ディアプラス8月号掲載、志水ゆきさんの【花鳥風月】第54話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の54話は【花鳥風月8巻】に収録される予定です。この54話が花鳥風月7巻のその後ですね!
先日、花鳥風月7巻が発売・電子配信開始されましたがもう読まれましたか!?切ない感じで終っていたので・・・気になった人も多いかもしれません。
ワタクシ・・・吉利谷・財前が切ないのに曜明・火弦が甘々でぎゅっとなってニマっとした7巻でした!
感想も書いていますので7巻の感想も是非読んでいってください☆
ディアプラス8月号&花鳥風月54話の詳細
54話の簡単な感想
[topic color="green" title="メモ"]
- 星川先生と財前の繋がりがわかってきた☆
- えぇ!?ここで丹羽っち登場で私はびっくり!!!
- 吉利谷と丹羽のエピになぜだかほっこり(笑)
- 吉利谷がどうして、そしてどうやってヤクザの世界に入っていくエピがこれから描かれる。
- クズな男が出てきてイラッとするエピだった。
[/topic]
注意ポイント
[topic color="gray" title="花鳥風月7巻"]
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【ネタバレあり】花鳥風月8巻54話 感想レビュー
これから先、吉利谷がヤクザの世界に足を踏み入れていく過程が描かれていくんだ・・・ってはっとしました。
だから明るいお話にはまずならないですね。
二人のラブはどうかはわかりませんが、ヤクザになるっていうのは明るい気持ちでなるようなものではないと思っているので・・・
今回もヤクザに関わってしまったというのが今後の展開に大きく関連してくるのだろうなぁと思います。
クズなヤクザが出てきて、ほんとイライラしながら読みましたヨ。
どんな理由があってヤクザになったかはこれから描かれるとして・・・でも結果として、そこで克也に会ってあこがれを持ち、最後には組長にまでなったので・・・
ヤクザの世界に入ってからは吉利谷の人生はそう悪くはないのかもしれません。(誰かの特別に・・・というのは置いといて)
ただねぇ・・・克也に心酔していく姿を財前は切ない気持ちで見てたのだろうなぁって思います。そして女性と関係を持っていく吉利谷の姿も。
まだまだ萌えを感じる展開にはほど遠いですよね・・・過去編が描かれている限り。
早く現在に戻って欲しい!
でも・・今回は丹羽が登場してて丹羽と吉利谷のエピが面白かったです。
丹羽っちMですね(笑)
星川先生と財前
星川法律事務所にて。
「ただ今戻りました」
そう言って事務所に入ってきたのは財前でした。
財前は星川先生の所でアルバイトをしているようです。随分と他の従業員にも気に入られているようですね!
お弁当を食べていると、星川先生の口から吉利谷の名前が出てきました。
「彼がバイト先で焼いているパンケーキ評判らしいね」
「行列が出来るくらいすごいって聞いたけど」
吉利谷は、鉄板焼きのお店でスカウトされたらしいです。スカウトされてそこでパンケーキやいているんですね!
財前も「確かにあいつのパンケーキは美味いです」と言っています。
財前は、吉利谷の事を考えると・・・色々と思い出したくない事も思い出してしまうようです。
すると、星川先生が吉利谷の焼くパンケーキを食べてみたいと。
「よし!じゃぁ今日のおやつはそこのパンケーキにしよう テイクアウトはやっているのかな?」
吉利谷にテイクアウトは可能かどうかのメールを送って見ると、星川先生の頼みならオッケーという返事が返ってきました。
「じゃぁお昼終ったらおつかいよろしくね」
財前は・・・本当ならば吉利谷には今会いたくないようですね・・・
「これは仕事」「これは仕事」と言い聞かせるようにいっているのが少し切なかったです。
吉利谷と丹羽の出会い
なんと!!!丹羽っちが登場してます!!!
吉利谷のバイト先にいたんですよ丹羽!えぇぇ(゚ロ゚屮)屮って思ってたら・・・今働いているところの店長の甥っ子だったようです!
「いやー亮司がこんなにも真面目にバイトしてくれるようになるとは・・・我が甥ながら隙あらば悪いコトしかしないみたいな子だったのにねぇ」
「俺が店で初めて会ったときもあいつレジから金盗ろうとしてましたからね」
そうなんですよね・・・二人の初めての出会いが描かれてますが、お店にやってきた吉利谷が、お店のレジをあけてそこからお金を盗んでいる子を発見します。
ぼこぼこにし、店長に「泥棒です 警察呼んで下さい」と言ったのが始まり。
ぼこぼこにされたのに・・・丹羽はドMだったようで・・・笑
それからもう吉利谷のことが大好きで仕方ないみたい。
店長からも「あれ以来君の事が大好きになっちゃって・・・」と言われるも、吉利谷は「あまり嬉しくないです」って返してて笑いました。
丹羽→♥→♥→♥→♥ 吉利谷 ゞ(-д- +) コトワル! みたいな感じです。
でも今もずっと一緒にいるってことは・・・丹羽っち一途ですよね!だからこそ、吉利谷も可愛がってると思います♪
二人にそんなエピがあったのかあ!ってちょっと面白かったです。
刺青を入れる予定の女性がやってきた!
吉利谷のお店に、あの財前の背中に描かれてた絵を背中にいれる女性がやってきました。
彼女はスナックをやっている人のようです。
お店の女の子からここの評判を聞いて食べにきたと言っていました。
「うん美味しい」と頬張る彼女を吉利谷はじっと見つめています。
(この女の背中に財前と同じ花が入るのか・・・)
「背中彫るの痛くないんすか?」
「痛いわ でも必要なの」
どうして必要かというとね・・・茂美さんの刺青は『彫られた女は【あげまん】に生まれ変わり』『抱かせた男を天まで出世させる』と言われているからだそう。
付き合っている彼から、自分のために背中に刺青を入れて欲しいと頼まれたようです。
そして出世をして籍を入れようと。。。
吉利谷は彼女の話を聞きながら思います。
(そんな確証のない話信じて刺青入れるとかマジか!?)
(自分の女に刺青入れさせる男もろくでもないが それを受ける女の愛情も重すぎる)
話をしていると、彼女の携帯に彼から電話がかかってきました。
話をするために席をはずす女性・・・
「えっ!?ちょっと待・・・ きゃっ・・・」
そんな声が外から聞こえたので吉利谷は外へ出てみると、女性の姿はもうそこにはなく・・・
「うそだろ?いない・・・え・・まさか食い逃げ?」
彼女を探していると、そこにテイクアウトするパンケーキをとりに財前がやってきていました。
角を曲がったところでばったりと会います。
「おわっ」
「!」
「財前!?」
「吉利谷・・・」
テイクアウトで頼まれている分はちゃんと出来ているからお店に行って店長に貰うように言う吉利谷。
「悪ぃ 俺今人捜しててさ」
ガチャン
どこからか物が割れる男がします。
思い出したのは女性の言葉。
『私 通り一つ向こうでスナックやってるの』
急いで女性のお店の方へいってみます。
路地では、女性と彼が言い争いをしていました。
何かこの彼氏がヤバいことをしたようです。
「金が必要だったんだよ」
どうやら彼は組員らしいですね。組に納めてもお金がどんどん必要になる。
無理して作っていたら借金が増えていってしまい、どうしようなくなったので賭け事をしたようです。
一時的に借りて、賭け事で増やし返すつもりが・・・全部なくなったと。
そのね、お金を借りたのが事務所の金庫からだったので返せないとなると・・・すごく大変な事になりますよね。
だから彼は逃げようとしているみたいでした。
女性は一緒に返そう?と言うのですが、金額が金額。。。。
「ねぇ待ってどこ行くつもりなの!?」
「とりあえず見つかる前に逃げるんだよ」
「そんなの無理だって」
そんな彼女に手を上げる彼。
「だいたいおめぇがさっさと刺青入れてあげまんになってりゃ 俺だってこんな金にくろうしなかったんだよ」
「・・・・」
とんでもない男ですよね・・・読みながらむっかむかしてました。
そんな二人のやりとりとみてた吉利谷は思わず彼の服を引っ張り投げます。
「何すんだてめぇ!?」
「立てますか?」
「無視してんじゃねーぞこら!!」
吉利谷に向かって近くにあった鉢植えを投げつけてきました。
砂が目に入った吉利谷に向かって・・・何かを手にし攻撃しようとする彼。(角材かな???看板かな?)
「吉利谷っ」
吉利谷がケガをすると思った財前が飛び出してきます。
そして・・・・
彼が吉利谷を殴打しようとしたその看板みたいなものが財前の背中に・・・・。コメントいただいてよくよく見てみたら。。。頭ですね・・・。
目の前で財前倒れ込んできたのですが・・・吉利谷は正気失いそうですね(T^T)
というところで次号です。
感想まとめ
なんでしょ・・・せんせ~こんなに吉利谷・財前を切なくしなくてもいいのに(T^T)って思ってしまいます。
だからこそ、星川先生のところのバイトをずっとすることになるのかしら?
もしかしたら、財前の背中にも傷が今でもあるのかもしれませんね。
↑ケガしたのは頭っぽいので・・・ここはナシで(_ _)
あと、ヤクザにとうとう関わってしまいましたね。
これから、吉利谷がヤクザになっていく序章って感じでした。どういう風にヤクザになっていくのか・・・
①財前がケガしたので吉利谷が彼をぼこぼこにし、彼の組の人に報復に会う→克也に出会い、心酔していく。
まずこのパターンが一番最初に頭に浮かびました。
報復とまではいかなくても、組員がやってきてどこかで克也に会うのだと思います。
②彼の悪事がバレ、探してた組員達がぼこぼこにされてた彼を発見→克也が吉利谷をスカウトする
これもありかな・・・・と。事務所のお金を盗んだということであれば組員達も必死になってこの彼を探しているはず。
探してたところでとんでもなく強い男の子がいたわけです・・・。
そこでヤクザの世界にどうか?と誘われるパターンもあるのかなぁと。
克也に惚れ込むエピはどこかで入って来そうですが・・・
な~んて考えてみましたが、よくわかりません(笑)
女性が彼氏を庇うために変な嘘を吐いたりするんじゃないかなぁ・・・とか色々と考えたりはするのですが(~_~;)
あと、丹羽っちもヤクザになっちゃうので・・・吉利谷のおかげだと喜んでる店長さんが切ないな~って思いました。。。
吉利谷にくっついていっちゃったんですね丹羽は☆
そうそう!!!!丹羽のあの眉毛がすっごく好きなのですが、昔からだったんですね(笑)
今回読んで思ったのは、せっかくパンケーキをつくって喜ばれていたのに・・・(T^T)
あの時財前の背中を見なければ、あの時女性に会わなければ・・・あの時追いかけたりしなければ・・・
でも運命って言っていいのかどうかはわからないけれど、その道の方に引きずられていってしまうものなのだなぁ・・・と。
なんかほんと吉利谷・財前は切ない。火弦も片想いで切なかったですが、この二人は両片想いなんですよね。
早く現在に戻って欲しい。。。
でもまだまだ過去編は続きそうです。8巻も全部過去編だったりして........
ということで感想でした!
次回もお名前あったので、55話はディアプラス9月号で読めそうです(*^_^*)すみません、なかったです!南月ゆう先生のお名前みて勘違いしてました(~_~;)
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花鳥風月 7巻まで配信中