ダリア2021年8号掲載、座裏屋蘭丸さんの【コヨーテ】19話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の19話は【コヨーテ4巻】に収録予定です。
19話はドドンと53Pというボリュームです。お話も一気に進んだように思います。あと、コヨーテ父の事がわかりました。さて・・・コヨーテ父は誰だったのでしょうか( ´艸`)
そうそう!9月22日に【コヨーテ4巻】が発売されます☆今回はドラマCDと同時発売なので気になる人は是非チェックしてみてくださいね。今回の19話までがコヨーテ4巻に収録されるようです。
コヨーテ19話 ダリア8月号
掲載P数 | 53P |
満足度 | |
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今号の簡単なあらすじ・ポイント
- 前半はアツアツラブラブな二人♪
- コヨーテ父の事がわかる
- 人狼狩りの被害がキーファーの群れにも広がってきている
- 発情期も終わり、また会えると帰っていくコヨーテ
- 幸せな時間は終わり、コヨーテには厳しい現実が・・・
【最新話・ネタバレ注意】コヨーテ4巻・19話 あらすじ・感想
今回はかなり読み応えありました。やはりコヨーテ・ヨシュのラブラブ回はいいですね♥
二人はラブラブなのに周りは動きが活発になっていってしまい、まさにハラハラドキドキの展開でした。ただ・・・甘い時間は今回で終わり。
今後はさらに厳しく緊迫する展開になっていくと思われます。
そして!コヨーテ父の事が今回わかりました。
ドミニクではなかった~全然違う人でしたワ。でもずっと気になってたのでスッキリしました。
では本編の内容をちょろっと。
コヨーテ父の事がわかる
前半はヨシュとコヨーテのラブラブページですのでここは読んだ時のお楽しみ♥ということで端折ります。
二人の会話の中で、コヨーテ父の事がわかりました。コヨーテ自身は顔を知っていたのですね☆
まず、コヨーテは自分はヴァラヴォルフと人間の血が半分ずつ流れているとヨシュに話します。この件に関してはヨシュはキーファーから聞いていて知っていましたよね。
そのことをヨシュは話し、キーファーはコヨーテの意志と選択肢を大事にしているのでは?と言います。
ヨシュと共に生きる選択肢も残してくれたのではないかと。
するとコヨーテは、キーファーへの想いを話し始めます。
キーファーは大きくて寡黙で最初はコヨーテを見ようともしなかったので、馴染むどころか近寄ることも怖かったと。。彼には生きていれば同じくらいの娘が居たはずだから、子どもを見るのが辛かったのではないか?と今のコヨーテは理解しているようです
コヨーテ母は、コヨーテを預けて翌日に亡くなったというのは既出ですが・・・父親の事は謎でしたよね。
当時キーファーはコヨーテ父の情報を求めて近隣の群れを訪ねまわって探してくれたのだそう。
そして人間の女性と恋に堕ちて群れにいられなくなったヴァラヴォルフの男がいたという情報を得ます。
ただ・・・その男性は群れから離れて1年もしないうちにガーランドとの闘争で命を落としたようです。
キーファーは1枚の写真をコヨーテに渡します。
それはコヨーテ父が写った写真。(コヨーテと同じ黒髪さんでした)
このときコヨーテは。。。父を知った事よりも、自分のためにキーファーが探し回ってくれた事、自分をまっすぐ見つめてくれたことが嬉しかったのだと話します。
話を聞いたヨシュは、自分の妻子を殺されたキーファーの人間への恨みはどれほどのものなのだろうか?と考えるのでした。
人狼狩りの被害がキーファーの群れにも・・・
場面は変わり、コヨーテの仲間達が慌ただしくしています。
『タンカだ!?!?急いで持ってこい!』
ミミがノーランに何があったのか聞くと、人狼狩りで襲われた仲間がいると教えられます。
とうとう自分達の群れにも被害者が出てしまったと話す二人。
『コヨーテは?』
『外出している 満月期の間は帰ってこないと思うよ』
ノーランは『・・・ミミちゃんは知っているんだよね?その・・・』と言うと、ミミは知っていると答えます。
そして彼女はコヨーテはすごいと。
彼のような存在(人間とヴァラヴォルフが愛しあって生まれた子)に会うのは初めて。人間は敵で野蛮で無知で薄情で、自分達にとっては憎しみ会う対象でしかない。
でも本当はそんな事はないと彼女は言います。
『人間とも仲良くなれるってコヨーテ自身が証明してる』
ミミは、コヨーテの事を信じているから、心のどこかできっと人間の事も信じていると言います。
コヨーテが大好きなヨシュの事も多分大好きだよ・・と涙を流しながら話す姿に・・・ちょっとぎゅっときてしまいました。
ヨシュとコヨーテが愛しあう間・・・人狼狩りは活発になっている様子がわかるかと思います。
幸せな時間は終わり、コヨーテには厳しい現実が・・・
満月期の1週間という発情期も終わりを迎えた二人。
惜しむかのように二人は抱き合います。
『・・・ずっとここにいられる訳・・・ないよね』
『ああ』
『ありがとう会いに来てくれて本当に・・・』
『・・・またな』
アレンが迎えに来ました。
コヨーテはアレンにもお礼を言います。
『じゃぁ・・またね』
『すぐ会える・・・俺はいつも近くにいる』
歩いて帰っていると、どこからか『コ・・・コヨーテ・・・?』という声が聞えてきました。
声のする方へ行って見ると、ミミが怪我をして座り込んでいます、
驚くコヨーテは怪我の心配をするのですが、怪我は大丈夫だけれどもう歩けないと話すミミ。
傷の深刻さを知ったコヨーテは『大丈夫だ 俺が連れて帰る』とミミを抱えます。
居住地へ戻ると、急いで処置がなされます。
ミミはどうやら左足に弾丸をもらってしまったようです。
そして更なる悲報が。
『ジーノ ハリスが!!』
ハリスが亡くなったと知らされた仲間たち。
でも悲しんでいる暇などなく、今はミミの治療に専念しようと言って他の皆は部屋から出されるでした。
その後、暗殺メンバーはキーファーの元に集められ、ミミの状態を聞かされます。
命に別状はないようですが、頭蓋骨と鎖骨にヒビ、左足に銀のホローポイントを喰らっていたから全治には時間がかかると。(※銀のホローポイントというのは1巻参照)
基本的にヴァラヴォルフは怪我をしても回復が早いのですが、銀の玉には弱いということが解っています。
今まで何かをじっと考えていたのかキーファーは大人しかったのですが。。。今回ばかりは動くようです。
『今より5日後 12月18日の木曜 ガーランド解体を決行する』
感想まとめ
前半あまあま、後半辛いな~って感じでしたね。
あの温厚なキーファーが立ち上がったということは、ここ最近の流れに我慢できなくなったとうことなのでしょうね。
激化してきた人狼狩り・・・確かに止めなくては。
あと、読んでいて思ったのですが・・・いつだったかモレノの忠誠が描かれたシーンがありましたよね。
暗殺する人物にモレノが入っていないのがなんとも気になりますよね・・・
ここも一応何かの伏線だったりするのかしら?
でも必ずと言っていいほど一緒に行動しているはずなので、襲撃受けたら共に。。。なのかもしれませんね。
今回ミミちゃんが言っていたけれど、人間とヴァラヴォルフは仲良くなれる要素はちゃんとあると思います。お互い認め合える人達であれば。
ドミニクに然り、ヨシュとコヨーテに協力してくれたアレンや女性に然り。
確かにどこかで精算はしないと前には進めないのかもしれないけれど、それがまた殺し合いで。。。。というのは何とも悲しいですよね。
なんとかヨシュがストッパーになってくれたらいいのですが。
そうじゃなければコヨーテはヨシュを暗殺しないといけませんしね。キーファーの事も大好きなのが今回すごく伝わってきて、彼の意に背くことはなかなかできないのでは?と感じました。
なのでなんとか丸く収まる方法を見つけて欲しいです。
あと!色々と想像を膨らませていたコヨーテ父ですが、まったく関連のない人物でした。違う群れの男だったようです。残念~。
ということで!ここまでが4巻収録・・・9月に発売なので10月号は休載ですよね。次話は12月号・・・早く読みたいです。
キーファーが決行する、と宣言したのでコヨーテもあと1,2巻で終わってしまいそうですね(T^T)
幸せな結末でありますように。。。
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コヨーテ
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