ディアプラス2020年12月号掲載、日ノ原巡さんの「セラピーゲーム リスタート2巻」第10話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
いつものパターンだと上下巻同時に出てましたが。。。1巻が先に出たと言うことは2巻で終わる作品ではなくまだまだ続く?ということなのでしょうかね!?
バタバタでコミックスの方はやっとこさ先週読んだところですが、1巻目は5話までが収録でしたね。
院長がやはり絡んできそうなこの展開。静真の人タラシが。。。ここでも発揮されようとしていてハラハラしてしまいます。湊が変な勘違いしなければいいのですが・・・・
10話の感想がまだだったので、今更ですがざっと10話のあらすじ・感想を書いていきますね。
セラピーゲーム リスタート2巻10話/コミックス紹介・簡単なあらすじ
今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 湊との約束の時間、静真は緊急で診察の手伝いをすることになり・・・
- 待ちぼうけの湊は過去の母親を思い出しでしまう
- ちょっとずつ院長の警戒心?を解いていく(感じにみえる)静真
- 湊の様子がちょっと気になるラスト
【ネタバレ注意】セラピーゲーム リスタート2巻-10話 あらすじ・感想
良い雰囲気で来た2人だけれど、ここでちょっと暗雲が立ちこめるような・・・ちょっと不穏な感じ?がしてきました。
2人の気持ちがどうとかではないのですが、静真と急に連絡がつかなくなり湊が急に不安になってしまうシーンが見られます。
そして自分の母親のことを思い出してしまうのですよね。
こういう所から少しずつすれ違いはおこっていってしまうと思うので、早めに対処して欲しいなと思います。(静真が気づけばの話ですが(T^T))
では早速~!
父の帰りをひたすら待つ母と自分が重なる湊
冒頭から湊の母親が出てきてちょっと不安になりました・・・・。なんか・・良くないことが起こってしまう予感が(T^T)
湊の母もずっとご主人の帰宅を待っていたのですよね。
ずっとずっと耐えて待っていたのかなぁと思うと切ないものがありますね。
湊自身も自宅での仕事も多いので、自分の母親と同じで待つことが多くなると思うのですよね。一方静真は・・・仕事が忙しくなりそうですし。
ここでちゃんと静真がフォローをちゃんとしてくれればいいのですが、気付かずに放っておくと大変なことになりそう☆
湊もちゃんと不安を口にできるようになればいいのですが。
と・・・・ちょっと気になって色々と書いてしまいました。本編に戻りますね。
湊は喫茶店で待っているのですが、すでに約束の時間をとっくに過ぎて18時半。
最初は怒っていた湊だけれど、内心は不安でいっぱいです。
それもそのはず・・・あの静真がなんの理由もなく約束を破るわけがないと思っているから。連絡する暇もないくらい忙しいだけ、それくらいわかっていてもなにかあったのではないかと気になってしまいます。
自分の今の気持ちと母親の気持ちが重なってしまったのか・・・母親の夢を見た湊はなんとも言えない気持ちになります。
(俺 今順調なんだよ 出て来んなよ・・・)
しばらく待った後、湊は喫茶店を後にしました。
動物病院にて
急な出産に立ち会った静真。無事に帝王切開で生まれたようです。
『3日ほどで家族全員で家に帰れますので安心して・・・』
『ハナ~頑張ったねーッ!!』
ハナちゃんのご家族はワンコたち皆が無事で感動しっぱなし。泣いて喜びます。
『先生のおかげです・・・!』
『本当に本当に本っっ当にありがとうございました!』
静真にお礼を言うご家族。(※恐らく執刀したのは院長なのですが・・・院長は孤立してます(^_^;))
2人が帰っていったあと、静真は湊のことを考えていました。
(もう内見どころじゃない 「同棲自体やめる」って言われそうだ・・・)
スマホを見るのが怖いと後処理をしていると、、、院長が話しかけてきました。
帝王切開は人手がいるので良かったと。
『俺がいるうちに来てくれて良かったです』
『それもそうですが 私一人ではその子たちを助ける許可を得られませんでしたから 助かりました』
珍しく院長が素直です。。。
院長は、自分の指導が攻撃ととられやすいのだと言います。本人は親切に言ってると思っているようですが(^_^;)
そして静真に人に寄り添えるのは才能なのだと言います。
『誰にでもできることじゃない 私にもその才能があれば良かった』
院長としても自分の対人術に問題があることは認識しているようですね。。。
『父の頼みでなかったら院長なんて・・・』
ちょっとグチを零す院長ですが、これって静真に心を開きつつあるってことなのだろうなぁと読みながら思いました。
だって、気に入らない人とか関係ない!って思ってる人には自分の弱点????というか対人関係が苦手みたいなことは話さないと思うのですよね。
すると静真は。。。
『そういうことなら 俺 院長の下について正解でした』
『俺でも役に立てる場面ってありそうですし どんどん使ってください』
不器用で気むずかしいヤツが自分のそばにもいるけれど、そいつに比べたら院長のは全然かわいい方ですと・・・(T^T)この人タラシ~~~~~~~~~!!!
そんな話をしていると・・・院長の兄(静真にとったら大学の教授)が病院にやってきました。
静真はやっとここで解放されます。
静真が帰ったあと、教授が意味深なセリフを言っているのですよね。
『近々親父が様子見に来るってさ その髪また言われるぞ』
院長の名前は『昌(あきら)』ですし、やはり男性説・・・あるのではないでしょうかね!?
静真は湊の家へ行こうとするけれど・・・
静真は湊からの連絡攻撃を覚悟していたと思うのですが・・・
実際はなにも連絡が入っていなくて逆に怖く感じてしまいます。
確かに~これは怖いですね。ワタクシ・・・こういうのって結構連絡攻撃しちゃうタイプなのですが、連絡がなにもない方が怖いかも!!!と思ってしまいました。。。
(これは相当怒ってる・・・!!)
電話をかける静真。
とにかく今からでも家にいかないと!と考えていると・・・湊が電話に出てくれました。
『もしもし? 湊!?』
『なに』
不機嫌な声にやはりな・・・という感じの静真。今どこにいるのか尋ねます。
『今病院出て駐車場向かってるから すぐそっちに・・』
『・・・ねぇ もういいよ んな急いだってなにも変わんないでしょ』
もう不動産も閉まってるし今更だからという湊ですが、静真はとにかく湊に会いたいのだと言います。
とにかく急いでいくという静真に・・
『だからいいって・・・急がなくて』
なんとね~~~~~~~~~湊は静真の車ところにいたの(≧∇≦*)
こんなんキュンってなるでしょ~!!!!!湊かわいすぎ。ほんと好き。
『おっそい!』
たまらず静真は湊を抱きしめます。
冷たい頬に触れ、いつから待っていたのかと考えたらたまらない気持ちになってしまいますよね。
『お前の言うとおりだ 悪かった・・・約束守れなくて』
『寒かっただろ』
すると湊は・・・『よかった ちゃんと生きてる』とボソッと言います。
やはり・・・急に連絡もなくなってしまって約束の時間にも来なくて・・・自殺して急に亡くなってしまったお母さんと重ねてしまった部分があるのかな?って思いました。
湊にとってはかなりのトラウマというか心の傷ですもんね。
それは静真と出会った頃の湊の恋愛観にも深く関係してましたし。
静真はボソっと湊が言ったセリフが気になったようですが、上手く聞えなかったようです。
今なんて言ったのかと尋ねるけれど・・・!?
感想まとめ
はぁ~湊ってけっこう尽くすタイプなんだなぁ~って思ってしまいますね。健気というか何というか。
連絡がない静真が心配だったというのもあるでしょうけど。
湊母が彼に与えた影響って本当にすごいのだなぁと改めて実感しました。
ちょっとこの10話は最初と最後が暗いのでかなり気になります。
また湊が過去に縛られなければいいなぁと。
静真は人タラシですけど・・・そういうのは鈍感そうですからね(^_^;)
また巽が活躍するのかも!?しれませんねぇ・・・
そして!院長の変化も気になりますね。まさか!!!静真のことを好きになってしまうのでは!?
まだまだ男性じゃないの?という気持ちを個人的には持っているので・・・静真の恋人が男性だとしったら余計に気にしそうな予感。
ちょこ~っとだけ怪しい展開になっていきそうですが、二人なら大丈夫だと信じて見守りたいと思います。
12月号の付録にセラピーゲームのミニドラマCDついてますので気になる人は是非!!!