ルチル1月号掲載、日高ショーコさんの【アンチロマンス】9話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の9話は【アンチロマンス】に収録予定です。
楽しみにしていました!早くこの二人も進展したらいいなぁと思いながら読んでいるのですが、友人として長く付き合ってきた二人だから色々な複雑な感情が入り混じるのは当然。
そのちょこっとした拗れ具合がたまらなく面白い!!!長く友人であればあるほど変化が怖いですよね。
早く続きが読みたくなります。
日高ショーコさんといえば!!!【日に流れて橋に行く3巻】が発売されまして。これがむちゃくちゃ面白い。非BLなのですが、これだけは最新話を電子でクッキー購入して読んでます。
もう毎回ドキドキしてしまって☆「日に流れて橋に行く」は話の軸が恋愛ではないけれど、それが返って面白いです。みんなキャラがすごく際立ってて面白い。
感想書いてたのに途中やめになってしまって申し訳ないですが・・・本当に面白いので時代ものがお好きな人は是非!時子ちゃんがかわいいの☆
連載の関係もあってか今回のアンチロマンスはちょっとぺージ数が少ないかな?という印象でした。ちなみにルチルの表紙もアンチロマンス☆クオカード応募しなきゃ(n*´ω`*n)
アンチロマンス9話 ルチル1月号
掲載P数 | 19P |
満足度 | ★★★★☆ |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 周防にキスした柿谷は・・・ある選択を周防に迫る
- 結局周防はどっち選択したんだろう?
【ネタバレ注意】アンチロマンス9話 感想
今回も短かったというのもあるのですが・・・おそらくこのシーンは・・・ドラマだと5分くらいのものなのかな!?という感じです。
ただ、状況は変化しています☆
その変化が難しいのですが・・・で!?!?周防はどっち選んだの!?って一読したときはなったけれど・・・
結局向き合う方向に進んだのかしら!?
キスは2回目?
柿谷にキスをされて驚いた様子の周防。
「・・今ので2回目?」
「・・うん たぶん」
もう何かを覚悟したっぽい柿谷は動揺することなくまっすぐと答えます。
でも周防は・・・前にもこういったキスはあったのだと言います。遊びみたいなキスは何度か・・・と言うけれど、それにも柿谷は「そういうのはカウントしない」とはっきり言います。
今回のキスが本気のものだと言う事ですね。
今までどさくさに紛れた感じでしてきたのは全部なかったことにすると。
そしてある選択を周防に迫ります。
- 互いに向き合って前に進むか
- 柿谷が部屋から出ていくか
まっすぐな柿谷にそう言われた周防はちょっと驚いた感じはあったものの・・・ぼそりと話し始めます。
昔から女子にも興味なかった
「お前が・・・今更俺から離れられると思ってんの?」
周防は、今までどんなに逃げても結局離れなかったのは柿谷の方なのにと・・・。
そして柿谷の頬をがっつり掴み・・・なんと!次は周防の方からキスをします。
最初は柿谷の首元のほくろ付近・・・そして次は唇に。
さらにはもっとびっくりするようなセリフも☆
「・・・言っとくけど 俺は男とやったことないからな」
突然の周防の行動に今度は柿谷が驚きを隠せない感じ。
「-・・・俺も・・・」
そう言って答える柿谷ですが・・・周防からは(「俺も」っていうか柿谷DTじゃん!)って絶対思ってるだろうな~っていう感じのニュアンスが伝わってきました(笑)
柿谷は周防のその微妙な感じを読み取ったのか、言いかけた事を言うように言います。
周防は最初は「言いにくいよー・・」と言っていたけれど、ぼそっと柿谷は昔から女子にも興味なかったじゃん、と。
それを聞いて周防が何を言いたいのか分かった様子の柿谷。。。
イラっとしながら言います。
「そうだよ 俺はセックスしたことない」
大学の時に女性とはデートをしてキスはしたけど、一度だけだし男の人とはないと。
そして思い出したかのように言います。
「・・・あっ 違うか 戸和田さん 頬にキスされた」
戸和田さんに闘争心のある周防ですからね~彼の名前が出てきたらどんな反応になるかは・・・ちょっと想像できますよね(⌒∇⌒)
周防はそれを聞いて柿谷に抱き着き押し倒します。
気づいているくせに気づかないようにしていたのは
積極的になったまではいいのですが・・・周防もどう進めていいのかわからない様子。
すると、今度は柿谷がくるっと身体を起こし上下逆転します。
柿谷は周防にキスをして・・・そして舌を入れようとするのですが・・・・
周防は口を閉じてしまいます。そしてちょっと恥ずかしいのか戸惑っているのか・・・分からないような表情で「やめろよ・・・」と。
それをみた柿谷の表情は周防に胸キュンな感じにも見えるし・・・困った感じにも見えるし・・・微妙な表情。ただ、周防の様子からはきっと悪い意味での「やめろよ」ではなかったのかな!?というのは絵がらからは伝わってきます。
だから柿谷もショックとかはこの時は全く受けていなくて頬を染めてる感じ。周防の反応が意外な様子でもありました。
でもわかることは、ここから二人の関係はガラっと変わっていくのかな!?という印象。
柿谷はこの時、戸和田さんの言葉を思い出します。
『気づいているくせに気づかないようにしていたのは』
『たぶんお前だけじゃないんだよ』
俺たちここからどうしよう・・・と関係が変わっていってしまうことに戸惑っているような柿谷のシーンで次号です。
感想まとめ
短かったのですが・・・周防も拒絶するような感じではなくてほっとしました。
ちょっと周防のセリフには胸キュンなふじゆきです。
柿谷が離れる選択もある事を伝えると、「今更離れられると思ってんの?」って言ってるんですよね・・・
逃げても忘れても離れなかったのは柿谷の方だったと。でも。。そんな柿谷から離れるって言っているのに何がいいたいんだろう?って最初は思ってしまいまして。
でもこれって・・・周防の中では「離れる」という選択肢がないってことなのかな?って感じました。
あと気になったのは『互いに向き合って前に進むか』っていうセリフなのですよね。
これって柿谷は周防も自分に好意があるって思っているという事でオッケーなのでしょうか?
だからラストの戸和田さんのセリフなのでしょうか!?セリフの受け取り方がけっこう難しいなと今回思ってしまいました。。。
でも!ずっと周防の気持ちがなかなか微妙でどうなんだろう?って思ってたけれど、ちゃんと柿谷に対しては好意があると思って大丈夫そう!?
自分からキスしてたのもありますし。表情を見てても嫌そうな感じはなかったので。
それに「俺は男とやったことないからな」と言って柿谷に抱き着いてるのを見たら・・・そういう覚悟も一応周防の中ではしてるのか~((ノェ`*)っ))タシタシってなりました。
今回は特に周防がかわいかった気がします。
柿谷にお前DTだろ?と聞けない周防も良かった(笑)
ずっとどっちが攻だろう?って考えてたのですが・・・周防は個人的には受でお願いしたいです(n*´ω`*n)
ただ・・・二人のこの6年が変わってしまうターニングポイントに差し掛かっているので・・・
どうなっていくかはまだわかりません。すんなり関係が変わるとも思えず。まだまだ葛藤やらなんやらがありそう。
個人的には・・・周防の方が柿谷好きで好きで好きで好きでしかたない!!!っていうのが読みたいなぁ・・・なんて☆それには戸和田さんにもうひと踏ん張りしてもらわねば。
まだ周防の中では抵抗が見られるし、柿谷もこれからどうなっていくのかという不安も読み取れるので、もう少し何か二人の関係をかえるきっかけが必要なのかなと思いました。
次号ではもう少し進展しているといいですね・・・。この二人は・・・すぐにエロ!って感じにはならないだろうなと思いました。
なんせ柿谷DTですから(n*´ω`*n)ワタクシの大好きな一途なDTもの☆進展がほんと楽しみです。
ということでルチル1月号掲載のアンチロマンス9話の感想でした。
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