こんにちは!久々の【囀る鳥は羽ばたかない】の考察記事です(*^_^*)
ワタクシだけではなくこのブログの読者様にも考えを聞かせていただきたいというコメントをいただきました。
ですのでぜひ皆様の考えも色々と教えていただけたらと思います。ぜひ気軽にご参加ください♪
まずいただいたコメントは・・・最初にこのように書かれてました(*^_^*)
【空蝉さん】からのコメントを少しずつ抜粋しながら紹介していきます!
ついこの間、ファンになった新参者です。皆様の確かな行間の読みが凄すぎて、このサイトで理解を深めています。
これ。。。本当にそうなのですよね。ワタクシもひょぇ~と感じるような視点の考察を頂いたりで理解が深まってるので・・・自分のブログではあるもののありがたや・・・と常々思ってます(≧∇≦*)
最初は【囀る鳥は羽ばたかない】という漢字が素敵な作品ということで目にとまられたとのこと!!!お目が高い!
10代からこの世界には惹かれていたという空蝉さん・・そして一旦は卒業されたようなのですが、数年前に再入学されたとのことです♥お帰りなさいませ★
そんな空蝉さんが惹かれた【囀る鳥は羽ばたかない】。どっぷりハマるというのは本当に納得の納得です!!!
さて・・本題の質問です。ここからは是非・・・皆様の考えも知りたいとのことですので色々な角度からの考察・ご感想をお願いします(*^_^*)
【空蝉さん】
三角さんは危険な香りのする、本気でワルくていい男ですよね。
6 巻まで読んだ感じでは三角さんからの解放なくして、矢代さ んの幸せなしと云う感じがします。
平田との抗争も結局、上昇志向のない矢代さんを無理矢理、本筋の組の若頭に据えたいと云う彼の我儘からきていて・・・・あんたが矢代さんに固執しなきゃ、もしかしたらもっとあの二人、幸せになってるかもって思ってしまって・・・・ でも、三角さん、男受けする←変な意味じゃなくて、男が男として惚れてしまうような男気 のあるヒトとして描かれているように思うのですよね。
黒羽根さん、天羽さん、純粋じゃなくても平田も三角さんの重力を捻じ曲げるような圧倒的なオーラに惹かれていますよね。
三角さんに関しては、、、個人的にはカリスマ性があるからこそなのですが、色々なことの元凶なのかなって思っています。人を惹きつける魅力があるということは、その分周りでは争いも増えるでしょうし。亡くなった会長も三角さんのことすごく可愛がってましたよね。それを面白く思わない人もいるはずです。結構危険な香りはすると思います( ´艸`)
ただ、三角さんに拾ってもらえなければ矢代の人生はもっともっと悲惨なものになっていたのでは?とも思います。影山の件は三角さんが動いてくれたというのもあるでしょうし。
何より気になるのは三角さんの矢代への執着。
「人間嫌い」だと思ってる矢代のことは言葉が悪いですが拾ったペットのような感じなのかな?とも思ったりします。すごく可愛くて愛着があって。でも思うように動いてくれないから構いたくなるみたいな・・・。
だから手元に置いておきたいし、いつまでも可愛がっていたいという気持ちがあるのかな・・・なんて思ってしまいます。
矢代のことロシアンブルーのイメージだと先生がファンブックに書かれていたのですが、まさに猫!って感じなのかな~と思います。
>三角さんからの解放なくして、矢代さんの幸せなしと云う感じがします。
これはすごく思っています。百目鬼×矢代の関係において・・・さらにはヤクザという世界においては三角さんはラスボスになるのではないかと思っています。抗争云々ではなく、どう三角さんが納得するか・・・がこの二人の関係においてはキーになるのではないかと。
Q2:タイトルの考察もあれば教えていただきたいです。
【空蝉さん】
囀る鳥は羽ばたかない—意味を考えていてハッとしました。
三角さんの二人の腹心―時には半身、時には右腕と称されていた二人には羽があります。そして、矢代さんは矢にも羽が使われているんです!
たた前者たちは完全な羽であって、 もしかしたら自ら羽ばたく事が出来るのかもしれない。
しかし矢はそれ自体自体では何の 意味をなさない。それを飛ばす道具がなければ何処にも辿りつけません。
それに矢は武器で あって、対象を仕留める物です。そこまで考えると、ちょっと矢代さんの将来が不安になり ます。
ただの自分の妄想遊びだといいなと思えます。
それにしても、黒羽根さんと天羽さん。黒羽根さんは黒、天羽さんは天の羽—イメージとし ては白。見事なコントラストだと思います。
ここも妄想遊びが過ぎただけでしょうか。
この 一連に関しては既に言及されていて、何か結論めいた事があるなら是非、教えていただきたいです。タイトルの考察もあれば教えていただきたいです。
まず、【羽根】の視点ですが・・・おお~って思ってしまいました。その辺りにあまり注目していなかったので、(昔は注目してた気はするけどすっかり抜けてしまってます)確かに黒羽根・天羽と羽がありますね。
半身・右腕と言われるように三角さんに親しい人には【羽】がある。
さらには【矢代】の矢にも羽根が・・・ということですね!先生が密かにそういうのを踏まえて名前を付けてるというのはあるかもしれません!!!
もしその名前の視点で考えるならば・・・百目鬼の【目】から考えて【矢目】という言葉があります。
矢を受けたあとだったり、矢を射るときの目標。。。それをもし考えるならば、きちんと矢代の相手は百目鬼ではないのかな!?なんて考えたりもしました。
ちなみに、ワタクシの考えてたタイトルの意味ですが。。。単純に【囀る鳥】というのは縄張りだったり求愛の意味をもつ行動なので・・・求愛する鳥が動かずに待ってるというイメージでした。
矢代という男は【愛】とは無関係のようですごく【愛】を欲している。母親からも影山からも百目鬼からも・・・実は【愛して欲しい】という感情を持っているのだと思っていて。
それが本来の矢代の内側なのかな~なんて漠然と考えていました。
【漂えど~】に戻ってはしまうのですが、【人間は矛盾でできている】という言葉。【囀る鳥は羽ばたかない】は今読んでて目に見えてる矢代ではなく、その矛盾した彼の心そのものなのかなと考えていたりします。
これは矢代の視点で考えたもので、百目鬼の視点でも考えられます。
鳥の求愛行動での囀りは、オスからメスにあててのもの。なので・・攻め受けを雄雌で考えるのであれば・・・【囀る鳥】というのは百目鬼の行動。
【羽ばたかない】はじっと待ってるということですよね。【求愛】に対してそれに応えてくれるまでじっと待ってる【百目鬼】にも実は当てはまるタイトルになっているのではないかなと思ってしまいました。
ここはストレートに解釈してのものなので、【羽】が全く頭に入ってません(T^T)
先生なら、タイトルにも仕掛けがしてあるとは思ってるので、【鳥】【羽】は注目しておかなければいけないなって思いました。。。
まだまだいくつかあったのですが、一旦区切りますね!
できるだけ皆様の考えが聞きたいなと思ってます(*^_^*)あってるとか間違ってるとかそういうのはないので、些細なことでも是非ご参加ください~。
では改めて・・・せっかくなのでもう一度ワタクシから質問を。
意見を聞く度におぉ~~~~~って思うのですよね。
今回も空蝉さんから【壊すのか】だと思う。と聞いてこれもあり得る!!!!と興奮してしまいました。
確かに。「俺を壊すのか」はかなりしっくりくるかもしれない。「俺を壊すな」ってエロの時に言ってましたしね。百目鬼という男はある意味・・・今の矢代を壊してしまう大きな存在なのだろうと思います。
確かに・・・なんとなくですが、先生のイメージとしてきっと既出の言葉をかぶせてくるのだろうとは思っていました。
ただ、その中でしっくりくるものが見つけられず・・・。
そう思うと今回コメントで下さったように「壊すのか」はかなりの線をいっているのではないかと思うのですよね。
エロで【壊すな】と発してからの平田との場面。
【壊さないとあいつは言った】【もうとっくに壊れていた】
【俺は俺を終わらせることができる】
ここも、なんとなくですが・・・矢代が2人いるのですよね。本当の矢代がA、どM淫乱の矢代がBとして考えます。
エロ持に【壊すな】と発したのは、Bという矢代を壊すな、Aを引きずり出させないでくれという気持ちから。
【もうとっくに壊れていた】はAからみたB。
【俺は俺を終わらせることができる】はAはBを終わらせることができるという意味で、死ぬことでやっと本来の自分に戻る事ができ、苦しみから解放されるという意味あいなのかなと。
で・・本題の【俺を壊すのか】ですが、あの時百目鬼が撃たれて倒れますよね。
そこで矢代は石を手に取り平田をめちゃくちゃ殴打します。これは【生】への執着。生きるための行動であったのだと思います。
生きることは途方もない、そういって自分の人生を終わらせることに少し安堵するような場面があったのにも関わらず・・・
百目鬼が倒れたところを見て【生きる】ことへの執着をみせた場面であったように思います。矛盾しているのですよね。
空蝉さんのコメントも紹介しますね。
あの6巻の飛行機でかき消された矢代さんの声は、〈壊す〉だと思います。 矢代さんが子供の頃から過酷な現実世界を生きるために築いてきた、本来の姿である繊細 で優しい自分では生きられなかったので、それを守るために作った壁と云うか、自分の城が 壊れ始めているんだと思いました。
あの時、矢代さんは平田に首を絞めても抵抗しませんでした。やっとこのどうしょうもない生を終わらすことができると・・・しかし、百目鬼くんがきて平田を殴り、開放される。
しかし百目鬼くんが逆に平田に打たれ倒れる。
矢代にとっては多分、既に自分の命と同じぐら い大切に思っている男に平田は〈誰だ コイツ〉と・・・・もう、秀逸です!
その時、捨てるはずの命を振り絞り矢代さんが平田を殴打。
そして、百目鬼くんの傷のある 頬に触れました。
生きている事を確認したかったのでしょうか・・・・。
その時、彼の中に はいろんな想いが去来したと思います。
大切なものを失う恐怖。
そして自分の価値が揺らいでいる事への恐れ・・・・失いたくないと云う想いからくる自分の弱さ。そんな感情への恐れ、戸惑い、驚きとして、発せられたのが轟音でかき消された言葉かなぁと・・・・。
かなりしっくりきちゃったのですよね。確かにと。
傷に触れたのもここにはちゃんと意味があるのだと思います。
少し前に「人を好きになるってお前はどんな感じだ?」と矢代が百目鬼に聞いています。(6巻33話)
そしてその後に百目鬼の傷に触れ、「痛いんだな 俺にとってはこんな感じだ」と。
平田に撃たれ、倒れた百目鬼の頬の傷に触れたということは、この前述の部分とリンクしているのだろうと思います。
矢代自身ここでしっかり百目鬼に対する気持ちを認めてるようなシーンだったのでは?と個人的に。
ただ。。。このシーンで言えるのは、傷に触れることで痛みを感じているとも取れるし、色々なことが狂ったとも言えます。
なのでかき消されたことばは個人的には・・・・
壊すのか=狂わすのか >殺すor 傷つける かしら・・・。ちょっと前に思ってた置いて行くのかとか矢代言わなさそうですしね(^_^;)
また当てはまりそうな言葉があればぜひとも教えてください♥
いつか先生からの答えが出るまで・・・どっきどきしながら一緒に待ちましょう(≧∇≦*)
色々な方のいろんな視点での見方がすごく参考になるので、ちょっとしたことでもいいのでコメントくださると嬉しいです。
コメント欄は下の方にあります。もし!わからないという方は右下にある拍手ボタンを押していただければそこでコメントフォームが開きます。
そこに書いてくださっても大丈夫です!
基本的に拍手コメは非公開になっているので、公開してもいいか、非公開のままがいいのか書いてくださるとありがたいです。
コメントに対するコメントもあるかと思うので、それは対象コメントの左下に返信というリンクがあるのでそちらをクリックしてコメントしていただけると連なっていくと思います。
ただ、このご時世ですのでないとは思うのですが何かあるといけないので、コメントに関してはワタクシが確認してから承認するようにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
わかりやすいように、質問1と3への考察であれば、①~、③~と数字を打ってくださると理解しやすいです♥
ご自身で何でもいいのでニックネームをつくって是非ご参加ください♥(アドレス入力は必要なのですが、外部にはわからないものですので(セキュリティ対策の一貫です。)ご安心ください。
できるだけ沢山の感想や考察を聞けたらいいなと思ってますのでよろしくお願いします!
わりとコメントで皆のコメントが参考になる!とかよくいただくので、こういった参加型?のものもやってみたいなと常々思ってました。
最初は緊張してなかなかコメントも・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、そういう時はニックネーム作って恥ずかしがりやの自分とは別人になりきってみてください♥