ナツメカズキさんの『NIGHTS BEFORE NIGHT』第3話のネタバレ感想になります。Cab vol.51掲載、最新話の感想になりますのでコミックス派の方は十分にご注意ください。MODS続編で春さんのストーリーなのですが、今回はシロも出てきてましたよ~!(ちょい役ですが)(#^.^#)
時雨さんのことが忘れられない春さん。今回も時雨さんへの想いを口にする場面にはぎゅっとなってしまいました。これから雪鷹がどんな風に春さんの気持ちをさらって行くのかすごく楽しみです。
こんにちは~!随分と放置してしましました。好みじゃなかと2ndとか、リンクスの他の2作品とか書きたいものがいっぱいあるのでちょっとペースを上げて頑張ろうと思います。ビーボーイゴールドはお急ぎ便にするの忘れてて明日到着ですし、その前に頑張って書きますね。今日は目標3作品。。。かけるかな( ̄。 ̄;)
NIGHTS BEFORE NIGHT 3話/ネタバレ注意!あらすじ・ポイント
【NIGHTS BEFORE NIGHT】第3話の簡単なポイント
◆春さんと時雨さんの関係がすごく気になる雪鷹がちょっとかわいい。
◆春さんの時雨さんねの気持ちが切なすぎて泣ける
◆すっごく次回からの展開が楽しみ。
注意ポイント
NIGHTS BEFORE NIGHT第3話 ネタバレ感想
まず今回の第3話を読んだ時。。ずっと春さんには時雨さんのことを想い続けて欲しいと思っていましたが、雪鷹に頑張って欲しくなったんですよね。
春さんが痛々しい(・_・、)
もちろん、一番のベストは時雨さんとなのですが、どう思ったってどう願ったって時雨さんはもう居ないんですから・・・。
だから前を向けるようなそんな存在が春さんに欲しい。
本当にそう思いました。
これからきっと雪鷹が頑張ってくれるのかなと思うのですが、少しでも春さんの傷が癒えますようにと願うばかり。
では早速本編へ。
ただ慕ってただけじゃねぇのかよ・・・
雪鷹を見て時雨さんの名前を呟いた春さん・・・。前回はそんな場面でおわっていましたよね。
前回の感想はこちらです。
[kanren postid="2205"]
意識ががっきりし、びっくりしたように起き上がります。
「・・っどいてくれ」
「おい なんで今・・・!」
雪鷹はどうして春さんが時雨さんの名前を言ったのかを聞きだそうとするのですが、春さんは忘れろとだけ言って部屋を出て行ってしまいます。
「忘れろって・・・何だよ・・・」
雪鷹は先ほどの春さんの態度を振り返って、「ただ慕ってただけじゃなかったのかよ・・・」と2人の関係に少し疑問をもちはじめたようでした。
私はもしかしたら雪鷹は春さんと時雨さんの関係知っていたのかな?って最初思ってたのですが違いましたね。
春と兄貴ってどういう関係?
雪鷹と、月守(多分雪鷹の教育係とかそんな人なのかな!一条組の一員です※第1話に出てきています)が話しています。
雪鷹の顔色が悪い事に気がつく月守。
雪鷹は考え事をしていたのだと話します。
「雪さんでも考えることがあるんですね」
「いつも仕事のこととか考えてんだろうが」
「あんた仕事してないでしょ」
こちらも良いコンビ。もし時雨さんがいたら時雨さん×春さん、雪鷹×月守でも良かったかもれない( ´艸`)
何か気になる事でも?と聞かれると、雪鷹は春さんと時雨さんの関係を尋ねてることに。
「どうって・・叔父貴の時雨さんのことをよく慕われてましたよね」
「本当にそれだけか?」
そう言われて月守は・・・「時雨さんと春さんができてるんじゃねえか」という噂があったことを話します。
すると雪鷹は・・・イラっとしたと月守を殴ります。(どうしてイラついたのかはココではあまり意味が分かっていないみたいです)
「おい 上でじじいが呼んでる」
そう言って雪鷹たちを呼びにきたのはシロでした。(空と書いた方がいまはいいかな!?)
春さんのところを訪問したみたいですね(#^.^#)どんな内容を話してたのか知りたかったなぁ~。
血が半分なのにまぁ時雨によく似たもんだ
春さんとでかける雪鷹。
どこに行くかは知らされていなくて、ただ後ろをついていくだけ。。。
春さんの後ろ姿を見ながらまた時雨さんと春さんの関係について考えてしまいます。
『時雨さんと春さんができてるんじゃねぇかって』
(できてるって・・・どういうことだよ)
春さんはデリヘル店をやっているからそれ(男が好き)は理解できても、兄貴もだったのか?とぐるぐると考えているみたいですね。
(あいつにあんな風に呼ばれて―)
これは「時雨・・」と呼ばれた時のことを思いだし、時雨さんと春さんのことを想像してしまいます。
考えながら歩いていると・・・ドンっと春さんにぶつかって後ろから抱きつく感じになってしまう雪鷹。
春さんは嫌な顔して「おいバカ何して・・」といいます。
「ちがう ちがう! ちがう!!」
ちょっと焦っている雪鷹がかわいいですね。なんかこういう所はちょっと幼いのかな?と( ´艸`)。
考えるだけ無駄だと思った雪鷹は、直接春さんに聞こうとするのですが・・・丁度ビルの上から「上がるなら早く上がれ もうすぐ閉院だ」という声に遮られてしまいます。
声をかけてきたのは二見さんというお医者さんでした。
[voice icon="/wp-content/uploads/2017/01/3363a408e6df77105838d4f81c0f7a49-e1485757486645.png" name="藤雪" type="l"] ①ここで私が注目したのは、どうして雪鷹と一緒に病院を訪れたのかを連れて行ったのか? [/voice]
兄貴の代わりにお前の恋人になってやれって話をしてたとこだ
二見さんとは長い付き合いのようですね。
不眠症の春さんはここで薬を出してもらっているようでした。
でも前回の診察からさほど間が空いていないのか、春さんは薬はもう出せないと言われます。
「薬に頼りすぎだ それ以上増やすと体がイカれちまう」
「頼む あれがないと眠れねぇんだ」
春さんの切迫した感じを感じ取ったのか、二見さんは「一週間分までだ」と言って出してくれました。
その時、春さんに電話がかかり席を外します。
二見さんと雪鷹は2人になりました。
「・・・あいつの不眠ってそんなにひでーのか?」
「あぁ10年になる お前は一条のせがれか」
「?なんで知ってる」
二見さんは時雨さんに会ったことがあるようで、彼にそっくりだったからすぐわかったようです。
「血が半分なのにまぁ時雨によく似たもんだ」
「あァ!?」
今の雪鷹は時雨さんの事が気になりすぎているのか(春さんの件があって)
「じじい俺が今一番聞きたくなぇ名前教えてやろうか」と(笑)
「なんだ お前、兄貴のこと嫌いか」
すると二見さんは、春もよりよって難儀なモンを預かったもんだと。。。
どういう意味かと問う雪鷹に、
「なんだ、お前しらないのか」
「何がだよ」
「そうか・・・いい機会かもしれんな」
そう言って何か話してくれるのかな~って期待してたらそこに春さんが帰ってきました( ̄。 ̄;)
「お前ら何してんだ」
「お、春 こいつにな兄貴の代わりにお前の恋人になってやれって話をしてたとこだ」
二見さんの話を聞き、目が点になる2人(笑)いやぁ二見さん・・・強者ですヨ。
でも 愛してた
二見さんの言った言葉の意味を確かめようとする雪鷹。
「おーい 恋人ってのはどういうこった 説明しろ」
春さんはまた話をはぐらかそうとするのですが、雪鷹に「兄貴とつきあってたのか?」と聞かれちょっと戸惑っている様子。
「俺は兄貴の代わりか」
その言葉を聞き、下を向く春さん。。すると・・・「・・・っ」ぷるぷると震えています。
「あ? 何笑って・・・!」
「自惚れんな」
そう言って優しく雪鷹の頬をぺちっと叩きます。
「顔は似てるけど全然ちげーよ あいつはもっといい男だ」
「!?!?」
「やっぱつきあってたんじゃねーか!! いい加減認めろよ」
春さんは、別に付き合ってたわけじゃないと答えます。
時雨さんに好きとか甘ったるいことを言われたこともないし、自分も言ったことはないと。。。
「・・・でも 愛してた」
このときの春さんの描写になぜだかすっごく胸が苦しくなりました。
過去形なところを見ると、春さんの中では一応は区切りのついている気持ちなのでしょうね、でもそんなに簡単に忘れることができない。
過去形なのももうここには居ない人だからというのはあるかと思いますが、なぜか「愛してる」と言われるよりも「愛してた」というのが切なかった。
「愛してる」なら現在進行形の気持ちでその気持ちだけで生きていける!みたいなまだ時雨さんが心の支えなのかな?とか想像はできるのですが「愛してた」という過去形だからその気持ちが行き場をなくしているような感じに思えたんですよね。
でもそんな切ない気持ちもきっと雪鷹だからこそ話せたと思います。
きっと時雨さんの死には何か理由が隠されているような気がしますね・・・。
兄貴の何がそんなに忘れられないのか
何となくですが、春さんに「時雨」と呼ばれてから雪鷹は春さんのことでいっぱいになっているような気がします。
増えていく薬の殻をみながら春さんの不眠症の原因はやはり『兄貴』なのだろうなと考えています。
10年もの間、不眠でいる春さんを見て
(どうしてと思う 兄貴の何がそんなに忘れられないのか)
(あんなクソ兄貴の―)
実際は、雪鷹自身も時雨さんの事忘れられていないのですけどね。だからこそ、自分より時雨れさんをみてる春さんが気になってしまうのかも知れません。
オーバードース
鳴り止まない電話。
「ずっと鳴ってんぞ電話 何やってんだ」
電話が鳴っている場所に行く雪鷹。
「おい 電話!」
春さんの部屋の扉を開けます。
そこには机の上で寝ているような春さんの姿が。
でも・・自分の声にも反応せず、電話の音にも反応しないのを怪しく思った雪鷹は・・・
春さんにい近づき春さんの意識がないのを確かめます。
「おい!?!? 春・・・!?春!!」
病院にて。
「とりあえず胃洗浄した じきに目が覚める」
「オーバードースか?」
「そうだなまぁ、故意じゃない」
※オーバードースは簡単に言ったら薬の過剰摂取の事ですね(#^.^#)
雪鷹は春さんの事を心配しています。薬を変えるとかそういうことをした方がいいのではないかと二見さんに言うと、二見さんは
「薬じゃなくて本人の問題だ」
と。春さんが根本的な原因にとらわれてる限り、薬を変えようと何をしたとしても治らないと言います。
拳を握りしめる雪鷹。
兄貴のこどがそんなによかったんだ?
目覚めた春さんを車で連れて帰ります。
その時、家の方角とはちがう場所に雪鷹はいこうとしていました。
「あんたが眠れねぇのは兄貴のせいか」
「・・・違う・・・俺のせいだ」
「・・・・」
たどり着いた場所は、高台でしょうか。
空を見上げると一面の星たちが輝いていました。
「すげぇだろ 星 今日は雲もねぇしよく見える」
「・・・・・」
「なんでこんなとこ連れてきた」
雪鷹は、寝ない春さんを見ているとイライラすると・・・。
だいたい狭い所にいるから眠れないんだ、もっと遠出して疲れたら眠れる!と言う彼にふっと笑う春さん。
「なんだそりゃ ガキみてぇな理由だ」
「でもお前の言うとおりかもしれねぇな」
弱っている春さんを見て、雪鷹はぁ~~~~~~っとため息を吐きます。そして煙草が吸いたいと。
「つか 兄貴ってすげー煙草吸ってなかったっけ? あんたよく平気だったな」
「その頃は俺も吸ってたからな」
(死んでからダメになったのか・・・)
すると雪鷹は、よくわからないけれど、兄貴のどこがそんなに良かったんだ?と春さんに尋ねます。
自分にとっては、自分をほったらかしにしたあげく姿を消して死んだ人だと。
「お前には良い兄じゃなかったかもしれねぇが 救われたやつもいる」
「俺もそうだ」
話すぎたから帰ろうと背中を向ける春さんの手を握り、引き留める雪鷹。
「あんたは これからもずっと眠れないままなのか」
「つらくねぇのか」
「・・・つらい 全部忘れて眠りたい・・・」
春さんのそんな本音を聞いて雪鷹は・・・・
「・・・俺が 俺が眠らせてやる」
そう言ったところで次号です!
NIGHTS BEFORE NIGHT第3話を振り返って 感想まとめ
春さんの本音がぽつりぽつりと出てきましたね。
時雨さんの事を本当に大切に思っているのが伝わってくるから切ないけど、雪鷹の存在がこれから先大きくなっていったらいいなぁって本当に思います。
でもねぇ時雨さんもそうですが、雪鷹も一条組の跡取りなんですよね。
春さんがすんなり雪鷹を受け入れる事はないと思います。こういう所でももう少し切ない場面は出てきそう。
それでも雪鷹にはグイグイ攻めて欲しい。
でも読んでたら、時雨さんの死を春さんは自分自信を責めているようにも思えるんですよね。
時雨さんの死は何か原因が春さんにあるのかしら?と思ったり。。。
だから今でもすごく自分を追い込んで眠れなくなってしまっているんじゃないだろうか?と。
次話は雪鷹がどんな行動に出るのか・・・すごく楽しみです。
ちょっとむっつりな私は俺が眠らせてやる➨疲れたら眠れる➨エロ というパターンしか思いつかず・・・(^_^;)
イヤイヤ・・・。ここは雪鷹のピュアなところが見てみたい!
一緒にゲーセンとか疲れ果てるような行動を2人でして楽しんでもらいたかったりします。
そしてなぜかぐっすりと眠れてしまった春さんとか・・・読みたいですね。
隣でぐっすりの春さんを見て雪鷹がキュンキュンしている姿とか・・・妄想がどんどんふくらんできました(≧∇≦*)
次号もお名前があったので本当に楽しみです!!!