GUSH12月号掲載、柊のぞむさんの【どっちもどっち!!! ~ひとつ屋根の下~】5話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の作品は【どっちもどっち シリーズ8作目】です。
今回は及川事件の後日談ということで・・・尾崎パパも声で登場していました。及川に関しては前回でもう終わってるようです。
終わってみれば・・・なぜか柴さんの印象が変わったというかちょっとだけ株上昇しまして。
柴とかっちゃん・・・どうにかならないかなぁ~と期待しています☆
では早速!
どっちもどっち!!! ~ひとつ屋根の下~ 5話/コミックス紹介・簡単な感想
簡単なあらすじ・ポイント
- 穏やかな日常が戻ってきた二人だけど・・・
- 尾崎さんが柴・及川と尾崎パパが知り合いだったと知る。
- かっちゃんはなんだか柴を意識してる!?☚これけっこう気になる。
- 今回も柴のセリフに笑った
- 尾崎パパが実はすでに円谷さん認めてくれてるのかな!?と思い場面があってほっとした。
【ネタバレ注意】どっちもどっち8-5話 感想
すごくいい終わり方だったなぁ~って思いました。及川の件に関しては・・・・及川がおとなしくなってくれて本当に良かったです。
本気で惚れたというのはうそではないようで。
でも惚れたからには小賢しいことはしない感じかな。。。と。
円谷さんには宣戦布告してましたが、円谷さんもなかなかの返しをしていて読み応えありました!
では早速!!!
及川事件に関してはこちらを参照してください。
気になる事はハッキング!かっちゃんの情報収集
実は・・・前々から思ってたのですが・・・かっちゃんって柴さんの事気になってますよね?
今回もなぜか柴さんのPCハッキングして及川が送ってきたメール見てましたし(笑)犯罪じゃないの!?と。
かっちゃんは柴・及川・尾崎家が知り合いだと知ってびっくりしています。
穏やかな日常
尾崎さんと円谷さんの場面。
一緒に昼食をとっているのですが・・・尾崎さんはとっても幸せそう。
「嬉しそうですね。。。」
美味しそうにハンバーガーを頬張る尾崎さんに円谷さんが言います。
尾崎さんは、最近までずっと及川事件で瀕死状態だったからこうやってのんびり昼食がとれるのが嬉しいみたいです。
「全部オレのおかげかよ~」
「はいはい 尾崎さんのおかげです」
俺におとせない哺乳類はいないということがわかった、と上機嫌な尾崎さん。
すると・・・かっちゃんが目に入り一緒に昼食を食べようと声をかけます。
「え? いや僕はいいです」
尾崎さんの方をまっすぐみずにキョドるかっちゃんを見て尾崎さんは・・・「及川の件相談しなかったの怒ってんだろ」と。。。
「及川? 及川って柴さんのメール相手の・・・あ」
ぽろっとメールの事を口走ってしまったかっちゃん(-_-;)
「メール相手って・・・おめーまーたハッキングしてんなー?」
ヘタしたら大問題だと言う尾崎さんにかっちゃんは「すみません。。。柴さんのしか見てないです」と(笑)そういう問題じゃないと突っ込まれてました。
するとかっちゃんは尾崎さんに「隠してることあるでしょ」と意味深発言。
「ちょっとショックですよ ずっと隠されてたの」
「柴さんと先輩が昔から知り合いだったコト・・・」
「え?」
何もしらない尾崎さんはかっちゃん言ってる事の意味が分からない様子。
かっちゃんは、ここでハッキングしたメールに添付されてた写真を尾崎さんに見せます。
そこには尾崎パパ・子供時代の尾崎さん・及川・柴さんが写ってました。
それを見せられて尾崎さんは全くおぼえがなくて固まってしまいます。
及川事件は自分が解決したと思っていた尾崎さんですが、実際は違ったのか!とショックを受けます。
ラッキーガイ
「へこみすぎ」
円谷さんにそう突っ込まれるほど尾崎さんはショックを受けています。
及川事件は出来レースだったのか!?と・
「裏がどうであれ 今回は尾崎さんのおかげじゃないですか」
「そお~~~~~かなぁ~~~~~~」
ふてくされてる尾崎さんが超かわいい。何この顔!?って思うくらいかわいいです。これ・・・チビキャラのアクキーあったら欲しいかも。
すると円谷さんが「知ってます?」と話しかけます。
「尾崎さんに関わった人って みんないい方向に向かうんですよ」
「え?」
柴さんも変わったし、及川もきっと良くなるだろうという円谷さん。
「今回解決した理由が「知り合い」だったのなら それは尾崎さんの引きの強さです」
まさにラッキーガイだと。
よしよしされてどんな反応するのかな?と思ってたら・・・
「それならい~けど~」と・・・思った以上に尾崎さんが単純でかわいいなと思いました。
これは・・・円谷さんにいいように転がされますね(笑)
オレはてめぇの親父が・・・
喫煙所にて。柴さんと尾崎さんの場面。
「あれ?最近オレが来ても逃げなくなりましたね」
「・・・」
尾崎さんはもっと柴さんと話がしたいようで、いつもタバコ休憩時を狙ってきているみたいです。
「柴さんと及川さんがオレの親父と仲良かったコトとか」をもっと話したいという尾崎さんに。。。柴さんはすごい反応!
誤魔化そうとする柴さんですが、写真を突きつけ・・・しかもその写真の流出がかっちゃんの仕業だと柴さんもわかってることに笑いました。
「何で隠すんですか!知り合いなら言ってくれればよかったのに」
わざわざ言う必要はないという柴さんですが・・・尾崎さんは他のことも知りたいようです。
それは・・・柴さんと及川さんの仲。
どうして仲が悪くなったのか。
そうか・・・てっきり及川は柴さんの事昔好きだったんじゃないのかな~なんて予想してたけれど全然違いました(-_-;)
尾崎さんは、二人の仲が悪くなったのは自分や父親のせいではないのかと思ったみたいです。
すると、柴さんは仲違いの件を話してくれます。
柴さん・及川と尾崎パパは同郷で近所だったようです。尾崎パパを取り巻いてた頃、及川は組に入りたてで尾崎パパを誘いたがってたと。
でも結局は組に誘うことができなかった。それは・・・及川は尾崎パパが好きだったから。
「及川とオレはその時揉めたんだ」
「俺もチンピラだったし 一気に劣悪な関係になった」
その後、柴さんは及川から逃げて何年かした後・・・偶然出会ったそうです。その時は完全に目の敵にされてたと。
話を聞きながら。。。尾崎さんは言います。
「それで・・・結局二人が揉めた理由って何なんですか?」
「・・・・」
「・・・え・・・っと」
言いにくそうにする柴さん。
「親父のために及川さんを止めてくれたってコトですか?なんでそんな揉めるほど・・・」
「・・・・」
「あっ もしかして柴さん・・・」
そういって尾崎さんが話そうとしたとき、柴さんは「うるせぇー」と大きな声を出し・・・尾崎パパに対する想いを口にします。
ここのシーン、とっても気合の入っているシーンなので必見です!!!!!
後ろにふんぞり返ってる姿がかわいいなって思ってしまいました。
柴さんの尾崎パパへの感情は好意は好意でも恋愛の意味ではなく憧れだったようですね。
尾崎さんにそのことを話し、柴さんはどことなくスッキリした様子。
帰り際には「今度おごれや」と言う柴さんは。。。やっぱり変わったのだろうなと思いました(⌒∇⌒)
忘れられてた柴さん・・・
尾崎さんは帰宅後、尾崎パパに連絡をしたようです。
写真を送り、覚えているか?と。色々と聞きたかったようですね。
尾崎パパはその写真を覚えていると言います。
自分は覚えていないという尾崎さんに「お前が及川に会ったのはあの時だけだ 小さかったし」と。
『・・・あいつはまだ組にいるのか?』
「いや 今はまともに銀行員してるよ 一応取引相手なんだ」
『そうか』
「柴さんは上司なんだぜ」
『柴?』
あまり覚えていないという尾崎パパ(-_-;)柴さんに初めて同情しちゃった(´;ω;`)ウゥゥ
すると。。少しの沈黙の後に尾崎パパが話し始めます。
『及川は私が好きだったんだろうなぁ・・・・』
『お前の方はうまくいってるのか?』
「うん」
また連れてこいと言います。それをきいて尾崎さんは、パパは昔から同性の恋愛とかそういうのは理解していたのだなと嬉しく思います。
私は負けないから
電話を切ったあと、円谷さんが部屋に入ってきました。
尾崎さんの隣に座り、今日及川に会ってきたと話しはじめます。
「ちゃんと謝ってくれました」
尾崎さんに関わる人はみな良くなるでしょ?という円谷さん。
ここから及川が謝った時の回想が入ります。
及川は対等になるためにケジメとして頭を下げたようです。そして「私は負けないから」と円谷さんに宣戦布告。
「・・・どうぞ 私から尾崎さんを引き離してみてください 出来るものなら」
見た目と気質にギャップがある円谷さんを見て「彼が選んだのもわかる」と及川。
「でもあんたストレートでしょ?なのに何で尾崎くんとそうなれたの?愛?」
円谷さんは満面の笑みでこう答えます。
「うん そーですね!」
ちょっとここで「うん」と言うとは思ってなかったのでびっくりしました。「はい」ではなく「うん」って・・・対等にということで「うん」と返事したのでしょうか!?
ここで回想おわり。
もっと読みたくなるラスト
回想が終わると二人がベッドにいるシーンになります。
円谷さんは尾崎さんと関わって付き合って、昔より穏やかになった気がすると。
2人の会話がちょっと面白いのでまた詳しくは雑誌読んでみてください(⌒∇⌒)
すると尾崎さんは・・・
「裸でゆーことでもねーんだけど」
「今度もっかい親父に会ってくんねーかな」と言います。
円谷さんはもちろん「はい」と返事を。
この先も読みたくなるような二人で今回はおわり。
感想まとめ
後日談ということで、及川の件はあれで終わったんだなぁ~と思いました。
でも円谷さんもちゃんと及川と会ってたのですね。
宣戦布告され、それをはねのけるようなセリフ。痺れました。
ラストはイチャコラは読めませんでしたが、それ以上に二人でずっと一緒にという願いが叶いそうだなと嬉しく思いました。
尾崎パパ・・・前は尾崎さん殴ってたけど、やっぱり息子はカワイイのかな(⌒∇⌒)(殴ったのは『どっちもどっち!!!~覚悟のプロポーズ~』参照)
家の事を考えたら。。。でも息子の事を考えたら・・・と葛藤もあったのかもしれませんね。
だけど尾崎ママが息子の幸せが自分たちの幸せって考える女性だから、きっとそこに動かされたのかなとも思います。ママ・・・最高ですよね。
尾崎ママと尾崎さんの絡みにうるっとしたのを思い出してしまいました。
「裸でゆーことでもねーんだけど」・・・というシーン。。。逆に裸で言うのが尾崎さんらしくてなんか笑ってしまいました。
すごく読後感良かったです。
柴さんとも仲良くなれそうですね!
個人的にはかっちゃんと柴さん・・・気になるのですが。年の差BLでスピンオフ・・・・どうでしょう!?
今回でシリーズ8作目は終わりのようです。なのでもう少ししたらコミックスのアナウンスがあるかと。
先生の巻末のコメントで、全然同棲がはじまってなくて・・とあって「あ、ほんとだ・・・」と思ってしまいました。
同棲編は甘々な二人を番外とかでもぜひ読みたいです!
すごく好きな作品だからゆる~くでも続いてほしい。シリーズ9作目の感想がまた書けますように♪