b-boyオメガバース4月号に掲載のakabekoさんの【少年の境界3巻】17話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の17話は【少年の境界3巻】に収録予定です。
少年の境界3巻17話 /b-boyオメガバース4月号
掲載P数 | 24P |
満足度 | |
この雑誌をよむ |
簡単なあらすじ・ポイント
- いよいよ出産間近!?
- 赤ちゃんが生まれた日、病院で大我と倫に会う
- 倫は自分を愛してるのはこの人、と大我の方へ行く
- 倫にももしかしたら希望がもてる未来が?
【ネタバレ注意】少年の境界17話 感想
今回扉絵からぐっときました・・・(T^T)
二人は色々あったなぁ・・・と懐かしくなり、1巻・2巻読み返してしまいました。
この子の未来はより良いものになる
この17話ではゆかが出産してます★
陣痛がきたシーンは薫の方がアタフタしててね。
「きゅっ救急車っつ えっと・・・あ・・大丈夫!?ゆか 落ち着いて・・・」
「おまえこそっ 落ち着けよっ!」
っていう夫夫の会話・・・笑っちゃいました。
子供の名前を考えすぎて、候補が多すぎなところとか・・・薫が面白くて良い味だしているので是非注目して読んで欲しい!
姓名判断とか字画とか気にし始めたらキリがないと頭を抱える薫ですが、ゆかは人生が名前なんかで決まってたまるかと現実的。
でもこのシーンはどちらかというと個人的には薫寄りかなぁ。
字画とかすごく調べてしまいそう★ただ、ゆかが名前なんかで決まってたまるかっていうのもすごくわかる!
わかるけど、なんとなく良いと言われるものは全てしてあげたくなるのかなって。
字画だって悪いと言われるものよりもいいと言われるものの方がね・・・。もちろん未来を切り拓いていくのは環境と運と努力・実力だったりするかもしれませんが。
薫の親心なのだと思いますヨ★
ゆかはね、お腹の子がどの性別に生まれても、性別だけで人生が決まってたまるかという想いもあるようです。
この言葉に薫がなにか思い出したように話し始めます。
「ゆか! 」
薫は、例のヒート抑制剤の副作用の事について色々と事例が出始めていると言い、世の中の意識は少しずつ変わっていってると。
「ゆか 人は変わっていける 大丈夫 この子の未来はより良いものになる」
「きっと 今よりもずっと」
「・・・未来」
そんなやりとりしてたときに陣痛がきて出産・・・という流れでした。
二人の会話はキュンが多くて・・・そしてすごくほっこりしました。
ゆかが生んだのはかわいらしい元気な男の子。
なんだろ・・・赤ちゃんの絵を見るだけでじわっときてしまいました(。・ω・。)感動する。。。
名前はなんでしょうね。今回は出てきてませんでしたが・・・「未来」くんかな!?
薫の方が大泣きでこれまたふふってなってしまいましたよ。薫は号泣するだろうなぁって思ってたら・・・案の定!!!期待を裏切らない薫(≧∇≦*)好きです。
赤ちゃんをぎこちなく抱っこする薫に向かってゆかが話し始めます。
「なぁ・・・薫」
「俺達子供の頃からそばにいたけどさ・・・」
「家族として隣にいる今が・・・一番幸せ」
こっちが俺のこと世界一愛してる人
薫は病院で偶然大我に会います。
倫の診察に来ているようです。
「おまえはなんで病院に?」
「俺達の子供が・・・産まれたんだ」
「そうか・・・おめでとう」
薫は、今倫と同じ副作用のデータが集まっていると大我に話します。
抑制剤を過剰摂取した場合、薬の服用期間の記憶が主に喪失しているらしい。それ以上の進行の報告は今のところないので、倫の記憶も恐らく服用する抑制剤を切り替えた時期(18歳頃)で止まっていると思うと。
「18歳になった頃・・・ 俺と出会う少し前か 惜しいな」
大我は、倫が俺の名前を呼ばなくなった朝、覚悟はしていたと話すと・・倫が診察室から出てきました。
倫と薫は運命の番なので一瞬ドキっとしてしまいましたよ(^_^;)
倫はじ~っと薫の顔を見てから・・・
大我にぴったりくっつきます。
「・・どうした?」
「こっちが俺のこと世界一愛してる人」
それを聞いて大我が少しうれしそうな顔をするの。ここでじわっときてしまいまして(T^T)
そして倫の頭をぐいっと自分のほうに引き寄せて「俺はこいつを手放さない 愛してるんだって気づいた」、そのことを言葉が伝わるうちにもっと伝えたかったと。
「でも・・・これから何度でも伝えていく」
「俺が倫を愛してること」
そう大我が言うと・・・倫の目からは涙が。
二人も今はちょっと辛い時期なのかもしれないけれど、大我も倫も前よりお互いと必要としてるし愛しあってるのが伝わってきます(*^_^*)
大我や倫にも幸せになってほしい。。。
ラストは、もしかしたら倫にも希望が?と思う薫のセリフで終わっています。
抑制剤を断薬して1年後には新しい記憶の形成が可能になった例や、喪失した記憶が再生した報告もあると薫は伝えます。
「・・期待してる」
そういって寄り添いながら返っていく大我と倫・・・。二人の幸せを願わずにはいられません。。。
17話 まとめ
どちらのカプもいい方向に進み出したのかな?と感じました。
まだまだ大我と倫にとっては「記憶障害」という壁はあるものの・・・倫も大我もなんだか今はとても落ち着いてる気がしました。
記憶は戻って欲しいけれど、これから新しく二人の関係を築き上げていけばいいのでそう悲観することではないのかもしれません。
何より、以前の記憶には運命の番のことだったり、大我との事でも色々とフクザツな感情もあったので。
ゆかにとっては大我や薫のことを覚えていないまま、大我に愛されて自信をつけていくほうが幸せなのかな?とも思ったりしました。
薫に会っても大我のほうに行ったのは感動しましたよ・・・。
あれほど薫は自分の運命だ、って迫ってたのに。。。
次話はもっともっと幸せそうな二人が読めると嬉しいですね。
記憶は戻るかどうかわかりませんが、もしかしたら大我と倫にも子供が出来る可能性はゼロではないですし。
倫はすごく子供を欲しがっていたので・・・授かるといいなって思ってます。
もしかしたら次話でラストかな?。
アマゾンにはすでに【少年の境界3】が2020年8月11日(発売予定日)で予約できるようになっています。
ということは・・・8月までに区切りがくるのかな?と。
残り1話ないし2話、しっかり楽しみたいと思います。(続くかもしれませんが、この流れだと終わる方が濃厚かなと思ってます)