GUSH4月号掲載、かざみ幸さんの【白藍のケモノ】第4話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の4話は【白藍のケモノ】に収録予定です。
GUSHの中で楽しみにしている作品のひとつ!ファンタジーBLなのですが、ちょっとずつ村の長であるライエンと特別な力をもつケモノのシアの気持ちが近づいていく過程にキュンキュンします。
ちょっとすれ違いもあって切なさもあるけれど、むちゃくちゃ好みの展開。あと何といっても絵柄が好きなのですよね。
シアはかわいいし、ライエンはツンとしてるけど本当は優しい。そしてすごく男らしくて(≧∇≦*)絵柄を見てもそれがうまく表現されてて(`・ω・´)b
ファンタジーBLがお好きで、人間×人外が少しずつ惹かれ合ってくっつく過程がすごく好き!!!という人にはかなりもってこいの作品だと思います★
まだ連載中なのでコミックス化はまだまだ先ですが、ぜひ・・・コミックス派の人はチェックする作品のひとつにしてほしいなと(*^_^*)
白藍のケモノ4話 GUSH4月号
山の奥深くに独りで暮らすケモノのシアは、ある日希少種を狩りにきた人間・ライエンに捕らえられてしまう。
シアのようにヒトに近い姿をした希少種は、角や髪が高く売れるため、資源として囲われるのだ。
突然始まった人間との生活に戸惑うシア。
しかもライエンはケモノを毛嫌いしているようで、シアの着物を乱し肌を露わにさせたと思うと「希少種でなければ殺してる」と告げ――!?
簡単なあらすじ・ポイント
- 傷を負ったライエンを癒すため、希露(シアの流す涙は万能薬)を使ったシアは・・・
- ライエンの気持ちに少しずつ変化がおこっていた
- シアが何者かに連れ去られてしまう
- 居なくなったシアにライエンは・・・・
【ネタバレ注意】白藍のケモノ4話 感想
皆さまお久しぶりです・・・実は数日前に首を痛めてしまいまして。。ちょっと激痛で動けませんでした。熱まで出て大変!!!と思ってたら・・・
熱は1日で下がってくれてホッ。どこか炎症が起こってたのでしょうかね。やっと起き上がる気力も出てきたので更新します☆
GUSHのお気に入り作品の一つである【白藍のケモノ】。お気に入りすぎてもっと注目してもらいたいと思ったので今回から個別感想にすることに!
1話~3話のざっくりとしたネタバレ感想は2月号の全体の感想に書いているので、参考にしてみてください。
→白藍のケモノ1話~3話のざっくりとしたあらすじ・感想はこちら
ライエンの気持ちにも変化が
傷を負ったライエンを助けるために希露を使ったシア。その希露は生命力を使うために回復には時間がかかることがあるのだそう。
シアはすでに3日間眠ったまま。そんなシアをライエンは・・・・体をふいてあげてるの。
そしてシアの小さな体に、捕獲するために自分が撃った銃の傷・・・そのほかにも傷があることに気づきます。
(きっと憎いだろう)
身体を拭きながらシアの事を思い出しているライエン。
表情がコロコロかわるシアを思い出し(見てて飽きない・・・)を口元を緩めながらほほをぎゅっとつまみます。
「ん」
ここでぼ~っとしながらですが、シアが目を覚ましました。
シアは・・・・寝ぼけまなこでライエンの傷があったところに触れ・・・・ぎゅ~っと抱き着きます。
抱き着きながらすごくうれしそうに笑う姿にもうね・・・キュン♡ほんとかわいい。
その表情を見てライエンは・・・ゆっくりと顔を近づけるけれど・・・・・
「兄貴~」
お昼を呼びにきた弟のサンカの声ではっとします。(くぅぅぅぅ・・・サンカァァァッァと心の中で叫んでしまった・・・(笑))
サンカはシアが目を覚ましたことに気づき、大喜び。抱き着きます☆
ほんとライエンとサンカの性格の違いも見てて面白いの。
ライエンは不器用なんですよねおそらく。優しいんだけど・・・・その辺サンカは素直なの。気持ちと行動が一緒というかなんというか。
ライエンはシアに水を入れてあげようとするのですが・・・キスしようとした自分の行動にだいぶ動揺してました。
あいつはそのために捕まえたんだ
ライエンとサンカはシアのために食事を作りに行きます。
「シアが目覚めて本当、よかった!」
「兄貴も安心しただろ?ずっとつきっきりだったもんな」
ほう・・・つきっきりだったのか((ノェ`*)っ))タシタシ とここでもちょい萌え☆
でもライエンは「死なれても困るからな」とツン顔で言います。
「・・・あのさ シアの髪と角ってどうする?」
「採るぞ あいつはそのために捕まえたんだ」
そんな会話を・・・シアに聞かれてしまいます。
寂しそうな顔をしてるシアを見て・・・また固まってしまうライエンがねぇ(´;ω;`)
どうして悲しい気持ちになるんだろう
寝ているライエンのベッド脇に立っているシア。
眉間にぎゅっとシワを寄せている彼が気になったのかな!?
(傷は治ったはずなのに 苦しそう・・・)
ぎゅっとそのシワを指でつつきます。
すると・・・・ぐいっと腕を引っ張られシアはライエンのベッドの中へ。
「!?」
(え・・!?)
ライエンは起きているわけではなくて、寝ていながら無意識でシアをベッドに引き入れたみたい。
シアは寝ている彼を見ながら【採るぞ あいつはそのために捕まえたんだ】と言った言葉を思い出し、悲しいきもちになっていました。
わかってた事なのにライエンに言われて悲しかった、という感じですね。
ここを読むとシアの中でもライエンが特別になってきているのだろうなと感じることができます(⌒∇⌒)
(どうして悲しい気持ちになるんだろう)とあるので、シア自身もまだ自分の感情に気づいていないようですが。ライエンと一緒ですね。。。
あいつが攫われた
暫くライエンの腕の中におさまっていたシアですが・・・「カタッ」という音がしたため気になりドアの外へ。
すると・・・ここで何者かに捕らえられてしまいます。
それを指示したのは。。まあわかってましたがウェンシン。彼はライエンの事をよく思っていないですからね。
目を覚ましたライエンは・・・シアがいないことに気づくのですが、早々に周りのものがやってきて「ケモノが逃げたって本当か!?」と尋ねてきて不審に思います。
彼らが言うにはウェンシンからライエンがケモノを逃したと聞いたと。
「あ~あ ちゃんと見張ってないから 逃すんですよ」
横から現れたウェンシン・・・・ちょっと。。。いやだいぶ嫌なヤツです。サンカがやってきて退散していったけど・・・ほんとウェンシンには天罰を~!!!
「兄貴、何があったんだ?」
「あいつが攫われた」
「え!?」
するとライエンは隣村に向かうと言い出します。
それは、今回の騒動はウェンシンの単独行動ではなく協力者がいるはずだということで、いい噂を聞かない隣村にターゲットを絞ったようです。
「ケモノの使い道など想像にたやすい」
居て当たり前の存在に
出立の準備のため、部屋へ戻るライエン。
シアがいつもいた場所をみて、シアの事を思い出します。
いつも居たのにその姿がない。
(知らない間に 居て当たり前の存在になっていたのか・・・)
そう感じるライエンの表情は何かを決心したかのよう。
その頃シアは・・・どこかの檻に入れられていました。
違う檻には・・・無残な姿になったケモノがいて・・・。
感想まとめ
今回はすごくキュンキュンしました!!!ライエンのちょっとした変化がたまらないですね☆
シアもサンカとライエンどちらが最初に会った人間かわからない様子でしたけど、わからなくてもライエンとサンカでは何かが違うのだろうなと読んでてもわかります。
シアが惹かれているのはライエンの方ですよね。
最初は反発しあってた二人だけど、こうやって矢印が向かい合う過程はほんと読んでて楽しい!!!
シアが攫われて、さらに自分の気持ちに気づくターンなのかしら!?
シアもまた、危機になって初めて自分がライエンたちに実は大切に守られていたということを知るのではないでしょうか。
次からはかなりピンチが続く展開になるかもしれませんが、この危機の中で二人の関係がより発展していけばなと思います(⌒∇⌒)
5話はいつ掲載かな・・・と思って予告みてみたら!!!やった!5月号にも掲載ありでした!!!
嬉しいです。
電子書籍
山の奥深くに独りで暮らすケモノのシアは、ある日希少種を狩りにきた人間・ライエンに捕らえられてしまう。
シアのようにヒトに近い姿をした希少種は、角や髪が高く売れるため、資源として囲われるのだ。
突然始まった人間との生活に戸惑うシア。
しかもライエンはケモノを毛嫌いしているようで、シアの着物を乱し肌を露わにさせたと思うと「希少種でなければ殺してる」と告げ――!?
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