【酷くしないで 9巻】③（ネタバレ注意）感想/マガジンビーボーイ4月号-ねこ田米蔵「まだ希望あんのかな」

マガジンビーボーイ4月号掲載、ねこ田米蔵さんの【酷くしないで】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。

今回のストーリーは【酷くしないで9巻】に収録予定です。

真矢ネムがすごく・・・すごくヤバイ～！！！って感じになってしまった前話。

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ここからどのようにあがっていくか、楽しみです。今辛くてもちゃんとこの二人はラブラブになるようなのでちょこっと安心。

ネムくんから少し距離を置きたいと言われて落ち込む真矢が・・・(T^T)なのですが、今号はどうなっているでしょうか・・・。

酷くしないで　マガジンビーボーイ4月号

酷くしないで9巻-③　簡単な感想

【ネタバレ注意】酷くしないで9巻-③　感想レビュー

今号、すっごく胸がぎゅぅぅぅぅってなりました。真矢・・・ガンバレ！

ルカに勝手に自分の体とか半身みたいに思われて、ネムちんとの関係に亀裂入れられて。。。真矢も悪いところあったかもだけれどやっぱりこんな弱々しいのを見ると胸が痛む・・・。

でも諦めからちょこっと希望を見いだした感じになったし（縞川のおかげで）いつもの真矢に戻ってくれたらいいなぁと思います。

ただ・・・読んでいるとネムくんもどこか諦めモードなんですよね。

ネムくんが答え出すときってあるんだろうか。彼は真矢を今はとにかく独占したくてそういう自分が嫌でグルグルしているけど・・・

ほっといたらずっとこのままか一緒にいなくても平気って思い込む気がします。

真矢がまた元気を取り戻してグイグイきてもいいんじゃないのかなって。

読み手としての感想なのですけど・・・今まで真矢がネムくんにぞっこんなのよねって思ってきたのはやっぱり真矢のグイグイがあるからこそだと思うんですヨね。

高校の時とかの真矢を知ってたらそりゃネムくん不安になっちゃうよね！？って思うくらいに。

それに慣れてるネムくんだからこそ、多少のグイグイの方がより気持ちを実感するのではないかな・・・って思います。

物わかりが良くなったのも成長ではあるけれど、ネムくん→真矢よりは今はとにかく真矢→ネムくんがネムくんに伝わるような・・・そういうのが読みたいです☆

真矢は自分と離れても問題ないって思ってるコトこそがダメなんですよねネムくんも！！！

今回も弱ってるって聞かされても、フットサルとかの帰りじゃないか？とかそんなコト言ってて真に受けてなかったですし。

それはそれでネムちん酷いよ・・・(T^T)真矢がちょっと不憫。。。ってなりました。

これからどんな風に展開していくのか。今回もとにかくルカにイラっとしました（笑）

濡れた野良犬みたいに

縞川が彰・沖野くんに真矢の事をため息交じりで話しています。

「・・・聞いてくれる？」

真矢が廃人のようになっていると話します。

・お風呂に入らない
・ご飯もろくにたべない
・部屋にずっと引きこもっている

これを聞いて沖野くんは本当に真矢の話なのだろうか？と不思議がります。

縞川は続けて夏でなくてよかったと。

昨日とうとう真矢が濡れた野良犬みたいな匂いさせていたという・・・どれだけお風呂入っていないのでしょうね(T^T)

「そろそろゴミで出していいかな」

「直也さん・・・今日・・・様子見に行っていいですか？」

「ダメ」

彰が真矢の面倒をみるのは嫌なようです(笑）

そして、縞川はネムくんの方はどうなのかと沖野くんに尋ねます。

「真矢くんに比べたらめっちゃフツーです　まぁ元気あらへんけど」

「ネムちんは「好きやから一緒にいおるのが苦しい」って言うてはりました」

縞川はそれを聞いて「隆くんぽい」と言います。

どういうことかというと、相手を尊重しながら恋愛するタイプだと。そして真矢とのギャップを埋めるのに真面目に考えすぎてしまうのかなと言います。

すると彰が心配だと会話に入ってきます。

「好き合ってても　折り合いがつかなくて別れる事もあるから・・・」

「・・・・」

彰の意味深発言に言葉が出ない縞川がね・・・くすっとなりました。

そして縞川は「全ては隆くん次第だね」と言ってその場を離れていきました・・・。

今から真矢の面倒を見に帰るようですヨ。（彰が真矢の面倒みるのも嫌だから、自分がしなきゃいけないもんね(*^_^*)）

どーせもう会わねぇし

縞川は、トイレから出てきた真矢を捕獲！

「オラッ　フロ入れ」

「！？」

放っておいて欲しい真矢はうるせーほっとけ、と言うのですが。。・この辺りは縞川の方が強いですからね。

強引でもお風呂に入れます。

髪の毛を洗ってあげる縞川・・・超優しいじゃないですか！！！(〃･ω･〃)

髪の毛を洗ってあげながら「今のお前みたら隆くんもドン引きだな」と言うと、真矢は「・・・どうせもう会わねーし・・」と声を振り絞ります。

「なんだ　完全に別れたのか？」

「知らねーよ　どーせアイツん中じゃもう終ってんだろ」

すると、縞川が真矢に・・・案外ネムくんの事を分かっていないんだね？と言います。

「ああいう子はうやむやが一番苦手だろ」

何でも白黒はっきりつけたがるし、今も必死で答えをさがしてると思うと。

そして真矢に問うんですね。

「で・・お前はいいのか？」

「ちゃんと答え出して会いに来た隆くんが今の腐ったお前見たら　今度こそ幻滅するぞ」

この言葉にはっとしたような真矢。

「・・・まだ希望あんのかな・・・」

真矢がこうやって反応するのもネムくんの事だけだと思うとやっぱりキュンとなってぎゅぅぅぅぅってなりますね(T^T)

縞川は、ルカから仕事もほっぽりだしている事を聞いたと言いちゃんと責任を持つようにと真矢に喝を入れます。

これでやっと・・・やっとやる気になったのか何なのか・・・真矢に変化が出たので縞川ナイス！な場面でした★

俺の体はこんなだったか？

翌日、職場で頭を下げて謝る真矢。

メンバーからはさんざんな言われようでしたが、皆真矢が好きなのですね(*^_^*)

厳しいけれどちゃんと受け入れてくれました。

仕事をしていると、ルカが「戻ってくれてよかったよ」と声をかけてきます。

「足引っ張って悪かったな」

「元気になって良かったよ　これから取り戻していけばいい」

でも真矢は「元気なんかねーよ」と言います。

ネムくんとダメになりそうだと。今だって少しは望みがあるかもしれないから・・・やっと立っていられると言う真矢。

これを聞いてルカは・・・

（なんだ・・・？　俺の体は・・こんなだったか？）

「お前・・・・しょーもないな」

いやいやいや・・・ルカ！！！！！！！！！！！勝手に自分の体だと思い込んで真矢からしたらいい迷惑よほんと。

真矢に向かってのしょーもない発言は許せない～！！！。

ルカからしたら、誰かと別れるたびに世界が終ったみたいになるのか？と言うことなのですが・・・これは真矢自身も自分でびっくりしているのだと言います。

「アイツとダメになったら　今までと比べものになんねー落ち込み方するだろうとは思ってたけど」

「マジでなんも手につかねーんだ」

そして、イベントも終るまでは手伝うつもりだけれどその途中でネムくんダメになって迷惑かけることになったらごめん・・・と先に謝ります。

ルカが、目の前にいるのが自分が手にしたい男だとは思えないような・・・そんな目で見ていたのが印象的でした。（知らんし！みたいな感じですよね笑）

沖野くんとネムくん

相変わらず仲良しですね(*^_^*)

思い出を語りながら、真矢の事を思い出すネムくん。

「僕は甘やかされすぎたのかな・・・」

真矢に優しく甘やかされるのに慣れてしまって、ガマンの効かないわがままな奴になったのかもしれないと沖野くんに話します。

真矢の意識が全部自分に向いていないと許せない傲慢な奴に・・・と言おうとしたところで沖野くんが「ちゃうよ」と。

本当の欲張りは真矢くんを独り占めしてしまうこと、それができないから悩んでいるのでは？と。

そして「それでも俺ええと思うよ・・」と泣きながら真矢の現状を話します。

でも沖野くんが話した真矢の現状というのが【濡れた野良犬みやいになってる】なんですよ(￣｡￣;)

これはネムちんも想像できなかったみたいで（笑）

野良犬みたいな匂いさせてると聞いてもピンとこなかったみたいです。そして「フットサルか何かの帰りじゃないの？」と全く想像できてないのが(T^T)

沖野君の涙ながらの訴えも・・・ネムくんには響かなかったようです。

普段の真矢を見てたら想像つかないですしね、仕方ないのかもしれません。

そしてネムくんは自分のコトを話しはじめます。

離れて1週間は寂しくて思い出したら急に泣けてきたりもしていたけど、受験が本格的になってきたら塾の方が忙しくて他の事を考える余裕もないくらいだったと・・・

「真矢は楽しい事もいっぱい知ってるし今は夢中になってることもあるから」

「今頃はもういつもの真矢に戻ってるんじゃないかな」

沖野くんはネムくんが話した「他の事」というのが真矢の事だと感じ、別れたみたいな言い方をしていると寂しく思います。

嬉しい事も楽しい事も半分

塾にて。

ネムくんの所に学生がやってきます。

無事に第一志望に合格して、春からはネムくんの後輩になるようです。

「おめでとう」

彼はネムくんの受け持ち生徒第一号なので。。。嬉しさもひとしおです。

そんな彼から「コレ！すごい効力だったよ」とお守りを出されます。これは・・・真矢と一緒に買いに行ったものだったのですよね。

それを思い出し、急に涙があふれ出てしまいます。

---

塾から帰ろうとするネムくんはふと雪が降っているそらを見上げます。

（嬉しいな・・・）

（真矢にも教えたら喜んでくれるかな・・・）

歩きながら去年の事を思い出しています。

雪の日に一緒に過ごした思い出がたくさんあり、どの記憶もキラキラまぶしかったけれど・・・今のネムくんが感じる雪の日はとても静かで灰色のような景色だと(T^T)

そして、心がすり減るような事はないけれど、真矢が一緒にいなくて、嬉しい事も楽しい事も皆半分だと感じるネム君は・・・・・・

というところで次号。

感想まとめ

素直に真矢を応援したくなった回でした。

ネムちんは・・・ちょっと同じところに立ち止まっている感じがします。

結局は真矢が好きだから・・・好き過ぎるから自分だけを見ていない真矢が面白くなくて、それを嫌だと感じる自分自身が嫌なんですね。

真矢は・・・安心しきって他の事に目が向いてすごく楽しく過ごしてたけどネムちんの事で何も手がつかなくなってしまって。

ちょっと切ないなぁって思います。

そして元凶とも言えるルカが。。。今の真矢を見てちょっと引いてる感じにイラっとしました。

勝手に半身だと思い込んでネムくんにもそれを吹き込んで仲違いさせるように仕向けて・・・・それで真矢が潰れそうなのを見たら「しょーもない」ってね。

いつかルカにもすっごく好きな人ができて真矢のこの気持ちをわからせたい！！！

そういうエピこないでしょうか。

今のルカはちょっと苦手なんで恋して真矢以上に振り回されるお話が読みたいです（≧∇≦＊）

あと、今回読んで思ったのは・・・真矢の原動力はネムくんだということ。ちゃんとそれがわかるような展開になっていけばいいなぁって思います（＊＾＿＾＊）

先生のコメントで真矢の廃人ターンが終るということでしたので・・・次回からはもっとキュンキュンする展開が待っているのだと思うと・・・楽しみしかないです（単純）

ちょっとここ最近の展開は読むのが憂鬱だったのですよね。だけど早く次が読みたい！

期待しかない！！！

真矢の廃人ターン・・・もっと描きたかったってあって・・・先生・・・ドSですな★

どこまでもついていきますけど・・・ほどほどにお願いします(T^T)心臓もたない～。

だけどこの後のラブラブターン絶対すごいと思うので・・・楽しみすぎます。絶対凄いと思う・・・・（何回も言ってしまいそう笑）

真矢ネムはラストはしっかりあまあまなようなので、ちょっと安心して読めますね。

やっぱりイベントがキーになるのかな(*^_^*)

ネムくんも・・・イベント初日はくるでしょうしね。きっと真矢を見ていろいろと感じる事もあるのかもしれませんね。

次話は5月号に掲載予定です！良かった～早く読みたいです！！！

ということで「酷くしないで」の感想でした★

マガビー届いたのが今日で読むのが遅くなってしまいまして。感想が遅れました。スミマセン(￣｡￣;)

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