麗人3月号より新章スタート!千葉リョウコ先生の【knife-reboot-】第1話・2話をまとめて感想かいていきます。
雑誌最新話ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話・2話は【knife-reboot-】に収録予定です。
ワタクシの大好きな作品である【続きはまた夜に】のスピンオフである【knife】。警視庁捜査一課のお話ですヨ。
津積と佐久間が帰ってきましたね!!!
今回は、事件もそうですが・・・ラブの方ももう少し踏み込んだものになるのかな???と期待しています♥
前作の【knife】では佐久間の過去が深く関係していたのですが、今回の【reboot】では津積側の過去が関係してくるのかしら・・・?
連載が楽しみです。
【knife-reboot-】1話 麗人3月号
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 冒頭からエロ♥
- 津積の同期である東郷(新宿署の人)が登場
- 彼は津積の初めての男!?
- 事件は薬物関連の殺人事件
- 二神と文も登場~
【ネタバレ注意】knife-reboot-第1話 あらすじ・感想
rebootの1話を読んだ感想としては、意外や意外!津積➨佐久間がけっこうあるなぁ(≧∇≦*)という感じです。
佐久間➨津積は解りやすいのですが(視点が佐久間)、津積って結構何考えているのかわからないところありますよね。
でもなんとな~く表現がストレートになってきてるのかな!?って思いました。
津積の過去の男が出てきたことで、佐久間がどう感じてどうなっていくか・・・今後の注目点かな!?と。
では早速ざっとあらすじを。
二人の関係は深まっている!?
冒頭からエロでした!『他のやつとは寝るな』という津積の言葉を嬉しく感じる佐久間。
これは【Knife】の終盤のシーンだと思います☆
あれから1年が経過したのが今回のrebootっぽいですね!(あれはほんの1年前 今も津積さんは俺が隣にいることを許してくれている)と書かれているので。
散々やったかのような二人なのに・・・佐久間が目を覚ますとまだ津積さんは寝てる佐久間に突っ込もうとしていてびっくり!
どんだけ絶倫☆
チューもしてるし、なんていうか雰囲気は恋人同士ですね(*^_^*)
でもまだお互いに好きとかそういう言葉は発していないようなので、今回はそういうのが読めるのかな!?と期待しています。
佐久間の方は、精神科のほうも半年に1回の受診で良くなっているようで落ち着いている様子。
仕事が何より大好きな津積も、佐久間との時間は仕事の事を後回しにしてもいいと感じるくらいには大事に思っています。
今回の事件は薬物絡みの殺人事件
Knifeといえば!警視庁捜査一課のお話なので事件も絡んできます。
今回は・・・薬物絡みの殺人事件。
女性2人が犠牲になっているようです。
津積の同期
薬物が絡んでいるということで、新宿署の生活安全課との共同捜査。
そこに、津積とは警察学校の同期だったという東郷巡査部長がいます。
まぁイケメンですよね。千葉先生の絵柄ですから♥
着席する津積と佐久間。佐久間は『仲いいんですね東郷さんと』と津積に言います。
『ああ・・・妬いてんのか』
『・・妬いてません』
『はぁ~?またまた~』
『妬きません』
そう佐久間が言うと・・・津積が爆弾発言を!
『男では東郷が初めての相手だって言ったら さすがに妬けるだろ?』
この情報にはさすがに動揺はする佐久間。でも気にしても仕方ないと『妬きません』と返します。
これは今隣にいるのは自分だから、という気持ちがあるから出た言葉なのですが・・・津積は面白くなさそう。
事件の概要
今回の事件は
検視では、レイプされあとに紐状のもので首を絞められ殺害され、現場に放置されたもよう。
体内から『Rusty』という粗悪な薬物が検出されている。
このRustyの売買は『rust』と呼ばれるグループが仕切っているようです。彼らは半グレ集団らしいのですが、その実態は現状では掴み切れていないらしい。
ちょっと危険な香りが・・・・(^_^;)
早速、津積と佐久間は二人で動きます。
まずは薬の出どころを洗うのが二人の仕事。
二神と文も登場!
薬の売買が繁華街ということで・・・いいことを思いついたとにやける津積。
というのは・・・文に話を聞こうと考えたから。
二神を通じて文に会います。
夜の街に関しては確かに文の方が情報は掴んでそうですしね。
実際、文もこの『Rusty』の存在は知ってたようです。
【STEEL TOKYO】というところヤバイ薬を売ってると。そして客の女の子がそこへ遊びにいったら買わないかと声をかけられたと。
そしてバイトの話も持ちかけてきたようです。
バイトというのは【売春】。
話は戻るのですが、殺害された女性たちがレイプされたあとに・・・とありましたよね?
彼女たちがもし売春のバイトをしていたら・・・と話が変わってきます。
文は、他から聞こうかと提案するのですが・・・それは二神が許しません( ´艸`)
でも文は・・・こんな近くで違法な事をされると迷惑だし、店のお客さが危ない目に合うのも困る。だから今回限りではあるけれど、他から必要な情報は仕入れると言います。
えぇぇぇ・・・文が事件に巻き込まれるというフラグでしかないと思うのですけど(T^T)
大丈夫かしら(^_^;)
津積は佐久間との関係は大事にしてる
会議で早速報告する津積。
1日が終わり、佐久間は津積を捜していると・・・東郷と話していました。
東郷はどうやら津積を自分の家に誘っているようです。
『いや~ 俺・・・捜査中はひとりで集中して考えたいからどっかホテル取るわ』
東郷はなんだかんだ家に泊めたい感じに思えますが・・・津積はちゃんと断っていましたね。
『久々に楽しめそうだと思ったのに残念だ』
『悪いな』
『でもまぁ・・・気が向いたら来いよ』
その様子を佐久間はちゃんと見ていたんですよね・・・(^_^;)
津積に対し、『・・・近いなら泊った方が便利だったんじゃ』と口にします。
でも津積は佐久間の家に行くと(≧∇≦*)
なんだかんだ佐久間との関係は大切にしているんじゃないかな!?というところで1話は終わりです☆
感想まとめ
東郷が登場したことで佐久間と津積の関係がどうなるか・・・ですね。
ラブに関してはちょこっと障害があって、さらに関係が深まるという感じなのかなと思うのですが・・・
事件の方は文が心配。
大丈夫かしら。
でも彼には二神がいるので、ちゃんと守ってくれるとは思います。
事件も早く解決して欲しいですが、なんせ薬物関連は・・・ちょっと不安。
ということで!1話の感想でした。
【knife-reboot-】2話 麗人5月号
簡単なあらすじ・ポイント
- 【STEEL TOKYO】に出入りしている女子高生に話しを聞く佐久間と津積。
- 東郷と自分との関係性を佐久間に話す津積
- 事件には東郷が深く関わっている!?
【ネタバレ注意】Knife-reboot-第2話 あらすじ・感想
2話目はちょこっと新展開。
ラブの方も少し気になる所はあるけれど、何より今回は事件の方が気になる箇所がわりとあったかなと。
では早速あらすじ・感想を。
関係者らしき女子高生に話を聞く二人
今回は事件関係が中心です。
女子高生に話を聞く二人。彼女は頻繁に『STEEL TOKYO』に出入りしていたようで、そこで『rust』の斡旋で売春していたのでは?と尋ねます。
声をかけられていないかとか、薬を買わないかと言われなかったか?と尋ねるけれど『知らない』と言うだけ。
殺された女性達は知り合いだったのでは?と二人の写真を見せるけれど、彼女の表情は変わりません。
ですが・・・そんな彼女が怯えるように震えます。
それは・・・東郷がお店に入ってきた時。
どうやら佐久間が呼んだようです。夜の会議までに情報をまとめておこうと言う事のようですが・・・
『東郷さん 琴平さんも少し待っててもらっていいですか』
『はいはい』
そう話しながら二人は彼女が怯えるように震えるのも見逃しはしませんでした。そして『怖がらなくてもいい おれらはあなたの味方だ』と彼女に伝え、別れるのでした。
捜査は難航?
会議に戻ると、そこでは穂積の情報で動いていた署員達が話しているのが耳に入ります。
どうやら取引されていると言われていた場所に売人のメンバーすら来なかったと。
『一課の情報も大したことなかったな』
そう話す生活安全課の捜査員たち。
津積と佐久間に気付き、バラバラに散っていきます。
『いいんですか言わせておいて』
『ほっとけほっとけ 取引が行われなかったのは事実だしなあ』
そう言いながらも津積の中にはある考えがまとまったようです。『ここではちょっとできない話だ』そう言って佐久間の家へ。
東郷という男
津積は昔の事を思い出してた、と佐久間に言います。それは東郷のこと。
『すみません・・・でも 今回の事件 俺は東郷さんが関わってると思ってます』
佐久間は、自分が気付く程度のことに津積が気付かないわけはないと思いつつ、感じた事を話します。
それは、昼に会った女子高生の反応が物語っていると。
『最初は殺された二人の遺体写真を見て怯えてるのかと思いました・・・でも あれはあの時店に入ってきた東郷さんを見たからです』
『彼女は東郷さんを知っている』
そっと腰をあげる津積。
『俺も同じ見立てだよ』
そう言ってベッドへ向かいます。
佐久間はここで、東郷について教えて欲しいと津積に言います。ただし、任意なので答えたくなければ良いと。
ここから東郷と津積の関係が少しずつわかってきます。
津積と東郷は警察学校の同期で、同じ所轄勤務の頃に肉体関係があったと。
期間は半年。
『初めて会った時から 俺と東郷は似てると感じてた』
東郷は優秀だったようですね。東郷は大学3年生の時に色々な事があって大学を続けられず退学(家庭環境が変わったため)、その後、警察の採用試験を受けたようです。
なので、警察学校では同期の二人ですが、年は東郷の方が一つ下だとか。
ここで大卒の津積と、退学して高卒で警察学校を受けた東郷とは差ができてしまったようです。
警察官としてのスタートから違ってくるのですね。
『上にのぼりたくても どうしても最初から足枷がある』
出世欲は人よりも強かったように見えたという津積。
津積自身も、東郷にはすごく興味を持っていたことは話からわかります。そんな話を聞きながら佐久間は・・・
(・・・人に感心なんかほとんど持たない人なのに)
『なるほど』
すると、津積はこの佐久間の反応が気に入らない様子。
津積はベッドに佐久間を座らせます。
『・・俺はその頃・・・いや昔からずっとだな 恋愛感情がどういうもんかわからなかった』
女性と付き合っても長続きしたこともなく、面倒くさかったけれど性欲は有り余っていたと(笑)
やれれば誰でも良かったので、そのようにしていたらもめ事も多かった・・・らしい(そりゃそうだ(^_^;))
そんな津積は、後腐れ無く気遣いもしなくていい都合のいい相手が欲しくなったのだという。
『・・・それが東郷だ』
そして男同士のソレに津積はハマって半年続いたようです。
その後どうして離れたかというと、津積の本庁移動が決まり自然消滅。
『・・・別れた?』
『別れるもなにも付き合ってさえいなかったんだぞ』
ただの同期でそれ以上でも以下でもないというけれど・・・佐久間にはそのようには思えなかったようです。
ただの同期としては個人情報が多すぎる。それは、それだけ津積が東郷に興味をもっていたということを示すと。
色々と心の中では思っている佐久間だけれど・・・表情にはあまり出ないんですね(^_^;)
津積はもっと違った反応をして欲しそう。
どうして津積が東郷の事をここまで話したのか・・・意味はあるようですが、その意味を佐久間は理解・・・できていないと思います☆
恐らく、佐久間が特別だからこそ色々と話してくれたとは思うのですけどね。
今の佐久間は津積が自分の想ってくれているとか、大切にされているとかそういうのは考えもしていないのかな!?と感じます。
事件の方は・・・東郷が関わっているかも!?ということで、二人で一芝居うつようです。
それは次回のお楽しみ。
感想まとめ
読んでいると、お互い好き同士っぽいのですけどね・・・佐久間には津積の気持ちはあまり伝わっていないようですね。
だって・・・東郷と半年続いていることを気にしているみたいですけど・・佐久間とは1年ですよ!?
東郷の方が案外気にしていたりして(≧∇≦*)
あの津積が1年誰ともウワサがない!?とか普通は考えられないですもんね(笑)東郷なら情報収集とかしっかりしてそう。
あと・・東郷が関係してる説が今は有力なのですが、個人的には東郷よりは東郷と一緒にいる琴平さん(女性)が怪しいなって思ってます。
どうしてかというと、1話でも彼女・・・ちゃんと登場してるんです。
今は東郷怪しいぞ!と思わせておいて・・・実際に関係しているのはこの琴平さんなのでは!?と。
根拠は・・・あまりありません(笑)
東郷とみた時に女子高生が怯えた、と言っていたけれど、そのすぐ近くにはこの琴平さんもいたので可能性はあるかなと。
誰が関わっているのか・・・これもひとつのみどころになりそうです。
ということで!2話はラブの方は津積のターンっぽいなと感じたのと、事件は東郷か琴平さんか!?が気になる展開でした。
次話は麗人7月号に掲載予定です♪
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