ディアプラス10月号掲載、志水ゆきさんの「花鳥風月」第55話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の55話は【花鳥風月8巻】に収録予定です。
前回、財前がぁぁぁぁΣ( ̄□ ̄|||)なところで終わってましたね・・・その後1回休載だったのでなんか久々のような気がします。
ドキドキ。これから吉利谷が克也と出会ってヤクザになったりするのかしら・・・と思ってたら出てきましたね!今まで顔が見えなかった克也ですがむちゃくちゃイケメンでした!
曜明との出会いもあるでしょうし、目が離せない展開ではあるのですがなんせ過去編。
早く現在の2人を動かしてほしいな・・と思ったりしています。財前もずっと吉利谷の事好きなのかなとか、吉利谷に寄ってくる女性たちの事とかどう思ってたのかなとか・・・色々な事が気になります。
ディアプラス10月号の紹介
55話の簡単な感想
注意ポイント
[topic color="gray" title="花鳥風月7巻"]
[/topic]
【ネタバレ注意】花鳥風月8巻55話 感想レビュー
登場してきましたね!克也さん!!!
思った以上に若くてイケメンでした。この克也さんがまた・・・亡くなってしまうと思うとちょっと悲しいです。
良い未来だと過去編読んでてもいいのですが、悲しい未来だとちょっと過去編読むとしんみりしてしまいますね。
あの刺青を入れる女性の彼がヤクザだと知った時にこれは克也と吉利谷が出会う伏線だなぁと思ってましたが・・やはり!
あの勝又さんも出てて・・・あんな最期だった彼をまた思い出してしまいました。悲しい・・・。
そして、読んで感じたのは、ヤクザの世界に入ったのは財前のある一言がきっかけだったのではないかと。
誰かの「特別」になりたかったと以前吉利谷がいってたと思うのですが・・・何巻だったかしら( ̄。 ̄;)
克也に気に入られ、必要とされていると感じてヤクザの世界に入ったのかなぁ・・・なんて今回読んで思いました。
すみません、今回は会話は少なめに書かせていただきます。
出会ってしまった克也と吉利谷
財前が男に角材で殴打され頭から血を流しているシーンで前回終っていたと思います。
>>>>花鳥風月54話の感想
そういえば、前回背中と最初書いてたのですが・・・頭でした(≧∇≦*)
殴打されて倒れ込んだ財前はそのまま意識を失ってしまいます。
男は続けて吉利谷を狙ってきました。が。。。。吉利谷って強いんですよね。。。私のみんなの火弦もぼこぼこにされてたっけ。。。。
あの暴れん坊の丹羽っちも吉利谷には敵わなかったですしね。
吉利谷は向かってきた男を一撃で・・・嘘でした二度、三度怒りのまま殴ってしまいます。
「やめて・・お願い・・・やめてっ 彼が死んじゃう」
↑この女性にちょっとイラっとしましたヨ。あなた!!!財前ほったらかして彼氏の心配ですか!?!?と。
ここで財前の意識が戻ったようで、吉利谷の名前を呼びました。それに気づいた吉利谷が殴るのをやめた・・・という流れです。
財前に名前を呼ばれてはっと我に返ったんでしょうね。
救急車を呼ぶから!絶対助けるからな!と必死に声をかける吉利谷ですが、次の言葉が・・・多分・・・キーなんですよね(T^T)
まず、財前は救急車は呼ぶなと言います。大事にしたくないからと。
そして。。。
「一見・・・がいい・・・ 一見・・・」
と一見の名前を言うの(T^T)吉利谷は自分が助ける!と言った後に一見の名前を聞くなんて思ってもなかったと思います。
自分を頼るのではなく、一見を頼った財前・・・
悲しいかな、これは財前の優しさでもあったのですよね。
一見ならなんとかしてくれる、吉利谷の事も助けてくれると思っての「一見」だったんです。
だけどそんなのは吉利谷には伝わらないですよね(T^T)
このシーンは悲しかったです、、、
一見の名前を聞いた時の吉利谷の目が印象的で。でも、財前は悪くないです・・・。彼のなかでは吉利谷を助けたいという思いからの一見だったので。
すると・・・男二人が倒れているクズ男に近づいてきました。
「なんだ せっかく勝又が自慢の拳を振るう所が久々に観られると思ったのに」
誰かに先に越されたようだ、といってたのは・・・
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! 克也!!!
あっさりした曜明さん!みたいな感じです(笑 あっさりって。。。伝わるかしら( ̄。 ̄;))
お前がいるなら財前も心強いだろう
病院にて。
目を覚ました財前。
最初に見えたのは・・・「一見・・・と 星川先生?」
ここではっと何かを思いだしたかのように起き上がります。
「吉利谷! 吉利谷は!?」
カーテンの外から「ん?」と手を出した吉利谷が中に入ってきました。
吉利谷は今回の財前のケガは全部自分のせいだと思っているみたいですね(T^T)
財前は、間に割って入ったのは自分が勝手にしたことでケガの事も悪いのはあの男なのだと言います。
でも吉利谷は、そのきっかけを作ったのは自分だからどう考えても俺のせいだと。
病室を出て行く吉利谷。
ここで一見に会うのですが、一見に言った言葉がまた切ないのですよ。
・俺がいると財前が気を遣ってゆっくり休めない
・一見がいるなら財前も心強いだろう
あの時、「一見」の名前を呼んだから・・・吉利谷は自分よりも一見を頼っているのだと思っているのかな・・と。
そうそう!今回の話で一見が言っていた「昔助けてやった恩」(花鳥風月5巻)というのが繋がりましたね!
昔助けてやった・・・って何?背中のケガのこと????なんて当時は思ったりもしましたが、そういう事だったのか!と。
実はその後、今回の件は早々に片付きました。
あの女性は茂さんにお金を払い、病院では克也たちが藍子さん(病院側)にお金を払い問題化しないようにしたようです。星川先生もいましたね・・・・。
千尋ちゃん(財前の妹)には階段から落ちてケガをしたという事になったみたいです。心配かけたくないですもんね!
吉利谷が気になる財前
退院した財前ですが、千尋ちゃんは一緒に吉利谷が居ないことが気になります。
「あれ? 今日吉利谷くんは?」
一緒にくるかなと思ったようですね。すると一見が、吉利谷はバイトがあるから後からくるって言ってたと千尋ちゃんに言います。
でも、財前は病室での吉利谷の顔が少し気になるようです。
「ならどう考えたって俺の所為だろ」と言ったときの顔ですね。顔というよりは・・そのセリフが引っかかってるのかも知れませんね。
自分の所為だと思い込んでやってこないのかな・・・とか思ったのかも知れません。
克也が吉利谷を気に入った!?
道を歩いている吉利谷。もしかしたら本当にバイトだったのかもしれませんね。
それか、バイトをやめてきたとかそういう場面だったのかも。(想像です( ̄。 ̄;))
歩いていると、一台の黒い車が吉利谷の前で停車します。
「!」
「また会えるとは奇遇だな」
車の中からそう声をかけてきたのは克也で・・・・・
次号です。
感想まとめ
吉利谷って、家族からも見放されて・・・唯一の支えであった「血のつながり」も否定されたという背景を持っていますよね。
だからこそ「誰かの特別」というのにすごく憧れも持ってたし執着していたのかなと思ったりしています。
本当に特別になりたかったのは「財前の」だとは思うのですが、財前が「一見」という名前を呼んだ瞬間に崩れてしまったのかなぁ・・・と今回読んで思いました。
きっと、あの時財前が一見の名前を呼ばなかったら克也に会っても心が揺らぐことはなかったのかもしれないと・・・たらればですけどね!
そんな風に感じました。
そう思ったら5巻での財前の言葉に対し『克也さんからも 誰からも貰えなかった特別をお前が俺にくれるのかー ならもう俺はそれで十分だ』というモノローグがあるのですが・・・
これは財前だからですよね。もともと欲しかったのは財前の特別だと思ったら・・・このセリフがストンと入ってきました。
違うかもしれませんが。
それにしても、今後・・・吉利谷の興味が克也(ヤクザ)に移っていく姿を見て財前はどう感じたのかな・・・なんか・・・想像するだけでツライですね。
この二人ってほんと両片想いの拗れ愛!ですよね。。。
過去編も面白いですが・・・そろそろ現在の二人をが・・・読みたい!(T^T)
早く吉利谷・財前・・・幸せになって欲しい!!!!
ということで!花鳥風月55話の感想でした。
電子書籍
電子書籍
花鳥風月 7巻まで配信中