エメラルド2018年春の号掲載、さちもさんの【黒か白か】第4話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは【黒か白か2巻】に収録されると思います。
先日、【黒か白か1巻】が発売されまして。私はBookLive!さんで電子で読みました。電子で先に読みましたが・・すごく好きなテイストだったので紙でも欲しいです・・・。
今回は2人の出会い篇というか・・付き合うまでの過程が描かれていました。とっても良かった!!!
【白か黒か1】では高校3年生で出会ってと描いてあったけど、想像してた感じと違いました。出会ったというか同じ高校で認識はしてたけど話したのが高校3年生だったっていうことですね★
付き合うまでの過程にキュンとなる人なので、今回のストーリーはすごく嬉しかったです。
今回のエメラルドは実はさちもさんは2本立てなんです。【黒か白か】と【綺麗にしてよ】です。実は【綺麗にしてよ】目的でこのエメラルドを購入したんですよね・・・(予約したときはまだ【黒か白か】を読んでなかったので)
エメラルド・・初読みだったのですが、これは・・・4ヶ月に1回じゃなかったら神雑誌になりそうですね・・・。
やっぱり年に3回はねぇ・・・ツライです。コミックスになるまでどんだけ待てばいいんだ~~~~ってなります。
といいながら・・・夏の号も買うと思いますヨ!結局ね・・・笑
【エメラルド】春の号/黒か白か第4話掲載P数など
掲載P数 | 44P |
満足度 | ★★★★★ |
紙書籍 | アマゾン |
黒か白か 第4話の簡単な感想
- 慎とシゲにキュンキュンする★
- 今回は過去編で17歳の2人のストーリー♪
- シゲが素の自分でいられるのは慎がいるから!?
- シゲがいたからこそ、今の慎がいると思えるエピだった
- なんというピュアラブ!!!
- 最後の1コマが暗くてこれからの展開が本当に心配。
注意ポイント
[topic color="green" title="黒か白か1"]
【藤雪評価】
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黒か白か2巻ー4話のネタバレあり感想
芸能界シークレットラブ・・・そして超純愛な【黒か白か1】。面白かったです。
今回はその1巻の最後と繋がっています。
丁度2人がやっと・・・やっと体も繋がった後の出来事から過去に飛ぶ展開でした。
シゲってほんと慎と話しているとかわいいですね!!!
慎は・・・シゲの背中についた自分の爪痕を見て「ありがと シゲ」と呟きます。
【頑張って掴んだ夢を 俺の為に犠牲にできんのかよ!!】
そう言ったシゲを思いだし・・・
(なぁ、シゲ 知ってるか?)
(お前がいなきゃその夢もなかったんだよ)
こっから過去に突入です!現在→過去→現在という展開でした。
慎の所属していた演劇部は廃部・・・!?
17歳。
人見知りで上手く話せない慎は17歳でも人から避けられていました。
目つきが悪くて緊張しているのにガン飛ばされたとか言われるんですね・・・・ちょっと同情しちゃいます(T^T)
高校生の慎は演劇部に所属しているのですが・・・彼を含め幽霊部員3名の部活なので人気が出てきた将棋とダンス部に部屋を奪われるかもしれないという危機的状況でした。
慎の人見知りは・・・もう昔からなんですね。そしてその症状が男性の前だとより強くでる傾向にあったみたい。
それは・・・より意識してしまうからなんですよね。その症状で好意を抱く相手が「男性」というのも早くから気づいていたようです。
演劇部を選んだのは、人が少ない事と男性が少ないので慎にとってはやりやすい部活だったから。
それに、役になりきることで自分を出せるからのようです。
でもね・・・活動している演劇部員は慎のみ。それ以外は幽霊部員・・・。
部員を応募しても新入部員は入りそうもなく・・・諦めムードが漂います。
(そろそろ潮時なのかな・・・)
そう思って歩いているところで・・騒がれてるシゲを目撃します。
このときは全然仲良くないというか話してもいないんですね。
(すごいモテ男君だ)
(人を惹きつけるって才能の一つだよなぁ・・・俺はもうちょっと線の太いのが好みだけど)
そう思っていると・・・シゲが廊下をひとりで歩きながらため息をついているのを目撃します。
普段とは違う彼に(そうか・・・演じてるんだ)と・・。
「ーた 館林君!!」
(今でも思う あの時どうしてあんな自然に身体が動いたのか)
最初に声をかけたのがなんと!!!慎だったという事実に萌え★これは絶対シゲから声かけて構ってたんだろうなぁって思ってたので意外でした!
慎が声をかけたことで、シゲが演劇部にやってきました。
幽霊部員の子もシゲがいるというので盛り上がります。
慎は、演劇部を存続させたいと思ってシゲを呼んだのではなく、最後の学園祭を飾って終わりたいと思ったから声をかけたようです。
シゲと慎が近づいて行く過程にキュン
学園祭で演じる演目は【眠れる森の美女】。
王子様は当然シゲになるのですが・・・・シゲは慎が王子様役をするべきだといいます。
「俺は客寄せとして脇役にいれば十分だと思う 王子は部長の姫宮が演るべきだ」
「・・・・ そんたのだ・・・・大ブーイングだろ」
「そんなことない!」
シゲは言うけれど・・・まわりは「そんな事あると思う」みたいに話しています(~_~;)
慎は、キャスティングも演劇の大事な要素。それに王子役が一番セリフも少なくできるからシゲにあっているのだと言います。
シゲは・・・演劇部にかなり協力してくれました(*^_^*)
シゲのおかげで、今まで幽霊部員だった子たちの中でも演劇の楽しさに目覚めた子もいるようです。
活気ある雰囲気に嬉しそうな慎。
そして、誰かと一緒にすることの楽しさも実感していました。
~回想~
シゲにどうして引き受けてくれたのかと聞いている慎。
シゲの演技を見てみたいと思ったのが一番の理由だけれど、こんな客寄せみたいな事を頼んでスゴイ失礼な事してるのに・・・と気にしています。
するとシゲが・・・
「・・・俺さ この見た目があんま好きじゃ無くて・・・」
中身はただのアホな高校生なのに王子様とか「完璧」ぽいキャラを求められると。
アホっぽいことをするとガッカリされることも多くて、それが面倒で皆の「理想」を演じていたようです。
演じていたら・・・本当の自分がわからなくなってたと言います。
でも、1年生の時に慎に気づいて学祭の時に別人のように舞台にたつ彼を見てびっくりしたと。
シゲの方が早くに慎に気づいていたのですね!!!
「俺は嫌々自分を演じてたけど 姫宮は堂々と別人を演じてた」
「すごく輝いて見えた」
ずっと気にしてたから、3年で声をかけてもらえるなんて役にたてるなんて思わなかったとシゲは言います。
「嬉しかったんだ」
このとき慎は、シゲの演技ではない本当の笑顔にじわっとなります。
そして・・・
「ありがとう・・・っ」
慎も超超かわいい笑顔で言葉を返します。
(ーなぁ 覚えてる? シゲ)
俺にとって・・・俺たちにとって主役は姫宮なんだよ
必死に練習してきた演劇部なのですが・・・今年も文化祭での枠がなくなってしまいました。
悔しがる部員たち。そんな部員達に慎が悔しさを堪えていいます。
「ごめん 俺がもっと前もって先生を説得してれば・・・」
「・・・ごめん 皆の大事な時間を・・・ごめん」
するとここで・・・
「やろっか 発表!!観客は俺達」
シゲが言います。役もトレードしてやろうと。
「ホラ姫宮王子役やって」
「え・・・でも俺が王子じゃ不満・・・」
最初は王子役はシゲにと言ってた部員達も、シゲは大根だから慎にかっこよく演じて欲しいと言います(*^_^*)
それでも渋っている慎にシゲは、
「本当はさ 「王子」演りたかったんだろ?」
「俺にとって・・・俺達にとって主役は姫宮なんだよ」
そんな風に言ってくれるシゲやみんなに向かって、またも慎は微笑んで「ありがとう」と言います。
彼らはひっそりと部室で公演をしました。
後日部室は・・・将棋部になったようです。
友達でいてくれないかな
部室の明け渡しがあるので片付けをしているシゲと慎。
「本当 ありがとう館林君」
学祭では発表はできなかったけど、どんな事も過程が大切なんだと改めて思ったと言います。
「楽しかったよ!!一生忘れない」
シゲもこんなに素で過ごせる時間は久しぶりだったと言います。
「そっか 良かった!!」
慎の笑顔を嬉しそうに見ているシゲ。
「なぁ姫宮 気づいてる?」
「え?」
少し前から慎じゃ皆の前でつっかからず話せるようになってるよと。
「きっと 自然に無くなるよ」
この2人がね・・・なんかすごくほんわかしてて読んでてキュンキュンします。やっぱり笑顔の場面は読み手も嬉しくなりますね。
慎はシゲに演劇部は無くなったけど友達で居てくれないかと勇気を振り絞って言いました。
「それは 無理かな」
この言葉に落ち込む慎。
でもね、無理なのは「友達」にということなんですよね・・・だってシゲがこれから告白しますから!!!(≧∇≦*)
「俺 姫宮の事 好きだから」
これが2人が付き合うことになった経緯。
勇気を振り絞って言った言葉が「友達」っていうのがなんか慎らしいし、ズバっと「好きだ」って言えるのがシゲらしくて・・・
付き合う時はやっぱりシゲからだったのね(*^_^*)ってなりました。
そして現在に戻ります。
抱き合ってる2人。モノローグで終わります。
(シゲ お前が居なきゃ 俺は)
ここが暗くて・・・この先を暗示しているようで怖いです。
1巻最後のモノローグも気になりました。
(終わる時がきても二人でー)ですからね・・・2人が素の自分でいられるのはお互いが側に居るときだから・・・
ほんと頑張って今の危機も乗り越えて欲しいです。
有名になるってことは、それだけ自由がきかなくなるけど大事なものを手放さないで欲しいなって思います。
感想まとめ
DKのシゲと慎可愛かったです!!!もうねキュンキュンしっぱなし。
特に最後のシゲの告白が良かったです。
次号も掲載あるようなので、読みます。1話が長いので、大体3話~4話くらいで1冊なんでしょうか?と言っても4ヶ月に1回として4話だと1年ちょい・・・。
まぁ・・・月刊のBLコミックスよりちょこ~と待つくらいで無茶苦茶長く待つってことではなさそうですね。(でも休載あったらひえ~(;゜ロ゜)レベル)
それよりも4ヶ月あいたら私のこのちっぽけな脳みそは前回のストーリー確実に忘れてますし・・・ソレの方が問題ですね(笑)
エメラルド・・・今回初読みでしたが色々とびっくりでした。
面白い作品多いから余計にもっと間隔短いといいなぁって。。。
お願いだからギャ~~~~~~ってなるような次号へのつなぎ方だけはヤメてほしい(;゜ロ゜)(ヘタレなのですみません・・・)
1巻では、シゲは若手俳優のなかでも人気があって慎は・・・あまり良い事は言われてないのでバランス的には売れっ子とあまり売れてない子みたいな位置づけだったんですよね。
それが・・・慎がカメラの前で笑顔を見せたことでギャップ萌えでしょうか・・急に人気が出てしまって。
注目を浴びるようになったので2人で居ることが困難になってしまうのでは・・・!?という展開でした。
なんとなく・・・シゲから一旦離れてしまいそうだなぁって思ったのですが・・・怖いですねこれからの展開。
終わる時も二人でーのモノローグは、芸能人としてだと思うのですが・・・。
シゲがいてこその慎だから、シゲを失ってまで芸能人として続けられるかっていったらう~ん・・・慎はそういうの望んでない気がします。
演技をしているときが自分が出せるって思ってるけど、本当の自分が出せるのはシゲと一緒に居るときだから、シゲと居ることの方が大事なのかなって思いました。
どうなるのかしらこの2人・・・ほんと業界BLではここら辺が一番問題になりますよね・・・
何とか2人で最善の方法を見つけて欲しいです。チュン太は最強だったなぁと今さらながらに・・・。。。
今回過去編でしたが、次回からは現在に戻ると思います。
敵も多そうですし・・・怖いけど、次回も楽しみです。
ということで!さちもさんの「黒か白か」第4話の感想でした。
電子書籍
エメラルドは紙書籍のみで、電子配信はされてないです。
残念・・・。
黒か白か1巻
[topic color="green" title="黒か白か1"]
【藤雪評価】
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