ダリア8月号から連載再開!みちのくアタミさんの『レッドベリルにさよなら』第10話のネタバレ感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派/ネタバレ不要な方がご注意ください。
今回の10話は『レッドベリルにさよなら3巻』に収録されると思います。
ダリア8月号&レッドベリルにさよなら10話
先月『レッドベリルにさよなら2巻』が発売されましたね。この作品、とても面白くて大好きなのですがなかなか感想も書けず。2巻その後のストーリーということでキリもいいので思い切って書くことにしました。
ほんとうに面白いので未読の方は是非。。。。興味を持っていただけたら★
第3話の簡単な内容&感想
命を救ってくれた吸血鬼・和重とついに結ばれた昭彦。和重の因縁の相手である将門に、「和重を残して逝けるのか」と覚悟を問われ――!?
(ダリアカフェより抜粋)
[topic color="gray" title="簡単な感想"]
- 扉絵から素晴らしい!
- 昭彦がなんかかっこよかった!
- 想いを確かめ合ってしまえばラブラブ
- 今回も絡みあり(約9P)
- 和重の目つきが変わった・・・
[/topic]
注意ポイント
『ネタバレあり』レッドベリルにさよなら3巻ー10話の感想・レビュー
これからいよいよ・・・将門VS和重になっていきそうです。
今までは和重が相手にしてなかったというのもあるのですが、彼に守りたい者(昭彦)ができなんとなくですが将門を敵視するようになってきたように思います。
どんな状況であれ、自分と同じ思いはさせたくないと感じる和重は昭彦が吸血鬼になることを望んではいないんですね。
昭彦をも吸血鬼になるように言葉巧みに近づいてくる将門を嫌がるのは無理もないかもしれません。
今回扉絵がなんだか和重よりも昭彦の方に危うさを感じてしまう・・・そんな絵でした。でも美しいです(≧∇≦*)
吸血鬼になるつもりはありません
2巻最後で将門に和重とずっと一緒にいるためには吸血鬼になればいいと言われる昭彦。
将門によって、吸血鬼になることを提案されるのですが・・・・ここからが今回ですね。
将門の手によって吸血鬼になることは和重も自分も望んでないこと。
将門が伸ばした手をぱしっと払いのけます。
「・・・これは拒絶ってことか?」」
「えぇ僕は吸血鬼になるつもりはありません」
それが和重の願いであり、自分の決意なのだと昭彦は言います。
「・・そうか まぁいいさ」
「お前達の選択が正しいといいな」
僕は知らない
将門に言われた事を考えている昭彦。
生きていれば必ず別れたくるし、自分は大丈夫だと笑って和重と別れることができると思っている。
でも和重は?
実際に昭彦は肉親の死を知らない。
別れのつらさを再開出来ない悲しみを知らない。
ちゃんと考えたつもりだったけど・・・と少し心が揺らぎます。
(だめだだめだ! 僕がぐらついてたらそれこそあの人の思うつぼじゃないか)
和重がカワイイ
昭彦の帰りを待っている和重。
外から足音がすると・・・駆け寄って玄関を空けます。
「・・・?」
「あ・・・」
(違った)
こんな風になってる和重にちょっと萌えました。いつもツンな感じでガードが堅い彼が昭彦の帰りが遅いのを心配して駆け寄ってくなんて(≧∇≦*)
昭彦はもう仕事は終ってるはずなのに、どこで油を売ってるんだと何も連絡がないことを心配しています。
(ああ くそ!落ち着かない・・・!)
そう思っていると・・・カツカツと靴音が聞えました。
玄関を急いであけると、そこには昭彦の姿が。
「か・・・和重さん・・・?」
もしかして待っててくれたんですか?と喜んでいる昭彦ですが・・・和重は待ってない!!!!とちょっとツン。
それでも・・・
「・・帰りが遅いから心配したんだぞ」
と照れながら言います。
嬉しくなり昭彦は和重の背中に抱きつき「ずっと待っててくれたんですよね・・・」とキスをしようとします。
ふわっ
かすかに匂ってくる将門の匂い。
これに和重は反応します。
「どこ行ってたお前さん 将門の匂いがする!」
「!」
そう言われ、昭彦は素直にさっきあったことを話します。
将門と一緒にいた男の子に連れられ、将門のところへ行ったこと、彼に吸血鬼にしてやると言われた事。
「お前・・っまさか!」
「だっ大丈夫です安心してください! ・・・ちゃんと断りましたから」
その言葉を聞いて少しほっとする和重。
昭彦は伏せ目がちになりながら言います。
「こんなことで迷ってたら怒られますから・・・」
これでいい、こんなことで迷うことなんてないと自分自身にいい聞かせます。
昭彦の言葉を聞いた和重は、ほっとし優しく室内に昭彦を招き入れます。
「あの・・・和重さん」
「ん」
「ご褒美・・・ください」
ちゃんと断れたご褒美が欲しいと和重に言います。
何だかんだ言って・・・和重も昭彦には弱いんですよね。迫られたらダメって言えないというか(≧∇≦*)
「こんなもんしかくれてやれないぞ」
そう言いながら昭彦にキスをします。
「贅沢なくらいです・・・」
将門の狙いは?
将門の場面。
「まーた振られちまったなぁ」
という将門ですが・・顔は笑ってて楽しそうに見えるようです。
『和重さんの願いであり僕の決意です』
そう言った昭彦を思いだし・・・「昭彦、か・・・」と怪しい笑みをみせます。
う~ん・・・将門って多分以前は人間だったんですよね。
それがどっぷりと吸血鬼になってしまったのかなぁって私は想像しています。
だから必死に抵抗する和重も気に入らないし、人間くさい昭彦も然り。
そういう彼らを堕とすのが楽しみになっていっているのかなって思います。
自分がこんな風に吸血鬼になったのに、どうしてお前らはまだ人間ぽさがあるんだっていう感じで少し嫉妬する気持ちがあるのかなぁって・・・
ここら辺は想像でしかないですけどね。
DTだったとは思えない昭彦の上達ぶり
昭彦と和重の場面。
いやぁ~今回もエロかった・・・・和重の表情がたまらないですね。
DTだったとは思えないと書きましたが・・いや・・・DTだったからこそこのがっつきようなのかもしれないです(≧∇≦*)
和重は、昭彦に突かれ「だめ、だ・・・ほんとに・・・なんか」
とストップをかけます。昭彦はもう一回と言っているのですが・・・。
ツライですか?と聞かれるのですがどうやら辛くて待って欲しいと言っているわけではなかったんですね。
どうやら・・・昭彦との相性が良すぎて★ってことでおかしくなりそうとのことでした(〃・ω・〃)
昭彦は,和重のイイトコロをみつけどんどんせめていきます。
(すごい声・・・ここだけ責めたら 和重さんどうなっちゃうんだろう)
ちょっとすみませんと言いながら、仰向けにさせ、前から突く昭彦。
ほんと・・・エロかった!!!!
まだまだ絡みの場面は続きますが、ここは・・・絵で見るのが一番いいかと!!!(文才ないだけなんですけど( ̄。 ̄;))
今回は、前を触ってないけど達した和重さんが読めますヨ★
激しく抱き合った後、2人は眠ったようです。
和重は目を覚まします。
明彦の寝顔を見ながら(こいつ・・・なんか日に日に増してないか?)と性欲とか回数とか・・・と思ってる姿にクスっとなりました。
でも明彦を見てる顔がとっても愛しい人をみる表情になってますね!
「ありがとな」
そういって抱き寄せます。
(吸血鬼にならないでくれてよかった)
(お前さんには俺と同じ思いは絶対にさせたくない)
もし、明彦が吸血鬼になってたら・・・そう考えるだけでぞっとしてしまう和重。
自分の中で明彦が大きな存在になっているのだと感じます。
ここでね・・・和重の目が・・・表情が!!!!
コワい。
そしてぽつりと言います。
「あいつ・・・」
将門の事ですね。将門が邪魔だと感じたのかなぁと。
~将門の場面~
師夏が部屋から夜空を見上げ「月が大きくて赤くて・・・怖い」と言います。
「怖い?きれいな月じゃないか」
そう将門が言った場面で次号です。
感想まとめ
いやぁ~これはどう見ても・・・どう読んでも・・・和重VS将門が近づいてきてる気がする。
この闘いでもしかしたら昭彦負傷➡吸血鬼にしないと死ぬ➡助けるために吸血鬼にするパターンもありかなと。
だからこそ、冒頭の墓参りにもどるのかな・・・と思ったり。
あのお墓は、昭彦の苗字でしたしね。
人間の昭彦が死んで、新たに吸血鬼としての人生を2人で送るとかなのかなぁってずっと思ってて。
最後までどうなるかハラハラドキドキです。
どんな展開になっても、最後はなんとしてでも一緒に幸せになってほしいですね。
ということで感想でした。
次号にもお名前があったので楽しみです。
そういえば!巻末に先生のコメントで親知らずを一気に抜いたのだとか!!!
す・・・スゴイ・・・
私の親知らずの方も、やっとズキズキが減ってきて(相変わらず鎮痛剤は飲まないと無理なんですけど)通常の生活に戻ってます(´;ω;`)
先生一気に全部ぬいたら・・・しばらくは柔らかいものしか食べられなかったでしょうね。
「オススメしません」と書いてあってうんうんと頷いてしまいました☆
電子書籍
ダリアは奇数月22日ごろ配信されます。
みちのくアタミ BLコミックス