ディアプラス3月号掲載、志水ゆきさんの『花鳥風月』第52話のネタバレ感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは花鳥風月7巻に収録される予定です。
こんにちは!最近何をしているのかわからないくらいドタバタしている藤雪です。コメントもたくさんいただいているのですがすみません、またゆっくりと返信していくのでもうしばらくお待ちください~。
コメントは本当にありがたく読ませていただいています(´;ω;`)私のやる気の源です★
さて・・・入れ墨が財前だった・・・というのがわかった前回。そういえば!ヨネダさんの展示会(大阪会場)に行ったとき、座談会的な事をしたのですがそこで・・・
この財前の入れ墨は偽物ではないか!とお二人の意見がありまして!!!その理由におぉ~そうかもしれないと納得して帰宅したのを思い出しました。
財前の入れ墨はフェイクではないかと。色々総合してフェイクということに気持ちが傾いていたのでその後が楽しみでした!
さて・・今回はどうなったでしょうね。
ディアプラス3月号の紹介
[topic color="yellow" title="簡単な感想"]◆一見・・ここで出てこないで(T^T)
◆財前の背中はバイト
◆吉利谷には幸せになって欲しい・・・[/topic]
注意ポイント
花鳥風月7巻-52話 ネタバレあり感想
吉利谷がヤクザになったのは・・・なんかわかる気がしました。ちょっと同情してしまうくらいの傷を心と体に負っていたんだなぁって・・・。
だからこそ、本当に吉利谷には幸せになって欲しい。
それに、誰かの特別になりたかったっていう意味がとってもよく解るような、理解できるようなエピだったと思います。
やはり墨を入れるのはは女だけ
まず最初にネタバレ。財前の背中は本物ではなかったです(*^_^*)
そう思って読んでみると、確かに最初のカラー絵(第1話の時)・・・吉利谷が見たのは1回だけっぽかったですもんね。
これはゆ~みさん、いちごさんとの座談会でうんうんって納得してたのでやはりそうだったのね~と思いました。
でも座談会でこの話が出なかったら今回えぇぇl~フェイクだったんかい!!!!ってなってると思います(笑)
個人的には、吉利谷の背中の傷というか一緒に背負うっていうのも込めて財前の背中にもっていうのも良かった気がするのですが・・・
ただ、弁護士先生だから刺青はないにこしたことはないですね。
一見は空気読めない子
笑。勝手に私が思ってるだけです。
勢いで財前を押し倒すような形になった吉利谷。
ここからドッキドキの展開と思いきや・・・一見が登場。
吉利谷に財前が襲われているかと思ったようです。
まぁ・・・どの子も財前がまっぱでいるっていうのに入ってくること(≧∇≦*)
そして一見はこの頃から眼鏡くんなのでやっと見分けが付きますね!
小学生の時とかほんと一見と吉利谷が似すぎててどっちがどっち!?ってなってたので良かったです(*^_^*)
言い合いをしている2人の横を通って浴室へ入っていく財前。(だいたいこういう図ですよね笑)
騒いでいると、茂美さんが「ケンカはよそでやれ!」と言います。
「茂美さん 出掛けんの?」
茂美さんの横には黒髪の綺麗な女性が。
「依頼人を送りがてら一杯やってくる」
「ほんと元気なじーさんだよなぁ」
お風呂から出てきた財前の背中がキレイになっていました。
「なんだ描いてただけかよー」
「刺青なんて入れるわけないだろう」
「えーすげーキレイだったのに」
どうしてそもそも背中に絵を入れていたのかと尋ねる一見。
理由は、バイトだったようです。
女性の背中にイキナリ刺青を入れるのではなく用はモデルですね!
この女性がちょっとワケありっぽいのですが。。。もしかしたら今後も出てくるかも。
吉利谷がヤクザになるのになんか絡むような気がしないでもないです。
話を戻して・・・実際の背中にどのように彫られるのか・・・その図案を財前の背中に実際に描いていたようですヨ。
財前は、そのバイト代で千尋ちゃんの誕生日プレゼントを買おうと思っているみたい。
なんていいお兄ちゃんなんだ・・・
「買いに行く時はいえよなつき合うからさ」
その時吉利谷の携帯が鳴ります。
メールでした。
吉利谷の名前は瞬
初めて知りました・・・既出だったでしょうか?
吉利谷を呼び出したのは彼のお父さんでした。
「わざわざホテルまで呼び出して話って何?」
お父さんは高校卒業後の事を聞きに来たようです。
大学へ行くなら学費だけは面倒を見てやると。
ただ、住んでいるマンショは3月一杯で手離す事にしたから、それ以降は部屋を出て自活しろとの事でした。
「ついでに親子の縁でも切りましょうーてか?」
「バカなことを言うなお前は私の息子じゃない」
衝撃的な事実。
吉利谷は前妻の子で、その人が他の男と作った子供だったようです・・・。
「私とは血のつながりのない赤の他人だ」
「それを捨てもせず金をだしてここまで育ててやったんだから感謝されこそすれお前に文句を言われる筋合いは一つもない」
すると後ろから「お父さん」と呼ぶ声が。
お父さんは吉利谷を無視するかのようにその子の方へ寄っていきます。
「ねぇお父さん あの人誰?」
「ああ 知人の息子だ」
吉利谷の背中の傷
回想。
幼い吉利谷に赤ちゃんを見せる女性。
『瞬坊ちゃんの弟にしてくださいますか?』
『うんおとうとみたいにかわいがる』
この女性は家政婦だったようですが・・・実は父親とできてたんですね。
ある日買い物へ行くと、そこでカージャックに遭います。殺人犯だったようです。
車に乗り込んでくる男性に驚いた家政婦は自分の子供だけを抱きかかえ車外へ出てしまいました。
「ふみえさんっ たすけてっ ふみえさん・・・っ」
結局そのカージャック犯は1キロほど逃走したのですが事故を起こし死亡してしまいました。
吉利谷はその時の事故で背中に傷を負ったのですが重傷ですんだようです。
この傷はまんま心の傷でもあるんでしょうね。
(なんで俺だけ置いていったの!? なんで俺だけ助けてくれなかったの!?)
でも、女性のとった行動も理解します。
あの状況なら誰だって前妻の子より自分の子を優先すると。
ただ・・・入院中も一度もお父さん・家政婦さんはお見舞いになど来なかったようです。
実は家政婦さんだと思ってた人はすでに父親と結婚し家族になってたという。
吉利谷の中で、お父さんへの憎悪が増していきます。
(俺だってあんたのことを父親だとは思わない)
(赤の他人 ただの便利な財布だ-)
感想まとめ
あんなにまっすぐな感じだった吉利谷がここでガラリとかわってしまうのでしょうか。
でも・・・信じてた人や繋がってると思ってた人からのすんごい裏切りですよね。
なんか読んでて悲しかったです。
ただ、ここで吉利谷が変化してたとしても、一見・財前とは相変わらず繋がっているのでそこはほっとしています。
これから数話は吉利谷がヤクザの道へ進むエピが描かれるのでしょうか・・・。
なんかツライなぁ。
でも、ヤクザの世界の吉利谷は決して不幸とかではないように思えるし見守って行こうとおもいます。
ドキドキしますね。
ヤクザになってから現在に戻るって形になるのかなってちょっと予想しています。
早く財前と幸せになっておくれ~(T^T)
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