ディアプラス3月号掲載、志水ゆきさんの【花鳥風月】67話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の67話は【花鳥風月9巻】に収録予定です。
待ってました!!
すごく楽しみにしていた花鳥風月の最新話★財前の居場所がまだはっきりしてないので早く探し出さなくては!
花鳥風月67話 ディアプラス3月号
掲載P数 | 28P |
満足度 | |
この雑誌をよむ |
簡単なあらすじ・ポイント
- 今回は絶対読んで欲しい
- 部屋の鍵は嘘の部屋番号だった!
- 吉利谷をはめようと警察に電話するけれど・・・!?
- 丹羽っち久々に仕事をする(笑)
- やはり吉利谷は財前から離れようと思っていた?
【ネタバレ注意】花鳥風月9巻ー67話 感想
面白かった(T^T)ちょっとじわり。
しかし大塚さん(たぶんこれから大塚)が意味不明なんですけど。。。ほんと何の怨みがあって吉利谷にこんなことをするのかは今後わかるのかなと思います。
丹羽っちがちゃんと捕獲したので。
それはそれで気になるけれど・・・財前本当に危機でしたね(T^T)
でも彼を暗闇から救うのはいつも吉利谷なのだなぁと思ったら感動してしまいました。やっぱり花鳥風月最高です。面白すぎる。
ただ、珍しい~と思ったことがありまして。
けっこう白かったのですよね場面が。トーンも後半はスーツにはあったけれど前半はほぼ白で。
あ、でも吉利谷って白いスーツのイメージが強いからまったく違和感ないのが不思議!むしろグレーのスーツの方が違和感あるってくらい吉利谷=白スーツってイメージが( ´艸`)
今回はほんとたくさんの方に読んで欲しいな!と思う場面。
あと!!!今回は扉絵も萌えました。扉絵のアオリは財前の気持ちなのか吉利谷の気持ちなのか!?両方に当てはまるのがスゴイな~と感心したアオリでした。
提示した鍵は嘘だった
大塚が用意していた部屋の鍵には財前はいないことがわかりました。
前回のあらすじはこちら。
[kanren url="https://bl-magazine.com/kachofugetsu9-66wa"]
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/02/dfe3d39f9972524793e99418b2d75bec.jpeg" name=""]指まで折らせて部屋番号違うってどういうこと!!!
この卑怯さに一瞬で大塚が苦手になりました。本当に弁護士を目指してるヒトなの!?と。[/lnvoicel]
必死の吉利谷は大塚に部屋番号を聞き出そうとするけれど、口を割らせる前に探しに行った方が良くないですか?と言われてしまいます。
「このホテル内にいるのは確かですよ」
24ある部屋の中には必ずいるという。
「頑張って探してくださいよ」
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/02/dfe3d39f9972524793e99418b2d75bec.jpeg" name=""]イッラ~~~~~~~~~~!!![/lnvoicel]
とりあえず火弦が探した部屋は排除できるので探す数はもう少し少なくなるけど、本当に卑怯すぎて腹立ちますね。
吉利谷は丹羽に大塚を回収するように伝えます。「フロント裏に繋がってる転がってる」からと。
続けて曜明さんには大塚の口座からお金を引き出すようにと伝えます。
やっぱり大塚はヤクザと関係があるってことなのでしょうね・・・・。
フロントに転がってるのは大塚さんです。フロントと繋がってるではなくて大塚さがフロントに転がってるから回収しろってことですね!
全然意味が変わる間違いしてしまってすみません!!!
財前を必死に探すけれど・・・
吉利谷はひとつひとつの部屋を必死に探します。
ここで火弦と合流。火弦は4階にはいなかったと伝えます。
ということで吉利谷は2階、火弦は3階で別々に探すことに。
この時大塚はというと・・・公衆電話から電話をかけていました。
「も・・・もしもし警察ですか!?」
休業中のラブホにヤクザらしき男がいて気絶した男性を運んでいたのを見たと言ってホテルの場所を伝えています。
「早く来て下さい!あ・・・っ!!!」
とか言って演技までしてね!
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/02/dfe3d39f9972524793e99418b2d75bec.jpeg" name=""]弁護士よりも俳優目指した方がいいよ![/lnvoicel]
してやったりの大塚ですが。。。ここで丹羽っち登場!!
「勝手にいなくなるなよ 探しちゃったじゃん」
必ず見つけて救い出す
丹羽は吉利谷に大塚を捕獲したことと、これから警察が来るかもしれないということを伝えます。
でも吉利谷は、自分の保身よりも財前だということで捜索を続行。
(財前を見つけるまでは 絶対に引かない)
(必ず見つけて救い出す)
それまでは何とか持ちこたえていてくれと必死に願いながら探します。
その頃財前はというと・・・
もう水が浴槽いっぱいでかろうじて鼻が出ているだけになっています。
手を後ろで縛られ、足はつるし上げられてVの字になってる状態。顔を上げるにも腹筋をつかってあげる他方法がありません。
(そろそろ・・冗談じゃなく 腹筋・・が 限・・・界・・・っ)
腹筋で上半身を持ち上げるのも苦しくなった財前は・・・水面に浸かってしまいます。
このまま死ぬのか、こんな所で・・・
(冗談じゃない)
気力だけで身体を持ち上げ息を吸います。
息さえできれば死ぬことはない。
朝になれば誰かが来てくれる、もしかしたら事務所きた火弦が気づいてくれるかもしれない・・・そしたら吉利谷が動いて助けにきてくれるかもしれない。。。
そんな「かもしれない」に希望を抱くけれど、もし誰も気づいてくれなかったら?と絶望も襲ってきます。
気持ちも身体も暗い水の中に沈んでいく感覚・・・
(こんなにも夜明けを切望するのは 14歳の夏 あの時以来ー)
この14歳の夏は二人の過去編に描かれていますので、気になる人はぜひ7巻を読んでみてくださいね★
あの時も吉利谷の存在が財前にとって救いだったのですよね!
14歳の夏のあの吉利谷の顔を思い出している財前・・・
すると
「財前!!」
という声と共に引き上げられます。
目を開けると・・・そこには14歳の吉利谷ではなく今の吉利谷の顔が。
「大丈夫か!?ちゃんと息してるな!?生きてるよな!?」
「あ・・・あ・・・」
吉利谷は財前が無事だと確認すると、火弦にもすぐに撤収するように命令します。
このあとは、二人のちょっとした時間があるのでそこは読んでのお楽しみで(●´∀`●)
(絶対助けに来てくれると 思ってた)のシーンがとっても素敵です★
吉利谷は財前の側から離れるつもりだった?
間一髪警察から逃れた二人。
濡れたまま車に乗ってしまったことを財前は謝ります。
「気にすんなお前は何一つ悪くない」
そんな風に言う吉利谷ですが。。。ここで財前は彼の指がすごいことになっていることに気づきます。
「お前その指どうした!?」
自分を助け出すために負った怪我なのか?と尋ねる財前ですが・・・
この指は自業自得なのだと吉利谷は言います。
「お前の所為じゃない」
ごめんなという吉利谷が・・・以前頭部に怪我をしたときに謝ってきた姿と重なってしまいます。
あれから吉利谷が離れていったのですよね。だから財前は言うの。
「別れないからな」と。
どれだけ自分が吉利谷を想ってきたかを口にする財前。。。。
「覚悟なんかとっくに出来てる!」
と伝えて・・・・
感想まとめ
ラストはもう少しだけ財前が吉利谷に向かって話しています。ここもぜひ注目して読んで欲しいです★
やっと自分の気持ちを口にした(T^T)とすごく嬉しくなった回で読んでてじわりときてしまいました。
助け出されるだろうとは思いながら読んでいても救出されたときはじわりときてしまうもんですね(T^T)嬉しかった・・・。
でもこういうことがあったからこそ、自分の気持ちを伝えることができたのかなって思います。
お互いなんとな~くな曖昧な気持ちの伝え方だったけれど、今回の財前のセリフはちゃんとストレートに伝わるようなものだったと思います。
吉利谷がどんな反応をするのか今から楽しみで仕方がないです。早く読みたい~。
最初に興奮しながらいい場面の感想を書きましたが・・・
ちょっと大塚め・・・ですよ。
ただ、フロント裏と繋がってるとあったので利用されているという道もちゃんと先生がつくってくれているのかな?と思いました。
読み間違いでちょっとイミフなことを書いてしまいました(笑)
今回の作中からはヤクザと繋がってる感じはないみたいです。昨日読んで下さった方すみません~。
昨日からの修正・追記です。
ただ・・・大塚と天城さんのことを考えたら何らかの救いは欲しいなと思います。
読みながらほんと大塚め~!!!!って思ったけれど、仮にも義弟だった子なのでイイ方向に進めばいいなとも思います。
というか・・・誰かに利用されていると考えないと、ほんと大塚のやってることって意味が分からないというか。
本当にお金が欲しかったら指とかも全く関係ないし、財前を殺そうとする意味もわからない。だって天城さんの親友なのに。
元彼で弁護士になってる財前に嫉妬?ってことも考えられなくもないけど、もしそれなら天城さん・・
[lnvoicel icon="https://bl-magazine.com/wp-content/uploads/2020/02/c02e8f56ce8eac0c168946fd431cb075.jpeg" name=""]そんな男はやめた方がいいよ?[/lnvoicel]
ってなるし、先生だからなんかまるく収まるような展開になるのではないかな?と思ったりもします。
考えようと思ったら色々と考えられますよね。自分は母親側の姓になり苦労したけど、吉利谷は今でも吉利谷で戸籍は残ったままなはず。そういう嫉妬?もあるかもしれない。
とにかく今後、どういう理由でこんなことをしたのかちゃんと大塚の口から聞きたいなと思いました。
ということで!!!今回本当に胸キュンならぬ胸ギュンでしたので・・・気になった人はぜひ!!!
今回のネタバレ感想気に入ったヨ!というお優しい方は下にある拍手ボタンぽちっと押していってくれると超喜びます(●´∀`●)
※押したからどうとかっていうのは全くないです。単なるやる気UPボタンなので★
電子書籍
ディアプラスの紙・電子・ラインナップなどはこちら。
【BL雑誌】ディアプラス 最新情報/電子配信・ラインナップ
続きを見る