シェリプラス7月号掲載、日ノ原巡さんの【神様のウロコ 2巻】第9話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
これからどんどん甘くなっていくのかしら、どうなのかしら・・と思いながら楽しみに待っていた神様のウロコ。
今回も良い雰囲気で・・・!?
神様のウロコ 9話(2巻)/ネタバレ感想・あらすじ
神様のウロコ8話 簡単な内容&感想
- 鱗と智治のお初はとっても胸キュン♡
- これから本当の夫婦になるための試練が待っている!?
- 9話までを収録した1巻・2巻が秋頃発売されて、10話は2020年に入ってかららしい。。。
【ネタバレ注意】神様のウロコ9話 感想
9話までが2巻に入るようなのですが、10話目が2020年ということは・・・その間にどこかで連載されるのかしら!?
コミックス作業で忙しくなるので休載?とにかくこのお話の続きは暫く待ての状態になりそうです。
この作品がすごくお気に入りなので・・・2020年・・・
えぇぇぇ~来年!?って思ったのですが、4回待てばいいのだ★(4回目に掲載されると決まったわけではないですが(笑))
でも今回はわりと区切り良くて、次からはさらに面白くなりそう!?という感じなのでいつまでも待てる!!!
二人の笑顔が印象的で、なんとしてでも二人一緒に幸せになって欲しいなぁって思いました。
智治が鱗に「あなたが好きなんです」と言う前のきりっとまっすぐ鱗を見つめるシーンがあるのですが・・・これにズキュン♡あの絵はやばやばです。
今までで一番!ってくらい・・・智治カッコイイな(〃・ω・〃)って思った。目だけのカットなのにすごく良かった・・・(*´Д`*)
決意のこもった真っ直ぐな目で鱗を見つめる姿。。。最高です。
二人の絡みも、神様と生け贄の儀式のような絡みではなく・・・恋人同士のような絡みですごく良かったですし。
智治もとても頑張りました。
ストーリー的には相思相愛になったので、次からは二人で力をあわせて試練を乗り越えていく!みたいな感じになるのかなぁと予想。
ただ、司(智治の幼なじみ)も絡んできたりするかも・・・
ではここから下は雑誌内容に沿っての感想です。ネタバレ盛大ですので盛大なのはいらないという方はここでSTOPしてくださいね!
このひと俺を見ていない
鱗と智治がいよいよ・・・な場面ではあるのですが・・・
智治はある違和感を覚えます。
鱗の手が龍の手に変わっていること・・人型が保てなくなっていたり、傷口を吸われて感じてしまっていることなど気になるのに・・・
そういうのも全部どうでも良くなってしまっていると。
(これが このひととするって事・・・?)
蛇の神様に魅入られた女性が、どんなに拒んでも毎晩蛇の元に引き寄せられる話を思い出し、あれもきっとこんな感じなんだろうなぁと考えます。
そして、その蛇の神様のお話は最後はどうなったかを思い出していると・・・
このまま鱗に任せて大丈夫なのかと不安になります。
「鱗さんちょっと待って」
「大丈夫 痛みは感じませんから」
またも違和感を感じる智治。
そしてその違和感の正体がわかります。
(・・あ このひと 俺を見てない)
鱗と自分とでは、この行為の意味が根本的に違うのだと理解します。
鱗の目に映る自分は「生け贄」でしかないのだと。
「どうしても怖いのなら 私の目を見て」
「何もわからないうちに全て終らせますから」
でも智治は「そんな必要ないんですよ」と鱗に言います。
嫌な事から逃げてきたという智治。ずっと気持ちが晴れなかったけれど鱗が来てから変わり、何度も助けられたと。
「嬉しかった そんなあなただから どんな姿でも信じられる」
「俺はあなたから逃げません」
「だから あなたもちゃんと俺を見て」
できれば食事するみたいにするのではなくて恋人っぽくしてもらえたら嬉しいと伝えます。
「恋人・・・?」
さっきまでの怖かった鱗ではなくていつもの鱗の表情に戻ります。
鱗は、智治を食事だなんて少しも思ってはいない、ただ人間の言う恋人らしさというのがよくわかからないのだと言います。
この言葉を聞いて、先ほどまでの鱗の態度はただ「恋人」がどういう風にするのかを知らないだけなのだと理解します。
ここからは少し智治がリード。
そしてやっと・・・・合体です(〃・ω・〃)
鱗って今、手が龍の手になっているので爪がすんごい尖っているのですけど。。。どうやって慣らしたかというと・・・
舌。
それにはちょっとショックを受けている智治がかわいかったです。
そりゃ、、、指より舌の方が恥ずかしさ倍増ですよね。
でもそんな智治はさておき、鱗は智治と合体できてとっても気持ちよさそう(*^_^*)
ウロコは性感帯
これすごく気に入りました(笑)
抱き合っていると、鱗の身体がキラっと光ります。何が光ったか、確かめてみるとそれは鱗のウロコでした。
ちょっと触れてみると・・・「あっ」と鱗が反応し「いけません智治殿 悪戯しないで・・・はぁ・・・♡」とカワイイ声を出してしまうの!!!
ここすっごく鱗がかわいくて好き。そして・・・ウロコが性感帯とは!!!
智治にウロコを舐められ、一気に激しくなってしまう鱗とか・・・イイ感じ★
気持ち良すぎるのか涙をためながら鱗のゴツゴツした指(爪?)に顔をスリスリする智治ですが・・・ここで鱗の手が人間の手に戻ります。
「なんで・・・?いいのに・・・」
「繋ぎたいんです」
今の鱗の目にはしっかり自分が映っていて、それが嬉しいと感じる智治は・・・鱗の事が好きなのだと改めて実感するのですね。
一緒に達した二人。智治は鱗のおでこにチュっとキスをすると、その行為に鱗はすごく驚きます。
智治がはじめて
智治との絡みで、透けた身体も元に戻った様子の鱗ですが、過去の生け贄たちの事を思い出していました。
(私にとって 「生贄との夜」は虚しいもの)
(生け贄から向けられる感情はどの時代でも皆同じで)
(私にはせめてもと苦しみを忘れさせてやることしかできなかった)
「生け贄」が怖がるのも当然だと感じる鱗。自ら望んだわけではなく、他人の願いのために・・・その代償として捧げられたわけなので。
でも智治は違ったと。
目を反らさず逃げないと言ってくれたのは智治が初めてだ、と寝ている智治に向かって話します。
「抱きしめられるのがあんなに心地良いなんて 知らなかった・・・」
このときの鱗の表情がこれまた最高でして・・・ここもみどころ!
鱗にとってはとても嬉しい事だったのですね。
拒まれるばかりの一生なら
鱗と智治の祖母との会話。(回想)
智治の祖母と話している龍神様(鱗)。このときは龍の姿です。
「誰も私の妻になどなりたがらない 「幸せな夫婦」など私には過ぎた夢でした」
と若干やさぐれモードではあるのですが、智治祖母は「それは龍神様次第かと思いますが?」とニコニコしながら話しています。
それでも疲れ切っている龍神様は「拒まれるばかりの一生なら 消えてしまったほうがマシです」と口にします。
智治の祖母はそんな龍神様に、どうせ諦めるなら最後に一つ賭けをしましょうと。
その賭けというのは、龍神様を愛する妻が現れるかどうか・・・というものでした。
龍神様は現れな方で祖母は現れる、に賭けたのかしら(*^_^*)
あなたについていくことはできない
うらら(犬)を引き取りに百合さんの所へ行く二人。
そこで百合の弟の司がやってきて智治の変化にちょっと気づいた感じ!?
この司が今後もっと関わってくるような気がします。
うららを引き取った後散歩に出掛けるのですが、智治はズキズキを昨日の痛みが響きます。
やっているときは鱗の崔淫効果で痛みをこまかせても、終ると痛みは残るみたいで(^_^;)そんな智治を心配する鱗。そんな彼の手を智治はギュっと握ります。
「元通りですねよかった・・・」
でも交わる事で鱗の変化を食い止めてもそれは一時しのぎ。
そして人間の世界に留まる時間を引き延ばす程、回復も難しくなるのだと鱗は言います。
「・・私の目的はあくまで あなたをこの水の底に連れて行くことですから」
ここで智治は、鱗との縁を切ってやろうかと稲荷神に言われた事を話します。
鱗をこのまま地上に縛りつけても苦しめるだけだからと言うことのようですが。。。
そう言われて色々考えたのだと智治は言います。
「やっぱり俺 あなたについていくことはできない」
うららを置いていけないし、いなくなったら心配する人もいて何よりやり残したこともまだたくさんあるからと。
たとえ智治祖母の願いの代償であっても簡単に命はやれないと言います。
あなたのことを諦めたくない
悲しい表情になる鱗。
でも、智治はその後の事もきちんと考えていたようです。
「なので探します それ以外の道」
「俺もあなたも契約に縛られずに一緒にいられる道」
智治のなかでもしっかりと鱗への気持ちが育っているようですね(*^_^*)
智治自身も鱗を忘れることなんて出来ないと感じています・
色々頑張ってもし何も為す術がなければ・・・そんな時は鱗についていってもいいとまで決心しているので智治の覚悟もうかがえます。
できる限り足掻きたいという智治に対し、鱗は少しわからないと言った様子でした。
「なぜ?「縁」を断つなり 私が弱り消えていくのを待つなりすれば あなたは人として元の自由な生き方ができるのに・・・」
「なぜ私のためにそこまで・・・」
はぁ~とため息をつく智治。
そしてまっすぐ鱗を見つめて言います。
「あなたが好きなんです」
「あなたの事を諦めたくない」
そう言って鱗を抱き寄せます。
後ろの川がぶくぶくと音を立てはじめると・・・・ザッバァを爆発したかのように一気に水が舞い上がりました。
「!? これ鱗さんがやってます!?」
鱗はとっても嬉しいのですね(*^_^*)水も踊っているかのようでした。
「今なら国中にとどろく特大の雷も落とせそうです」
本当に・・・とても嬉しそうな鱗。
「私もあなたを諦めない」
「愛し慈しみ合う夫婦になれるまで決して!」
気の毒か幸せか
はしゃぐ鱗を影から見ているのは・・・天弧と名前出てきてたかな・・・?多分この人は辰護(たつもり)神社の神主さんだったような・・・。
2話目で智治が鱗をお祓いしてもらおうと電話してた人がこの人。
あとは確か・・・智治が襲われた時にも登場してた記憶が・・・稲荷神さんだったかな・・・・今雑誌が手元にないのですが(^_^;)
「そら見ろ天狐!今どんな気分よ?ええ?」
嫌そうに見つめながら狐は「・・・貴方様が楽しそうで何よりです」と答えます。
「稲穂の君のご厚意を退ける無礼者 制裁したい・・・」
でも神主さんは智治は神の嫁に向いていると言い、これからどうするつもりなのか見物だと。
天弧は・・・嫌な子のように思えるのですが、これは鱗が好きで彼を心配しているからこそなのですよね。。。
「質の悪い生贄に捕まってしまった・・・気の毒な鱗さま・・・」
「気の毒ぅ?」
あれが気の毒に見えるかと問う稲荷神さん。
自分にはここ何百年かで一番いい顔に見えると言って幸せそうな二人を見つめるのでした。
ここまでが2巻収録!
この幸せそうな二人の笑顔が続きますように。
感想まとめ
二人で一緒にいたいと強く思う事ができましたね!
祖母と龍神様との間で交わされた約束事ではあったけれど、お互い好きになっていくのって素敵ですよね。
今まで読んできて鱗のキャラがすごく好きだったのですが、ここ最近は智治も好き。
これからはもしかしたら・・・智治の方が強い気持ちで鱗を引っ張っていくのかも。
あとは・・・鱗が地上で生活できる方法ですよね。
一緒に住まなくても、通い妻?通い夫?になる可能性もあったりするのかしら?あまり行き来はできないのかな。
あとは縁を切ってやろうか?と言う稲荷神がキーなのかなぁと考えたり。
天狐は智治は嫌だけれど、ラストは鱗のために祝福しそう。
何気に天狐と幸太もなんかあれば嬉しいのですけどね!人間を好きになる気持ちが天狐にもわかれば・・・(*^_^*)
って先まで想像しちゃって。。。すみません。
そういえば・・・百合さんの弟の司ももしかしたら智治に気があるのかな?って気になってしまいますがどうなのかしら。
早く1巻・2巻あわせて読みたいです。
秋頃発売予定ということなのでもう少しですね!!!
人外BL苦手ではない方は是非読んでみて欲しいなと思う作品です♡
こんなかわいい龍神様・・・初めてかも(*^_^*)
ということで「神様のウロコ」のネタバレあり感想でした。
2016年に1話が掲載されているのでだいぶ長い間の連載(1年以上休載があったので)で内容がよくわからないという方もいらっしゃると思いますが・・・
ポイントは、
- 龍神様が小説家の智治をお嫁さんにしたいと奮闘するお話。
- これは龍神様と智治のお祖母さんとの約束が関係している。
- 最初は拒絶してた智治が鱗(龍神様)と関わるうちに好きになっていく。
- 危険にさらされたり、邪魔されたり,反対されたりと色々ある中で気持ちを育てていく二人。
- お互い足掻いてでも一緒にいることを諦めないと誓う←今回ココ。
だいぶ簡単にまとめるとこんな感じでしょうか!?
あとは鱗の相談相手にもなっている百合さんがなかなかいいキャラで私は好きです♪
早く連載再開しますように~。