ビーボーイゴールド4月号掲載、灰崎めじろさんの『鬼が慕うは祟り神』第2話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の2話は【 鬼が慕うは祟り神2巻】に収録予定です。
人間と鬼のハーフだった椿丸。彼の寿命がきて亡くなってしまいます。ですがその後に・・・生まれ変わった!?椿丸が。
完全に鬼となってしい様の前に現れます。
でもその椿丸はなんと・・・幼児の姿で・・・!?
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鬼が慕うは祟り神2話 ビーボーイゴールド4月号
掲載P数 | 32P |
満足度 | ★★★★★ |
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鬼が慕うは祟り神2話 簡単な感想
- 前半はコミカル!椿丸がかわいい。
- 中間はしい様と椿丸の絡みが超エロい
- 後半はしい様の椿丸への思いにギュギュっと。
【ネタバレ注意】鬼が慕うは祟り神2話 感想レビュー
今号もすごくおもしろかった・・・。
前半はクスクスとなりながら読めて後半になるとギュギュっとなって。
二人の絡みは相変わらずエロいですし。
言うこと無しの展開でした。これからの展開も二人で一緒にいるためのものが描かれていくかと思います。
鬼×鬼は1話であったように生きる為にお互いの精力を喰っているとやがてお互いに訪れるのは死。
今までは椿丸がハーフだったためにその影響が薄かったと思うのですが・・・椿丸が鬼になってしまったのでこの問題がさらに深刻化していくのかなと思います。
今回はしい様の椿丸への想いがすごかった。ギュギュってなってしまいました。
では早速!
ぐんぐん成長する椿丸
脱皮するかのように生まれ変わった椿丸。
でもその姿は幼児。
しい様に今までと同じように愛されると思っていた椿丸ですが、しい様はその姿に「今のお主に精水をやることはできぬ・・・」と拒否します。
それを聞いてポロポロと涙を流す椿丸。(超カワイイ。。。)
70年一緒にいたのに、わらべの姿になってしまったからなのかと。
よぼよぼのしわしわでもT子をおっきくしてくださったではないですか~!!!となきながら訴える椿丸ですが、しい様はハーフ出会った時も童の時は手をだしていなかっただろう?と言います。
「食事の方法は何か考えるゆえ」
そう言って自分の血を飲まそうとするのですが、椿丸は「血には限りがある」と言ってしい様にもしものことがあったらと怖い顔。
今の姿ではしい様に触れてもらえない・・・と悲しむ椿丸ですが、しい様は椿丸の事を想えばこそなのですね。
小さい体は簡単に死んでしまう、大事に大事に守るならまだしも無体を強いるのは考えられないと。
それでも欲望が抑えられない椿丸は・・・しい様の口に吸い付こうとするのですが(笑)それをうまくかわされてしまいます。
このシーンむちゃくちゃ面白いです!
「おれはしいさまの おくちをすいたいです しものおしるをいただきたいです~!!」
わんわんと泣き叫びじたばたと駄々をこねる椿丸。
自分は童ではなく雛鳥。雛鳥は口移しで食べ物をもらうと。
だからそれと同じ事です!と説得し、なんとかしい様の口を吸うことに成功します。
すると・・・ぐんぐん椿丸が成長してきたのですね。
それを見て「本当にもう 人間ではないものに 鬼に成ったのだな」と。
「・・大丈夫か 急な変化で具合が悪うなったりなどな・・・」
心配するしい様をよそに満面の笑みを浮かべる椿丸。
「しいさまとおなじになれてうれしいです! ちちうえともおなじ・・・ははうえもきっとよろこんでくださいます」
その笑顔に自然としい様も笑顔になります。
以前の椿丸も大事にするしい様
椿丸のお墓を愛しそうになでるしい様。
それを見ていた椿丸は自分のお墓だというのに嫉妬をします。
もうね・・・子供の椿丸ものすっごくかわいい。
「おれのにんげんのからだがそんなにだいじなのですか」って嫉妬しまくりで。
でもしい様にとっては70年一緒にいたのは人間の椿丸ですからね。しい様の気持ちもわかりますよ。
それに、人間の椿丸の方も大事にしてくれるなんてすごくうれしいなって読みながら私は思いました。
しい様は椿丸に「おめぇの事は髪の一筋まで愛おしいのよ 失うのは惜しいのだ」と。。。
感動してしい様に抱きつく椿丸ですが・・・目はしい様のT子をガン見で笑いました。
その後の吸い付き方とか(笑)ほんと前半は笑えます。
でもそう上手くはいかず、拗ねる姿もかわいい。泣いたと思ったらすぐ笑顔になってホント椿丸がすっごく愛おしく思えるシーンが続きます!
これは読んでほしい~。
灰崎めじろさんの絵がとにかくかわいいんですよ~。
椿丸グッズとか欲しいくらいにかわいいの。なにこのかわいい生き物は!!!ってなると思います。
ですが数ヶ月後の椿丸は・・・グングン成長ししっかりと大人の体になっていました。
相変わらず美しい~。
「これでまたしい様の魔羅のお世話ができます」と笑顔の椿丸に・・・・
しい様の理性が~。
椿丸は以前にも増しての色香。
それにあてられたのかもしれません。
チューも激しいのなんのって★ここはみどころポイント。
チューの時の顔が鬼っぽくて・・・ちょっとおぉ~ってなりました。しい様は椿丸が成長するまで待ってた感じなのでがっつき方がすごくて。
すごくそういった表現が上手いです!!!!
久々のエロはもうね超濃厚。
これは絵で★私の語彙力じゃとてもじゃないけどこのエロさは表現できないです( ̄。 ̄;)
今回は「愛してるでは重すぎて」もすごくエロいなって思いましたけど、それ以上に妖艶さがあったエロだったと思います。
ページ数的には「愛してるでは~」の方が多くて見応えありましたけども♪
しい様の不安
椿丸との絡みは、喰っているのか喰われているのか・・・そんな感覚になってしまうしい様。
するとしい様の頭の中であの猿の言葉が蘇ります。
『互いの精ば喰いあっとって 結局枯れ果てた』
『鬼の死骸たい』
いつまでこうしいられるのだろうかと不安に駆られます。
(鬼とは? もう失いたくない)
椿丸を看取った時の事を思い出したしい様の目からは涙が溢れます。
そして寝ている椿丸を抱きしめて・・・
(鬼に成るときに箍(たが)が外れたこの執着はふくれあがるばかり)
「もはやこれも鬼の欲か」
椿丸を失いたくないと強く強く思います。
山の神様
ですが、しい様の思いとは裏腹に。。。椿丸は調子を崩してしまいます。
そして・・・今回は新しい登場人物が。
動物たちと会話をしている人物。
「新しい神様じゃと・・・? ワシが屋敷に籠もっとる間に 何者かがこの山の神を名乗っ取る、と」
どうやらこの人は神様みたいですね。
場面は変わり、椿丸の看病をしているしい様。
西の猿の言う鬼に詳しいらしい"東の梟"はみつからないまま・・・どうしたらいいのかと呟いていると。。そこに来客が。
ちょっと変わった生き物ですね。
その子がひきこもりの神様が出てきたと教えてくれました。
その神様は物知りでエライのだと。
薬を持っているかもと言うので、しい様は早速その神様に会うために出掛けます。
でもその神様は・・・・
しい様が自分が山から出てきたという噂を聞きつけて倒しにくるものだと思っています、
「ええよええよ あちらがその気なら 見とれ返り討ちじゃ」
感想まとめ
椿丸どうしちゃったのでしょうか・・・
妊娠とかそういうのだと良いのですけど(T^T)
鬼×鬼であるならば、妊娠できるとかそういったのだと良いのですけどね・・・・椿丸が吐き気を催しているのを見てそれも可能性としてもしかしたらあるのかな!?とも思ったりしました。
ただ、確かに鬼×鬼はお互いの精力を喰いあい、そして枯れ果てたとあったのも気になります。
この問題を解決してくれるのは山の神様かもしれませんね。
この人が東の梟なのかも。(実は)
梟って夜行性で人目に触れることが少ないから、引きこもりの神様がそういったあだなを付けられててもおかしくないなぁと。
そして・物知り・えらいと言われていましたが、梟もまた「森の物知り博士」、「森の哲学者」って言われています。なんだかこの神様のことなのでは?と思ったり。
しい様とこの神様の出会いがきっと椿丸としい様の今後を左右するのではないかと思います。
良い方向に進みますように。
しい様がもしかしたらまた神様に戻る展開もあるかも★
椿丸はもともと鬼だから、もう鬼から変化することはないのかなと思いますが。鬼×鬼が死をもたらしてしまうのであればしい様が鬼→神様に戻れば希望が見えるのでは?と思ったりもしました。
とにかく、しい様が鬼意外の何かになったりするのかなぁ・・・とちょっとだけ予想をしておきたいと思います。
この辺りは今後の展開ですね!
すごくおもしろかったです。
是非注目して読んでみて下さい。私のお気に入り作品です♡
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