キャラ6月号掲載、見多ほむろさんの【いびつなボクらのカタチ】10話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の10話は【いびつなボクらのカタチ】に収録予定です。
こんにちは。今回は舞花ちゃんにぐっときた、そんな10話でした。大人は色々な状況や事情があって嘘をついたり、気持ちをごまかしてしまうけれど、子供は素直だなぁ・・・と感じてしまいました。
あと、すっごく気になることが作中にあったんです・・・えぇぇ!?これってどういうこと?って混乱。
それは後ほど。
いびつなボクらのカタチ10話 Chara(キャラ)6月号
掲載P数 | 42P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 舞花ちゃんに「パパと結婚できますか?」と聞かれた佑真はうまくはぐらかそうとするけれど・・・
- 伊吹は佑真への想いを募らせていく
- 二人の恋が叶うように舞花ちゃんが動く
【ネタバレ注意】いびつなボクらのカタチ10話 感想
すごく舞花ちゃんの想いが伝わってきて切なかった。健気でただただ好きな人の幸せを願ってるだけなのに・・・
大人は色々な事を考えなければいけないから、時には嘘もつくとは思う。
思うけど・・・佑真も舞花ちゃんにだけは本当の事を言って欲しかったかも。まぁ・・・子供はおしゃべりというのもあるから警戒するにこしたことはないんだけれど・・・
難しいところですね。
伊吹はどんどん佑真が好きになっていってて、こちらも切ない。
佑真も伊吹の事好きなのに、なかなかうまくいかないですね。あとものすっごく気になった事がありました。
早くそれを書きたいので、さっそく本編のネタバレ感想いきますね!
友達として
舞花ちゃんに「結婚でますか」と聞かれた佑真。
少しびっくりするものの、「でもね男の人同士は・・・」とやんわりはぐらかそうとします。
ここは多分、「先生が舞花のお父さんだったらなぁ~」と言ってた続きとして話をしようと佑真は考えたのかなと思います。(このときの舞花ちゃんは伊吹の気持ちとか佑真の気持ちとか抜きで、自分が一緒にいたいからって感じでしたよね!)
すると舞花ちゃんは、男の人同士でも結婚できると本に書いてあったと言います。
「舞花・・・先生にパパと家族になってほしい・・・」
「パパのそばにいてパパを一緒に守ってほしい・・・」
なんていい子(T^T)
そして再度佑真に尋ねます。
「パパのこと好きでしょ?好きだよね!?それって結婚出来るくらい好き?」
佑真は必死に聞く舞花ちゃんと同じ目線になるように膝をつき、優しい口調で言います。
「ちがうよ 友達としての好きだよ」
舞花ちゃんはこの言葉にショックを受けてしまいます。
「でもパパを守りたい気持ちは舞花ちゃんと一緒だよ」
「・・・うん」
想いは募っていくけれど・・・
伊吹の場面。
佑真からのメールに喜びが隠せない伊吹ですが・・・何があるわけではなく、舞花ちゃんに関する連絡でしょんぼり。
(何を期待したんだ・・・)
ふと鏡にうつった自分を見て、こんなにわかりやすいのかと。
(舞花ちゃんはごまかせても佑真さんは・・・)
↑ブブーですよね。逆ですよ逆!!!
佑真は気づいてないですよね。自分の気持ちでいっぱいいっぱいで伊吹がどう思ってるのかとかはあまり考えていっぽい。
まさか伊吹➨佑真だなんて思ってもいないでしょうね。。。
伊吹もそう。
佑真は早くから伊吹を意識していてる。でも前拒否されてから怖くなってるのですよね。(佑真の元彼が子供が居たことが発覚して荒れてた時の事:6話参照)
あれは伊吹が大事で特別だからこそ、あんなヤケを起したときに関係を持ちたくないという佑真の意志だったのですが。上手い具合にすれ違ってる。。。
案の定、伊吹は・・・
自分の事を佑真は弟くらいに思ってるのかなと感じてます。
それでも佑真への想いは募っていく伊吹を見てたら・・・すごくギュっとなってしまいますね。
二人の相性は!?
舞花ちゃんは夜に一生懸命本を読んでいました。
その本は相性占い。
佑真の血液型は何型だろう?と考えてるのがかわいらしいですね。
パパと相性良さそうな気がするけれど、佑真から「友達としての好きだよ」と言われて考え込みます。
(パパも・・先生とおんなじ「友達の好き」なのかな・・・)
ここで伊吹の声が聞こえてきました。
そっと伊吹が寝ている方へ行ってみると・・・うなされています。
怖い夢を見てるのかもしれない、起そうかどうしようかとそっと手をのばすと・・・「ゆう・・・ま さん・・・」と言いながら伊吹の目からは涙が。
それを見て舞花ちゃんは・・・・。
翌日、香澄さんの所へ。
「おばーちゃんいますかー?」
「あらお帰り」
香澄さんの所に来たのは、佑真の血液型が知りたかったからみたいなの。
「ねね、おばーちゃん 先生って血液型なに?」
「?A型だけど」
「A型!」
伊吹はB型らしく、一生懸命A型とB型の相性のところを見ると・・・・15%という数字。それを見て衝撃を受けガッカリしてる姿にクスっとなりました。
そして!!!ワタクシがすっごく気になったのがこの後なんです!!!
「・・・おばあちゃんと旦那さんは何型?」
「B型同士ね」
え?ちょっと待って。。。。
さっき佑真はA型って言いましたよね?
B×BってA型生まれないのですが(゚ロ゚屮)屮
どういうこと?って混乱しました。ここ、先生の間違いでなく意図的にB×Bであるならば・・・佑真は香澄さんの子ではないってことになりますよね?
いやぁ・・・今回ここが気になって気になって、ちょっと動揺してます。
話を戻して、香澄さんは舞花ちゃんが血液型占いをしてるので好きな子でもできた?と尋ねます。
「舞花じゃなくてパパなんだけど・・・」
「え」
何気に香澄さんがショックをうけててふふってなりました。伊吹かっこいいですしね(*^_^*)
「・・・どんな方なの?」
「うーん・・・パパのこと結婚できないって・・・ 友達として好きって言ってたひと・・・」
「ふられちゃったの?」
ふられたわけではなくて、舞花だけがきいたのだと答えます。
どうにかしてその人にパパのことを好きになってもらいたい、なにか良い方法なないかなと悩む舞花ちゃんが・・・ぎゅっとしたくなるほど愛しいです。
すると、香澄さんがなにかアドバイスをしようと思ったところで・・・宅配便が。
伊吹の思いを叶えてあげたい舞花ちゃんは・・・
ここでTVでやってる特集が耳に入ってきます。
パワースポット特集。
【誰にも知られずにお願い事を書くとかなう神社がある!?】
縁結びできたという人たちのインタビューを見て、舞花ちゃんはこれだって思ったようです。
翌日・・・舞花ちゃんは仮病をつかい(笑)作戦決行!
伊吹が仕事へ行ったあとにささっと用意し、出掛けます。コラコラって感じですが、ここは大目に見なきゃですね(≧∇≦*)
逞しいですね!
電車に乗り、目的地の神社へ。
お守りもすぐに買え、願い事を書いた紙を入れ自分だけのお守りを作ります。
きっと・・・これが縁を結んでくれると思いますヨ(*^_^*)
目的が果たせた舞花ちゃんは・・・帰りの電車の中で安心したのか眠ってしまいます。
伊吹はお昼休みに食事を買って帰ってきたようです。
でもいるはずの舞花ちゃんがいなくて、香澄さんに電話。
もちろん舞花ちゃんはいません。
携帯だけ置いて出て言った舞花ちゃんをあわてて探します。
その頃舞花ちゃんは。。。はっと目を覚ますのですが・・・降りる駅をだいぶ過ぎてしまっていました。
駅員さんに戻る電車を聞くのですが、運悪く人身事故の影響で電車が止まってるとのこと。
しばらく動けません。
助けてほしい
ピアノ教室にて。佑真は・・・ず~んとした表情で頭を抱えていました。
舞花ちゃんの言ってた事を思いだしてはグルグルと考えてしまってるようです。
(なんでそう思ったんだ?)
(子供に見透かされるほど僕の態度がどこかおかしかったのか?)
伊吹に相談しようと思うけれど、彼の心配ごとを増やすわけにはいかないし・・・と考えているところで電話がかかってきていると呼ばれます。
その電話は舞花ちゃんから。
『もしもし?舞花ちゃん?どうしたの?』
「せんせい・・?あのね舞花いまちょっと困ってて・・・」
「・・・助けてほしくて・・・」
今公衆電話からかけているという舞花ちゃんの話を聞いてるところで・・・伊吹がピアノ教室に現れます。
まぁ・・・舞花ちゃんが行くとしたら香澄さんのところか佑真のところですしね(^_^;)
佑真は伊吹にきこえるように電話をスピーカーにします。
舞花ちゃんは、今日どうしても行きたいところがあってパパに内緒で一人ででかけたと話しています。
そして電車が事故でうごかなくなってしまったと。
いつまで経っても動かないので不安になって電話をかけてきたようです!
『舞花』
ここで伊吹が電話に出ます。
今彼女がいるところの目印を聞き・・・・。
「舞花!」
伊吹と佑真、そして香澄さんが舞花ちゃんを迎えに来ました。
「パパに嘘吐いてどこに行ってたの?」
「・・・言えない」
「みんな一緒に探してくれてたんだよ」
そう言われて佑真や香澄さんを見て少し泣きそうになる舞花ちゃん。
どこに行ってたのか?と再度聞かれるのですが・・・
あのお守りね、人に言ったら駄目なのですよね。誰にも知られずに願い事を書くというのが重要なの。それは伊吹の恋を叶えたいという彼女の願い。
だから舞花ちゃんは言えないんです(T^T)
それに素直に言ってしまったらそのお守りの中に入れてる紙が見られてしまいますし。
「・・・・言えない・・・」
でも悪いことをしに行ったんじゃないという彼女ですが、伊吹は・・・すっごく怒っていて・・・・・。
その顔を見て帰ろうと手を引く伊吹の手をふりほどき、走ると・・・車が!!!
「舞花・・!!」
間一髪。。。なところで佑真が動いて何事もなかったのですがびっくりしました・・・。
「・・・ぶな 舞花ちゃん大丈夫!?」
「ケガしてない!?」
その様子を見て・・伊吹は固まっていました。そして・・・舞花ちゃんに手をあげようとする伊吹を佑真が止めます。
「伊吹君・・・!!」
震える手を握りしめる伊吹。
「舞花は お父さんのこと・・・忘れちゃったのかよ・・・!!」
そう言われて・・・「忘れるわけない・・」と舞花ちゃんは泣きながら香澄さんに抱きつき・・・つづく。
感想まとめ
うううう~辛い~。
伊吹の事を思って行動したことなのに、言えないから拗れてしまって。
舞花ちゃんは誠二さんの事を忘れたわけじゃない。
でも伊吹には幸せになってほしいのですよね。
立派だと思いますよ。彼女はすごく優しい子(T^T)
結局、彼女がこの行動を起したのは佑真が自分の気持ちを誤魔化したからですし。(まぁ言えないのはわかるので仕方ないですが)
素直に好きだと言ってたら・・・どうなってたのかな?って考えたりします。
伊吹も佑真も想い合ってるのに、ちょっと色々なことが絡まってフクザツになってますよね。
あのお守りですが、もう誰にも知られずに願い事を書いて舞花ちゃんが持ってるから・・・目的は果たせてると思います。
きっとあのお守りの中身を香澄さん、もしくは佑真or 伊吹がみるのかなと。
『先生がパパを好きになってくれますように』
『パパのこいがみのりますように』
これを見たらね・・・伊吹の気持ちがわかるはず。
この舞花ちゃんの想いを、誰が見たら一番良い方向へ向かいそうか・・・と考えたらやはり一番は佑真でしょうか。
伊吹が見たら佑真の負担になるとか違う方向に思ってしまいそう。
香澄さんが見たら・・・香澄さん→佑真はあるかもしれません。
ちょうど佑真と色々話す機会にもなるので、香澄さんが見て知るのが一番なのでしょうか?
香澄さんはなんとなくですが・・・佑真の性癖には気づいているような気がします。
あと血液型ですね。
これはびっくり。
佑真と香澄さんが血の繋がりがない可能性もあるって事ですよね。ちょっと今後気にして読んでいかなくては。
今回もすごく面白かったです。
切ないけど、健気な舞花ちゃんにギュっとなりました。
伊吹と佑真・・・気持ちを言い合えるといいですね。
結局はみんな優しいからフクザツになってしまうのだろうなぁ・・・。早く続きが読みたい・・・。
次話はキャラ8月号に掲載。そろそろ・・・お互いもしかして!?みたいな良い雰囲気にならないかな(≧∇≦*)
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