イァハーツ2021年9月号掲載、ヨネダコウさんの【囀る鳥は羽ばたかない 45話】のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
7月号が休載だったので4か月ぶりの囀るさん。今回はかなりページ数もあり読み応えがありました。
考察等もしていきたいので時間をかけたいのですが、どんな流れか気になっている人もいるので今回は少しやり方を変えて小出しにしていいますね。
まずはざっくりしたポイントをお知らせして、その後あらすじ・考察していきます。
お付き合いいただけると嬉しいです。
8/12追記しています。
囀る鳥は羽ばたかない8巻45話 イァハーツ9月号
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 城戸弟を囮にし、城戸兄に接触しようとする4人(矢代・七原・百目鬼・神谷)
- 矢代・七原の会話を聞いている神谷・百目鬼
- 城戸兄とつながっている人達がわかりはじめる
- 城戸はどうやら利用されただけ
- 城戸の後ろにいる連中はニキちゃん誘拐事件と関連あり
- 彼らの目的はどうやら綱川
- 百目鬼との再会から心が乱される矢代
- ラストは強引な百目鬼に!?
ざっくりとした内容のポイントはこんな感じでした。明日以降にもうすこし詳しいあらすじを掲載していきますね。
【ネタバレ注意】囀る鳥は羽ばたかない45話(8巻) あらすじ・感想
けっこう今回も難しくて、人のつながりを整理した方が話がわかりやすくなると思います。そういうのも整理しながら記載できたらなと。
見どころは多々ありますが、やはり再会してからの矢代の心の乱れ具合に萌えますね。
百目鬼が淡々としているように見えるので、矢代自身もちょっとモヤっとしてるようにも思えます。
自分だけが余裕なくなってて乱されているように感じている矢代がたまらないですヨ。
そして・・・ラストに井波が出てきましたね(-_-;)
矢代と井波が関係していると思っている百目鬼がついに行動に!?というところで終わっています。
内容的には城戸関連が9割、百目鬼・矢代が1割という感じでしょうか。
しっかりとした絡みはあるようなないような!?
城戸関連に関しては、桜一家がメインになってくると思われ、矢代と七原にはここで手を引くようにお願いされますが(桜一家から)、矢代はそれを【保留】にします。
なぜ保留にしたかは、頭の切れる矢代だから感じるものがあったのだろうと。
矢代が保留にした理由はおそらくですが、百目鬼が桜一家にいるというのも関係しているように思うのですよね。その辺は考察にて書いていこうと思っています。
ということで、、、簡単な流れはこんな感じでした。
以下はもう少し詳しいあらすじです。(遅くなってすみません)
城戸弟を囮にし、城戸兄に接触しようとする4人(矢代・七原・百目鬼・神谷)
城戸弟をエサにし、兄を捕まえようとする4人。城戸弟の見張りは自分の出番だと張り切る神谷。
同じ車に城戸弟含め5人で乗車しているので・・・あまり見かけない光景にクスっとなります。
神谷は・・・昨日浴室での二人のやり取りを聞いているので、まだ少し動揺は残っている感じがします。
喫茶店にて。
城戸弟の後ろに神谷が座って兄が来るのを待っています。
それを外から見ている3人(矢代・百目鬼・七原)
『うまいこと窓際取ったな』(矢)
『出てきたところで柄おさえます 万一車で逃げられたらお願いします』(百)
『わかった』(七)
歩いていく百目鬼を見て、七原は矢代に『何考えてんスかねあいつ』と口にします。
天羽さんが連れてきたっていう話だけれど、とうことは三角の親父が口きいてやったという事なのか?と言う七原に対し、矢代は『案外天羽さんの独断かもな』と。
理由は・・・三角さんが百目鬼に何かしてやるとも思えないからと言う事でした。
『ヤクザやるような人間じゃねぇと俺は思ってたんスけどね』
『だからあん時社長も捨てたんすよね』
すると矢代は『ヤクザやるような人間てのはどんな人間なんだろうな』と返します。
矢代・七原の会話を聞いている神谷・百目鬼
七原は矢代に【組】を持つ気はないのかと尋ねます。
『お前はどうなんだ?』
七原は、社長についてくってきめたんでどっちでもいいです、と言いたいところだけれど本音は組を持って欲しい、帰る所が欲しいと言います。
ちなみにここで・・・七原は今独り身だということがわかります。彼女と別れちゃったのね。。。
そんな二人の会話の途中で【お話中すみませんねぇ 俺です】と神谷が電話越しに入って来ました。
電話がずっと繋がっていて、神谷・百目鬼にも今の話が筒抜けだったようです。
百目鬼は淡々としているけれど、神谷の方が何かと気を遣っている感じがしてやはり根は人嫌いではなく好きなんじゃないかなと思ってしまいます。
『神谷さん 現れました』
百目鬼の言葉で、城戸兄がやって来たことがわかります。
城戸兄は1人で来たわけではなく、もう1人付き人を連れてやってきました。
城戸兄とつながっている人達がわかりはじめる
城戸は何も知らずに弟とやり取りを始めます。
そして弟の嘘(お店のお金を持ち逃げされた)という話も疑わずに100万円をポンと出して席を立ちます。
歩いて帰るお兄さんに何か言いたげな弟ですが・・・後ろには神谷の姿が。
城戸はすぐに神谷の存在に気付き、走り去ろうとします。
百目鬼が城戸兄を取り押さえ、神谷はもう1人の連れを追いますが・・・逃げ足の早い男で逃してしまいます。
七原も車で行く道を塞ごうとするのですが・・・もうひとつ細い通路があったようで・・・そちらの方に逃げていってしまったのですよね(^_^;)
『お前さーやるならやるって言えよ』
急発進・急停車(道を塞ぐためなので急に曲がって止まったと思われます。矢代は後部座席に座っていたので遠心力で振り回された感じでしょうか。
『あーすんませんっ』
『前にもあったけどさ・・・』
『前?』
七原の疑問に、矢代は少しはっとしたようでした。
(いや あれはあいつか)
百目鬼が城戸兄を連れて矢代達のところへやってきました。
『矢代!』
『なんだ-覚えてるじゃん』
オウムの事と、百目鬼達は桜一家の人間だと言う事を話す矢代。城戸兄は矢代にと汚いですがツバを吐き、『半端もんのクセに』という言葉を浴びせ、百目鬼によってトランクに押し込められてしまいます。
ここで神谷がイライラしながら帰ってきました。どうやら城戸兄の付き人だった男に逃げられたようです。
『あの男 見覚えがあります』
『どこで!?』
『・・・帰りながら思い出す』
城戸はどうやら利用されただけ
捕まった城戸ですけど・・・なんだか話が噛み合わないのですよね。
お金の件にしても。城戸兄は『山川のカネなんて知らねぇな』と。
※山川って誰!?と思った人は7巻参照。どうやら・・・皆、その山川という人に騙されたようですね(^_^;)
かなりの演技派でしたね山川・・・。百目鬼は疑っていたけれど、なんだかんだでうまく逃げた、という事になるのでしょうね。
城戸はその山川と彼の後ろにいる連中にいいように利用されただけだったことがここでわかります。
『こいつが山川解放されたのも知らないってことは 山川が話してたことも全部ウソってことか』
『そゆこと』
あれこれ山川の事を話していると・・・ニキちゃんから百目鬼にメールが。
すると。。百目鬼が少し考えた後に口を開きます。
『思い出しました あの男』
城戸の後ろにいる連中はニキちゃん誘拐事件と関連あり
城戸が捕まった事は例の逃げた男の仲間にも知られます。
『城戸がとっ捕まったぁ!? 誰に』
『桜一家です 奴の弟エサにされました ちなみに俺はツラが割れました』
逃げる時に百目鬼に顔を見られたから気付かれたと話す男。百目鬼の事は『三年前のあの男』と話しています。
ちなみに城戸の事はもう用なしだそうで(^_^;)
山川はどこかに身を潜めているらしいですね。山川の事を金のなる木と言っていることが少し気になります。
するともう1人の男性が百目鬼に顔を見られた、という男に『組長には余計な報告すんなよ』とクギを刺します。
彼らの目的はどうやら綱川
『桜一家とモメたら組長には言わんわけには・・・』と百目鬼に顔を見られたという男性は言うけれど、、もう1人の方は反対らしい。
『共生会の残党のお前だって今は俺と同じ目的だろ』
『奴らには・・・綱川にはまだ借りがある』
このセリフは・・・『共生会の残党のお前だって』という言葉から、共生会の残党と、もうひとつの組が打倒綱川で手を組んでいるということがわかります。
そして共生会の残党とその組をまとめている『組長』がいるとこともここからわかります。
さて・・・『共生会』なのですが、なんと!!!ニキちゃん誘拐事件で関わった組なのですよ。これは7巻では『組をひとつ潰した』としか確か出ていなかったのですが、今回の百目鬼が思い出した事によってはっきりわかりました。
その残党がまた報復のために動き回っているとうことでしょうか。
例の百目鬼に顔を見られたと言っていた男は城戸によると・・・今は半グレ集団『竜頭(りょうず)』の一員。その竜頭のケツ持ちしているのが極星会の『奥山組』ということまでがわかっています。
『奥山組』という言葉を聞いて、綱川が黙り込んでしまいます。
そして席を立ち、部屋から出ていってしまいました。
なぜ綱川が動揺したような表情を見せたかというと・・・この『奥山組』の組長は桜一家にいた男だったから。
この奥山という人物に関しては7巻でも出てきていました。
綱川は大学を出ても組を継ぐ気でいたのですが・・・ニキちゃんが生まれたことにより、当時組長だった綱川父は、孫娘可愛さに長年続いた世襲制をやめて当時本部長だった【奥山】を若頭に据えようとします。
ですが結局は綱川が若頭に。
これがきっかけで奥山とは袂を分かつことになります。
奥山は数人連れて組を出ていくことに。
話を戻しますが、ここでひとつの疑いが出てきました。その奥山がニキちゃん誘拐事件に関わっているのではないかということ。
ニキちゃん誘拐の犯人は共生会(桜一家に怨みを持っての犯行!?)。
その残党のケツ持ちをしているのが奥山であることから、残党のケツ持ち以前から関わりがあるという事でしょうか。(共生会の時から奥山組と繋がっていた)
最初読んだ時は???残党のケツ持ちだから誘拐事件に関連?って時系列におかしくない?って思ったのですよね。
ニキちゃん誘拐事件が先に起こっていて、その残党と奥山が関わりあるとしても誘拐事件に奥山組が関わっていたことの証明にはならなくない?と。
でも今回の話としては、奥山組と共生会はもともと関係があって、奥山が共生会を使ってニキちゃんを誘拐させたかも?という事となのでしょうね。
矢代も共生会と奥山組との関係は偶然なんてまずない、と言っているので。
『矢代さん お聞きの通りこれより先は身内の怨恨 あなたを巻き込んだとあっては三角会長に会わせる顔がありません』
そう言って、今回の件からは一旦身をひくようにお願いする桜一家の組員。(むらじい)
矢代はというと、関わるかどうかを『保留』すると言います。
元々城戸の借金程度では動くつもりなかったといい。狙いは・・・山川の方なのかしら?
理由は金銭的な感じで話しはしているのですが。。。矢代にとって重要なのはお金ではないと思います。
百目鬼との再会から心が乱される矢代
後半はなんと!!!百目鬼・矢代のツーショット。
七原ではなく、百目鬼が矢代を送っています。
『別に送らなくても七原もいるし 車もあるし』
七原的にも百目鬼が送っていくというのは不本意だったようですね(笑)でも、結果として今は百目鬼が送っています。
断れば良かったんじゃないですか?と百目鬼が言うのですけど・・・・なんでしょうね、百目鬼~ちょいちょいセリフがひっかかる(T^T)
矢代を試しているのか何なのか。矢代と2人きりなんて喜ぶとこでしょ!!!!と思うけれど、矢代に似てにちゃったのかな言動が(^_^;)
ただ、今回百目鬼が矢代を送ったのは。。。共生会の残党&奥山組が関係している今回の件から矢代達を遠ざけるためなのかなと。
『あなたがそこまで拘ることじゃない 怨恨が動機ならこの先 危ない目にあいます』
『それ、言うために送るって言ったのか』
『そうです』
『マジでそれだけか』
『マジでとは?』
『マジはマジだろ』
強調して言う意味がわからない、と百目鬼が言うと・・・矢代はちょっと拗ねた感じになります( ´艸`)。
そしてもう近いから歩くわ、と車を降りてしまいました。
ここからがすごく驚いたのですよね。矢代の心情!
(認める)
(俺がおかしい それはもう明白に 明らかに)
(距離感を失ってる)
(以前の俺はどうしてた?どうやって余裕でいられた?)
(いや 余裕だったのか?)
(最初から俺は)
すると息を切らして百目鬼が追いかけてきました。
車も置いて駆けつけてくるところが。。。なんだかちょっとだけ昔のようでこの場面が今回は一番好きかもしれません。
ラストは強引な百目鬼に!?
『何なんですか・・・っ』
どうして欲しいのかと尋ねる百目鬼。
『はぁ!?ねぇよそんなの』
『どうにかして欲しいように見えます』
そんな百目鬼の言葉にむっとなる矢代。すると。。。そんな2人の間に邪魔ものが。
『おいおい 誰かと思ったら百目鬼かよ』
この登場の仕方(笑)・・・お呼びでない井波がやってきて、百目鬼はお呼びじぇねえんだよみたいな言い方しちゃって。
意外だったのは、井波はあまり百目鬼の事は知らなかったようで。
『お前そんなキズだらけだったか?』って言ってたのには驚きました。井波なら百目鬼の事もっと調べてそうだなと思っていたので。
ラストは井波の方へ行く矢代を引き止める百目鬼という構図です。
百目鬼のセリフにも要注目。
感想まとめ
ちょっとしたクスッとなったと事なのですが・・・カミソリって自分の事言っていたのに神谷って意外に繊細(笑)
矢代と百目鬼との関係に少し気づいてからやたら色々なところで気を揉んでるというか、気を使っているというか。
悪い人じゃないなぁってクスっとなります。
七原の影が薄くなってしまうので・・・神谷の登場はいいのか悪いのか、なのですが。神谷・七原は二人一緒で輝くような気がします(笑)
きっと仲良くなったら七神コンビ最強になるのでは!?と。
今回、個人的に好きだ~と思った箇所。
百目鬼と矢代のツーショット。
そして自分が思うよに百目鬼が動かないとご機嫌斜めになる矢代。
以前の自分はどうしてたか、どうやって余裕でいられたか?余裕だったのか?と振り返っている矢代のシーン。
更に矢代を追いかけてきた百目鬼!!!がワタクシとしてはイチオシです。
今回は必死なワンコっぽさがある大好きだった百目鬼たんがちょろっと出てたような気がします。すぐに百目鬼になっちゃいましたけど。
今のキリリ百目鬼も好きですが、たれ耳が見えそうな百目鬼がやはり好きなのですよね。
それにしても終盤に登場した井波。
すぐ消える男かと思ったら・・・意外に登場回数多いのですね(^_^;)嫌いなのに!!!
あれだけ痛めつけられた男なのに、矢代も繋がるとは・・・よっぽど情報源としては優秀な男なのかもしれません。
ヤクザが嫌いなのに、ヤクザに関してはかなり詳しいというのも面白いですね。竜崎の時も井波の情報があっての事でしたもんね。
そうそう、今回ラストで、百目鬼は矢代が井波と遊んでいると思い込んでいるので『そんなに男が欲しいですか?』って言ってしまうのですよね・・・。
でも矢代の反応を読んで、やはり矢代と井波は身体の関係はないような気がしました。(そういう願望ありの目で読むからそう見えるだけかもですが)
本当にそういう関係にあるのなら、もっと余裕で百目鬼の直球のセリフにも対応していると思うのですよね。
言われたくない言葉だからこそ、今回のような反応になってるのではないのかなと。(ヤケクソみたいな感じに思えました)
この2人に身体の関係がもしあったとしても、基本的には情報を得るためのものですしね。。。でも井波なら矢代の身体よりはお金で動きそうです(笑)
井波の目的は矢代の身体ではなく、矢代のお金だったらいいなぁ。。。矢代のセリフで井波とは何かしらの『遊び』はしているようですけど・・・
エロ以外の遊びでお願いします(笑)
あと何気に気になったのは、一番最後の矢代の表情。
百目鬼に『じゃぁ構わないですよね あいつじゃなくても』と言われた時の顔がすごく意味深というか。
百目鬼のなかでは井波と百目鬼は矢代にとって同じような位置として話しているのですが、明らかに矢代の中では『井波=百目鬼』ではないのだろうなと感じました。
むしろ・・・あいつじゃなくても俺でいいでしょ、みたいな言い方をされて傷ついているような。
希望としては5巻25話で、矢代が過去の事を思いだして涙したシーンがありましたよね。ちょうど仮面をつけたみたい!と考察を書いたシーンです。
この時に目を反らしていた本当の自分に気付いて、そこからエロに関しては本来の自分に戻っていたりしないでしょうか。
百目鬼によって書きかえられてしまったというか。
矢代ってかなり一途な男なのですよね。
確かに影山に対しては傍観者に徹してた部分があったので性の所では交わることはなかったけれど、それでもすごく一途でしたよね。
ヤクザになったのも影山の家を救うためでしたし。
自分なんてまともな恋愛はできない、と言っていた矢代が初めて好きな人と結ばれた(身体も)のだから・・・そこから色々な事が変わったとしても不思議ではない気がします。
初めての人は特別、というのが矢代にも当てはまるのかもしれない。
もし健気に『この身体を誰にも触らせたくない』を守っていたとしたら、、、号泣してしまいそう。
矢代のこの4年の背景がまだわからないので、他の人ともやってるような気もするし、百目鬼の言っていたことを守ってるような気もするし。早く井波との関係が明らかにならないかしら。
桜一家関連に関しては、奥山ですね。。。彼がどう出て来るかで変わってきそうです。
ニキちゃんの誘拐事件関連であれば、もしかしたら百目鬼も狙われるかもしれません。(百目鬼は共生会の組員達ぼこってたはず)
誘拐事件の事は矢代も知っているので、実はその心配もあって矢代は『保留』にしたのかしら?なんて思ってしまいます。
危険な目に合う可能性があるのは百目鬼も同じですからね。
百目鬼をこれ以上危険な目に合わせたくなくて関係を切ったようなものなので、百目鬼に危険がある状況であれば矢代は首を突っ込んでくると思います。
あと、今回注目したセリフ。
それは七原のセリフです。
『本音は組持って欲しいっすね 帰るとこ欲しいんで』
これ、百目鬼にもあてはあまると思うのですよね。だから・・・このセリフは百目鬼の帰る場所をいずれは矢代が作るフラグなのではないかと。
きっと矢代も『俺しかいらなくなる・欲しくなくなる』の言葉通り、百目鬼の事を手放せなくなると思っています。
百目鬼を組員に・・・となると三角さんが邪魔になるのですが・・・それはもしかしたら今回の綱川・奥山の件で三角さんを納得させるような何かが起こるのかなと。
矢代ピンチ➨あなたを守るために使うと決めた命で百目鬼が守る➨矢代と百目鬼は気持ちを再確認➨三角さんを説得
もしくは・・・
今度は矢代が危機を救う➨桜一家に対し恩ができる➨矢代の要望をできる限り聞く➨百目鬼が欲しい➨三角さんは・・・どう説得するか不明
他ルートあったら教えてください。
百目鬼と矢代がまた同じ組で、というのにはちょっと三角さんという壁が大きいので・・・やはり三角さんがラスボスでしょうかね・・・!?
桜一家は奥山が組員数人つれて出て行ったことで弱体化したのを考えると、奥山はけっこうな力を持ってそうですね。
平田とはタイプが違う感じはしますが、やっかいな人物であることは間違いないと思います。
ただ、奥山主導で動いているように思えて、実はそうではないのかも?と思ったところがあるのですよね。
『桜一家とモメたら組長には言わんわけには・・・』と共生会の残党さんが言っていたこと。今の彼らの行動は明らかに桜一家と揉める案件だと思うのですが、、、それを奥山は知らない可能性があるのを示している気がしないでもない。
そして奥山は桜一家とはモメないように過ごしている可能性もあるのではないかと。
もしかしたら、残党と桜一家を恨む奥山組の組員(元桜一家の組員)の無断行動だったりするのな?と思ったりもしました。バリバリ奥山主導ならスミマセン。
色々と疑問はあるものの・・・桜一家と奥山組との対立の中で、どんな風に百目鬼・矢代のラブが進展していくか見物。矢代は天邪鬼だから自分の中では素直に認めても、百目鬼に対して矢代の方からいきなり素直になる事はないような気はします。
でも明らかに以前の矢代ではなくなっているとも思う。
どちらにせよ、百目鬼の言動が今後はキーになるのかなと個人的には感じています。
いつかお互いに素直に気持ちを話せる日が来るといいのですけど・・・今はお互いに誤解している部分が多いのでもう少しすれ違ってしまうのかもしれませんね。
百目鬼の『腹いせ』は遠ざけられてもそばにいる、という事なのかなぁ~って期待しているので、いずれ忠犬ぶりを発揮してくれると信じています。
色々と文章が散らかってしまって申し訳ないですが、また個々に考察記事あげれたらいいなと思っています。
いつもの事ですが、長文読んで下さりありがとうございました☆