CRAFT vol.83掲載、秋平しろさんの【青とジェント】第3話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の3話は【青とジェント】に収録予定です。
こんばんは!胸キュンBLの続き待ってました~!今回も相変わらずのかわいらしさ。健気というかなんというか。
これからもっとLOVEが加速していくのかなと思うとわくわくでしかないです。ただ、年齢という壁もあるし立場的なこともあるので二人がくっつくには色々な困難が待ち構えていそう。
でも!直己の健気さはそういうのを乗り越えていくのでは?と。最初は邪な考えで近づいた直己だったけど、京一と一緒にいる事で考えも前向きになってきてよかったです。
これからは大学進学を目指して頑張るのかな!?と思うと思わず・・・応援したくなりますね☆
青とジェント3話-CRAFT vol.83
掲載P数 | 34P |
満足度 | |
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簡単なあらすじ・ポイント
- 直己は京一の家でバイトすることに
- 佐久間は直己を警戒している。
- 京一を知れば知るほど惹かれていく直己
- 京一の役に立ちたいと思い出し、大学進学も考えるように。
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【ネタバレ注意】青とジェント3話-感想
健気受になるのかな!?と。すごく直己が可愛らしくなってきててキュンキュンします。
でも京一は立場的な事もあるし年齢もあるしで二人がくっつくには色々ありそうだなぁ~と。佐久間さんも直己の事あまり信用していなくてちょっと嫌がってる節ありますしね。どうなるやら。
でも!きっと・・・直己の健気さに京一も絆されていくのではなかな~って思います。
直己には頑張ってほしい!!!
では早速☆
好まざる者を排除するのも私の務め
とある日曜日。直己は佐久間が運転する車でどこかへ連れていかれています。
この時目隠しもされているし、腕も封じられていて。。。拉致されてるのかな(-_-;)って思ってしまうほどです。
こうするには佐久間なりの理由がありました。
佐久間は京一から直己の管理を任されているのだそう。
だから連絡もまずは佐久間を通してからのようですね。それは京一も了解しているのだと言います。
どうしてかと尋ねると、京一は社会貢献が好きで特に貧しい人は女性・子供に甘く心を開きすぎる傾向にあると。
だからそこに漬け込む人間も多いという。
「・・・悪い人間?」
「慰謝料や損害賠償等・・・いわゆる金銭目的です」
暴行されたとか妊娠させられたとかそういった言いがかりをつけてくる人もいるからと。(実際にそうなったことはないようですが)
直己は自分は悪い人間ではないから信じてほしいというのですが、京一に近づいた目的は・・・ありましたからね(;'∀')
「まぁ好まざる者を排除するのも私の務めなのです」
佐久間はだから京一とは直接関わってもらうわけにはいかないと言います。
念には念をということなのでしょうね。
直己がどうして車に乗っているかというと・・・実はバイトを紹介してもらったようですね。
その目的地へ佐久間が連れていってくれるようです。
「あの・・・バイトってどんな所でするんですか?」
「綾間の自宅です」
「え?」
さっき直接関わらないようにと言ってたのにバイトは京一の家?とちょっと???ってなりました(笑)
幸福の象徴
「やぁ よく来たね」
佐久間とは逆に・・・京一は快く迎えてくれてます(笑)
「おぉぉお世話になります(;´Д`)」
「あれから良い子にしていただろうね」
「もちろんです」
本当か?と僕の目を見ていってごらん?と顔をのぞかせる京一に・・・思わず赤面してしまう直己。
一瞬その様子に京一も驚いてはいるのですが「さぁ入って」とにこり。
直己は・・・京一を前に気が気でない様子。
(悟られた気がする・・・)
これは何を悟られたかというと・・・前回友達とエロい動画を見ていて京一との事を妄想し夜中に抜いた事のようです。
そんなわけないでしょう~と突っ込みたくなりますが、こういうところがとても可愛い。
早速家に上がらせてもらった直己。
どんなバイトをするかと思ったら・・スイーツづくり。
京一と一緒に台所に立ち、お菓子を作ります。
京一にとってお菓子作りというのは「幸福の象徴」らしく、作っていると落ち着くのだという。
亡くなったお母さんと一緒に作ってたようですね。(京一が高校生の頃に亡くなったようです)
そんな話をしていると、佐久間が口を挟みます。
「社長 あまり込み入った話は・・・」
でも京一は、込み入ってないと言ってはぐらかします。
「佐久間さんは綾間さんの事を心配してるんですよ 心を開きすぎだって」
「紳士は心を開くものさ 佐久間は開かなさすぎる」
「見極めて開きます」
ここでちょっと言い合いをしているのですが。。。京一と佐久間さんは仲良しみたいですね!
直己は一緒にお菓子作りをしながら京一のことを・・・最初は気取ったセレブかと思っていたけどとてもお茶目な人だと感じます。
自分の力で人生を生き抜いていかなきゃならない
出来上がったお菓子を「うんまー!!!」と頬張る直己。
それを見て佐久間もゴホっと飲んでたコーヒーを吹き出します。どうやら・・・面白かったみたいです。
「おやおや 佐久間が笑った」
「笑ってません」
すると京一が「学校は楽しい?」と尋ねてきました。
「う~ん 授業が難しい」
数学って人生に必要なのかな?という直己に、勉強をすることは損ではないし自立の一歩だという京一。
「僕達は自分の力で人生を生き抜いていかなきゃならない」
だから難しい数学がわからなくても生きていけるけど、知識というものはなるべくたくさんもっていたほうが有利だよ、と言います。
内容よりも学ぼうとする習慣を身につけることこそが、勉強の意義だと思うという。
京一は、学校というのはくじけない心を育てているのだと思っていて、勉強はそのための教材だと思っていると自分の考えを伝えます。
「自分のちからでどんな結果をだそうと へこたれさえしなければ 人生は切り開いていけるからね」
なんか・・・これは学生じゃないワタクシにもグサっと突き刺さった言葉でした☆とってもいい事言うなぁ・・・京一・・・いや先生・・・・。
直己はそう話す京一をみながら・・・人生とか語ってくれる人はお父さんしかいなかったと考えます。
(人生を切り開くか・・・ 俺にそんな力はあるんだろうか)
二人は付き合ってるんですか?
直己に対し「好きな子は?彼女とかいるの?」と尋ねる京一。
すると直己は昔からそういうのは自信がないのだと言います。
貧乏でかっこ悪いから恋人を幸せにするとかまず無理だとネガティヴな事を言うと、「それはいけない考え方だな」と京一は言います。
誰かがもしそれを直己に言ったのであれば、その人が間違っていると。
「人を幸せにするのはお金じゃない 若いからまだわからないかもしれないけど」
「それは絶対に違うんだよ」
「は・・・はい すいません」
京一は・・・直己には充分魅力があるのにそんな風に思っていたら悲しい、もっと自信をもって人を好きになってほしいと伝えます。
すると直己は・・・ずっと気になっていることがあると言います。
「二人は付き合ってるんですか?」
「ははは まさか」
残念だけど彼は人間じゃないんだ、と冗談を言う京一。
なんだかんだで楽しいひと時を過ごします。
親子でもおかしくない年齢だぞ
『お菓子を食べさせてお金を払うなんてどうかしてます』
そういわれているのは京一。佐久間から電話で説教されているようです。
「これは今日だけだ 次からはもっと家の事をしてもらうよ」
『まだ続くのですか・・・』
京一は直己が必要なだけ続けるつもりだと言います。それに久しぶりに心の底から休日を満喫したと。
でもやはり佐久間は反対なのですね。自宅いに招くことも信じられないし早く縁を切るべきだと言います。
「僕が勝手にやってることだからね 君が来る必要なないさ」
『私が常に介入する約束です』
「信用ないなぁ」
信用ないのは京一ではなく直己にだという佐久間。あの日、彼が食事に来た理由を聞いていないと言います。
この日(2話)のことは佐久間には言ってないみたいですね。彼には自分にアドバイスを求めにきたのだと言ってるようです。
それでも純粋に話だけをしにきたようには見えなかったと言う佐久間に、あの子は純粋だよ悪い子じゃないと言ってかばいます。
色々調べている佐久間は「不良のようです」というのですが・・・それも「不良だったら家の心配などしない」「自分に自信がなくて悟られないようにしているだけ」と。
「それだけではありません」
佐久間は、直己が京一に対して妙な感情を持ったら面倒だと言います。
それを聞いて「はははまさか 親子でもおかしくない年齢だぞ」と笑いとばす京一。
『あなたが彼に・・・という可能性もゼロではありません』
それに対しては絶対手を出さないしバカな事だと一喝。
「やめてくれそんな話は 無意味だ 君は心配しなくていい」
勘違いは許されない
一方の直己は・・・明日はバイトの日で浮かれていました。
(早く寝たいのに目が離れない)
京一が載っている雑誌を見つめていました。
毎週日曜が待ち遠しくて仕方ないようです。
(最高のバイトだ)
あれから草むしりだったり買い物だったり掃除だったりと、バイトはしてるみたいですね!
でも・・・勘違いは許されないと自分なりに戒めてるようでした。
(京一さんの優しさは 俺が貧しい少年だからだ きっとそれ以外なにもない)
本来はバイトも不要なはずで、何も役にたっていないそれもわかっていると。
いつからか、直己はあることを考えるようになっていました。
京一の役にたつ人になりたいと。
もっと必要とされたい、そんな感情を持ち始めていました。
必要な存在になれたら
自宅にて。
母親から仕事も紹介してもらって新しい取引先が決まったのでしばらく大丈夫そうだと言われます。
バイトがしんどかったらやめてもいいのよ?と。
「苦労かけてごめんね 大学も行ったっていいんだからね」
優しいお母さんですね。
バイトもどんなバイトか知らないから心配しているようですし・・・。京一と接点があると知られたくないのかな、まだバイトの事は言ってないようです。
お母さんから大学の事を言われ。行く気はなかったけれど・・・と大学を調べ始める直己。
ベンチャー企業に就職するには英語が話せたほうがいいという掲示板を見ます。
「英語・・・無理だ・・・」
この時京一の言葉を思い出します。
『自分の力でどんな結果を出そうと へこたれさえしなければ 人生は切り開いていけるからね』
この言葉で挑戦しようと決心したのかな(⌒∇⌒)
英語が話せるようになるには・・・と外語大を思い付いたようでした。
今の直己はとにかく京一の役に立ちたいという気持ちが先行しているみたいです。
必要な存在になれたらどれほど幸せだろうと・・・完全に恋してます♪
ここで今回は終わりです☆
感想まとめ
直己の健気さにキュン。でも京一は、今のところはそんな気持ちもさらさらなくていわば罪滅ぼしというか・・・本当に奉仕の気持ちが強いのかなと。
直己も「勘違いするな」と思っているけど、今の段階ではそうなのかなと思います。
あとは佐久間がこれから間に入ってくると思うのでやっかいかも。
彼の場合は・・・敵にすると怖いけど、味方にしたらかなり心強いと思うので・・・直己が気に入られるといいな。。。
でも秋平しろさんはほんと表情がかわいくて好き。直己の赤面顔は思わずこちらもキュンってなります。
アイハーツバンドでしている作品がわりとシリアスなので、こちらは超ピュア路線なのかな!?と。
今後が楽しみです。
直己が好きというのを自覚していって・・・そこからどんな風に京一が直己のことを好きになっていくか・・・。
もしかしたらなのですが、一気に年齢が飛んだりすることもあるかな!?と。
大学へ行って、直己が就職してからストーリーが動きだしても面白いかも☆
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