【眠れない夜どうしてる？】最終話まで（ネタバレ注意）感想/里つばめ

感想は以下より。ネタバレ盛大ですのでご注意ください。

あらすじ

菊池が吉野探偵事務所の正式スタッフに。
同居生活4日目からのスタートです。ということはFILESからさほど間もなく続編がスタートしているということですね！

ブラコン吉野は失踪した兄を探しているのですが、その背中を見て菊池は大切な兄が失踪した後どんな思いでこの2年間過ごしてきたのだろうかと考えます。

そして頭の中は兄でいっぱいな吉野に、自分が入る隙はあるのだろうかと。

そこに依頼が舞い込みます。
今回の依頼者は上階のスタッフ。子供を探して欲しいとのこと。

小学校4年生の子が友人宅に泊りに行くと出掛けていったきり帰ってこないのだそう。

吉野と菊池達はまず、居なくなった子の兄【龍くん】に話しを聞くことにします。

吉野は龍くんに「弟は好きか？」と尋ねるのですが、龍くんは家族だし好きとかそういうの感じではない」と言われます。

どうしてそういう事を聞いたかというと、自分が弟だから兄の気持ちを聞いてみたかったと。そして龍くんは逆に吉野に質問します。

「弟はどう思ってんの？」と。吉野の返事は・・・兄がいればそれでいいってくらいには好きだと。

だから兄が自分のために何かガマンしたり隠していることがあれば力になりたいと言いながら龍くんの腕を掴みます。

龍くんって腕に何か痣があるのですよね。

それは多分ママの彼氏がつけたもの。龍くんは弟を守るためにある人物に弟を任せていた・・・というお話でした。

あらすじ

吉野兄と思われる人物に気づいた菊池は「スマホ落とした」と言って探しに行きます。

探している途中で柄の悪い男達に絡まれ、応戦するもスタンガンを持ち出され・・・ピンチ！のところでなんと吉野兄に助けられます。

その人物に吉野兄かと尋ねると「人違いですよ」と言われるも・・・・。

その後またしても兄を追いか・・・兄が誰かと会っているのを目撃します。そしてなにやら怪しげな場面で・・・

すっかり薬の売人だと思い込んでしまいます。

吉野にはなんて言おうか悩みながら帰宅すると・・・・

家では菊池を待っていた吉野が。実はこの日は菊池の誕生日だったのですが明日誕生会をやるので予定を聞くために起きてたようです。

ここはツンデレさんだから素直には言わないのですけどね(*^_^*)

でも吉野が待っていてくれたことが嬉しかったのか菊池は彼に抱きついて喜びます。

あらすじ

菊池の誕生日の夜に寝ずに帰りを待ってくれていた吉野。思わず抱きしめてしまい・・・

その続きから。

吉野がなんと抱き返してくれるのですが、その瞬間菊池が吉野を押し退けてしまいます。

翌日、吉野兄の事を考えていると「三木」が菊池を訪ねてきました。

また菊池に仕事を持ち込んできたのですね。

でも今度ばかりは菊池も「やらねぇ」と。今は「おまわりさん落とすのに忙しいんだよ」と断ります。

そして吉野が寝ているベッドの横に座り、カワイイ寝顔にむらっと。

こんな状況で何かしたらクズだと立とうとすると・・・腕を吉野が掴んできます。

ぐいっと菊池を引き寄せるのですが「兄貴がいるのかと思った」と(￣｡￣;)どうしてそう思ったかは、菊池が吸っているたばこが兄と一緒だったようです。

菊池は思わず吉野にキスをするのですが、「兄貴としてるみたい？」と吉野に言うと,吉野がキレます。

菊池は頭では兄弟愛の何でもないとわかってても吉野兄に嫉妬してしまっているのですね。

翌日、南が菊池を見つけたので声をかけようとするのですが、菊池は電話中。

その会話から【三木】という言葉を聞き女性だと思い込んでしまいます。それを吉野に伝えちゃったもんだから吉野は悶々として・・・。

あらすじ

菊池は三木に車のナンバーを調べて欲しいと依頼をします。その代わりに三木の仕事を引き受けるのですが・・・

三木もヤバイことになってて巻き添えをくらってしまいます。

一方吉野もまた、誰かに捕まってしまい連行されていました。

三木と菊池は縛られどこかに連れて行かれていまうのですが、途中で結束バンドを千切り抜け出すことに成功。

するとそこで連行されていく吉野を見かけます。

吉野は調べていた工事入札の件で、関係者らしき人たちに捕まったようです。

そしてその入札が終るまで大人しくしていろという忠告を受けます。

吉野は1ヶ月くらい自分がいなくても誰も困らないと考えるも浮かんできたのは菊池の顔。

そしてそこから出ようと決心すると・・・・なんと菊池が助けにきたんですよね！

危険を顧みずに助けにきた菊池。

「なんでここにいるんだ」

「会いたかったからな」

そう言って二人は・・・・

あらすじ

キスした二人。ですが吉野は【菊池さん電話してたんですよ　今から行くって　ミキって女の人】と言う南の言葉を思い出し、顔を背けてしまいます。

こんなことしに来たわけじゃないだろう？他に用事があったのだろう？と言う吉野に菊池は他に用事があってここにいたことを認めます。

ここを出ようと言う菊池に、残ると言い出す吉野。この案件は昔吉野兄が関わっていた案件だから失踪の理由もこれにあるのではないか？と考えているようです。

そうこうしているうちに、二人は見つかってしまいますが・・・吉野兄が裏で手を回していたようで無事に逃れることができます。

脱出できたあとに、助けにきたのは女のついでだろと言われた菊池。

思わず吹き出します。吉野が勘違いしていた「ミキ」は三本の木のミキで男だと。

吉野とのキスや嫉妬は期待してしまうという菊池はここで気持ちを聞きます。

すると吉野は・・・「兄貴に聞かないと」と。

吉野兄とうまくやれない人はダメだと言います。（ふむふむ吉野兄次第って感じですか（笑））

そんな感じで会話をしていたのですが、近くにパトカーが止まっているのに気づいた吉野。

「動くな」

その声の方を向くと・・・サングラスをかけた二人組が銃を向けていました。

菊池はその人物に見覚えが。

以前吉野兄と一緒に居た人だと気づきます。

空き地に連れて行かれる二人。歩きながら吉野に「お前の兄貴見たかも」と告げます。

「状況が状況だけに言っとくわ」

それでも吉野は「兄貴じゃない」と。いるんだったらどうしてここに兄貴がいないんだと声を荒げます。

騒いでいる二人にいい加減にしろとまた銃口を向ける男。

ですが吉野も元警察官。男を倒し銃を奪います。

ちょっと危険が去ったところで菊池は・・・「助けに来んの俺じゃなくて　兄貴の方がよかった？」と寂しそうに聞きます。

でも危険は去ってなかったんですね。吉野は何かを話そうとしたところで・・・どこから発砲されてしまいます。

撃たれたのは吉野か菊池かどっち！？というところで6話へ。

あらすじ

撃たれたのはなんと両方。吉野は弾をかすっただけなのですが病院のベッドで寝ています。

実はあの吉野兄と一緒に居た人も潜入している人物なのであまり下手な事はきないのですね。バレるといままでの事が水の泡になってしまうので。

そこで吉野兄に電話をかけ、ふたりを引き上げるように要請します。

このとき菊池も撃たれているのに吉野をしっかり掴んで助けようとする姿にはキュン。

病院で、吉野が撃たれたのは菊池のせいじゃないと言われるのですが自分を責める菊池。

すると背後から「俺のせいだ」と吉野兄が登場します。

「巻き込みたくなかったのに　最後の最後でこれだ」

もっと近くにいてやればよかった、守ってやれなくてごめんなと吉野の頭に手を置きます。

「寝てなくていいのか　弟より傷が深いだろう」

菊池を気遣う兄。菊池は吉野兄の置かれた状況も少し知ることができたので「それが終るまでは会ってやれないのか？」と尋ねます。

吉野兄の返事は・・・「共犯にしてすまん」でした。

そして弟が起きたときに居てやって欲しいと言って病院を後にします。

目を覚ました吉野。

その吉野の手をしっかり握る菊池にこれまたキュン。

吉野兄の方ですが、案件も大詰めだというのに捜査してる額が合わないと仲間に話しています。

これには何か三木が関わっているかもしれないというところで最終話へ。

あらすじ

あっという間に最終話になったような気がします。それでも1年以上の連載なのですね。びっくり。

最終話は三木から電話をもらった菊池の場面から。夜逃げするので力を貸して欲しいと言われます。

「三木」と聞いて面白くなさそうな吉野ですが・・・菊池は場所と連絡先を書いて三木のところに行ってしまいます。

三木は・・・なんと前回連れていかれた倉庫から美術品を盗んでいたようで。。。。それを換金しようと企んでいたようです。

菊池はこれには怒ります。

一生遊ぶよりも一生逃げ回ることになると、。

バレる前に戻すから早く手伝えと三木に言うのですが、三木はそんな菊池に銃を向けます。

その頃吉野は・・・病院の窓を開けたとき兄の姿を見たような気がして探し回ります。

探している途中で銃声がきこえるのでその音のあった場所を見ると・・・菊池が書き残していった場所と合致。

場面はかわり、菊池・三木の場面。

そこには吉野兄も居ました。

吉野兄が三木を捕らえているところでしたよ。

どうやら持ち主も必死で三木が持ち出した絵を探しているようで、先を越されないように（不正の証拠がなくなる）先回りしたもよう。

吉野兄は協力するなら悪いようにはしないが、出方によったら持ち主側に引き渡すと言うと。。。三木はおまわりさんは信用できないのだと言います。

「俺が・・保障するから警察に・・・協力しろ」そう言って痛みで顔を歪ませる菊池。

どうやら傷口が開いてしまったようです。

痛みで菊池が倒れ込んだところに丁度吉野がやってきてしまったから大変！！！

菊池が三木に何かされたと思い込み、三木に飛びかかります。

三木を殴ろうとしたとき「昭仁！」と吉野を呼ぶ声が。

ここでやっと再会したんですね。。。でも感動の場面は描かれていなくて菊池の夢？になります。

目を覚ました時はベッドの上。

その横には吉野がいました。

菊池が声をかけると、泣きはらしたような顔を見せる吉野に・・・菊池は「良かったなぁ会えて」と言って抱き寄せました。

「菊池さんの幼なじみは今警察で保護されてる」

三木は協力次第で減刑されるかもしれないようです。

吉野兄の捜査もこれで一気に進むようでもう大丈夫だという感じでした。

菊池に抱きしめられながら吉野は言います。

「兄貴　菊池さんのこと気に入るかもな」