drap(ドラ)4月号掲載、天禅桃子さんの【ブルー・ド・ロワ】第8話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の8話は【ブルー・ド・ロワ 2】に収録予定です。
ちょっと雑誌を読むのが遅くなってしまいました。楽しみにいてましたよ~ブルー・ド・ロワ★ちょっとずついずみが何者なのかがわかってきそう。
あと!サタン様~超かっこいい(≧∇≦*)
ブルー・ド・ロワ8話 drap4月号
簡単なあらすじ・ポイント
- 堕天して人間界に居続ければ魔力も弱り寿命も縮まる
- サタン様はマナを手放す気はなさそうで・・・
- いづみはマナに対する独占欲が出てきた
- サタン様がやってきた目的はいづみの正体を暴くこと?
- ハーフ・先祖返り・ハイブリッドと色々な言葉が出てきた。
- いずみの正体は!?
【ネタバレ注意】ブルー・ド・ロワ2巻-8話 感想
なんかすっごく濃かった。色々なコトがあってギュギュっと詰まった回。面白かった~。
読んでからゆっくりと考えたりしてたのですが・・・やっぱりいづみはおじいさんとは血のつながりがあるのかな!?
今のところ有力なのはいづみはハーフでもハイブリッドでもなく「先祖帰り」。
でその発端がおじいさんではないかと思うのですよね・・・。
おじいさんが一人でいるのは天使or悪魔で人間と番った。でもその相手が亡くなってしまって一人でいるのかなと予想しました。
まだこれから真相は出てきそうですがワクワクする!!!
いづみはサタン様と同等の力を持ってたりして★
天使も悪魔も自死するのは極めて難しい
四人でケーキバイキング?へ行ったのですが、そこでサタン様から二人のことはバレなかったらいいよ?と言われます。
「マナくらい力があればうまくやれるだろ」
このコトからもマナって結構な魔力を持っていることがわかりますよね。
二人がスイーツを選びに行った後、リキームがサタン様に向かっていいます。
「残酷なこと言いますね」
この残酷なコトというのは・・・いづみが人間だということが前提です。
バレなければいいというのはマナに「堕天する必要はない」と言っているようなものなのかなと。
リーキムはもしいづみが人間であるならば、マナにとっては堕天したほうが幸せなのでは?と。
どうしてかというと。。。天使も悪魔も自死するのは極めて難しい。
でも堕天して人間界に居続ければ、魔力は弱って寿命も縮む。
番が死んだあと延々と生き続けなければいけないよりは寿命が縮んでいった方がいいというわけですね。(リーキムの考え)
少なくとも自分は番がいなくなってからも延々と生き続けるのは耐えられないと言うリーキム。
「・・・お前はみかけによらず情熱的だよね」
「今さらですか」
そういって手を取り合う二人。
サタン様としては、寿命が縮んで消えていくかもしれない仲間を見たくはないのかな~とちょっと読んでて思いました。
人間と番になって堕天した誰かがいたのかな?とこの場面で思ったのですよね・・・。
「マナのことも好きにさせておやりなさいな」
「なんだおもーッ いづみが人間じゃなきゃいいんだろっ」
いづみに生まれる黒い感情
マナもそうですが、サタン様も甘いものがお好きということは・・・悪魔って甘いものに目がないのかしら!?
リーキムはそうでなさそうだから。。。やっぱり堕天使なのかなぁ~とここでもちょっと思いました。
そしていづみは甘い物が苦手のようです。
いづみはサタン様に声をかけられ、マナと少しヤっちゃったよね?と言われてしまいます。
「あの子 何もしらなくてかわいそうで かわいいだろ」
サタン様は、マナの強くてカラッポなところが大好きなのだといづみに言います。
それを聞いていづみは・・・マナが自分の気持ちを知らないとかわからないと言うのはきっと本当にそうなのだろうと考えます。
(今まで誰とも心を通わせたことがなかったのか)
マナのことを考えるいずみは・・・「・・・俺はそうは思いません」とサタン様に言います。
いづみから見たマナはカラッポではないということですね(*^_^*)
「まぁ上手くやんなよ 俺はあの子のこと手離すつもりはないから ね」
サタン様に言われた後のいづみに・・・ちょっとした変化が現れます。
「オイいずみ 何変な顔してんだ」
無意識のうちに表情が少し変わってたようです。
「・・・・」
「マナ」
「うん?」
「帰ったらしよう」
そう言われてマナの表情が変わります。かわいい(*^_^*)
「いいのか?」
バレなければいいとサタン様にも言われたといういづみ。それを聞いてははははっとマナは大笑いします。
その顔を見て、いづみは胸が黒く塗りつぶされるような気持ちに。自分のなかでこんな感情があったなんてと。
(君のひとかけらも 誰にもわたしたくない)
そう考えていると・・・また表情が変化してしまってたようです。
「どうしてそんな顔するんだ?」
「!」
(俺・・どんな顔してるんだろう)
ここでマナが甘くないビターチョコをつけて口に運んでくれました。
甘いものが苦手だとわかってたようです。
(最初合った時からずっと マナはちゃんと俺のこと見てくれてる)
気持ちが溢れそうになったのか・・・いづみはマナにこう伝えます。
「大好き」
このときの二人がキラッキラしててキュンでした。
で・・・マナなのですが・・・
「おう!帰ったらヤルぞ」って(笑)
そんな二人をちょっと観察してるサタン様がね・・・怪しい!!!
いづみの正体とサタン様の正体
四人はその後、広場へ向かっていました。
「満足したろころで ちゃちゃっといづみの正体暴いちゃおっか」
「!」「!」「?」
いづみ以外はその言葉の意味がわかったようですが。。。マナは人間には危害を加えるなっていつも言ってるのにと焦ってる様子。
「大丈夫だよ もし人間ならちょっと気絶するだけだって リーキムのいるしすぐ回復させられる」
でもそのリーキムは・・・そろそろ限界ということで(笑)
人間界にいるのにもけっこうな体力が必要なんですね。。。・
でもリーキムいつも帰りたいって言ってる気がする(笑)
それでもすぐ済ませるというサタン様。
「おいでいづみ お前はハーフかな?まさか先祖返りってことはないよな」
「もしハイブリッドだったら俺のところで働きな そうしればマナとずっと一緒にいられるよ?」
ここでハーフ・ハイブリッド・先祖返りの説明が入ります。
ハーフは天使×悪魔の子、もしくは天使or悪魔×人間の子
本来、このハーフというのは魔力を持たないのだそう。でもごく稀に天使・悪魔の両方を継いで強大な魔力をもつ子供が産れる。
これがハイブリッド。
そして先祖返りというのは、その子孫(魔力のないハーフの子)に魔力未知数の子が生まれること。
力関係としたら、先祖返りは本当にレアで魔力未知数・・・
なので先祖返り>ハイブリッドなのかな?という印象を受けました。
「わかったかな?」
そう言ったサタン様から羽根が・・・・。
次のページをめくったら・・・サタン様が超絶イケメンになってた~!!!かわいいからかっこいい♡に。
引きずり出してやる
「それが 本当の姿ですか?」
ここで何がわかるかというと・・・気絶しなかった、というのが大きなポイントかと。
サタン様は人間ならちょっと気絶するだけ、って言ってたので、気絶しなかった時点で「人間ではない」ことが証明されたわけです。
そんないづみにサタン様は近づきます。
「俺がこの姿のままでいると みんなここの一番奥が剥き出しになっておかしくなる」
そう言っていづみの胸に触れるのですが。。。今のところいづみには変化なし。
「だから俺は影響を受けづらい強い奴が好きなんだ」
確かに・・・ここでわかるのは、マナもリーキムも影響を受けていないのですごく強い人物であることがわかります。
「お前いままでどうやって隠れてきた? 素の俺と対峙して平然としてるなんて」
マナよりも魔力が強いのではないか?とサタン様は言います。
人間じゃない上に魔力も強大・・・それでいて無自覚なんてどれだけ強く抑え込まれているのかと。
「引きずり出してやる」
この瞬間・・・結界が崩壊してしまいます。(おじいさんのところの)
気絶したいづみ。
そんないづみに近づくサタン様。。。でもそれをマナが止めに入ります。
「やめてくれ・・・!頼む・・・っ」
サタン様はマナの目を見て驚いた様子。
「いつの間にカラッポじゃなくなった?」
「ー お前はわかりやすくてかわいいね」
ガッ
サタン様の腕を掴む手が現れます。
「いづみ・・・?」
そこには意識が戻ったいづみがいて・・・・
感想まとめ
ラストのいずみの顔はちょっと悪魔っぽい。でもサタン様とはひとみが違うから、おそらく天使さんなのかなぁ・・・
予想としては、先祖返りでその元になったのがおじいさんだったりして!?
晨明というのがおじいさんの名前ですけど、夜明けとかそういったことを意味する言葉なのですよね。なんとなく天使っぽい。
きっと名前も何か意味があってつけられてると思いますしね。
桁外れに力があって堕天した天使・・・それはやっぱりルシファーな気もするけど・・・・でもルシファーってサタンと同一視されてますしねぇ(-_-;)よくわかりませんね。
何気に双子という設定にしたらすんなりいくのかな?とか色々考えました・・・サタンとルシファーは双子。もともと同一だけど分裂したとか・・・・
そういった設定になるのかもしれない。(根拠はないけど(笑))ルシファーは「光をもたらす者」と言われているからなんとなく・・・晨明さんの名前とも関連ある気がしてならないです。
あとは1巻で気になった箇所が。
マナがいづみの家でお世話になることになったとき、設定としては晨明さんが「俺の友達からお預かりしてる大事な息子」って言ってます。
これ・・・実は本当なんじゃないのかな?って思ったのですよ。
俺の友達(サタン)から預かってる息子・・・サタンの息子はマナですよね?
サタンとリーキムは晨明さんとまだ顔を合わせていないので・・・気になるところです。
今号で堕天して人間界に長く居続けると寿命も縮まるとリーキムが話したときにサタン様がちょっとすねたような顔して「けどそれじゃ 残された俺たちは」って言ってるの。
もともと・・・このサタン様は堕天した天使を必死に探しているだけなのかなぁ~!?って思い始めました。(根拠のない妄想でいえば双子の片割れ的な!?)
それが晨明さんで・・・いづみは先祖返り。
力を持たないハーフの子にいきなり力を持った子が生まれてびっくり・・・そうだ!おじいさん(お父さん?)に任せよう!みたいな感じで置いていったのかもしれないなと考えたり。
そう考えるとなんとな~く辻褄があうような気がします。晨明さんは人間界に長くいるので寿命が縮んで老化しているのかな!?
あと個人的に気になるのはマナ。
マナの両親もいないとなると彼自身がどういう人物なのかも気になるところ。(サタン様が変身したときに変化ないとするとマナもすごく力が大きい)
マナは青い羽根、いづみは青い目・・・2人とも青でつながっているのでここは何かあるのかな?とこれからのチェックポイントにしておきます。
いづみは晨明さんと同じように見る人を虜にする性質があるので、どこかでちゃんとつながってる気がしますよね。
すごく面白いですね!!!
これからの展開が楽しみ。サタン様・・・ずっとこの姿でいてくれないかしら!?
早く続きが読みたいです。
マナといづみは運命みたいなものなんでしょうね。どちらも先祖返りでなんとか・・・っていうパターンもあるのかしら!?
次話は早くてdrap6月号です。5月号の予告にはお名前なしでした。
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