シェリプラス3月号より連載再開!日ノ原巡さんの【神様のウロコ】第7話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の7話は【神様のウロコ 1巻】に収録予定です。
祝!連載再開!!!
うれしいです。この作品がすごく大好きで、シェリプラスの中でも楽しみにいていたのですが、掲載されるはずの号に掲載されずにそのまま1年以上?経ってた気がします。
待った・・・待ちましたが今回の展開はもうもう胸キュン♥次号も今から楽しみです。
神様のウロコ 2巻-7話/ネタバレ感想・あらすじ
これまでのあらすじ
小説家の泉妻智治は最近執筆が止まっており田舎に戻ってきた。
田舎の駅前で倒れていた鱗を助けた智治。そしてその後、亡き祖母と暮らした家の裏山を散策する。
そこで猪に襲われそうになってたところ、先ほど助けた鱗が今度は智治を助ける。
鱗はこの地を守る龍神だと名乗り、そして智治の祖母が智治を鱗の妻にすると約束したのだと言う。
最初は拒否していた智治。
鱗は智治に喜んでもらおうとあれこれ頑張り、徐々に智治も絆されていく。
ここで突然化け狐が現れる。
その狐に鱗の伴侶にふさわしくないと言われた智治は鱗との関係を改めて考えはじめ・・・。
その頃、鱗はというと・・・自分のカラダが透けることに気付いてしまう。
お祭り
お祭りにいく二人。
智治(ちはる)は龍神の鱗(りん)の側に居たいと思うようになります。
お祭りに来てあちこち目移りしながら興奮する鱗。
来たからには楽しんでもらう!と智治も頑張ります。
そんな彼を嬉しそうに見つめる鱗ですが。。。自分の手が透けているのを見てはっとします。
透けている手をじっとみつめる鱗。
「どうしました?」
「いえ・・」
「この飴とてもおいしいです」
鱗は透けた手をかくします。
鱗さまに治癒の力はない
「あー秋祭りに行きたかった!」
そう嘆くのは百合の息子の孝太。百合は智治の幼なじみで、色々と鱗に教えてくれる頼りになる人です(*^_^*)
孝太は化け狐の襲撃に巻き込まれてたのですが鱗のおかげで助かります。
家の瓦に、その化け狐が烏にやられながら落ちてくるのでびっくり。
化け狐は孝太に「もう死んでると思ってた なんでまだ生きてる」と聞きます。
孝太は「鱗のおかげだよ」と。
彼が熱が下がる薬をくれたのだと言います。
それを聞いて化け狐は「それは変 鱗さまに治癒の力はない」と言います。
孝太は、でも智治の目も綺麗に治していたと言うのですが、狐は普通は自分の伝承に書かれていない能力は持ってないし持てないと。
鱗の伝承にもそのような治癒の力など書かれていなかったのだと言う。
それでも無理に治癒をしたのなら・・・・
鱗の方に何らかのダメージが・・・と言う感じでした。
現に鱗のカラダは透けはじめてますしね。
何年でもここにいたらいいと思います
智治と鱗はお祭りを楽しでいたのですが、鱗はもう帰りましょうと伝えます。
智治は、もっと鱗を喜ばせたいと考え・・・そして思いつきます。
鱗を連れて行ったのは本がびっしりと置かれた部屋。
「わぁ・・・! こんな部屋があるなんて知りませんでした」
「こんなに本が・・なんて素晴らしい」
鱗は喜びます。
この部屋にびっしりの本たちは、智治とお祖母さんの本なんですって。
「よかったら鱗さんにあげます」
「え?いいんですか?大切な物では・・・」
「誰にも触られたくなくて隠してたけど あなたならいいかなって」
もらってくれますか?という智治に、嬉しいけれどこれを全部よむまでに何年もかかってしまいそうだと鱗は言います。
その言葉に、智治は
「別にそれでも。。。何年でもここにいたらいいと思いますけど・・・」とぼそり。
鱗にとっては嬉しいはずの言葉なのに・・・彼は少し寂しそうに俯きます。
その時、智治がオススメの本を取り出そうとし、本を落としてしまいそうになります。落ちそうな本をキャッチしようと手を出した鱗ですが・・・彼の手は透けているのでスルっと本は落ちてしまいます。
透けていることを必死に隠す鱗ですが・・・智治はしっかり見てたようです。
「どうしたんです?その手・・・」
冗談を言ってやり過ごそうとするのですが、智治には通用しません。
「疲れただけでなんでもないんです 少し休めば・・」
「なんでいつも肝心なこと誤魔化すんですか!」
ちゃんと話して欲しいという智治に鱗は「姿が保てないなってきている」と伝えます。
生け贄に出来る事はないんですか?
人間が本能を無視できないように、自分達も自分の物語には従わなければならないと言う鱗。
「与えられた役目を無視すれば存在は許されなくなる・・」
生け贄を生け贄として扱わないまま力ばかり使ったのがよくなかったのだと・・・。
透けている鱗の手に触れ、智治はなんとも言えない気持ちになります。
(この人はこんなになるまで待ってくれてたのに)
「俺のせいですね」
「違います すべて私が望んでしたことで・・・」
すると智治は、
「生け贄に出来る事はないんですか?」
早くどうにかしないと。。。とう彼に鱗は「これでいいのかもしれないと思っています」と言います。
それはどういうことかというと、そのまま消えてしまうということなのでしょうね。
「怖いんです もしまたなにかの拍子であなたを傷つけてしまったら 次は痣などですまなかったら・・・」
そう思うと怖い、いっそこのまま消えてしまえばこれ以上智治を危険にさらすこともなくなると言う鱗。
でも智治は、そんな言葉を発する鱗の口を塞ぎます。
智治からキスきた!!!(≧∇≦*)
そして鱗を抱き寄せます。
「ごめん 」
妻とか夫とか泉の底までついて行くとかまだ簡単には決められないとう智治。
「でもあなたがどこかへ行ってしまうのも消えてしまうのも嫌なんです・・っ」
「あなたがいないなんて 寂しい・・」
その智治の言葉に、次は鱗がキスをします。
何度も何度もキスをしてくる鱗に・・・智治はどこか心地よさを感じていました。
「なんてひどい方なんでしょう」
「これでは益々あなたから離れられなくなってしまう」
鱗は続けて言います。
「智治殿・・・ 私を生かしてくださいますか」
「私を受け入れてくださいますか」
感想まとめ
久々に読んでも超面白い!!!鱗が無茶苦茶大好きで・・・実は日ノ原先生のこれまでの攻キャラの中で一番好きだったりします。
次話がむちゃくちゃ楽しみ☆
といってもまだあのキツネちゃんが邪魔しにくるのかな(^_^;)
巻末の先生のメッセージを読んだらゆっくりのんびりって言葉があったのでまだまだ続きそう~♥
鱗と智治がこれからもっとラブラブになりますように!!!
智治の気持ちがどんどん鱗に向いてきてるのでそれがすっごく楽しいです。
もう少し切ない場面とかもあるかもですが、二人で乗り越えていってほしい。
あとは何となく・・・孝太がキーパーソンになるのかな!?!?と思ったりもしました。
鱗の力を少しもらってるはずなので、きっと孝太が何か活躍する気がしますヨ。
ということで!連載再開の神様のウロコの感想でした☆