おげれつたなかさんの「Daisy Jealousy」がマガジンビーボーイ4月号から新連載スタート!雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
はじまりましたね!予告を見た時にニッシーのお話かと期待してたのですが、こちらは全く別物の作品でした★
もう仁科くんのお話はないのかな(T^T)残念だけれど、今作も1話目から面白い!!!
どんなお話になっていくか楽しみですね。あまあまだと良いですけど・・・先生のお話はどことなく病みほどまではいかなくてもけっこうな重さがある作品がわりとあるので・・・
どちらの方向に進むか。。。それも楽しみの一つです。
Daisy Jealousy1話 /あらすじ・ネタバレ感想
Daisy Jealousy 第1話 ざっくりと
- ゲーム会社への就職を希望する主人公と、同じ専門学校に通っていた才能あるややコミュ障の男の子のお話。
- 希望・憧れ・嫉妬・挫折など色々な感情が伝わってくるような作品。
- 次話からは社会人になってからの話になりそう。
【ネタバレ注意】「Daisy Jealousy」1話 感想レビュー
Daisyってお花の事かと思ったのですけどモデリングとかそういった関係の用語なのかもしれないですね。
今回もおもしろそうですね~。攻の方が受をスキになって紆余曲折ありながら理解しあうような展開になっていきそう。
1話目を読んでいると、お互いにないものを持っている感じがするので・・・ラストは二人で会社でも立ち上げたりしてゲームをつくるとか夢を叶えるお話になっていったりするのかな?と思ったりしました。
攻は才能あるのですがややコミュ障なんですよね。
受は努力の人で才能は攻よりはないのですが・・・けっこう人から頼りにされる人ですし。
別々にみると足りないろことがあるのかもしれませんが、二人で一つとして考えると色々な事に幅が広がっていきそう。
恋に関しては・・・1話目の卒業で別々になった二人っぽいので・・・社会人になってから再会が次話で描かれたりするのかな!?!?と予想しています。
好きなことだから誰にも負けたくない
そういえば!!!おげたな先生といえば・・・受の三白眼気味なツンとあがった目が今回違いましたね。
ビッチ部の遠野っぽくなってました。かんちゃんとか弓みたいな感じがすごく好きなんですけどね★また違った感じで新鮮に感じました。
主人公の三咲(みさき)は小さい頃からゲームが好きで夢中になって遊んでいたのですが、いつしか自分でもゲームをつくってみたいと思うように。
憧れのゲーム会社で仕事がしたい、モデリングがしてみたい・・・超有名な会社に入るのなんて一握りだけれどそれでも諦めたくないと希望を持って専門学校へ通っています。
そこで目をひくのは・・・先生からも一目置かれている要(かなめ)の存在。
彼は全然他の人とも話しをしなくて黙々とやっているような男の子。
(要はすごい 俺も入学前から3Dモデリングを趣味でやってて)
(専門に入ったらクラスで一番になれると持ってたけど・・・ 少し・・・いや、かなり悔しい)
もっと頑張ろうと三咲は思います。
その要なのですが、イケメンなのかな!?クラスでもアイドルと言われる子から言い寄られているのですが・・・そっけない態度。
態度に取り巻きさんたちが怒っています。
要は土日でも教室にきてずっとモデリングをしていて、それ以外は興味がないみたい。
三咲も彼に早く追いつかなきゃと。。。
足元にも及んでいない
日曜日。いつものように教室へいくと・・・やはり要と二人きり。
ここで三咲は躓いてしまいます。いくら調べても何かがおかしい。でもそのミスに気づかないのですね。
どうしようもないので、要に聞いてみることに。
「・・あのさ ごめんちょっと聞きたいんだけど」
「何?」
「マテリアルが・・・見てみてくんないかな・・・」
要に見てもらったところ、一瞬で解決。
凡ミスだったようです。
三咲は「要は土日学校きて何作ってんの?」と尋ねます。
要は課題ではなくて自主制作のために教室きているようですね。
それを聞いて、要が自主制作しているものを見せてもらった三咲は・・・・あまりの凄さに驚き・・・彼の中で何かが溜まっていく感じがします。
自分など足元にも及んでいないと。
それは嫉みか・・・負の感情っぽいですね。たまりはじめた時はそういった感情に気づかないのですけど、これがたまりに溜まっていくとあふれ出て爆発しそう。
共同作業
要の才能に嫉妬しつつ、彼に追いつきたいと頑張る三咲。
そんな要にあるトラブルが。
進級課題のデータが消えたのだそう。
どうやら・・・要のデータをいじった人たちがいるようで・・・・
それをしょうがない、完成は無理だけれど遅れて出すという要に、三咲は自分ができるところまでは手伝うからと提案。
「いや、いいって手伝わなくて 三咲は三咲の作業やりなよ」
「・・・だっていのかよこんな形で提出できないなんて嫌じゃん」
「一生懸命作ってきたもんを完成できないなんてさ 悔しいだろ」
二人は共同作業をします。
その甲斐あって、課題は1日猶予をもらって無事提出。
三咲が関わった部分も高評価。要が一人で作ってたときよりも良くなっていたと。
打ち上げ
無事に提出できたので、二人は打ち上げすることに。
要はちょっとコミュ障なので言いたい事がなかなか言えないのですが、それを三咲が拾ってちゃんと会話になってます★
ここで一気に距離が縮まる二人。
帰り道、上機嫌な三咲は「はは・・・楽しかったぁ また行こーな」と。
それを照れたような顔で見ている要も「行こう」と。
このときの顔が・・・もう恋する顔になってますヨ。
学校にて。
「三咲」
珍しく要が話しかけます。
「お どした?」
「俺さ うまい焼き鳥屋他にも知ってんだよね」
「・・・・へぇ・・・?」
要が何を言いたいのかちょこっと理解できない三咲ですが・・・・他の子が要が言いたいことがわかったようで「三咲行くって 大好きな焼き鳥屋」とフォローしてくれます。
言い方がね(*^_^*)
要にこういう不器用なところがあるというのもこの作品のポイントでもあります。
どんどん黒い感情に染まっていく
焼き鳥屋に来た二人。
最初は楽しく話していたのですが、三咲が要が自主制作しているものを聞いてから雰囲気が変わっていきます。
三咲は見せてもらったものを凄い、カッコイイと見ているのですが・・・
課題しながら作ったので2週間かかったと要は言います。
「2週間!?学校行って課題しながら・・・!?」
「・・・本気だせば一週間くらいでできるよ」
照れながら言う要。
三咲はその言葉に、要はこのクオリティのものが1週間で作れるのかとまたも心になにかが溜まっていきます。
(俺には・・・絶対無理だ・・・)
また別の日。
焼き鳥屋に行こうと誘われる三咲。
その後にクラスの子から「要くんといえば」とあるニュースを聞かされます。
それは三咲がすごく行きたいと願っているゴールドゲームスからスカウトが来ているらしいという話。
要の実力なら当然だ・・・そう思いながらもさらに心に何かが溜まっていきます。
その後、要と焼き鳥屋さんに行くも、「やっぱ今日は帰る」と言って帰ろうとする三咲。
追いかけてきた要に「ゴールドゲームス・・俺も行きたい だから、俺・・・もっと頑張らなきゃダメなんだ・・」と。
それを聞いた三咲は・・・多分キュンとなってる感じがします。
「み・・・三咲は頑張り屋さんだね」
これは要なりの精一杯の褒め言葉だったのだと思います。でも、三咲には好意的には受け取れなかった言葉。
必死になって要に追いつこうとしているのに、要にとったらただの「頑張り屋さん」なのかと。
心に溜まっていくものが・・・いっぱいになってしまいます。
その後の三咲は、寝る間も惜しんでPCに向かっている状態。他の子にも心配されるほど。
「ゴールドゲームス入るには 俺はこんくらいはやんないと」
そうは言うけれど・・・周りの子は「でもさやっぱり・・三咲くん厳しいよね 要くんくらい才能ないと・・・」とこっそり言っていたり。
三咲が根を詰めすぎなのを心配している要は・・・休憩を促します。
お前に何がわかんだよ
「三咲はさ 無理しすぎだよ」
「だってもう時間ないし・・・」
「三咲がそんな無理するならさ・・・俺のモデル使う?」
この言葉に溜まってた何かが一気にあふれ出してしまいます。。
でもこの言葉は・・・要にとったら三咲が感じた意味と違うものだったんですよね。
要は自分もゴールドゲームスどうしようか悩んでいて、できれば三咲と一緒に仕事をしてみたいと。だからゴールドゲームスへ行きたいと願う三咲の手伝いができればと考えての言葉だったと思います。
でも三咲にとっては・・・
「ふざけんな!!! バカにしやがって お前に何がわかんだよ」
ってなっちゃうわけです(T^T)
ライバルになんて思われてなかった、ずっと見下されてたんだと。
結局この二人は・・・蟠りが解けぬまま卒業式を迎えてしまいます。
気持ちはすれ違ったまま
卒業式の日、思い切って要は三咲を呼び出します。
「・・・で、なんだよ」
「まだ怒ってる?」
「・・・別に・・・」
「ほんと?」
「つーかどうでもいいじゃん もう会うことねぇんだから」
そう言われて要は思わず三咲にキスをしてしまいます。
いきなりキスされた三咲は・・・
「ッすんだよっ」
と怒ります。まぁ・・・当然ですよね( ̄。 ̄;)意味分からないと・・・
そして「バカにすんのもいい加減にしよろ」と怒って去っていってしまいました。
ここで次号。
感想まとめ
バカになんてしてないんですけどね(T^T)不器用というかなんというか・・・
でも三咲の気持ちもわかるし、要の気持ちもわかるし・・・すごく面白いなって思いました。
これはねぇ・・・天才君にはわからない感情なんですよね。
自分は自分で、やりたいことやってそれが評価されるのが常なので・・・人に対して嫉みとか持ったことないでしょうし。
だから、三咲の気持ちは要には理解できないし・・・要の気持ちも三咲には理解できないのかもしれません。
ただ、要にも苦手なこととかあるし、要になくて三咲にあるものだってあるのに。
要の言動を「バカにしている」「見下している」と思い込んでいる三咲が・・・要の気持ちを理解するには少し時間がかかるかもしれませんがこれはキュンキュンする話だろうなぁ・・・と期待しかないです。
三咲に接する要がすんごいカワイイですもの~(〃・ω・〃)
ネガティヴな感情ですれ違っている二人なので、また一緒に仕事をする機会があって交わっていくのかなぁ・・・誤解がとけていくのかな・・・って思います。
そういえば、はだける怪物の(下)ってまだコミックス出てませんでしたよね?
アナウンスとか新書館さんの方で出て来るのかな・・・またツイッターとかチェックしてみなくては。
次話は2ヶ月空くようです。
5月発売のマガジンビーボーイ6月号に2話が掲載予定。
すごく楽しみです。おげれつさん~もう少しBLの方みて下さい~お願いします~って思ってたのですが、やっぱり期待通りの面白さ。
先生の作品ってやはり魅力的だなぁって感じました。