Cab vol.55 (マーブルコミックス) 掲載、ナツメカズキさんの『NIGHTS BEFORE NIGHT』最終話のネタバレあり感想です。
雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回のストーリーは『NIGHTS BEFORE NIGHT』に収録される予定です。描下ろしに描けなかったふたりのイチャコラが入る予定なのですっごく楽しみにしてます！！！
こんばんは！雑誌が届く気配がないので・・・車を出して買いに行って来ました・・・。
最近ずっとネットで注文してたのですっかり忘れてましたが、Cabってコミックス扱いなんですよね。雑誌の所探してもなくて「あ、そういえば！！！」と・・・。
Cabの他、オンブルー、そして気になってたBABYも買って帰ってきました。
読む時間あるか！？ってツッコミながら買いましたが・・・寝る前にちょこっと読んでみようと思います。しかし・・・オンブルー買ってしまった・・・・
秀良子さんの『STAYGOLD』がすんごく気になってしまって。違う2人のお話でしたね・・・。
Cab vol.55 作品情報
| 掲載P数 | 37P |
| 満足度 | ★★★★☆ |
| ひとこと | 最終回サミシイ・・・ |
[su_button url="https://bl-magazine.com/blmagazine-release-date/magazine-cab" target="blank" style="flat" background="#b5db8b" wide="yes" center="yes" icon="icon: check-square-o"]詳細＆購入はこちら[/su_button]
【NIGHTS BEFORE NIGHT】最終回 簡単な感想
[topic color="blue" title="ざっくりと"]
- ヤクザになった雪鷹が春さんに言った台詞が切ない。
- 春さんの心の中はいつの間にか雪鷹でいっぱいになってたのね(T^T)。
- 「愛してる」の場面で何故か目から汗が・・・
- 急に1年後に飛んでびっくりしたぜぃ
[/topic]
注意ポイント
[topic color="green" title="MODS"]
[/topic]
NIGHTS BEFORE NIGHT最終回 ネタバレあり感想
最終回と聞いて、これどんな風にまとめるんだろう？？？？と思ってたのですが、思った以上にうまくまとまっていました。
まだまだ掘り下げて欲しかったなぁと思う部分はあるけれど、それでもやっと2人の心が救われたような・・・そんな気がします。
時雨さんは天国で2人を見守ってるのかしら？春さんへの気持ちももっと読みたいって思ったけれど、時雨さん→春さんは読めば読むほど切なくなるので・・・
読みたいけど読みたくない、そんな葛藤が(T^T)
やっぱり前を向いて生きていかなければいけないですしね。
春さんに雪鷹がいて本当に良かったって思いました。。。。私、最近記事を書いてるときにエレファントカシマシさんの曲を良く聴いているのですが・・・(さぁがんばろぉぜ～って自分に言われてるようで元気もらってます(≧∇≦*)）
ユーミンの曲の「翳りゆく部屋」をカバーしてて。。。その曲がなんかとっても春さん・時雨さんな気がしてしまいました。
ユーミンじゃなくって、宮本さんの声だから男性の叫びじゃないけど内側の声みたいな感じで・・・丁度今回のシーン読んでてぐっときちゃいました。
時雨さんの分も生きて幸せになって欲しいです。
雪鷹がヤクザになった事で春さんがカタギになった
春さんは八神組長から店を畳むなり好きにしろと言われます。
それは雪鷹が絡んでて、八神の言うように動いたからですね。
・三原の盃をうける
・一緒にシノギをやる
・いずれ八神と盃をかわす
これらを雪鷹が実行するかわりに春さんは解放されて自由になったようです。
でも、春さんからしたら納得できませんよね。自分のために雪鷹がヤクザの世界に入ったなんて・・・
急いで雪鷹の元に行き、そして姿を見つけるなり駆け寄って胸ぐらを掴みます。
「なぜ盃をかわした」
「俺のためだとかいうふざけた理由なら今すぐ取り下げろ」
自分のために雪鷹の人生を狂わせるような事させたくないという春さんの気持ちが伝わってくるようでした。。。
でも雪鷹は「自分のために決めた結果だ」と答えます。
春さんはそれでも納得いかないようで、なぜ八神と取引したのかと。
「俺の事はお前には関係ない 俺が組に戻ろうがお前にはー」
すると、その声を遮るように雪鷹が話します。
「あんたが初めてだったよ」
「あの1ヶ月 あんたが初めて一条の息子としてじゃなく俺自身を見てくれた」
自分の生き方を自分で決めろと言ってくれたのも春さんが初めてだったと・・・そして決心したんですね。
「俺はヤクザになる」
「そしてあんたをこの道から解放する」
好きだからこそ手放すということ
春さんは、それならばカタギになんて戻らなくてもいいと言います。
「お前がこんな道に自分を投げ打つくらいならこのままでいい」
そういう春さんをぎゅっと抱きしめる雪鷹。
「・・・好きなんだ あんたが好きなんだ春」
「もう苦しませたくない」
そして春さんに対して、カタギになってそれでいつかは誰かと幸せになれと・・・。(T^T)
あれ・・・・こんなにかっこよかったっけ雪鷹・・・ってもうね感動というかなんていい男なんだろうって思いました。
ヤクザの道に入ると言うことは同時にカタギに戻る春さんとはこれ以上は関わらないという事にもなるんだと思います。
カタギになったのにヤクザの人が近くにいたらいつ危険にさらされるかわかりませんもんね。
だから春さんの事は好きだけれど、春さんを幸せにするのは自分ではないと・・・
好きだからこそ、手放そうとしたのだろうなぁって思ったらなんか・・・雪鷹の愛の深さに感動してしまいました。
春さんが望むのは雪鷹
春さんはお店を畳むことにしたようです。違う事をするんでしょうね・・・
そして！！！なんと不眠も治ったそうですよ。
原因になってた時雨さんの事以上に気がかりな事ができてしまったからなのか・・
不眠の原因が取り除かれたからなのかしら。
春さんは逆によく夢を見るようになったようです。（ねむりが浅いからでしょうかね・・・）
自分の名前を愛しそうに呼ぶ相手と・・・絡んでいる夢。
それは、春さんの感じた事のない「熱」だということで・・・ずっとやってた時雨さんではないのだろうなぁと。
それならこれは雪鷹以外考えられない・・・。
心の中では雪鷹とそういうのを望んでいるから見た夢なのかなぁ。
目がさめて、誰も横にいないことでまた丸くなる春さんが切なすぎます。。。。
ベランダへ出てみると、そこには雪鷹が使ってた灰皿ががありました。ソレを手に取り、今までの事を思いだしています。
（まだ匂いが残ってる・・・でもこれから少しずつ消えていく）
（ヤクザと縁を切って店を畳んで）
（夜になればもう一人で眠れる）
全部望み通りだと思っているけど・・・その表情がすごく悲しそうなんですよね・・・
『・・・いつかは 誰かと 幸せになれ』
雪鷹の言葉を思い出します。そしてぽつり。
「・・・誰と・・・誰とだって言うんだ・・・」
はぁ・・・最終話でもまだ春さんが切なすぎる(T^T)ツラくてギュッギュって胸が何度か苦しくなりました。
八神と雪鷹が兄弟盃をかわしたことで・・・
雪鷹は最初に三原と盃をかわし、そしてその後八神ともかわしました。
雪鷹が三原を繋がり、そして八神とも繋がったということで八神は本筋との関係ができたって事でいいんでしょうか・・・
ここら辺がフクザツで。ちょっとちんぷんかんぷん(~_~;)
あとは雪鷹は「一条組」にとっても大事な人だから、その雪鷹を八神が取り込むことで勢力を拡げる思惑もあるのでしょうね。
当然面白く思わないですよね・・・三原たち。
「八神なんかに舐められたままじゃいけねぇ しかしどうするよお前」
そう三原が言います。すると組員が・・・
「・・雪鷹は紫藤会ともめ事をおこしてた」
個人的に恨みを持っているヤツなど色々いると言います。。。そういうのを使おうとしているようですね。
雪鷹が刺されて・・・・
春さんはシロと電話しています。
すると、車を降りる雪鷹の姿を目撃します。
雪鷹も春さんに気づきました。すると・・・雪鷹に近づく男が。
どんっ
ぶつかってきた男の手にはなんとナイフが！！！！
刺されて倒れ込みます。
春さんは、近くに診れる医者がいるからそいつを呼び出せを月守にケータイを投げ、自分は雪鷹の処置をしようとしています。
服を脱ぎ、必死で患部を抑えるのですが・・血は止まらず流れ出す一方。
雪鷹の名前を呼んでも返事は返ってきません。
「雪鷹・・・・待ってくれ・・・・」
目を開けない雪鷹に抱きつき、春さんは言います。
「雪鷹・・・・っ 俺より先に死なないでくれ・・」
「愛してる・・・」
(T^T) 春さん切なすぎる・・・って思ってたら・・・
パシっと春さんの手を握る男が。（雪鷹しかいませんけどね・・・）
「・・あんたはいつも俺が寝ている時に大事なこと言うな」
こんな思いはもう二度としたくない
病院にて。
けっこう大量出血でしたが。。。幸いにも刺された場所がよかったのか3週間もすれば動けるようになるようです。
狙ってきた相手によったら抗争になる！と怒ってる春さんと・・・なんかヘラへラってしてる雪鷹の温度差が面白いです。
でもね、こっからが春さん可愛かった！！！
雪鷹の肩に自分の頭をポスっと置いてなんか・・・甘えているようにも見えました。
「お前は本当にどうしようもねぇ」
「乱暴でガキで面倒ばかり起こす あの人とは全然ちがう・・・」
俺はもうこんな思いはもう二度としたくないと雪鷹に伝えます。
そうですよね・・・好きな人が死んでまた目の前で動かない愛する人を見たら・・・どういう気持ちで血を止めようとしてたんだろうとか考えちゃいますね。
「・・・もうさせねぇよ」
雪鷹はこれからの組の問題に春さんは巻き込みたくないと言います。
だからこのセリフは・・ちょっと距離を置くって意味なんでしょうね。
「でも 落ち着いたらいつか会いに行ってもいいか？」
「待ってる」
そういって2人は唇を重ねます。はぁ～～～～～～～～眼福～～～～～～。
さりげなく雪鷹の腕が春さんの腰にまわってるのがたまりません！！！
そしてこっからエロキタ！！！！って思ってたら・・・来たのは1年後っていう文字でした(≧∇≦*)
い・・・一年後！？！？ってびっくりしちゃいましたヨ。←刺されているのにエロキタって思ってる私に春さん・雪鷹のほうがびっくりしてそう。。。（笑）
時雨さんの墓参り
1年後の春さんはなんかとっても穏やかでしたね。シロもいたし、ずっと一緒に居てくれるアキもいるし☆
そして春さんは・・・時雨さんの墓参りをしてシロの事を報告しています(*^_^*)
「シロはうるせぇほど元気でやってるよ 夕方、虎と一緒に来るんじゃねぇかな・・・だから安心しろよ」
時雨さんの一番の気がかりがシロだと思っているのでしょうか(T^T)
確かにそうかもしれないけど、春さんの口からだとほんと切ない。
時雨サンは春さんの事もきっと気にかけてると思うのにね・・・「時雨」って言うだけでほんと切なさMAXです。
でも今回の春さんはどことなく本当に穏やか。
時雨さんの吸ってたタバコを置こうとすると・・・そこにタバコの紙で折ってあった鶴がおいてありました。
これは雪鷹ですね！
時雨さんがいつも折ってたやつ！
なんか演出がニクイ～～～。早く再会してくれ～～～～って思ってドキドキしちゃいました。
再会した2人。春さんと雪鷹・・・1年は会ってなかったみたいです。あれから抗争が1年もあったんですね・・・・。
そうそう！アキが読んでた新聞に一条組抗争 沈静化ってありました。
どうやら八神が幹部になったようです。
「やっと来れたんだな墓参り」（春）
「・・・おう」（雪）
あれ？雪鷹の頬に傷が・・・・・傷が付いててもやっぱり時雨はかっこいいですね！
その後はちょこっと甘めな感じの春さんが読めました。
「待たせちまって悪かったな 会いたかった」
って雪鷹に言われたらね・・そりゃ春さんも嬉しいでしょうよ。
「夜はちゃんと眠れてるか？」
っていう雪鷹に・・・春さんなんと！！！
「・・・今夜は お前が眠らせてくれるんだろ」
ですって！！！ぎゃ～～～～～って転げ回ろうとしたんですけど・・・これで終わりでした。
この先が読みたかったぁ・・。。。
でもコミックスの描下ろしに2人の絡みは入る予定らしいので・・・楽しみにしてまってます☆
感想まとめ
1年後に飛んだときはちょっと駆け足っぽいなと思ったのですが、抗争中は会えないから仕方ないですね。
連載始まった時に、春さんの傷が癒えることはあるのだろうかと思っていました。
私は時雨さんがすごく好きだったので、春さんには時雨さんをずっと想ってて欲しいなとさえ思ってたりして。
でも最終回を迎えて改めて振り返ってみると、春さんに雪鷹が居てくれて良かったってすごく思います。
何より・・・最終話の春さんの顔が穏やかなの。
雪鷹と幸せになってね！！！ってすごく思う。
でも雪鷹はヤクザだから・・・もし続編とかあったらビクビクですね。
八神はもっと時雨さんの死に関係していると思ってて。でもそういう所が全然出てこなかったので私の考えすぎなのかな～・・・。
八神は普通に出世しちゃってましたね。
それにしても・・次号からNIGHTS BEFORE NIGHTが掲載ないと思うとほんとさみしい。
そういえば・・・私の大好きなバイ・マイ・サイドって掲載予定ってどうなんでしょうね？
もう最終話目前だったと思うのですが・・・それもすごく気になってました！バイマイサイドもまた読みたいです。
最終話出ないコトにはコミックスになりませんもんね・・・。
ということで・・・終わってしまいましたが・・・
春さん立派な主役でしたね。ヴィジュアル的にはシロの方がいいかな！？！？と思ってたけど、春さんの過去編でやられてしまいました。
それに春サンが眼鏡とった顔がすごく好き(*´Д｀*)
早く描下ろしでラブラブな2人が読みたいです！！！
ナツメカズキ先生、ステキな作品ありがとうございました☆
Cab 電子書籍
最新号は来月あたりでしょうか・・・
