CRAFT vol.75掲載、木下けい子さんの【17】第10話のネタバレ感想になります。2月1日に【17 教師】が発売されますね!
巻号がつくわけではなくて17生徒、17教師となるんですね~。次は18になるのでしょうか?少しイイ感じになったかと思ったけれどまた切ない展開になってしまいまして・・・
3ヶ月長い・・・CRAFT作品すごく好きなのでせめて隔月発刊とかにしてほしいです(T^T)今回も安定の面白さでした。切なかったけど!!!!
【17】 第10話掲載 CRAFTvol.75の紹介
17 第10話の簡単な感想
- 受験も先生も諦めない有岡に期待!
- 小塚の心配はわかるけど、いらない助言でモヤっとした。
- 有岡も切ないけど三島も切ない。
- 三島と津田は今回で関係が変わると思う。(三島が諦めれる気がする)
- 次回どうなるんでしょう・・・
注意ポイント
2巻の感想を書きました。↓↓↓
https://snow-blmanga.com/seventeen-teacher-02/
17 教師 第10話のネタバレあり感想
それにしても・・・17生徒→17教師ときたら次は何になるんでしょうね?もうすぐ卒業にもなるし・・・・
もしかしたら次は17卒業とかかもしれませんね!いろんな意味で生徒と教師ではなくなる関係に早くなって欲しいです。
今回の第10話は・・・切なかった~。どちらも切なくて・・・・。
でも2人の関係が変わるためには、避けて通れない出来事だったようにも思う。
だから今回は切なくても「変化」するためのものだと思って見届けたいです・・・。三島も切ないね(T^T)
まさか津田は気持ちに気づいていたとは・・・気づいていて知らない顔して10年もいっしょに居たんだから。これは諦めなきゃって三島も思えると思う。
「ずっと友達だからな」ってセリフは・・・今回に限ってはとっても残酷な言葉だと思いました。
こんな惨めな人生俺だけでたくさんだって思っている場面があるのですが・・・このセリフがあるからこそ三島のこれからの行動は有岡のためを思ってのものだと私は思います。
どんなに三島が拒否しようと有岡は諦めないと思うのですよね。
諦めずにちゃんと三島を振り向かせて欲しいです。三島の心の中にはちゃんと入って来てると思うから。
三島は10年以上もツライ片想いしててややひねくれてる部分もあるから、ここはまっすぐな有岡が変化させていって欲しいです。
あとは・・・この2人の関係を良く思っていない子が。。。
有岡の友達の小塚・・・。この子がまたしゃしゃり出てきちゃって・・・今回の三島の行動はこの子のセリフがあったからこそなんですよね。
はぁ~3ヶ月が長い・・・・。おそらくここまでが【17教師】に収録されると思います。
少しでもいいから浮上する描き下ろしをお願いします!!!
君がかっこよかった事なんてないから
理学部受験を決めた有岡。
そんな彼の補習を三島が受け持つことになります。
補習をする2人の場面から今回はスタート。
有岡は特に物理が苦手なようです。そんな彼に、自分も苦手で死ぬほど勉強をしたなと懐かしそうに言う三島。
有岡は補習を受けながら、色々と三島に対し聞きたい事もあるようなのですが、「君は今受験の事だけを考えるべきだろう?」と言われてしまいます。
「それにしても全部みごとにE判定ですね」
有岡の今の成績では合格することが難しいようデス。
「すみません 頑張ったんですけど見込みないですよね」
落ち込む彼に三島は「浪人してもって言ってたけどあきらめるの?」と。有岡はこれに対し「諦めません」と即答します。
諦め無いけどかっこわるい・・・と。
「君がかっこよかった事なんてないから」
三島は優しく言います。
この言葉に有岡はちょっと救われたようでした。「先生ひどいな」って言ってるけどこういうのはカッコイイとか悪いとかないですからね(#^.^#)
今の2人のこの空気が・・・何気に私は好きです。
下校時間まで勉強をする有岡。
下校時間になったので2人は地学準備室を出ることに。すると・・・三島が鍵を閉めようにも閉めることができません。
「貸して 俺が」
有岡の声に顔を横に向けると・・・彼の顔が随分と近くにあり・・・少し動揺したのか三島は鍵を落としてしまいます。
その鍵を2人で拾おうとするものだからゴチン☆と頭と頭がぶつかってしまいました。
「コブできました」
という有岡の頭に手をやりコブができていないかを確認する三島。
このときの有岡の顔にキュンキュンです。可愛すぎる!!!
鍵は結局、有岡がするとすんなりしめることができました。先生もしかして不器用?そんなコトは・・・あるかも・・と言うような穏やかな会話をし楽しそうに教室を出て行く2人。
そんな2人の後ろ姿をすごい顔してみつめている人物がいました・・・。
有岡の友人である小塚ですね!
小塚の顔がなんか意味深ですよね。彼は有岡のコトが好きなのかな???と思うような場面もあります。
友人として大切に思っているのは確かなのですが、それ以上の感情があっても不思議では無いなぁと。
有岡の人生めちゃくちゃにしないで下さい 先生でしょ?
とある日。
廊下でばったりと出くわす三島と小塚。
「三島先生」
「小塚くん志望校合格おめでとう」
小塚は、同じ日に受験した有岡は不合格だったとここで三島に伝えます。
「先生は有岡のことどう思ってるんですか? 俺友達だから全部知ってます」
この小塚の言葉に固まってしまいます。
「道徳とか倫理とかそういうこと言うつもりないですけど 有岡の人生めちゃくちゃにしないで下さい 先生でしょ?」
小塚は、男同士とかそういうの差別はないけどあいつは違うからと三島に釘をさして去って行ってしまいました。
三島は、小塚に言われた事で浮かれていた自分に気づきます。
自分は大人で有岡は未成年。
好きだと言われ、そして必死になってる有岡が気になっていたのだと思います。。。
(熱をぶつけられて 求められて 拒絶して見せながら)
(本当はまんざらでのなかった?)
鏡に映る自分と問答をしています。
(現実をみろ)
俺はずっと津田が好きなんだ
津田と飲んでいる三島。
今回はすごく酔っ払ってしまいます。小塚の言葉に何気に傷ついているのでは???と思いました。
三島は酔っ払いすぎてベンチで横たわっています。
そんな彼を津田は心配します。
「津田ぁ帰っていいって」
「バッカ 置いて帰れるワケないじゃん 家まで送るから」
最近変だぞ?と津田は言います。
「俺は前からこうだよ 何が俺らしくて何が俺らしくないのか自分でも ははは」
「本当にどした?」
三島は津田に有岡のコトを話し始めます。
「俺男性生とに言い寄られてんの」
今時のカッコイイ子が俺のコトを好きだってと・・・
「俺は好きな人がいるから答えられないっつってんのに 泣きながら好きだって」
でも自分はそんな風に思われるような人間じゃないと。
「マコ・・・」
すると三島が急に告白しはじめます。
「好きなんだ 俺はずっと津田が 好きなんだ」
「知ってたろ?」
「・・・・・・・・・うんごめん」
えぇぇ(゚ロ゚屮)屮知ってたの?これにはびっくりしました。まぁ三島普段は無愛想だから他の人と態度が違うとかで分かってたのかもしれませんね。
「してった」と言われた三島は「そっか・・・バカみたいだ」とぽつり。
「俺の10年 あんなに必死で隠して」
津田は「俺はどうしたらよかった?」と三島に問います。
「何も」
「津田はそのままでいいんだそうじゃないと俺が困る」
これでバイバイかと思ったら、三島がびっくりするようなコトを口にするもんだから・・・読みながらこれはやめて!!!!って思いました(T^T)
「じゃぁ キスして欲しい1回だけ」
津田は・・・三島の願いを叶えます。
「ありがとう」
送っていくという津田に「一人にしてくれ」と・・・・。
「ずっと友達だからな」
津田のこの言葉に振り返る三島。
「さっきのキス 初めてじゃないよ 二回目?こっそり寝てる間にしたことあんだ ごめんな」
と言って帰っていってしまいました。
とぼとぼと歩きながら・・・気持ち悪さと惨めさに押しつぶされそうになってしまいます。
(こんなみじめな人生 俺だけでたくさんだ)
今すぐ僕を嫌いになって欲しい
三島の補習を受けている有岡。
「すみません 一校目に見事に落ちました」
「知ってます」
有岡は何で三島が知っているのか不思議に思います。
「君の友達に聞いたんです」
「友達? 蓮?」
これには三島は誰でもいいでしょう?とはぐらかします。
「有岡君 今夜ウチに来れますか?」
「え?」
「そんなに遅くはならないと思いますが 君に大事な話が」
「先生んちに俺 いいんですか?」
学校で話せないコトなのかとという問いに「そうだ」と三島が答えると、有岡はいきますと返事をします。
「では20時に」
三島の自宅にて。
「こんばんは」
頬を染めてちょっと嬉しそうな有岡が・・カワイイです。
「どうぞ」
部屋の中に入ると、背を向けたままの三島は有岡に言います。
「有岡君 君俺のこと好きだって言いましたけど その気持ち変わりませんか?」
「はい 好きです」
「だったら」
振り向く三島。
「今すぐ僕を嫌いになってほしい」
三島の突然の言葉に有岡はうまく状況が理解できないようです。
「何を言って・・・」
「SEXしたら忘れてくれる?」
「本気ですか?」
「本気だよ どうする?」
ここで次号です。
感想まとめ
最後のSEXしたら忘れてくれる???っていうのがちょっと意味わからなかったですけど(T^T)
有岡は次号どういう返事をするのでしょうね?
個人的には次回は抱いたりはしないと思います。
まだ大学も合格していないし、色々と有岡が諦めたくないものがある中で好きな人を先に諦めるという選択肢はなのでは???と。。。
ちゃんとそういう気持ちに至るまでの過程を聞き出す気がします。
あとは、有岡が小塚い聞き出すんじゃないでしょうか?
三島に釘をさしたコト。
それで三島のこの言葉は自分のコトを思っての言葉だと理解して大学合格するまでは一旦身をひくのかなぁとか色々と考えたり。
ただひとつ言えるのは・・・三島のことを諦めるコトなどなないと思います。
三島と有岡はお互いに報われない恋をしているのですが、2人の結末は違うものだと私は思ってて。
三島の恋が今回終わったと思いました。10年の三島の恋を津田は知ってました。
知った上で「ずっと友達だからな」って返事をしたのでもうこれ以上は望みようがないですよね・・・。
10年の間津田の気持ちが変わらなかったのですから。
そしてその後三島は(こんなみじめな人生 俺だけでたくさんだ)って思ってます。『俺だけでたくさんだ』です。
ここで三島は有岡のことも考えていたのではないかと。
ただ、有岡に嫌いになられたら三島って思った以上にダメージくらうと思います。(本人が思っている以上に有岡のコト好きだと思うので)
それに好き好きと言ってきた子が急に言わなくなったり、そっけない素振りを見せ始めたらやっぱりそれなりに気になっていくのではないかなぁと。
三島は何だかんだで有岡には嫌悪の気持ちよりも好意の方が大きくなってきているような気もします。かわいいですもんね有岡☆
2人がくっつくのは学生の時では難しいかもしれませんが、有岡の一途な想いはこんなもんじゃ終わらないって所が読みたい。
正直、逆のターンで読みたい。三島→有岡で。
切ないけど・・・こんなことで終わったりしないはずなのでこれからに期待です!
それにしても・・・早くキュンキュンしまくれる展開になってくれないかしら。
3ヶ月長過ぎる・・・。毎月でも読みたい。。。木下けい子さんの作品ってちょっとラブコメチックなものもあるけど切ない路線のストーリーはほんと・・・
スゴイ切なさですからね。ぎゅっとなってしまうけど、浮上していく時にすんごいキュンキュンと萌えを味わえるので私は大好き。
三島がデレるコトが多くなっていくといいのですけどね!
何だかんだで有岡はスパダリ系だと思うので楽しみです。切ない分、これから先三島をメロメロにして欲しい。
有岡には頑張って欲しいです。
CRAFTは電子で読めるのでまた配信されたら是非!!!CRAFTすんごい面白いです!