ダリア2月号掲載、みちのくアタミさんの【レッドベリルにさよなら】13話のネタバレあり感想です。雑誌最新話のネタバレ感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の13話は【レッドベリルにさよなら3巻】に収録予定です。
ケンカしてしまった二人。どうなってしまうのかドキドキですよね。将門もこれからま登場してきそうですし。
でも、以前、師夏のエピが出てきたということは彼がいわゆるキーマンになるのかなぁと思ったりしています。そして1話で出てきお墓の謎もありますし・・・
ラストは誰のお墓かわかるのでしょうね。昭彦の親族とかでなければ昭彦のお墓と思うのが普通かなと思ったりもするのですが・・・!?
今回はものすっごい衝撃的な展開になっています。
そして次号で最終回。
ダリア2月号 レッドベリルにさよなら13話
掲載P数 | 46P |
満足度 | ★★★★☆ |
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レッドベリルにさよなら 13話の簡単な感想
- ケンカした二人は昭彦から謝ったけれど・・・?
- すごいすれ違いが起こっててびっくり
- 決断するときがやってきた!?
注意ポイント
[topic color="gray" title="エロ過ぎ要注意"]
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【ネタバレ注意】レッドベリルにさよなら3巻-13話 感想レビュー
今回はかなり衝撃的展開ではあったものの・・・どこかで昭彦が致命傷的なものを負うのだろうと思っていたのでびっくりはさほどなかったです。
そうでなければ、ずっと平行線だし1話を読むと昭彦と和重は一緒にいるのだろうと思っていたので吸血鬼になっているはずで。
だから次話どのように目覚めるのかとかの方が気になります。
将門はもっともっとジャマをしてくるのかと思ってましたが、執拗に仲間をと言ってた理由が今回わかりました。和重に一緒にいてくれる人がいればいいと思うようになっていったのかもしれませんね。
最初は自分の近くに・・・とそう思って和重を吸血鬼にしたのかもしれませんが激しく拒絶されずっと見てきたのかなぁと。
師夏という存在が出来、和重にもそういう存在と・・・と感じてツンデレ発揮していたもよう。
では早速。
仲直りはしたけれど・・・・
和重のところへやってきた昭彦。
ここで先日の事を謝ります。それに対し和重も「そのことはもういい」と・・・少し冷たい態度。
というのも、冷蔵庫の血液パックがなくなっているようで・・・・餓えを感じているのかイライラしてるようにも見えます。
お茶をいれようとする昭彦ですが、急須を落としてしまい処理しようとしたときに指を切ってしまいます。
寄ってきた和重ですが、昭彦の指から流れ出る血を見て・・・和重は昭彦を押し倒してしまいます。
もうこのときの顔が!!!血に飢えてるもんだからスゴイ。
それでも昭彦が名前を呼ぶとはっと我に返ります。
「すまん・・・」
「いえ・・・それより和重さんは大丈・・・」
「何でもない」
そう言い、昭彦に今日は帰るように伝えます。
(どうしたんだろ ・・・こんな和重さん初めて見た)
飢えてるみたいな表情を初めてみたと思った昭彦は冷蔵庫を確認します。ここで、彼がもうずっと血を飲んでいないのだと気づくのですね。
自分にできること
昭彦は、ずっと血を飲んでいない和重の事を心配し、自分にできることはないかと考えます。
そして、(だったら僕にできることはー)とある場所に向かうの。
そこは…正規では無理なので昭彦が元働いていたところの常連さんの病院。
「ギリギリまで抜いたから激しい運動とかは控えろよ」
「ありがとうございます」
昭彦は自分の血を和重のために抜いたようです。
瓶に入った血を手にし、早く和重のところに戻らねばと。。。
一方、和重の家には・・・血液バッグが届いていました。
どうやらいつも頼んでいた業者さんが市場にガサ入れがあったとかで隠れていて持って来れなかったのだそう。
(よかった・・・何とか間に合った)
そう安堵した和重はまず1つ血液を飲み干すと落ち着いたのか・・・昭彦に謝らなければと考えます。
電話をかけようとする和重ですが、昭彦は今急いで和重のところへ向かっているので家にはいませんよね。(家電話しかない時代なので)
当然、電話には出ません。
そこで和重は直接昭彦のところへ。
家にいってみるけれど、当然家にもいませんよね。和重のところに向かっているのだから。
和重は、一旦昭彦の部屋に入り書き置きを残しておくことに。
でも・・・そこであるものを目にしてしまいます。
将門の連絡先。
気になるなら確かめに来るといい
電話番号しか書かれていなかったのですが、和重にはこれが将門の電話番号だと感じたようで・・直接かけて確かめます。
「はい もしもし」
出たのはやはり将門。
「この番号はどうやって?」
「あいつの部屋にメモがあった もしやと思ってかけてみたんだ」
昭彦が将門のところに来てはいないか?と確認すると、「気になるなら確かめに来るといい」と将門は言います。
「・・・わかった お前とは今夜ケリをつけさせてもらう」
「京伴ビルの屋上」
和重は「わかった」と行って指定された場所に向かいます。
その頃昭彦はというと・・・和重の部屋にいました。
でも和重は部屋にはいませんよね。今昭彦の部屋に行ってるのですから。
(和重さん・・・あんな状態で一体どこに・・・)
もしかしたら、どこかで他の人の血を吸っているのかもしれないと考えてしまいもやっとしてしまいます。
すると背後から・・・
「あのお兄ちゃんなら将門様のところだよ」
マフラーのお礼
振り向くとそこには師夏がいました。
「どうして教えてくれるの?君はあの人の・・・」
「別に・・・このマフラーのお礼」
昭彦はそれだけで?と不思議そうなのですが、師夏は「似てるから・・」と意味深な事を言います。
昭彦は師夏に連れられて将門・和重の居る場所へ。
将門 VS 和重
「昭彦はどこだ」
怖い顔をして将門に尋ねる和重。
「せっかちだな あいつならここにはいないぞ」
「なんだと?」
騙したのか、と問い詰める和重ですが・・・将門はひとことも「ここにいる」だなんて言っていないと。
これにまたも和重は激怒。
「お前はそうやって 俺たちを引っかき回して何がしたい」
「確かにお前達を見てるのは楽しいよ」
いつまでも人間気取りで振る舞っているお前と、愚かな人間が一生懸命恋愛ごっこをしているからと。。。
「俺たちは真剣だ お前に何がわかる?」
そして和重は「覚悟は決めた」と将門に言います。
「俺は人として生きるあいつのそばにいて ちゃんと最期を見届ける」
これが二人で選んだ最善の選択なのだと和重はそう覚悟したのですね。
そして、将門に「お前は俺が羨ましいんだろう」と言います。
いつまでも外道に成り下がらない俺が羨ましくて妬ましくて悔しいのだろう?と。
「何・・・? そんなわけが・・・・」
するとここで昭彦がビルにやってきました。
昭彦を見て驚く和重。
「お前さんどうしてここに・・・」
「それは・・・この子が連れてきてくれて」
「師夏お前・・・」
「将門様 もうやめなよ」
師夏は、本当に和重を妬ましいだけなの?と将門に問います。それだけじゃないはずだと。
「将門様が僕に言ったことば覚えてるよ」
「将門様には僕が必要なように 吸血鬼のお兄ちゃんにもそういう存在が必要なんだって」
う~ん・・・昭彦を吸血鬼にしたかったのは・・・和重と供に生きる吸血鬼がいてくれたらという事だったのかな。(主に餌としてなのですけどそれだけではないですよね)
将門なりに和重を心配もしていたのだろうと言うことなのだと思います。
すると・・・ここで強風が。
師夏の首に巻かれたマフラーが飛んでいってしまいます。
師夏にとっては・・・嬉しかったマフラー。思い出のあるマフラーだから・・・ビルだということも忘れてマフラーを掴もうとしてしまいます。
師夏は半吸血鬼。
致命傷を負えば死んでしまう。
そういった彼の言葉を思い出した昭彦は・・・落下させまいとぐっと師夏の腕を掴みます。
でも、昭彦は血液を抜き取ってしまっていて貧血状態。
踏ん張りがきかなくて一緒に落下してしまいます。
究極の選択と覚悟
急いで下に降りる和重と将門。
下では・・・師夏が昭彦の側で膝をついて泣いています。
「お兄ちゃん・・・お兄ちゃんが・・僕を守って・・・」
皆が目にした昭彦は・・・落下した衝撃で瀕死状態。
うっすら目をあけているものの、折れた骨が肺やらあちこちにささっているのだと将門は言います。
「・・助からん」
さっきまでは元気だった昭彦が、今目の前では無残な姿になっていて信じられずにいる和重。
(そんな・・・どうしてー こんな・・・・)
(昭彦が・・死ぬ?・・・?)
昭彦の最期を看取るのだと覚悟したと先ほど言ったばかりだったのですが、こんな風に急に「死」に直面しそうな和重は・・・
どうすればいいのかと。
「和重!」
将門が読んでも和重はショックのあまり何もきこえない様子。
将門は時間がない!と和重を押し退け昭彦が助かる唯一の方法を。
(こいつを吸血鬼にしてしまえば・・・息を吹き返す)
首元にそっと牙をあてる将門・・・
「待て!!」
和重が止めるので、将門も「この期にも及んで」と声を荒げるのですが、
「それはお前のやることじゃない」
と。和重は決心したようです。
「すまん」といいながら、それでも昭彦を助ける方法を・・・と吸血鬼にしようとする和重。
(恨むなら 恨んでくれ )
(自分勝手で本当にすまない だけど俺は)
(お前に生きてほしい・・・)
和重が首を噛もうとすると、かすかに昭彦の口が動きます。
「だ」
「め」
そういってガハっと吐血する昭彦。
でも和重は涙を浮かべながら吸血します。
(これで傷はふさがったはず・・)
「昭彦・・」
名前を呼んでも昭彦の反応はない。
「昭彦?」
「おい・・・目を覚ませ 昭彦!!」
昭彦は間に合わなかったのか・・・?というころで次号です。
次話で最終回。
ドキドキです。
感想まとめ
すごい衝撃的な展開でしたね(T^T)
次話は・・・昭彦のお墓もあり色々な事も考えられると思います。
本当に昭彦は死んでしまって、あの1話で電話をかけていたのは将門or 師夏なのかもしれないとか。
でもやっぱり昭彦には生き返って欲しいと思う。
「致死量にいたるまで飲まないと吸血鬼になならない」(つまり一度死ぬわけだな)と1巻で和重がいっているのでまさにコレなのだろうと思います。
将門や和重は、師夏のような存在にと思っていたと思います。
半吸血鬼で血を吸わなくとも人間の食べ物で生きていける・・・この状態にと考えて血を吸っていると考えられます。
でも、忘れてはいけないのは・・・
昭彦は少し前に和重のために血を抜いてるのですよ。
ギリギリ抜けるところまで。
だから、将門や和重が調整したところで致死量だったのかもしれません。
昭彦の状態は今「死んだ」という状態なのだろうと思います。
となるとお墓の意味もそういうことなのだろうと私は勝手に思っていて。
次話では目をあけてくれるといいですね。
ただ・・・師夏と違って完全な吸血鬼になってしまったら血が必要なのですけど(^_^;)
お互いを吸うのかしら????
吸血鬼の血を吸い合ったら飢えがなくなるとかそういう突然変異的なものにはならないでしょうか・・・ラストどんな展開が待っているのか気になります。
最終回・・・・寂しくなります。
ということで!次話は2月22日発売のダリア4月号です。
今回の電子は来月配信。
気になった人は是非読んでみて下さい。
電子書籍
ダリアは奇数月の22日頃に配信です♪