです(o^―^o)
へぶしっ
くしゃみをする左京。ちょっと風邪気味のようです。そんな左京の姿を横目で見ている右山がなんだか切ない・・・。
右山と気まずくて彼が何を考えているのかわからないと感じる左京。
(お前が何か言ってくれりゃ俺だってお前の事ちゃんと考えたいのに)
ゴホゴホッ徐々に酷くなっていく症状。
すると、部屋に右山が入ってこようとしていました。が…左京の姿をみて出ていこうとします(笑)
そんな右山を引き留め、右山から出された納品書の処理をする左京。
そして・・・ちらっと右山をみると酷く荒れた彼の手が目に留まりました。
「右山 ちょっと手見せろ 酷いあかぎれになってる」
この時とっさに手を握られた右山は赤面してしまいます。その様子に気が付いた左京は・・・・
「・・・なぁ、右山」
「おまえって俺のこと」
次の言葉を言おうと瞬間、目の前がぼやっとして暗くなってしまいます。
倒れこんでしまったんですね(;´・ω・)
高校時代の回想・・・
『俺花屋になろうと思って』
『花屋?なんでまた…』
ノリだよという右山ですが、何かありそうですね(o^―^o)出会った時が桜が散っている時だったんですよね。桜の花びらがかかった左京に見とれてた描写があったのでそれも関係しているのかしら。
左京・・・ごめんな・・・
左京は右山に連れられて自宅へ戻ったようです。ベッドで寝ていて自分の顔を誰かが触る感覚があります。
(冷たくて気持ちいい・・・)
目を開けると右山の顔が。
熱があったようです。あれ?どうしたんだっけ?という左京に早退させてきたという。
目を閉じながら左京は思います。
(お前 おれといるの気まずいんじゃなかったの)
(優しい手)
気まずい雰囲気だったのに、相変わらずの右山の世話焼きにキュンとなってしまう場面ですね。優しいです。
「・・・左京」「・・・ごめんな・・・」
最後は寝ている左京にごめんなとつぶやく右山がなんとも切ないカットで次号です。
バイ・マイ・サイド第3話感想・まとめ
あ~切ない。。。もどかしい!!!でも10年来の友人が自分に好意があったのか?と思うと本当に動揺もするしびっくりしてしまいますよね。だから顔を合わせ辛いのもわかる気がします。特に・・・・お口でご奉仕というのもありますから。
でもこのストーリー、ちょいちょい高校時代の回想が入るのですがそでだけでなんだかキュンとしてしまいます。ずっと想ってた右山の気持ちを思うとなんか切ない・・・。
手袋の件もそうだけれど、花屋になりたいっていうのもきっと左京に関係しているのでしょうね。
次号がすごく楽しみです!
次号は3月号で読めそうです(o^―^o)