ディアプラス12月号掲載、志水ゆきさんの【花鳥風月】65話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の65話は【花鳥風月9巻】に収録予定です。
こんばんは。原画展も開催中ですが、すでに行かれた方いらっしゃいますか?ワタクシは土曜日に行ってみようかと思っています。どんな感じだろう!?とドキドキ。
前期後期で違うものもあるようなので、、、できれば後期も行ってみたいです。
今回は、大塚さんの正体がわかりました。個人的には若干納得できない部分もありまして。う~んこれからもっと詳しい背景が出てきたらいいな!?と。。。
ちなみに前回書いてた予想は外れました。えへへ(〃´∪`〃)ゞ
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では早速!
花鳥風月65話 ディアプラス12月号
掲載P数 | 20P |
満足度 | ★★★★☆ |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 財前は吉利谷をおびき寄せるための人質。
- 大塚さんの素性がわかる。
- 吉利谷の気持ちにはギュっとなる。
【ネタバレ注意】花鳥風月9巻-65話 感想
扉絵のアオリから痺れましたね~。吉利谷にとって財前がどれだけ大切な人なのかがよくわかるような、そんなアオリでした。
扉絵の時点ですでに胸キュン♡
大塚さんの件は、けっこう( ,,`・ω・´)ンンン?って思う事があって、それを語りたいのですがまずは本編から。
大塚さんが欲しいものはお金!?
大塚さんは財前に向かって自分の事を話し始めます。
どうやら借金があるみたいですね。それは【奨学金】。大学進学したときのものだそうで、まだ半分も返せてないのだとか。
天城さんは気にしなくていいと言っているようなのですが、彼女の事を本気だからこそこういった行動にでたのかもしれません。というのも・・・
大塚さん自身も弁護士を目指しているけれど、司法試験でいつも躓いてしまうようです。
彼女は独立して自分で事務所を立ち上げようとしているのに、大塚さんは弁護士にもなれず・・・昼は弁護士事務所で、夜は週4で清掃のバイトを掛け持ちで借金返済の日々。
彼女と自分を比べてしまっているのだと思います。
そんな事を財前に向かって話してはいるものの・・・財前はすでに眠ってしまっているので聞いておらず。
寝ている財前を見て大塚さんは言います。
「人質ゲット」
この言葉からも、狙いは吉利谷であることがわかりますね。
監禁
吉利谷から渡されたものを持って火弦が事務所へやってきました。
灯りをつけたままで、施錠もされていないのに財前がいないこと、机にはコーヒーがこぼれているのを見てはっとします。そして急いで防犯カメラをチェックすると・・・
運び出される財前の姿が。
一方その頃、吉利谷の方でも動きがありました。
丹羽っちが探偵をやとった人物をつきとめたようです。すでに火弦から防犯カメラの画像が送られていた吉利谷は、その人物と同一人物かどうかを丹羽に確認します。
「その男はこいつか?」
「! そうっす!・・・てこれ 一緒に映ってんの財前先生ですか?」
自分を調査していた人物と財前を連れていく人物が同じを知って吉利谷の表情も険しくなります。
吉利谷はすぐに曜明さんを呼ぶように丹羽に命令します。
ここで吉利谷のスマホが鳴るのですが、なんと財前からメール!!!と思ったら・・・財前のスマホを使って大塚さんがメールしてきたようです。
【財前真澄を監禁した】と。
生きて返してほしければ1時間以内に一人で指定された場所へくるようにとの事でした。
大塚さんの素性
すぐに吉利谷は指定された場所へ向かいます。
その道中、曜明さんから監禁場所の特定、彼の借金のことそして・・・彼の素性を知らされます。
ヒントを書いておくと、
彼の両親は離婚していて母親の姓を名乗っている、ということ。
吉利谷にとっては、もう振り返りたくない振り払ったはずの過去のものです。大塚さんの下の名前は【和文(かずふみ)】。
花鳥風月7巻に出てきているので、気になった人はぜひ【花鳥風月7巻】をチェックしてみてください。えぇぇぇぇ!!!って思うと思います。
でもそうなると疑問がいっぱい。。。。
財前を救う方法
大塚さんは吉利谷に財前の居場所を教えるには条件があると言います。
目の前には5つの部屋のキー。
「財前さんはこの5つの部屋のうちどこかにいます。 確率は1/5」
鍵1本につき一千万+吉利谷の指だと言います。
吉利谷にキー1本につき指1本折れと言っているのですね。
「計5千万円と指5本 命の値段にしてはお手負ごろでしょう?」
吉利谷はすぐさま5千万を支払います。
まとめて5本鍵をよこせと言っているので・・・その場で5本の指を折る覚悟なのでしょうか・・・
緊迫した状況でここは終わり。
ちなみに財前は浴室にいます。もう少し詳しくかくと、眠ったまま浴槽に入れられていて時間が経つと溺死してしまう環境に置かれています。
次話はどうなるのでしょうか(´;ω;`)
吉利谷なら迷わず自分の指を5本とも折ってしまいそうで・・・考えただけ痛っってなってしまいました。
感想まとめ
まず、大塚さんの事は納得いなかい部分があるのですよね。
大学を奨学金で行った、という事に関してです。親が離婚しているにしても、父親の方は大学費用は出してくれそうな人なのですが・・・。(7巻を読むとそう思うと思います。)
吉利谷ではなくそちらに行けばいいんじゃないの?って正直思いました。
なぜ吉利谷からお金を取ろうとしたのか、ここにも理由があるのではないかと。
しかし・・・お金目的にしても、財前をこんな風に扱ってお金得たところで・・・天城さんとの関係はどうするつもりなのでしょうか?
大塚さんの話し方からすると、天城さんとの関係は吉利谷・財前抜きでちゃんとしたものだった気がします。
それと、お金があれば司法試験に合格するかと言えばそうでもないですしね。とはいえ、バイトをかけ持ちしなくて良い=勉強ができるという事なのでしょうか?
ただねぇ・・・弁護士になるのが夢だと言いながら、やっているのは犯罪ですし。しかも指を折る必要ある!?これって吉利谷に恨みがあるからそうするのかなとも思えてしまって。
なぜ吉利谷を恨む!?ってそこも疑問が。
大塚さん・・・言ってる事とやってることがなんか矛盾しすぎてて( ,,`・ω・´)ンンン?ってなってしまいました。
それにどうして吉利谷?吉利谷を調べていたのなら、彼がどういう状況でどうして今に至ったか知っているのでは?誰から吉利谷の事を聞かされて調べようと思ったの?
まさか母親?母親が探して援助してもらばみたいな事を言ったのでしょうか?幼少期のころを覚えいるのでは?とも思ったのですが、会った時は「知人の息子」って吉利谷は言われてたと思うのですが。
大塚さんは吉利谷の事を覚えているはずもないので、誰かにそそのかされなければ彼からお金を巻き上げようなんて思いつくはずないのになって思いました正直。
むしろ、吉利谷を失意のどん底においやった人達じゃないですか?(この意味は7巻読んでください☆)
大塚さんの行動が意味わからなくて。今後はどういう理由でここに来たのかまた説明があるのかな?と。
今のままだと、大塚さんには疑問符ばかりついてしまうので、きっと彼が吉利谷を調べてこういう事をした理由が明かされていくのではないかと思います。
7巻を読むと、なぜ大塚さんは親に頼まない?って思ってしまいました。。。(母ではなく父)ヤクザを敵にまわす事がどんなことなのかわかっているのかしら(-_-;)
しかも吉利谷は組長ですよ。。。命を落とす危険もあるというのに。吉利谷に何かあったら丹羽がだまってないでしょ。。。(-_-;)
探偵の人も亡くなってますし、それには大塚さん関与してなければいいなと思います。(再生してほしい)
う~ん、実は晃夫の息子で復讐が目的で・・・とかなら借金のことも指のことも納得できるのですけど(-_-;)どうして大塚さんが指まで折るように指示したのかもわからないです。
第2の人生?を自分なりに歩んでて、ヤクザの世界とはいえ成功している吉利谷を見るのが疎ましかったのでしょうか?
早く次が読みたいです。。。もし吉利谷が指を折っていたら・・・財前は自分のせいでって苦しみそうですよね。でも吉利谷の気持ちが伝わるのはここなのかなって思いました。
自分を犠牲にしても助けたいって、、、吉利谷のスパダリ感がすごい。
5千万と言われた時も財前の爪1枚にも値しないって言ってて、、、聞かせてあげたいな財前に(⌒∇⌒)
ということで!気になる事たくさんありますが、次号ですね!お名前あったので今からもう12月が待ち遠しいです。
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