キャラ10月号掲載、見多ほむろさんの【いびつなボクらのカタチ】12話・最終話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の12話は【いびつなボクらのカタチ2】に収録予定です。
今回が最終回でした。思わず涙がほろり。すっごく素敵なお話で、とても心に残る作品でした。
最後に舞花ちゃんの手紙とは・・・・たまらないですね。
では早速。
いびつなボクらのカタチ 最終回 Chara10月号
掲載P数 | 38P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 気持ちを確かめ合った伊吹と佑真
- それぞれの15年後が描かれている
- 舞花ちゃんからの手紙
いびつなボクらのカタチ 最終話 あらすじ内容・ネタバレ感想
今回は、、、本当にみどころ沢山でした。コミックスのアナウンスもありましたヨ!それは最後に書きますので、ぜひ読んでいってください~。
今号は是非とも!コミックス派さんも雑誌を手にとって読んで欲しいなって思うような内容です★
あらすじ内容【ネタバレ注意】
そして目の前で言合いをする二人を見て『家族』は血が繋がってなくてもなれるものだと感じたのか。。。伊吹は何かふっきれたようです。
二人きりになった佑真と伊吹。二人で話している時に、ふとした会話で伊吹の気持ちを佑真は知ります。佑真は浴衣を着るので手伝って欲しいを伊吹を誘って・・・
詳しい内容は11話の感想を読んでください♥
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告白
前回の続きからスタートしています。浴衣を着替えるのを手伝って欲しいと部屋へ誘った佑真。
今は物置になっているという佑真の部屋へ入ります。そこで浴衣を着替えるのを手伝うのですが。。。裸の佑真に伊吹はどきりとしてしまいます。
というのも、佑真が伊吹の手を握ったから。
佑真はもう自分は今年で40歳。それなのに気もきかないしかなり女々しいと言う。そう話していると・・・伊吹は『それでもいいのかという話なら これで少しは伝わりますか』と佑真の手を高揚した自分の頬にあてます。
そんな伊吹に佑真は・・・伊吹を守りたいと心から思います。
『もう君の前で堂々と心配してもいいんだな・・』
見つめ合う二人は・・・気持ちを伝え合い、キスをし、体を重ねます。※エロは7P ほど!
時は流れて・・・
『懐かしいわ・・・前来たときは3段ティーセットだったのよね・・・』そう懐かしみながら話しているのは香澄さん。
すると佑真がきっちり決めた格好で香澄さんを呼びにきます。
佑真の隣にはしっかり伊吹もいましたが・・・伊吹はなぜだかどんより。この場から帰りたいと言っています。
【あれから15年 僕らはいまだにバラバラに住んで生活している】
でも香澄さんには実はパートナーがいたらしく、今では一緒に住んでいるようです。
『僕らも行こう 君が一番に控え室にいないと』
この日は舞花ちゃんの結婚式。
そして佑真は舞花ちゃんから手紙を受け取っており、それを大事に胸にしまいます。
舞花ちゃんからの手紙
手紙の内容は・・・・『先生に手紙を書くのは二度目ですね』から始まっていました。
出会った時のことや、佑真が好きだったこと。それをまだ会った事がなかった時に伊吹に伝えたらへんてこな顔をしていた事・・・
その時はこんなに仲良くなるなんて夢にも思わなくて今となっては不思議です。。。と。
そして大学卒業して結婚したいと話した時、反対する伊吹を最後は説得してくれてたと佑真への感謝が綴られていました。
舞花ちゃんはパパを守るのはずっと自分の役目だと思っていたけれど、彼が倒れた時に本当にパパを守ることができるのは先生なんじゃないかと思ったと。
【だからね 先生がやっと打ち明けてくれたときは本当にうれっしかった】
と色々な舞花ちゃんの気持ちが書かれています。
ラストは・・・二人の時間を大事にしてほしい、自分たちのために幸せになって欲しい、泣き虫なパパをお願いしますという舞花ちゃんからのお願いが綴られていました。
いびつなボクらのカタチ
結婚式も無事に終わり、会場で泣きじゃくる伊吹。その横には佑真が手をとり座っています。
『パパ!』
退場したはずの舞花ちゃんが戻ってきて伊吹を呼びます。そして・・・ブーケを伊吹に投げます。
香澄さんが2つブーケを作ってくれてたようで、1つは伊吹にあげたかったようです(*^_^*)
『じゃ!あとは披露宴で!』
笑顔で手をふり去っていく舞花ちゃん。二人はあっけにとられ・・・顔を見合わせて大笑いします。
そしてラストは・・・素敵な素敵な家族写真が。
とっても素敵な最後のページでした。
ネタバレ感想
短いけど二人の気持ちが伝わってきたエロ
エロ場面はドッキドキですので是非。7P。セリフは少ないです。でも!余計なセリフがないからこそ感極まった感じとか、二人の動きがズドンと伝わってくるような素敵なシーンでした。
ここですごく好きだなと思ったのは、伊吹のセリフ。
『大丈夫だよ・・・動いて・・・』と佑真に言われるのですが、『・・・・はい でも・・・なんか・・・もったいなくて』って言うんです。
彼が高校生の時の事を思い出して欲しいのですが(※誠二と初めて会った回)、伊吹ってけっこうな絶倫さんなんです。何度でもやれるタイプ。その伊吹がこの1回をとても大事に大事にしているのだなというのが伝わってきて。。。キュンでした♥
好きですと言ってからの流れも最高で、何回も何回も読み返してしまいましたヨ。
二人ともカッコイイし、男性特有のカタさ(体型の)がたっぷり堪能できるエロでした。素敵。。。
舞花ちゃんの手紙に涙
これはね~なんとな~く何年後かに飛ぶんだろうな~とは予想してたのですよ。
でも・・・まさか結婚式まで飛ぶとは。予想してたのより遙かに先の展開でした。一緒に住んでるのかな!?なんて漠然と予想してたのに、一緒には住んでいないし香澄さんには20歳も年下のパートナーもいるし( ´艸`)
驚きもあって最終話は読みながらわくわくしました。
舞花ちゃんの手紙は・・・泣かせに来てるでしょ~!!!もう読みながらなんか感情移入してしまい・・・うるうる。
あの舞花ちゃんは・・・そばかすというチャームポイントはそのままに・・・とっても綺麗な女性に成長してます。
そして二人の幸せを願う彼女の気持ちにギュギュっとなりました。
『二人の時間を堂々と大事にしてください』『自分たちのために幸せになってください』と手紙には書いてあったのですが・・・もしかしたら一緒に住んでいないのは、舞花ちゃんのためを思っての事だったのかもしれませんね。
本当にいい子だなぁって思いました。香澄さんもすごく嬉しそう。
佑真と伊吹はそれぞれ指輪をしているのですが、佑真は右手薬指、伊吹は左手中指なんですよね・・・はじめはアレ?間違いかな?と思ってたのですが、2カット指輪がわかるシーンがあって、両方同じ指だったので間違いではなさそう。
これから先、二人の指わは左手薬指にかわるのかな!?!?と思うと・・・少しじわり。
ラストの素敵な写真
最後のページは佑真・伊吹・舞花ちゃん・香澄さんの4人で写ってる写真です。結婚式の時の写真なのですが・・・
この写真がまさに!タイトルなのですよね。
もうね・・・スゴイなって思いました。
『いびつなボクらのカタチ』というタイトルですが、今までの事を振り返って写真を見るとはっとするのですよね。
皆血が繋がっていないんです。
でも!大事な大事な家族になって強く結びついてます。
素敵だなぁ・・・とラストの写真でじわりときてしまいました。
はぁ・・もう胸がいっぱい。
早くコミックスで通して読みたいです。
まとめ
終わってしまいましたね。コミックスは10月24日に上下巻同時発売です!!!!
最近上下巻で同時発売が多くなってきましたよね!いっきに完結まで読めるのが嬉しい。コミックス派さんからしたら読むまでに長く時間がかかってしまいますが、その分モヤモヤのまま次巻待つことなく一気に読めるのはいいのかな!?!?なんて思います。
本当に・・・本当に超オススメ作品なので絶対チェックして欲しい!!!
BLが軸というよりは家族愛が中心な作品ですが、見多ほむろ先生の作品だなぁ~としみじみ。
素敵な作品ありがとうございました。ちょっと今は胸がいっぱいです。また見多ほむろ先生の作品が読めますように!!!
電子書籍
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