『囀る鳥は羽ばたかない 6巻』第30話(ネタバレ注意)感想/イァハーツ5月号 平田がこれから堕ちていく!?

イァハーツ5月号掲載、ヨネダコウさんの『囀る鳥は羽ばたかない』第30話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは『囀る鳥は羽ばたかない6巻』に収録されると思います。
扉絵の矢代さんを見てドキドキしながらページをめくりました。アオリは「ひとつずつ、狂い始める」です。
確かに、色々な人の思惑がちょっとずつ狂い始めてきているようです。では早速!
目次
囀る鳥は羽ばたかない6巻30話掲載 イァハーツ5月号の紹介
掲載P数 | 13P |
満足度 | ★★★☆☆ |
紙書籍 |
囀る鳥は羽ばたかない6巻30話のざっくりとした内容
囀る鳥は羽ばたかない6巻 第30話のネタバレあり感想
今回は百目鬼・矢代は再会ナシ。
矢代というよりは平田のお話でした。平田の立場がだんだんと怪しくなってきましたね。
ここからゆっくり堕ちていくのか・・・急転直下か・・・・気になるところ。
でもねぇ読んでて思いました・・・仲本になんかやられたらダメよ!!!(予想してたけど実際そうなっていくともやっとしてきた・・・)
ほんと仲本うさんくさい。
あと、水面下で平田の逃げ場を無くしていく三角さん・天羽さん・・こういうのが一番怖いですね。
それを知った時の平田はどう思うでしょうか。自業自得ですけど。。。
実は顔が広い天羽さん
今回は冒頭から天羽さんが出てきました!!!!珍しい☆
三和会と関連ある男の人が出てきましたが・・・天羽さんは彼に事情を話し、平田が三和会に合流しないように根回し。
この彼とはゴルフ仲間!?かしら。淡々と話すこの2人に・・・ちょこっと萌えました(笑)なんだろ・・・こういう2人・・・イイなと勝手に想像しながら読んでしまいました(≧∇≦*)
「つまりお宅の厄介者をウチ(三和会)で拾うなってことかい」
「そうだ」
代紋すてるような奴なら絶縁状廻すのがスジじゃねぇのか?それなら話が早いと言われるのですが、天羽さんは今は時期が悪いとこたえます。
だから「代紋を捨てる」という言葉は組織を捨てる・・・道心会・真誠会を捨てるという意味になります。
天羽さんは、このことで上を動かすわけにはいかないと。
「お前なら三和の幹部連中に顔がきく」
「口添えしてもいいが俺に旨味がねぇな」
すると天羽さんは、彼が豪多組の直参入りを反対している事を指摘します。
「よく知ってるな 組長の仲本がこれまた胸くそ悪い男でよ」
「ならちょうどいい 仲本が欲しいのは平田の金だろう」
この会話はどういう意味だろうか・・・と暫くう~んと考えました・・・(^_^;)私なりの解釈ですが、仲本が欲しいのは平田の金。
平田は豪多組と組む(いずれ三和会に入る)事を目的として仲本と手を組んでいるワケですよね。
それがムダだと分かれば平田は仲本とは手を組むことはなく、お金も平田➨仲本(豪多組)に流れることはなくなるのかなと。
三和会に直参入りするためにお金を・・・みたいな事が何巻かで描かれていたので要は仲本も三和会に直参入りするためには多額のお金がいるというのがわかります。
そのアテがなくなれば・・・・結果的に豪多組が三和会に直参入りする話も流れるみたいな話なのかなぁ?と。違うかしら・・・
「よぉ 万が一平田と豪多が事を構えたらどうする」
無言の天羽さん・・・。
すると、彼の部下が「親父」と話をし始めます。
「親父」と言っているということは、三和会の幹部にも『顔がきく』三和会の傘下の組長なんでしょうかね???
「親父 今のは道心会の・・・」
「時期組長の側近だ 三角は動けんのだろ」
「さっきの沈黙はどういうイミっすか?」
すると・・・この世界では一度代紋捨てたら死んだも同然、行き場がないならその男極道としたちゃ死ぬしかねぇだろうと。
平田が代紋を捨てるという事の代償が大きいようですね。
まだ平田は三角さん達がこのことに気づいているとは思ってないようですけど・・・
代紋を捨てる前に知られてしまって、もう八方塞がり。どこへも行けなくなってしまいましたね。
裏切りものになった平田は、道心会・真誠会にも居場所はないでしょうし・・・アテにしてた豪多組も、先に三和会幹部に顔の利くこの組長に動かれては平田は単なるお荷物になるわけで。
そんな平田をあのうさんくさい仲本が面倒みるとも思えませんし・・・
平田はどんどん窮地に陥ってしまうと予想されます。
鮫さん鯨さんは一番敵に回したらダメな男たち
矢代の場面。
鮫さん鯨さんが矢代を車から降ろします。
「じゃーそういうことで 俺ら離れますわ」
「離れるはいいんだけどさ 何かあったのか?君達俺の護衛的なことしてたんじゃなかったっけ?」
鯨さんが口を開こうとすると、鮫さんがペシっとしばく姿は面白かった笑
すぐしゃべっちゃうんでしょうね・・・甘栗くんと被ります(^_^;)好きですけども・・・。
「何もいってねぇだろうがーっ」
「明かに何かいいかけただろーが!!てめぇの口はゆるすぎんだよ」
という口げんかしてたけど・・・矢代が仲良しなのはわかったって言ったあと「仲良くねーし」ってハモった2人・・・仲良しだと思いました(笑)
鮫さんは、矢代が部下と合流したし問題ないってことになったって事じゃないですか・・・みたいな事をいってその場から去って行きました。
三角さんの依頼で動いてた2人ですからね。矢代が一人で下手に動かないように護衛というよりも監視のイミもあったのでしょうね。
無事、七原・杉本と合流できたから矢代一人で動く事はなくなるでしょうしお役目御免というところかな。
去って行った2人を見送っていると・・・
「いい人たちっすね」
「竜崎の女も助けてくれたし」と杉本&七原。
「お前らホントおめでたい頭してんな」
「あいつらは下手な情では動かねーの」
敵に回すと一番やっかいな連中だという矢代。
「そういや何モンなんです?」
「殺しやだよ プロのな」
う~ん・・・・もしや三角さん・・・鮫さん鯨さんに平田の始末とかやらせようとしてないですよね???
平田の女を助けたのも、単に交渉カードとなるものを減らしただけなんでしょうねこの2人からしたら。
なんか穏やかな2人に見えたけど、本当はバリバリ敏腕の殺し屋だったんですね。
仲本と平田
仲本の場面。
電話をしています。電話をしてるのは「叔父貴」と言っているので三和会会長の弟分なのかしら???
「いいか仲本 真誠会の平田とは手ぇ切れ」
「あちらさんの内輪もめに首突っ込むな」
仲本は、それなら盃は・・・と話を切り出すのですが、
「やるわけねぇだろうが 手前の直参を後押しした俺の顔潰しやがって」
この会話から例の組長がしっかりと仲本の直参入りを阻止したようですね・・・。平田の件は三和会の直参幹部からのお達しということですから。
電話を切ったあと、仲本はどこから聞きつけやがったと怒ります。
「どうなってんだ平田の野郎」
竜崎が警察に捕まったことで薬まで押収されてその分のお金もはいらなくなったのにもイライラしています。
「あのクスリは元々ウチが仕入れたもんじゃねぇか」と部下も激おこ。だんだんと平田に不利な状況になっていってますね・・・
「アテにしてた平田の金がはいらねぇんじゃどうしようもねぇ 切るしかねぇだろうが!!」
すると・・・仲本は何かを思いついたようです。
「・・・待てよ このことは平田はまだしらねぇ筈だよな」
「ならやるこた一つじゃねぇか」
何もしらない平田が仲本のところへやってきます。
「悪いな呼び出しちまって」
「竜崎パクられた上重体だってな アンタがやったのか?」
「ああ・・・ちょっとしたトラブルだ」
「ヤクは全部押収されたのか?」
「・・・そうだ」
すると、仲本は「誰があれだけのクスリ仕入れたと思ってんだ? ケジメつけろや平田」と平田にケジメをつけさせようとします。
ここで次号です。
感想とちょこっと考察
う~ん・・・仲本の「「ならやるこた一つじゃねぇか」を少し考えてみますね・。
まずひとつは・・・色々と事情を知ってる平田だから、平田の存在がさらに仲本の立場を悪くすることだって考えられます。
だから「平田の始末」というのがまず浮かびました。
平田にケジメつけろというのは、指つめとかそんなもんではなさそうですし・・・。
違う視点から考えれば、今の状況を知らされていない,知らない平田ですからそこを仲本は利用しようとしているわけですよね。
今仲本が欲しいもの・・・平田の命じゃなくて「お金」なのかもしれません。
「やるこた一つじゃねぇか」と悪い顔する前に「アテにしてた平田の金が入らねぇんじゃどうしようもねぇ」みたいな話も出てきててそこで何かを思いついたようですし。
何もしらない平田からうまくお金を引き出そうとしているのかもしれませんね。
今の仲本には平田が死んでもメリットはあまりない気もします。
どっちかなぁ・・・後者のような気がします。
いつもこの仲本はカネカネ言ってたので。
平田はどうするんでしょうね。
平田の今後がけっこう気になってしまう今回のストーリーでした。
感想としては、矢代が今後どのように動いていくのか・・・そこも今はまだイマイチわからず。
今回は短かったので、矢代の方はあまり動きはなかったと思います。
次回もこの様子だと平田の話になるでしょうね。
平田は苦手だし、大好きな竜崎に酷いことした男ですが。。。仲本にだけは消されないようにってすごく思う。
あんなモブにやられてしまうのがもしかしたら平田なのかもしれないけど・・・
それでも最後は三角さんに・・・と思ったりしますね。
最後の最後で黒羽根の真相もちゃんと三角さんが知ればいいのにって思います。
ということで・・・今回は13P と短かったので感想もこの辺で☆
次回・・・動くかな!
Comment
えすむらさん(⌒∇⌒)
こんばんは~!天羽さん、あんな雰囲気の人が一番怖かったりしますよね。
的確に動けるというか・・・無駄な争いをせずに追い詰める方法をすごく知っている気がします。
>追い詰められた平田がどう動くのかってゆーのが今後の流れに大きな影響がありそうで気になりすぎます!
ですね!平田の行動次第になると思います・・・。でもどうせやられるなら三角さんによって。。。がいいですね。
百目鬼が矢代をみつけるまでは、平田関係の話になるのかなぁ・・・って思います。
その前に矢代が平田を見つけるでしょうか?
スノウ様、コメントありがとうございます!暑いですね!引きこもってBL読むのに最適です。。
平田の末路パターンを考えてるんですが、よくて塀の中(この場合は矢代主導)or海の底(この場合三角氏→天羽さん主導、そしてあの二人組)かなとか。おっしゃる通り、三角さんが過去の平田に対して決着をつけてくれるとスッキリするんですがね~(頼む!)。矢代と百目鬼のターンまで時間かかりそうな予感なので、ひとまずこのスリリングな展開を楽しむことにします!(あと、竜崎ってもうマジでサヨナラなの?とかも軽く気になってます)
えすむらさん(⌒∇⌒)
おはようございます昨日はBL本は何か読めましたか!?!?
平田の末路・・・どうでしょうね。
何だかんだで死んでほしくないなぁと思ったりもするので(そんなに甘くないかもしれませんが)
捕まってほしいですね・・・。でも鮫さん鯨さんを三角さんが動かせてるというのがすっごく気になります。
>矢代と百目鬼のターンまで時間かかりそうな予感なので、ひとまずこのスリリングな展開を楽しむことにします!
ですね!再会してからもけっこうヒリヒリするでしょうが・・・今は抗争に決着をつけてほしいなって思います。。。
>竜崎ってもうマジでサヨナラなの?とかも軽く気になってます
これだけ竜崎に関しては意識不明の重大を引っ張っているので、生きていると思います(⌒∇⌒)また竜崎は必ず出てくると思いますよ!!!
スノウ様、コメントありがとうございます(^^
そうですよね、竜崎はきっとまた出てきますよね!(頼む!もうちょっと見たい…)
いまさらすぎるんですが「恋するインテリジェンス」にはまりました…。絵柄が好きじゃなくて敬遠してたんですが、この独特の世界観はやばいですね(笑)クセになってます。とりあえず電子で入ったけど5巻待てないんで紙でもそろえるでせう。(そしてまた収納が…)
えすむらさん(⌒∇⌒)
こんばんは!!!えぇ絶対に出てくると思います!!!
竜崎の逆襲とかあったら面白いですね。
「恋するインテリジェンス」!わかりますよ~!私も最初はそうでした。
でも読むたびにあの絵柄と会話のギャップにはまって(笑)溺愛攻最高ですよね!
えすむらさんはどのカプが好きですか!?また教えてくださいね~!!!
こんちは!今週ヒマなんでがしがしチェックしてます♪
「恋イン」は円ちゃんと土門が好きです(^^)台詞が古典文学みたいですごい(あの絵柄じゃないと浮くよなぁ)と思いました。文字の多さ、細かさ、独特なエロ表現も最初戸惑いましたが、だんだんクセになりました。(基本アホエロ好きなんで)
絵と内容のギャップ、本当にやばいですよね!!
ウノハナ先生のときもなんですが、どうやらコラボカフェ後にハマる傾向が高く!きっともちろんそれにはこちらのブログが影響してると思われます!
えすむらさん(*^_^*)
こんにちは~!!!おぉ今週ちょこっとお時間あるんですね!羨ましいです(・_・、)
私は今週無茶苦茶ギッシギシに予定があって・・・ちょこちょこっとしかBL読めなくて悲しいです。
>「恋イン」は円ちゃんと土門が好きです
おぉ!!!円と土門+円パパが私も好きです★パパVS土門も面白いですよね!
えすむらさんはよくコラボカフェ行かれるのですか!?
また行かれる時は是非お声を~。
私も好きな作品の時はたいてい行ってます(≧∇≦*)
そして・・・また嬉しいお言葉ありがとうございます★興味を持っていただけるのが一番嬉しいです。