GUSH7月号掲載、山田ユギさんの『この恋は運命じゃない』4話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の4話は【この恋は運命じゃない】に収録予定です。
5000枚の印刷が終り二人の喜んだのですが、気が緩んだ塚本は思わず剛にキスをしてしまいます。
【ネタバレ注意】この恋は運命じゃない4話/GUSH7月号
この恋は運命じゃない4話 簡単な感想・内容
- キスをしたあとの剛の反応は・・・!?ん?ファーストキスはレオ!?
- 「剛さんが好きです」と真剣告白した塚本だけど剛はまだ考えられなくて・・・
- リチャードのふりふりエプロン姿に癒やされた(笑)
- リチャードと善三郎さんが昔恋人同士だったと聞いて剛はびっくり。
- 剛は善三郎さんを安心させるために塚本に一緒に印刷屋やってくれないかとお願いする。
- 塚本を利用してるという罪悪感が剛のなかで生まれて・・・
【ネタバレ注意】この恋は運命じゃない4話 感想
今回は善三郎さんとリチャードの事が出てきました!30年越しの恋なんですね(*^_^*)
善三郎さんが一人なのもリチャードに操たててるからというのもじわり。リチャードは跡取りだったから結婚してレオ(マスター)がいるわけですけど。
どんな思いでリチャードの結婚を祝福したのかとか・・・善三郎さんとリチャードでもスピンオフができそう・・・
今はハゲてるリチャードですけど・・・以前はほんとイケメンそのもの☆
読んでみたい!!!
ちなみに塚×剛は、塚本の告白を一度剛は断ります。でも答えはわかってたからと今までと普通に接する塚本。
剛は善三郎とリチャードの関係を知って、自分が半人前だから善三郎さんが引退できずにいるのだと感じてしまいます。
だから塚本に「一緒に印刷屋やってくれないか?」と。
それを塚本は快諾して・・・というお話でした。塚本の好意を利用したことに対して剛は罪悪感を抱くようになり・・・・
ここから下は雑誌の流れに沿った感想です。これ以上のネタバレ不要という人はここでSTOPしてくださいね!
なんでこいつとキスしてんだ?
突然塚本からキスされた剛ですが・・・塚本のまつげが長いとか綺麗な顔だとかそんなことを考えていました。
(つーか なんでこいつとキスしてんだ?)
ここで我に返ったのか「何すんだよいきなり」と塚本から離れます。
「すみません ついうっかり」
「ついうっかりかよ」
剛は男にキスなんてレオにされて以来だと言います。(ちなみにレオがファーストキスだったみたい)
「まぁ昨日寝てないしな 好きな奴と間違えたか?」
そう言う剛に塚本は「間違えてませんよ」と答えます。
「俺 剛さんが好きです」
「あ 言っちゃった」
この流れがすごく好きなんですよね。告白時はすごく真剣な顔で告白してるのにあ、言っちゃったとか!!!
剛はこの告白が真剣なものなのか信じられないみたいですが、塚本は「マジです」と。
「ぜんぜんマジに見えねーぞ」
「これでもかなり動揺してるんですけどね」
「うそつけ」
今までそんな素振りひとつもなかったという剛ですが・・・
告白した事に動揺しているのか塚本は「でも忘れてください」と言います。
「すみません大変な時期にこんなこと言って 善三郎さんが元気になるまでは手伝いますから」
するとここで副島がやってきます。
「おはようございます 間に合いそうですか?」
「あっ 副島さん ちょうど良かった 今刷り上がったところです」
刷り上がったものを見て、仕上がりもキレイだし色も完璧だと褒める副島。
「良い腕ですね さすが塚本くんのお友達だ」
「!」
「えっ 知り合いだったのか!?」
副島は、以前うちの仕事を手伝ってもらったことがあってと剛に話します。
塚本は副島の事は何も話さず、できあがったものを運んでそのまま帰りますと言って印刷所を出て行ってしまいます。
色々考えなければいけない剛ですが・・・眠気には勝てず。
「寝る! 寝て起きてから考える!」
リチャードと善三郎さん
仕事が無事に終ったことを善三郎さんに報告する剛。
「いや~もうホント疲れた!二度とやりたくねぇ」
「でもいい出来じゃねぇか」
「この色は塚本くんが? あの子がいてくれてよかったな」
「・・・」
ここで回想が入ります。
あの後剛は18時間ぶっ通しで寝たようで。。。起きてからそういえば塚本に告白されたことを思い出したのですが・・・
塚本は何事もなかったように工房に来たようです。
「おはようございまーす」
会うなり剛は「すまん!お前の気持ちは嬉しいけど・・・」と断ると、「ですよね~!」と塚本。
最初から答えはわかってたので、気にしないで下さいと言って仕事をします。
剛は断るからには仕事も手伝ってもらうのは・・と思ってたようですが、それでも彼が手伝ってくれてかなり助かったと感じています。
「どうした?」
「あ いや じじい調子はどうだ?」
「ああもう全然大丈夫なんだが・・」
「駄目だよ善ちゃん! 暫く安静にって言われたでしょ」
リチャードがちょうど善三郎さんにご飯を持ってきたのですが・・・フリフリエプロンでフフってなってしまいました。
「このハゲが家に帰してくれねぇんだよ」
リチャードは善三郎さんの事を考えてのスペシャルメニューで看病してます(*^_^*)
「これリチャードが作ったのか!?」
「善ちゃんの貧血改善メニューだよ♡」
「そんなわけで24時間完全介護だから安心して♡」
剛もこっちは大丈夫だからリチャードの世話になってと言ってリチャードの家を後にします。
「じゃぁ また来るから じじいのことよろしく」
「はーい♡」
家を出たはいいけれど、お見舞いを渡すのを忘れた剛はまた戻ります。
呼び鈴を鳴らしても出てこないのでリチャードは出掛けたかと思ったのですが。。。玄関が開いているので中に入って善三郎さんにお見舞いを渡そうとすると・・・
二人の会話が聞こえてきました。
「・・・まだ一緒に住む気になれない?」
「・・・すまん」
「あやまらないで ここまで待ったんだ 善ちゃんがその気になるまで待つよ・・・」
剛が目にしたのはリチャードと善三郎さんが抱き合う姿。
昔恋人同士だった二人
驚いた剛はレオ(マスター)の所へいきます。
「おいレオ!」
「あら剛 ここに来るのめずらしいね」
「い・・・今じじいとリチャードが」
「キスでもしてた?」
「ハっ!?」
レオの言葉に開いた口が塞がらない剛・・・
「あんた知らなかったの?」
「あの二人昔恋人同士だったのよ」
レオの言葉にさらに衝撃を受けます。
二人が恋人同士だったのはレオ・剛が生まれる前の事。
リチャードは跡取りだったので会社を継がないといけなくてレオの母親と結婚。でもずっと善三郎さんの事が忘れられなかったのだと言います。
結局、レオが中1の時に両親が離婚。
その時レオはリチャードから、実はゲイでこれから好きなように生きるからレオも好きなように生きなさい、と言われたのだとか。
レオのお店にたまたま塚本もいて、その話を聞きながら「マスターたいへんだったね・・・」と。
「でしょー まぁそこまで好きなら勝手にしろって感じだけどね」
剛はそれを聞いて、善三郎さんがずっと独り身なのはリチャードに操を立てて・・・と更に混乱。
「でもじじい リチャードにめっちゃ冷たいじゃん」
「ツンデレじゃない?プレイよプレイ」
剛の様子に「そんなにショックですか?」と聞く塚本に、剛は何にショックをうけているのか最早わからないと言います。
リチャードとできていたのは確かにショックではあるけれど、多分誰が開いてでもショックは受けてたと思うと。
「完全に親の再婚話にステてる息子ですね」
「うるせー」
「30年越しの恋よ 許してあげたら」
笑。息子のレオは認めてるのにね(*^_^*)剛も別に反対しているわけじゃないと言うことですが・・・どうなのでしょうね。
俺と一緒に印刷屋やってくれないか
レオの店を出た塚本と剛。
そこで剛は塚本に「俺と一緒に印刷屋やってくれないか」と言います。
新しい社員が見つかるまで少しの間でいいからと。
善三郎さんの事を考えて、剛なりに出来る事なのでしょうね。
「仕事は引退してあとは好きなように生きてほしい」
リチャードと一緒にならないのは、俺が心配だからだと。
「お前のことふっておいてこんなこと頼むのはマジで勝手だけど じじいもおまえなら安心してくれると思うから」
「・・・いいですよ」
嬉しそうに笑う塚本。
「剛さんの力になれるなら喜んで」
その表情を見て剛のなかで罪悪感が生まれてしまいます。
塚本の好意を利用してるのに、どうしてそんなに嬉しそうに笑うのか、と・・・。
(おまえは断らないってわかって聞いた)
(最低だ俺ー)
これから剛の中でどんな変化が生まれていくのか楽しみですね!というところで続く。
感想まとめ
リチャードと善三郎さんの話がちょこっと出てきて個人的には嬉しかったです。
もっと読みたいですが・・・。
30年越しの恋なのですね~。リチャードの善ちゃんラブがスゴイからリチャードとしても家のために結婚しなければいけないと別れた時はどんな気持ちだったのでしょうね・・・。
今は年を取ってしまったけれど、彼らのセカンドライフが幸せなものになりますように。
まぁ・・リチャードの完全介護付なら善三郎さんも安心ですね(*^_^*)
塚×剛に関しては、これからが剛のターンになりそう~!!!
副島がまた登場で塚本との関係に嫉妬してそこで気持ちに気づくとか・・・塚本にキスされたときも嫌悪感など無かったようなので無意識のうちに剛も惹かれてはいると思うのですよね・・・。
この丁寧な感じはもしかしたら巻号がつくかも!?
ということでこの恋は運命じゃない4話の感想でした。