CRAFT vol.85掲載、秋平しろさんの【青とジェント】第5話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の5話は【青とジェント】に収録予定です。
この作品も面白かった・・・・ほんと胸キュン。ラストで再会してるので、次話にがっつり動きそう。
まさか京一がそんなふうに思ってたなんて・・・とびっくりした5話でした。直己は相変わらず健気でかわいい。早く次話が読みたいです。
青とジェント5話 CRAFT vol.85
掲載P数 | 42P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 直己からの連絡がなくさみしく思う京一だけれど・・・
- 受験勉強をがんばる直己。京一への思いは膨らむ一方。
- 今回は初めて京一が直己への気持ちを語った回!
- 佐久間さんはやはり・・・!?
【ネタバレ注意】青とジェント5話 感想
今までの感想はこちらからチェックしてみてください。
やっと切ない展開から抜け出せそう!?佐久間さんに関しては、やっぱり京一の事が好きだったのだろうなぁ・・って思いました。
でも彼も・・京一が誰と一緒にいようとずっと見守ってきたのかなと思うと切ないですね。
佐久間さんはぜひスピンオフで!!!幸せになってほしいです(気が早い(笑))
ラストにやっとズキュン♡となるようなキュンあり展開でした。はぁ・・・今回なんかとっても京一がかっこよく見えました~。直己もキレイ★
早く誤解が解けますように♪
僕の家族はもういない
ロンドンから帰国した京一と佐久間さん。
今年は寒冬と聞き、直己の受験に影響がでないといいけれど・・・と京一は思います。
なのですが・・・心配しなければいけなかったのは自分の身体の方だったようで( ̄。 ̄;)
風邪を拗らせたのか京一は入院してしまいます。(脱水だったようです)
病室で新聞を見ながら、綾間組の人が自殺したという記事に目をとめ「・・・ついに父が人殺しを」と口にします。
自殺ではあるけれど、亡くなった人は悪い人ではない、きっと捨て駒だったのだと。
「・・・では犯人は他にいたと・・・」
「兄だと思う」
この自殺した方は、5億円要領事件で逮捕されていた人だったので。。。京一の兄が5億円を横領していたと京一は思ってるようですね。
京一兄は退職していて、事件の日から姿を消していると。
横領に関してはすでにマスコミが知っていたから父はもみ消すことができず、他の人に責任をなすりつけたのだという主旨セリフがありました。
「僕の家は本当にどうしようもないな・・・」
兄も本当は父を憎んでいたのだと話します。父と兄は血が繋がっていないと書いてあったのですが・・・京一ママの連れ子?
ちょっとこの辺りは謎です。お兄さんがもしかしたら今後出て来るかも?しれませんね。
京一は家族とは関わりたくはないと思ってるようですが。
「僕の家族はもういない」
僕もそんな人間になりたかった
「そうだそんなことより 直己くんに渡してくれたかい 受験の資料」
「・・・お渡ししました」
役に立ちそうだったかな?とドキドキしながら佐久間さんに聞いてるっぽい京一が可愛いです(*^_^*)
とても喜んでると思う、と言われて嬉しそう。
「何か伝言は?」
「いえ 特には・・」
「・・・そう」
京一は、直己なら何か反応をくれるのではないかと楽しみにしていたと話します。
「・・・何か 気に障ることをしたかな」
バイトに来なくなったのも突然だったから、もしかしたら来るのが嫌になったのではないかと口にします。
「佐久間はそれを隠してるのか?」
「いえ、私にはわかりませんが。。。あなたの対応は完璧ですよ」
直己くらいの年代は移り気だから他に夢中になるものでもできたのでは?と佐久間さんは話します。
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/02/c1cd2cec4b1cc7a4385e502b794208de.jpeg" name=""]佐久間さんの行動はイラっとするけど、京一が傷つかないように言葉を選んで話してるところはちょっと好感。でも・・・嘘はいかん![/lnvoicel]
「みんな 僕の前から消えてくみたいだ」
寂しそうに呟く京一。時々自分が父になってるような錯覚をしてしまうと。
でも、直己と一緒にいるとそれを感じなくてただ個人でいられたのだと話します。それは、彼や彼の家族が誰のことも恨まないから。
「僕もそんな人間になりたかった」
そして、直己を食事に誘って欲しいと佐久間さんにお願いします。ちゃんとお礼がしたいと思っていると。
「あなたは与えた側です 礼をする必要はないのでは・・・」
「お願いだ 直己くんが来ないと言うならそれでいい」
それでも返事は直接本人から欲しいと言います。
伝えたたい気持ちがあればいつか伝わる
直己の場面。友人のお兄さんに勉強を教わっていました。
彼はその後受験を諦めちゃうのかな?と思ってたのですが!!!ちゃんと頑張ってましたね(*^_^*)
(約束したからな 頑張れるだけ頑張らないと)
直己を動かしているのは他でもない京一だと思うと・・胸キュンですよね★
自分も英語は話せるようになるのかな?と聞く直己に、お兄さんは「伝える気があれば」話せるようになると言います。
「語学は詰め込むもんじゃなくて 湧き出すもんさ」
「伝えたたい気持ちがあればいつか伝わる 人はそうやって言葉を話すようになるんだよ」
いいこと言う~~~~~~~!!!!!
それを聞いて、直己は京一に自分の言葉で気落ちを伝えたかったと考えます。
(いつか 堂々と好きだって言いたかった)
(あんなことをしなければ 拒絶されずにはすんだかもしれない)
せめてひと言謝りたい、でも会える手段もない・・・だから今は勉強を頑張る以外できることがないと。
直己が来なくて落胆している京一
京一の自宅にて。庭で写真を撮っています。
車が止まり、一瞬振り向くも・・・降りてきたのが佐久間さんだけでガッカリ。その落胆ぶりがすごく伝わってきます。
「傘を」
「いらないよ・・・一人かい」
「ええ」
食事には誘ってくれたのか?と訪ねると、忙しくてまだ誘えていないと佐久間さんは返答します。
それを聞いて、少し話そうと佐久間さんを家にあげる京一。
家には・・・カニのクッキーが焼かれていました。
「なぜ蟹を・・・」
「知らないよ なんとなく蟹になったんだ それともクッキーで蟹を作ったらいけない法律でもあるのかい」
「いえ 責めたつもりはありません」
こんな風に京一が言ったのは・・ちょっと八つ当たりもあるのですね。
直己が来ない事に対しての。(佐久間さんがちゃんと直己に伝えてくれてないことに対してもあると思います)
京一は、佐久間さんの車が入ってきたときに直己も一緒かと思っていて、居ないことにやはり落胆していたようです、
「いい歳をした大人が みっともないと思うだろう」
「二十歳にもなっていない男の子が来るのを 心待ちにしているなんて」
自宅にいれば直己が来るような気がするのだとため息をつく京一。
「彼は来ません」
あなたにふさわしい相手でないと渡せない
京一はここで佐久間さんに言います。
直己が卒業したら、佐久間さんに打ち明けようと思っていることがあると。
「僕はあの子が好きなんだ ・・・男としてね」
「・・・私は反対です」
なぜ直己との交流を避けたがるのか?と不思議がる京一に、佐久間さんは身分が違いすぎるのだと言います。
今までの人は一定以上の立場ある人物。でも、失うものがない人間だとリスクが高すぎると。(要は別れる時に拗れると言いたいのかなと)
「始まってもいないのに別れ話の心配か 君は直己くんを侮辱している」
彼にだって守るものはたくさんあって、それは資産の規模ではないと京一は言います。
「何もないというなら・・それは僕の方だ」
自分には会社しかないと。
会社は大事で誰よりも考えているけれど、自分にとっては直己も大事なのだと話します。
「彼を好きになるのをやめるつもりはない」
だから会って確かめたいと言います。
「携帯を見せてくれ」
佐久間さんの携帯を見せてほしい言うのですが、これは連絡先を佐久間さんが管理してるからなのですね。京一と直己の間に佐久間さんが入るという事で会えていたので。
家に行くという京一ですが、佐久間さんは「あなたは家を知らない・・・」と。
ここでふと京一は・・なぜ家を知らないと言うことを知ってるのか?と考えます。最初にあった時は京一が送ってましたからね。
「途中で降ろしたのを知っているのか?」
「念のため・・・見届けました」
「まさか僕を尾けるなんて・・・」
ここで半ば無理矢理に携帯をとった京一は・・・・直己が京一にキスしかけていた例の写真を目撃します。(画像に残ってたみたいです)
それを見て驚いてしまいます。
「これは何だ・・・?」
「あなたを・・・襲おうとしていました」
「どういうことだ・・・」
何が何だかわけがわからない!といった様子の京一ですが。。。ひとつわかったことは、直己も京一に好意を寄せているということ。
急いで直己のところへ向かおうとします。
「君は知っていたんだ 直己くんの気持ちや・・僕の気持ちまで・・・!」
知っていて壊そうとしていたのだと。
でも、佐久間さんも必死で止めます。本当に直己が嫌なようですね。京一に相応しくないと。
「あなたにふさわしい相手でないと渡せない・・ あんな子供に・・あなたを渡したくない」
それを聞いて力が抜けたように京一は座り込みます。
「どういう意味だ・・・ まさか・・・僕のことを・・?」
佐久間さんはずっと京一に想いを寄せていたようですね。でも、、、京一は・・・直己が好きなのだと話します。
再会
外は雪。
勉強をしている直己ですが、セール情報のメールが来て(お母さんから)買い物に出掛けます。
歩きながら今年は寒いと感じる直己。
(京一さんと過ごした時間が 幸せすぎて 冬の寒さも忘れてた)
彼は元気かな、声が聞きたい顔が見たい。。。会いたいと京一の事を考えます。
そして門を曲がったところで・・・・
ズキュ~~~~~ン!!!!
「やっと会えた・・・」
京一が待ってるという素敵な展開!!!ここで次話へ~です。早く6話読みたい(T^T)
まとめ
ラストに全部もってかれました。
直己のあの驚いた顔にキュンですよ。よかった(T^T)これで誤解が解ける。
直己もずっと京一が嫌悪してると思ってるから、最初にそれは間違いだと言ってあげて欲しいです。
それにしても佐久間さん。。。ちょっと色々と小賢しいなと思っていたけれど・・・やはり京一の事が好きだったのですね。
この佐久間さんの「好き」はどんな好きかはちょっとわかりませんが。恋愛の意味での好きもあり、尊敬の好きもあると思います。
だから年下で何も持っていなくて、まだ学生、英語も話せないとという直己には渡したくないという気持ちもわからなくもない。
京一の相手に関しては、佐久間さんが諦められるか諦められないかの指標が彼自身にあるのだろうなと。地位ある人であれば自分の気持ちを押し殺してでも見守れるけれど・・って感じなのでしょうね。
そしてその付き合いは別れる前提もあると思います。京一に対しては、近いし長年一緒にいる人だから・・・色々な感情を持っていても不思議ではないのかなって思いました。
ただ、今までと違って京一→直己は特別だと思います。(それが佐久間さんにもわかってたから必死だったのかも!?)
家族に対していい感情がない京一。でも直己は家族を大切にしてすごくあたたかい子なんですよね。
だから惹かれるのも必然だったのだろうなぁ・・・って思います。直己と一緒にいると、お母さんがいた時のような幸せを感じるのではないのかな?って思います。
地位もお金もあって素敵な京一ではあるけれど、本当は孤独で寂しがり屋さんなのかもしれませんね。
早く次話が読みたいです!次号の予告にもお名前があるので!!!次は6月末に発売のCRAFT vol.86に掲載予定です。
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