Cab vol.54掲載、のばらあいこさんの『秋山くん』第13話のネタバレあり感想です。雑誌最新話の感想ですのでネタバレ不要・コミックス派の方はご注意ください。
今回のストーリーは『秋山くん』3巻に収録されると思います。
もうね、胸が苦しい。ほんと次回次第で色々と変わってきそうです(T^T)しかも次号はお名前なかったからこの続きが読めるのはまだ先だと思ったら・・・苦しい~。
すんごい展開でした。本当に。切なすぎて何て言っていいのか。
では早速。
Cab vol54の紹介
[topic color="blue" title="簡単な感想"]
- 秋山くんに振り回されっぱなしの智美が可愛い。
- 友達と好きな人との違いにぎゅっとなった
- 星間くんなかなかいい奴。
- 13話ラストが衝撃的すぎ。
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注意ポイント
秋山くん3巻ー13話 ネタバレあり感想
まずは今までのおさらい。
ちょっと間が空いてしまってますが・・・今回の展開はほんとに衝撃的。
心して読んで下さい(T^T)
もともと前回からちょっと不穏な空気というか・・・
秋山くんが柴くんに触れて欲しくない部分があって、そこにズカズカと柴君が入ってくるもんだから突っぱねちゃいましたよね。
その後のお話。
今回は智美ちゃんも登場で、何だかんだで仲良しですね。智美ちゃん、秋山くんの事が好きなんですね(*^_^*)
この好きは友人としてだとは思いますけどね♪智美ちゃん振り回されてて可愛かったです。
しばらくここに居さして
智美ちゃんが帰宅すると・・・部屋に秋山くんがいて驚きます。
秋山くんは、智美ちゃんにしばらくここに居させて欲しいと言います。
それから1週間は智美ちゃんの家で過ごしたみたいですね・・・。
知らないうちに秋山くんの事を追いつめてたかもしれない
学校では・・・気が抜けたような柴くんが。
自転車に乗っても電柱にぶつかってしまったり、鼻血が出ててもそのままだったり・・・
見かねた星間くんが保健室へ連れて行ってくれます。
「柴くん!いったいぜんたいどうしちゃったんですか そんな君の腑抜けた姿なんか見たくない!」
こういうセリフと一度言ってみたかったという星間くん(*^_^*)
そして最近の柴くんは自分の知っている柴くんらしくないと言います。
「・・・そんな おれらしくない・・・とか言われても俺は・・・」
そう言いながら秋山くんが怒った時のことを思い出します。
【おまえの おまえの理想を俺に押しつけんな】
俯く柴くんに、星間くんは秋山くんと何かあったのか?と尋ねます。
ボロボロ涙が流れる柴くん・・・「おれ・・やってしまった・・・ 知らないうちに・・秋山くんのこと追い詰めてたかもしれない」と星間くんに話します。
智美と一緒にいるのってラクだな
秋山くんと智美ちゃんの場面。
自分の家のように過ごしている秋山くん。お菓子がなくなったので、2人で買い物に行きます。
ベンチに座りながらのんびり。
「・・・智美」
「あんだよ」
「おれにつきあってガッコ休まんでもいいのに・・・」
「はっ!?オメ~につきあってるわけじゃねーし!!」
すると秋山くんは急に「おめーは何もきかんな」とぽつり。
智美ちゃんは舌打ちしながら、どうせオヤジとケンカしたんだろ、昔から家出するときはそうだと言います。
クスっ
「智美と一緒にいるのってラクだな」
(うん・・・智美といつのはラクだ しんどくない)
すると・・・秋山くんの表情が変わります。
(・・・ん?何だそれ 今おれ智美と比べて「あいつと一緒に居るのはしんどい」って思った?)
何かはっとしたようですね・・・・。
結局家には智美ちゃんだけが帰宅。
家に帰るなり、智美ちゃんは布団の中へ・・・。
(何だあいつ 何だあいつ・・・そんな事今まで言ったことなかったくせに)
どうやら一緒にいてラクだと言われたことに喜んでいるようです(*^_^*)
でもね~そのまま一人で先に帰っててって言われて秋山くんと別れてきちゃったようですよ。
(ていうかおれは一体なんなんだ!? ・・・バカ!!)
怖かったんだ あいつの中の「俺」が崩れたら・・・
秋山くんはまだあのベンチにいました。
一人で色々と考えています。
(・・・柴と一緒にいると しんどい?・・・・)
(そんな事はない・・と思う)
一緒にいるのは最初から楽しかった、最初から衝撃すぎて出会った時は秋山くんも色々とわけがわからなくて今みたいに一人で考えたようです。
勢いで友達の前でエロイことをしたこと・・・どうしてそんな事をしたのかみたいな事を色々考えてたっぽいです。
2週間くらいゴロゴロとしながら考えてたどり着いたこたえ・・・。
「会いたい」
もういちど会いたい、あってまた話がしたいって思ったと。
(あいつは犬みたいに俺のそばにいて いつも嬉しそうだった)
(嬉しそうだったのにさ)
ここで携帯が鳴ります。学校からでした・・・何件も何件も学校からの着信が・・・。
(あいつ俺のガッコのこととか・・ウチの事とかいちいち悲しい顔をするようになって 俺はそれがうざくて・・・)
でも、ここで秋山くんはそうじゃないと思います。
何か自分はごまかそうとしていると。
前回のシーンで怒ったときも、柴くんを責めたのは何かをごまかすためだったようです。
(何だ? 何を?)
(あ)
ここで何かに気づいたようです。
(恥ずかしかった)
家の事で何度も取り乱してガキくさい姿を見られて、、秋山くんは怖かったのだと。
(あいつの中の「俺」が崩れたら あいつは俺から離れていくんじゃないかって)
怖かったのをごまかそうとしたのだと気づきます。
あの笑顔が消えるのが怖かった
秋山くんは急いで智美ちゃんの所へ行きます。
買ったお菓子を手渡し、「俺今日で帰るわ」と。
「あと・・俺お前のおかげでわかったことあったから ありがとな」
そう言って家を出て行ってしまいました。
智美ちゃんのリアクションは・・・、まぁそうなるよねぇ(^_^;)って感じです。
秋山くんは急いでどこかへ行こうとしていました。
(2時半 ちょうど学校終わる・・・)
智美ちゃんと一緒にいてラクなのは、ガキくさくてしょうもない自分を知っているからで、柴くんといるのは「しんどい」じゃなくてすこし苦しかったと秋山くんは考えていました。
(それがなんでなのかわからなくて 八つ当たりした)
(あのえがおが消えるのが怖くて だだっ子みたいにあいつに当たったんだ)
「シバ・・・」
星間くんと柴くんはもう親友!?
とぼとぼと歩く柴くん。顔は・・・泣きはらした感じ。
星間くんに悪いことをしたと思っています。どうやら・・・あれから色々と話をしたようですね。
(回想)
『そっ そうでしたか・・・ あ・・あの「自分は」なんですけど・・・』
星間くんは自分の大切な人に心配されると無性にイライラしたりあたってしまう気持ちちょっとわかると言います。
柴くんは、星間くんの話を聞いてそういうものなのかなって思ったのかしら。少し落ち着きました。
星間くんの事を考えながら、彼は優しいなって思う柴くん。
(話 真剣に聴いてくれて自分なりに色々考えてくれて・・・)
(俺は・・・秋山くんに対してどうだったっけ いつも焦ってそわそわして落ち着きがなくて・・・)
そんなんじゃ秋山くんが話したいことがあってもムリだったのかも、そうやって彼を追いこんでしまったのかもしれないとまた考えてしまいます。
廊下を歩いていると、職員室から「秋山」という声が聞えてきました。
先生達が秋山くんは面談も来ないし単位もギリギリだし、いろいろ総合して今度こそ退学勧告になりだろうという話をしていました。
それを聞き、急いで秋山くんと連絡を取ろうとする柴くん。
電話を鳴らすけど、秋山くんは電話に気づいてくれません。
(せっかく最近毎日学校来てたのに おれのせいでまた・・・!)
なぜだか自分が原因で学校に来なくなったと思っちゃったんでしょうね・・・・。
自転車に乗り、急いで秋山くんのいそうな所へいこうとします。
(直接秋山くんち行っちゃおう また怒らせるかもしれないけど・・・)
この頃、秋山くんは電車に乗っていました。
やっと携帯に気づきます。
学校ばかりの着信履歴の中から柴くんの名前を見つけると。。。。
ここで場面がかわり柴くんが一生懸命自転車を漕いでいます。
今ならまだ間に合う!って思って必死に秋山くんの家に向かっている途中でした。
すると・・・ケータイの音楽が鳴ります。
秋山くんがかけ直してきたんですね。
それに気づき、ケータイを見ていると・・・横からパーッッ!と大きな音を立て、急ブレーキをかける大きなトラックが・・・・。
かわいそうに 男の子だって
秋山くんは電話をかけながら道を歩いていました。
柴くん・・・出ません。
すると道ばたでざわざわ。
「こわー ぶっとんでったよねぇ」
「かわいそうに 高校生? 自転車ぐちゃぐちゃじゃん」
「男の子だって・・・」
すると・・・事故現場付近に落ちたケータイがなります。
「あれ?誰かケータイなってない?」
今秋山くんも電話をかけています。
音楽が鳴っている転がったケータイを見て秋山くんは・・・青ざめていきます。
柴くんのケータイなんですよね・・・(T^T)
目を見開き「シバ」と秋山くんが言ったところで次号です。
感想まとめ
ぎゃ~~~~~~~~~ですよ!!!!何この展開(T^T)
秋山くんがやっと・・・やっと気づいたっていうのに。
柴くんがこんな形で居なくなっちゃうって事はないとは思うのだけれど、次回が本当に怖い。
記憶喪失ネタだけはやめて欲しい。。。
3巻分まではあと2話くらいだから、なんとか1話で柴くんは奇跡的に骨折だけでしたくらいでお願いしたいです。
そうじゃないと切なすぎてね。
秋山くんも「笑顔が消えてしまうかも」みたいなので当たって距離とってたけど、本当に柴くんがいなくなっちゃったら秋山くんの方が今は立ち直れないと思う。
柴くんの笑ってる顔を思い出してる秋山くんにもぎゅっとなっちゃったけど、次回何事もありませんように。
吹っ飛んでったって言ってたから何事もなかったっていうのはあり得ないけど・・・近くに花壇みたいなのもあるからそこがクッションみたいな感じになって・・・・っていうのはないかな・・・
秋山くんにとって柴くんは、本当に大切な人になっているのだなぁって思ったのに・・・この展開・・・先生~(T^T)。
ツライ・・・
次回は病院のベッドでにっこにこの姿だったらいいけど、こればっかりは次回読まないと分からないのでドキドキです。
次はいつ掲載なんでしょうね(T^T)
早くてvol.56だとは思うけれど・・・・心臓に悪い・・・・。