シェリプラス11月月号掲載、おげれつたなかさんの「はだける怪物」8話のネタバレ感想です。最新話感想ですのでコミックス派の方は十分にご注意ください。
そういえば!今回の扉絵にコミックス発売の文字が!
12月1日に「はだける怪物上巻」発売と書いてあったので上下巻となるか、上中下巻となるかわかりませんが・・・。
上巻となっている以上はあと6話~12話くらいで終わってしまうということですね。。。コミックス情報はのちほど。
弓との再会ももうそこまで迫っていますし、納得といえば納得です。かんちゃんが心から幸せだと思って笑えるようなそんな結末にしてほしいですね(n*´ω`*n)
けっこう展開的にはツライ部分もあったけど、それでも秀那とは少しずつ気持ちを通わせてきたし、これからはもっともっと甘々でかんちゃんが執着してほしい!
はだける怪物8話掲載 シェリプラス11月号
はだける怪物 8話の簡単な感想
◆かんちゃんに変化が!
◆弓の体の痕を見た秀那は・・・
◆真山がでてきた~!!!ちょこっとだけど嬉しい(n*´ω`*n)
はだける怪物(上) コミックス情報
発売日:12月1日
特記事項:今回は2バージョン発売されるようです。通常版他、過去同人誌として発売されたかんちゃんと弓の過去「薊(あざみ)」をコミックスサイズにした特別小冊子限定版。
同人誌を読みたかった人には嬉しいですね!!!こういうのありがたいです!私は読みましたが、同人誌読んだことのない人には嬉しい小冊子です☆
注意ポイント
はだける怪物第8話 ネタバレ感想
今回は、かんちゃんは前に進みたいと感じ、秀那は逆に立ち止まってしまった・・・そんな展開だったでしょうか。
かんちゃんが秀那と会って少しだけでも前に進みたいと感じたのはよかったけど、まだそう感じているだけで行動に移せるかどうかはもう少し後押しがいりそう。
知りたいのに知りたくなかった現実
扉絵のアオリがかんちゃんで萌え☆秀那大好きなんですよね・・・。確かに過去って戻れないし引きずるのもわかる。
でも、秀那をすきになってかんちゃんが変わりたいって思うなら・・・もっともっと前だけ見ていけばいいのにと思うんですよね。ずっと弓の事を引きずってしまうのは・・・
かんちゃんが優しい人だからなんだろうなぁって思います。イヤな奴なら何も考えないで繰り返すはずですし。
ちなみに、かんちゃんがDVに走っちゃった理由は薊を読んだら少しわかると思います。個人的にはけっこう重要な同人誌だと思いました。
では本編。
またも先輩に誘われ弓のバーへ行く秀那。
かんちゃんに前回『お前にはわからない』と言われた秀那はそのことで突き放された感があったのかな?
(でもなんだか 寂しく感じてしまう 全部を求めてしまう)
大人なんだから適度な距離感があるとわかっていてもかんちゃんのすべてが知りたいんですね。
バーへ行くと、そこには弓の姿はなくほっとする秀那。
ぐるぐると考えながら深酒してしまったようです。
トイレへ行こうとすると、間違って従業員用の扉を開けてしまいます。
そこには服を着替えている弓の姿が。
「うわ すみません!!」
明らかに動揺した感じの秀那。。。
弓は着替え終わったようで、トイレの場所を教え職場へ戻っていきます。
トイレから戻ると
「あれ?なんやめちゃ醒めてるやん!弓くん久々やー」と先輩。
弓は秀那に水を一杯差し出し「・・・・あの 本当に大丈夫?」とこちらもちょっと様子がおかしいです。
「え?いや全然 俺のほうこそ・・・・・・えーっと・・・・」
「いや。。。やっぱ何も・・・」
(急に頭が冷えた 冷や水を浴びたみたいな)
どうしてこんな風に様子がおかしくなったかはですね・・・秀那は見ちゃったの。
かんちゃんの背中にあるタバコの痕を。。。
それは何を意味するのか。
かんちゃんが彼に残した痕なんですよね。DVなんて・・・って思てった秀那が現実を目の当たりにしちゃった場面だったみたい。
これは、「錆びた夜でも恋は囁く」でつけられたあのタバコのあとかな・・・・
かんちゃんや弓の顔を思い出し、自分の見方の甘さを痛感していました。
(「俺には関係ない」と林田さんに思われていることが寂しいと感じたりしていた)
(寂しいなんて思ったのは本当におれが“外側”で本当にわかっていなくて)
(林田さんと弓さんのことは 俺には・・・・、)
あの背中が目の奥に焼き付いて離れない
大阪へやってきたかんちゃん(n*´ω`*n)
「林田さーん!久しぶり~」
「・・・・そうか?」
この温度差が好き(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ 見たカンジいつもの秀那かなぁって思ったのですが・・・・
食事を済まし、秀那のマンションへ。
寝ようとする秀那にかんちゃんは顔を近づけます。
でもね・・・
「・・・あの 俺今日 たたないかも」
「は?疲れてんてんの」
「あぁ」という秀那にかんちゃんは優しくおでこにキスをして無理強いはしなかったですね・・・。
(好きだ 俺は何があっても 林田さんがどんなことをしていても好きだ)
かんちゃんとの過去を思い出す秀那・・・。
初めて穴だらけの耳が赤くなるのを見たとき、はじめて笑ってくれた時・・・
(俺しかしらない一瞬は確かにある そう思うのに)
(あの背中が目の奥に焼き付いて離れない)
眠っているかんちゃんの手をぎゅっと握りしめ、そして抱きしめながら眠りにつきます。
ううう・・・なんか切ないですね。
自分とかんちゃんの時間は確かにあるのだけど、かんちゃんと弓の時間もあって2人には入り込めない、足を踏み入れる事もできないものがるのだと思ってしまったのかな。
あの秀那が勃たないとは・・・よっぽど精神的にダメージを受けたのかなと思ったり。
秀那と会えて少しだけ進みたくなった
あれから、秀那は弓のバーにはいかなくなったみたいですね・・・。
そしてかんちゃんの場面に移ります。
グラスがないことに気づき、自分が割ったことを思い出すかんちゃん。
傷を負った手をみた後に写真を見つめます。
『ちゃんと話してみればいいじゃないですか』
このときかんちゃんが見つめていたのは弓との写真じゃなくて秀那との写真みたいです。
(ひとりになって一番怖かったことは 戻ることだ)
好きな人を殴ったり、なぐてった事を忘れて昔みたいに笑える奴に戻りたくないと思てったと。。。
(何もなくなるのが一番安心できた)
立ち止まっていることがかんちゃんにとっては安定剤のようなものだったのかな。
(けど秀那と会えて少しだけ進みたくなった)
何もないひとりにはきっともう戻れない 戻りたくない・・・と。。。
そうは感じてはいても、さらにそこから一歩進むにはまだまだ勇気がいりそうです。
真山は弓以外には超不愛想!
秀那の場面。
京都に来てたようで、(仕事で)そのまま直帰だから飲みに行こうとまたも先輩に誘われます。(これは和田さんじゃない人???)
「帰ります」と言って道を歩いていると、このあたりは弓のバーの近くだとはっと思う秀那。
(遠回りだけど裏通って帰ろ・・・)
そう思って歩いて迷いそうになっていると…抱き合う人影が。
秀那は目が飛び出すほどびっくり!
なんとその抱き合っている1人は弓だったんです・・・。
「あれ?秀那くん久しぶりー」
真山はペコっとするだけで「・・・・」。
「じゃぁ俺は先に帰るから」
「お~また後でな」
ふふふ真山・・・インテリ感スゴイですね。番外編でこの感じでしたもんね!
あの時は伝言ボード活躍するって思ったけど・・そもそも今回は弓と真山のストーリーじゃないからね・・・活躍しないかもと今は思ってます(;´∀`)
しかし真山って・・・弓に対するときとその他大勢の時の顔が全く違う(笑)そういう彼が大好きですけどね!
その後、秀那は弓と話します。
「すみません・・・なんか 間が悪くて・・・」
「全然いいよ あの不愛想なの俺の恋人ってやつ~ははは」
さらっとスゴイこと言ってると秀那はびっくりしています。
「もう初見で分かるでしょ 変わってる奴っーって」
そんな事ないですよと秀那は言います。
「俺たち変わりもん同士なんだよね」
そして弓は一番秀那に聞きたかったことを話しはじめます。
「そういえばこの前 高校の頃の話したじゃん?」
「あ・・ いやそれは・・・」
「もしかして付き合ってたりする?」
「は!?」
かんちゃんは滅多に人を家に上げたりしないので、弓にはすぐわかったみたいです。
「じゃ 今元カレと 今カレで話してるわけだ 修羅場だよね~」
↑まぁ修羅場ではないでしょうよ・・・弓には真山がいたしかんちゃんが別れてくれたから今の弓と真山があるんだしね。。。
「この前は・・・いやなこと聞いてすみませんでした」
「俺 自分の事しか考えてなかったです」
この前は・・・というのはかんちゃんと高校一緒だったかと聞いたことだと思います。
弓にとっては思い出したくもない人だったかもしれないのに、安易に自分が知りたいことだからと聞いてしまったことに対してだと思う。
でも弓は「あはは 気にしてたの? だから店来なくなっちゃったんだ」
「俺の背中みてビビった?」
核心をつかれて言葉がでない秀那。
その反応をみて弓は・・・
「・・・・そっか 俺のは目に見えるだけだから」
ちょっとこのセリフがうまくくみ取れなくてですね・・・何度もう~ん・・・どういう意味で言ったんだろう?と考えちゃいました。
俺のは目に見える(傷)だけでもうそこまで傷ついてないよ?という意味でいいのでしょうか?
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※ここは皆さんからコメントいただいて、弓は間接的にかんちゃんの事を言っているという方が正解だと思いました!
俺のは目に見える(傷)だけだから→かんちゃんのは目に見えない(傷)がある
こう考えるほうがしっくりきますね。皆さまありがとうございました!
[/voice]
秀那は何も言えずにいます。
「・・・ごめんね 嫌な話しちゃったね」
「いえ 俺の方こそ・・・」
「てゆうかかんちゃん元気そうなら良かった」
弓は、秀那が前回顔は厳ついといてったのを持ち出し、「厳つい顔が好みなの はは」と・・・(ΦωΦ)
「え!? そんな事ないですよ」タヌキ顔が好きです。。っΣ(゚Д゚) かんちゃんキツネ顔じゃない!?
すると秀那は
「つーか あの 顔は確かに怖いんですけど笑うと結構雰囲気変わります」
この言葉に次は弓が驚きのあまり言葉に詰まります。
「・・・・そっかぁ」
しゃがみ込む弓。。。
秀那はそのまま帰っていくのですが、弓は顔を覆って・・・・
次号です。
はだける怪物 8話の感想まとめ
今回印象に残ったのはやはり秀那と弓の終盤の会話ですね。秀那も笑ってほしいとずっと思てったと思うのですが、きっと弓もそう思いながら付きあってたと思います。
あの頃のように笑い合える関係に・・・と願ってたけど叶わなかった。
最後顔を覆ったのは、悲しさとかよりも嬉しくてというか安堵の意味でのものであってほしいです。
弓もずっと気にしてたと思うんですよね。
かんちゃんの事は。
でも今回の秀那はちょっと意地悪ですね。きっと秀那自身もあの高校生の時の笑顔のかんちゃんが気になって仕方がないから「笑うと」って言っちゃったと思う。
変なところで弓と張り合った気がしました。
弓が今更、かんちゃんに恨みなんて抱いているわけないと思うから、変な展開にはならないとは思います。
次号・・・早く読みたいです。
かんちゃんが前に進むにはもう少し!ですね。
秀那がちゃんと不安だとか言ってみたらいいと思うんですけど・・・もっともっとわがままになってもいい気が。
あとは、また真山がでてきますように!
私は真山大好きです(* ̄▽ ̄)
ということで、はだける怪物8話の感想でした。