Cab vol.62から新連載スタート。露久ふみさんの『雨月堂アンティーク』第1話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の1話は【雨月堂アンティーク】に収録予定です。
最近すごく気になってる作家さんで、この作品の他ダリアで連載中の『待屑の鬼』というのもお気に入りです。またそちらも感想かけたら書きたいです。
設定はけっこう特殊なものがお好きなのでしょうか!?今回含め連載中の作品はファンタジーものです。絵柄にとにかく惹かれまして。
すごく好みの作家さんなので気になった人はチェックしてもらえると嬉しいです。
雨月堂アンティーク1話 Cab vol.62
掲載P数 | 34P |
満足度 | ★★★★☆ |
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雨月堂アンティーク1話 簡単なあらすじ箇条書き
- インテリア会社の営業マンの速水がある日「雨月堂骨董店」というお店に入るところからお話はスタート
- そこで自分と祖父との思い出の品によく似た時計を見つける
- お店は雨の日だけ営業をしているという不思議な店。
- 時計を確認するために再び雨月堂へ入った速水はその時計を買いたいと申し出る
- 時計は買うのではなく、一番大切な思い出と引き替えだと店主に言われる
- 思い出は無くしたくないと言う速水に店主は「それなら僕の子供を産んでください」と言う
- 契約成立
【ネタバレ注意】雨月堂アンティーク1話 ざっくりとした内容・感想
なかなか面白い設定ですごく惹かれました。今後のお話の展開はよくわかりませんが・・・
「僕の子供を産んで下さい」と言われているのでその【子供】とは!?ですよね・・・この店主がどんな人なのかもよくわかりませんし謎謎謎です。
まず、主人公である速水颯(はやみそう)とおじいさんとの思い出からスタートしています。
おじいさんの居る部屋が大好きだった颯。そして大好きなおじいさんからある時計をもらいます。
おじいさんも骨董品集めが好きだったようですね!
大きくなり、インテリア会社の営業として働く彼は、急な雨に降られ雨宿りをしていたところ、とある骨董店に目が行きます。
そこが舞台となる【雨月堂骨董店】。
店に入るとそこには色々な骨董品が。店主が急に話しかけてくるのですが。。彼は気配がないのか( ̄。 ̄;)
颯はびっくりしてしまいます。彼の名は【月路(つきじ)】と言って絵柄的にも攻な感じですね!!!
鳥に話しかけたりと少し変わった感じの男性でした。
颯は店内を見回っていると・・・その中に見覚えのある時計を見つけます。
見ているところでタイムリミット。仕事の時間を知らせるアラームが鳴ってしまいます。
颯は月路に「あの、この店っていつが休みですか」と訪ねると、「雨の日なら営業しています」と。
雨の日なら・・・?と不思議に思うのですが「また来ます」と言って店を後にしました。
時計がどうしても祖父からもらったものと同じようにしか思えない颯は、また雨の日に雨月堂へ行きます。
中に入って時計をマジマジみても。。。(やっぱり、間違いないじいちゃんの・・・)。
でも、なぜその時計がこんな所にあるのだろう?と不思議に思います。
「その商品がお気に召しましたか?」
またも気配なく現れる月路に驚く颯。
「・・・これ 買い取りたいんですけど値段が見当たらなくて」
「うちはお金はもらわないんですよ」
「え?・・・じゃぁ何を」
「その人にとって 一番大切な思い出を」
思い出となんて何言ってんだこいつ、ふざけてると思うのに、どうしてかそれが嘘でもないと思えてしまうようで・・・
それ以外ないですか?失くしたくないと颯は答えます。
この言葉に月路は一瞬驚くのですが・・・次の取引のほうがさらにびっくり。
「それなら 僕の子供を産んでください」
いやいや男ですよ!?と言うと「そこは大丈夫問題ありません」と( ̄。 ̄;)なんのこっちゃ・・・と思ったのですがここからはややファンタジー要素を含んできます。
からかわれてると怒りがわいてきた颯は「わかりました、あなたの言うとおりにします」と言って時計を譲るように月路に言います。
月路は・・・にっこりとしながら「わかりました じゃぁちょっとこちらに来てもらえますか」と・・・。
とある場所につれていかれた颯は、椅子に座った月路に引き寄せられます。
「な、何を」
「じっとしててくださいね」
月路は何か楕円形のモノを手にしています。
「それは」
「種です」
「種?」
「これで仮腹を作るんです」
すると急に颯のズボンをおろし、その【種】をお尻から挿れていきます。
「ここに挿れた種が 仮の子宮を作るんです」
お尻に入れてく描写が・・・ちょっとエロかったですね(≧∇≦*)
月路ったら「種を入れるのは初めてなので慣れてなくて うーん難しいな」とイイながら遊んでる感じがしましたヨ( ̄。 ̄;)颯の反応を楽しんでる感じで。
その種は中に入ると発芽して5、6分で仮腹をつくるんですって。
前立腺にも根付くらしい・・・・・・・・。根付いたらどうなるのかほんと気になる!!!
初めての感覚に怖さが隠せない颯は・・・涙を流しながら月路に助けを求めます。
「こわ い たすけ・・・て ううー・・・」
月路もそんな颯が気に入ったのか「商談成立ですね」と言って・・・
颯が次に気づいた時は自分の部屋のベッドの上でした。
お腹に手を当てながら夢だったのか????と考えます。
すると部屋のどこかからかモノが落ちる音がします。
そこに目をやると・・・・おじいさんの時計がありました。
というところで2話目に続く。
感想
仮腹!!!なんか新しいではないですか~。
雨の日だけの営業とかっていうのも気になりますね。最初思ったのは・・・カッパか!って(笑)
月路は恐らく人間ではないのでしょうね・・・多分・・・
気配がないのも気になりますしね。
仮腹で子供を産んでください、の意味も今のところわかりませんし・・・
すっごく気になりました。
絵柄は相変わらず素敵。
攻も受も素敵でどちらも好きです。
あとは、おじいさんにもらった時計をこの颯がいつ手放してしまったのかとかも気になりますよね。
これから徐々に時計に纏わる事が出て来るのかな?と期待しています。
1話目読んだ時はうわぁ~何コレ面白そう!って思いました。
【S宿二丁目ラブアワー】をバラで読んでからすごく気になって、ダリアの【待屑の鬼】が始まったときから毎号楽しみで・・・。
すごく注目してる好きな作家さんだから尚更なのですが、設定も変わってるモノが多くてなかなか読み応えあります。
これからの展開次第ではあるのですが、きっと面白いだろうなぁと。
また2話目以降も感想を書いていきたいと思います☆
あ~でも攻のビジュアルだったら【街屑の鬼】のまるが最高にかっこいいですね!犬にもなりますけど!!!
今回は1話目ということで・・・普段よりはやや簡略的ですが。。。紹介してみました(*^_^*)