麗人 2019年01月号掲載、エンゾウさんの『好きにしたいよ4』のネタバレあり感想です。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の『好きにしたいよ4』は・・・まだコミックス化の予定ないようです。あと2話~3話くらいないと1冊にならないかもしれませんね。
早くコミックスで通して読みたいデス。重なるけど1話から収録とかダメなのかしら?1話から読むとこのふたりのスゴイ感じが…楽しめると思います。
今回も安定の面白さ。真澄真澄の藤生が相変わらず~と思わせつつ・・・ラストでガツンと真澄の執着を表現・・・怖い~。
お互いちょっと病んでるからゾクってするのにまた読みたい(T^T)中毒性のあるこの作品・・・スゴイですよね。
麗人1月号 好きにしたいよ4
好きにしたいよ4 簡単な感想
- クリスマスの願い事
- 藤生サンタはスゴイ
- 真澄が欲しかったものにゾクゾク
注意ポイント
[topic color="blue" title="1話はこの中に♪"]
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【ネタバレ注意】好きにしたいよ4 感想レビュー
今回は幼少期の事が描かれていました。扉絵が幼少期だったので最初エンゾウさんの作品探そうと思ったらわからなくて(笑)
でも今回、カラーの扉絵で藤生の笑顔がすごく素敵でかわいかったです(〃・ω・〃)
まず読み終わった感想・・・藤生は相変わらずなのですけど・・・真澄の方が私は怖いです。何を考えているのか・・・幼少期もわかりにくくて。
ラストでえぇぇぇぇ(゚ワ゚屮)屮そんな事を思ってたのね・・・とびっくり。
ゾクゾクしました。
真澄の執着って、藤生とは表現方法が違うだけでものすっごいものがありますね。(知ってたけど!)
サンタさんに願い事
クリスマスのお話。
学校ではクリスマスの給食なのですが・・・1年生のクラスに紛れ込む藤生・・・笑いました。
藤生はほんと有名人だったでしょうね・・・
でもそれを顔色変えずにいる真澄・・・
真澄の帰宅後、真澄のお母さんは変な事をされてはないかと気が気で無いようですが。
部屋に入ると、藤生が真澄の部屋の側で歌ってるのに気づきます。
窓を開けると・・・寒いからと真澄の布団に潜り込む藤生。
「ねぇねぇそれでプレゼントは?なにお願いしたの?」
真澄の欲しいものを聞いてくる藤生に、真澄は「おうち」と言います。
真澄はとてもお家が欲しいみたいなのですが、お母さんはサンタさんが困るから別のものにと言ったのだそう。
真澄の言うおうちっていうのは、お人形のおうちとかでなくて本当の「家」みたいです(^_^;)そりゃ・・・お母さんのセリフはわかります。。。
でも藤生はそれを聞いてにこっと笑いかけます。
「そっかぁ楽しみだね!!!!」
「楽しみじゃないよ もらえないもん」
「もらえるよ!だって真澄ちゃんいい子だもん」
真澄は、藤生にうそつきと言っているけど・・・・クスクスと上機嫌な藤生。
藤生のプレゼント
12月25日のクリスマス。
家でテレビを観ていた真澄ですが。。。藤生のママが血相を変えて真澄の家にやってきました。
「藤生がどこにもいないの!夕飯の時間にも帰ってこなくて・・・・」
外は雪。外出なんてするわけないのにと、真澄のところへ来ているのではないかと訪ねてきたようです。
「ねぇ真澄くん 藤生来てるんでしょ」
「うちには来てないけど・・・真澄何か知ってー」
真澄は何かわかったようで、家を飛び出します。
真澄は暗い道を走りながら思います。
外の音がしない 誰もいないみたい・・冷たくてとても静かで藤生とふたりぼっちだと。
真澄は藤生を見つけます。彼は・・・かまくらをつくっていました。
「あっ真澄ちゃん」
ちょうど呼びに行こうと思ってたという藤生。やっと入れる大きさになったからとかまくらの中に真澄を呼び入れます。
藤生ひとりでつくったので、少し小さなかまくら。二人で入ると足がでてしまいます。
それでも二人は寝転びながら会話をします。
「足はでちゃうね でも家っぽくなったでしょ?」
「・・・藤にいちゃん 僕のおうちつくってくれたの?」
「うん だって真澄ちゃん欲しかったんだもんね」
間に合って良かったとニコニコの藤生。
真澄がサンタさんもお母さんもお父さんもダメだって言ってたとポツリと言うと・・・藤生は僕があげるから関係ないよと。
手を見ると、かまくらを必死で作ったのか藤生の手は真っ赤。
そんな手を握りながら真澄は「僕おにいちゃんにプレゼント用意できてない」と言います。
でも藤生はもう全部もらってるのだと言います。
クリスマスや誕生日・・色々なお祝いごと全部のプレゼントもらっていると。
だからもういらない,真澄が来てくれたら欲しいものなくなっちゃったのだと話す藤生。
真澄はそんな藤生をキレイだと感じます。
(とってもとってもとってもキレイで 天使さまみたい)
神様が落っことしていった天使様。 誰にもみつからないようにこっそりしまわなければと・・・
僕だけのおうちに隠して神様にみつからないようにしなければと真澄は思います。
「おにいちゃんおうちありがとう これでもう大丈夫だね」
大事にしまっておかなきゃ
現在の二人。
藤生はクリスマスツリーの飾り付けをしています。
これがね~真澄の写真ばっかりで笑いました。
真澄と藤生のやりとりも笑えるし。。。でももう慣れましたけどね(*^_^*)
真澄は、藤生の口ずさむ歌を聴くと子供の頃を思い出すと言います。
そして・・・あの日実はね、二人でねむちゃったようで・・凍死しかけだったようです(^_^;)
藤生はクリスマスについて話しはじめます。
クリスマスは神様の降誕をお祝いする日だけど僕にとっては感謝の日でもあるのだと。
「ず~っと真澄が好きで 今までもこれからも 10年後も20年後も30 40 50 6070・・・」
「いつまで生きてんだよ」
ずっとずっとずっと、こんなに好きでいられる人ができるなんてすごい奇跡、きっと前世で神様を助けたことがあってそのご褒美で真澄に出会えたのだと言います。
「だから今日はたくさん神様に感謝しなくちゃ」
「そうだな」
「真澄ちゃんも今日は感謝の日?」
「おう 凍傷になってまでプレゼントくれるかわいいおにいちゃんにな」
するとここで藤生が「あれ?」と言います。
「そういえば何でおうち欲しかったんだっけ?」
これに真澄はすごく笑っています。。。(ここは会話は書かれてません)
出掛ける真澄を見送る藤生。
「なんか欲しいもんとかあるか?」
「いらな~い しいて言うなら真澄のホワイト。。。」
「おっさんって呼ぶぞ」
「いってらしゃい真澄 早く帰ってきてね」
見送られながら真澄は思います。
(感謝してるぜ 真澄を落としてくれて)
(大事にしまっておかなきゃな)
家の鍵を閉めるシーンで終りです。
感想まとめ
すごい~!!!藤生もすごいけど、真澄も幼少期からずっと藤生に対して独占欲があったということですよね!?
藤生は神様が落としていった天使。
見つからないように隠しておけるおうちが欲しい。
そして今でもそれは変わらずで真澄にとって藤生は天使なんだなぁ~と思うとゾクっとしたあとにキュン。
この二人はたまらないですね・・・
執着系はわりと好きなのですけど、特にこの二人はぶっとんでてお気に入りです。
変な病みっぽさがないというか。
藤生はど変態みたいなところもあるけど明るい執着系。
これがすごくいいのだと思います。
それとは逆に、真澄はすごくひっそりと・・・それでもって誰よりも強い執着をもっているのがたまらない。
表面上は変態混じりの藤生・・・スゴイね(^_^;)ってなるのに、読み終わるとひぇ~~~~~~真澄も!?!?みたいなのが好きなんですよね。
お気に入りの作品なので(ドラッグレスセックスとはちょっとまた違った面白さがあります)早くコミックスになってコミックス派さんにも読んで欲しいです。
執着系=怖いというのではないのがポイント高い。、
ゾクゾクってするけど違う意味のゾクゾク(笑)また1話から読み返したくなりました。こういう真澄視点のお話が入るとすごく作品が引き立ちますね!
ということで!感想でした。
麗人はエンゾウさんと阿部あかねさん目的で読んでいるのですが、、、阿部さんの作品ももうね~スゴイの。
これは本来なら苦手なのに・・・(3P系あったりエロ多し)でも面白い(T^T)阿部さんの作品も読めば読むほど中毒性があって・・・でも感想も書きにくい(笑)
麗人に関しては雑誌全体の感想でそれぞれさらっと感想書くのもありかな・・・とは思ってますが・・・また気が向いたら書いてみようと思います。
今はコミックスの感想がたまっていてあちらもどうにかしなくちゃ。。。と(^_^;)
それにしても今日は寒いですね(T^T)体調をくずしやすい季節ですので、皆様もくれぐれもお体にお気を付けください。
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