イァハーツ2020年3月号に掲載、みちのくアタミさんの【アダムの肋骨】10話のネタバレあり感想です。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の9話は【アダムの肋骨2巻】に収録予定です。今回はなんと!スゴイ展開になっています。(でも個人的にはそうならないで欲しかった(笑))
アダムの肋骨10話-イァハーツ3月号
掲載P数 | 40P |
満足度 | |
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30話 簡単なあらすじ・ポイント
- 治療することになったレイだけどそこに登場したのは・・・
- カズハとイチャコラしていたことが気に入らないレイは・・・
- 悠真は結局カズハにも流されてしまう
- 3Pあり!?
【ネタバレ注意】アダムの肋骨10話 感想
今回の展開はね~・・・個人的には苦手。でも先生はこれが描きたかったと書かれていたので(コメントで)先生の好みがギュギュっと詰まった1話なのかもしれません(*^_^*)
3人でというのを好む人もいると思うので、そういう人はかなり楽しめるのかな!?と思います。
ワタクシ・・・・ここは一線引いて欲しかった。
でも悠真って優しいというよりも優柔不断なところもあって流されやすいから、こういう展開は予想できたかも。
それに急に入れ替わったらどうしようもないですしね。
そいうことで!早速感想を。
ミカはレイの理性
光太郎の所へ来た悠真とレイ(主人格)ですが、レイはムスっとしています。
これは光太郎を見てというよりは、悠真とカズハがエロいことをしていたと知ったからですね。
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治療に関しては、人格交代が最近ないと悠真から聞いていた光太郎。
「悠真からここ最近人格交代がないと聞いているが。。調子はどうだ?」
「・・よくわかんないっス」
主人格はカズハだと最初思っていたけれど、前話で主人格はレイだとわかりました。光太郎は「君が主人格だったんだね」 とそれについて色々と聞かせて欲しいと言います。
するとここでレイに異変が。
「それは私から説明しましょう」
そう言って出てきたのはカズハでもなくミカでした。
光太郎も初めてみる人格で、悠真も2度目。あまり頻繁に出て来る人格ではないミカはどういった人格かというと・・・
- 理性を司る人格
- 主人格の精神のバランスをとるために管理している(人格を)
- 他の人格と違って消えることはない
ここでミカは自分とカズハ以外の皆は消えてしまったと報告します。
それを聞いていた悠真は、また自分が余計なことを言ったり勝手な事をしてしまったからなのではないかと落ち込むのですが・・・
「それは違うよ」
ミカは、それぞれの人格はレイが生きていくためにつくられた人格で、レイがもう必要ないと思うのであればそれでいいのだと言います。
「彼ら自身それをわかっていたから 納得して消えていった」
だから消えたことを悠真が気に病むことはないんだと伝えます。
それでも悠真は彼らにお別れを言いたかったとそれぞれの人格を思い出しています。彼らはレイと共に生きてきた大切な存在だったはずだからもっと話をしてみたかったと。
ミカはそんな悠真に驚いていました。
残る人格は2人
「それでミカくん 残された人格はあと何人いるんだ?」
「私と・・・あとはカズハだけです」
ここでミカは、カズハは幼い頃にレイが最初に作った人格であり、他の誰よりも長く生きていると言います。
だから彼を統合することはかなり難しいでしょうと。
カズハはレイがうまく世間を渡っていく為に生まれた人格だから、統合できたとしても反動で他の人格が新たに生まれるかもしれないということもミカは口にします。
「彼の存在は人格を超えている・・」
そうじゃないかなと思っていたので、予想通りに展開していきそう。
ミカの話を聞いて光太郎は・・・
「だとすると・・・カズハ君は本気で主人格になろうとしていたのかもしれないな」と。
悠真は、レイは主人格なのにそんな素振りじゃなかったのと、彼からは劣等感みたいなものを感じていたのだと光太郎・ミカに伝えます。
「・・・レイはおそらくカズハになりたかったんじゃないか」
ミカは、レイは親に愛されずに自信がもてなかった、だからカズハという人格を作ったと言い、カズハとして生きた方が人から愛されるんじゃないかと思っているのかもしれないと。
ミカは一通り説明した後に消え、レイと入れ替わりました。
レイと悠真のすれ違い!?
レイは自分の事を他の人格に話されて少し機嫌が悪くなるのですが、ここで悠真が・・・実はお父さんのことをカズハから少し聞いたのだと口にします。
悠真からしたら自分の知らない所で言われるのは気分良くないと言ったレイに気遣ってのことだと思うのですが・・・
そのあとがね。
「カズハ・・泣いてたぞ」と。するとここからレイの嫉妬ボタンスイッチオン。
「だから抱かせたって言うのか?」
やってないと言う悠真ですが・・・まぁ悠真の中でもフクザツな感情はあるのだと思います。
「どうせお前もカズハが主人格の方がいいんだよな」
そんなことは言っていないと否定はするけれど、レイは「でもやろうとしてたんだろーが!?」と怒っています。
なぜそこにレイが拘るかというとちゃんと理由があるのですよね。
レイの中ではカズハと自分は別者なんです。だから「好きな奴が別のやつと浮気してるところを見せつけられる気持ち」はわからないってなるの。
まぁ・・・この辺りは悠真とレイの気持ちは分かり合いたくてもちょっと難しい点もあるのかな??と。
悠真は他の人格も含めてレイのことを大切にしたいという思いがあるけど、本人にはなかなかそういうのは伝わらない。カズハは自分よりも愛されるという気持ちがレイの中では大きいからかなと思ったりします。
悠真だけは取られたくないのかもしれませんね(*^_^*)
禁断のトライアングル!?
家でうたた寝していると、カズハが悠真に声をかけてきました。
レイに何か言われたんでしょう?と。
「悠真が元気がないと僕も悲しいよ」
そう言って悠真の手を取り良い雰囲気になる二人。するとここでカズハの表情が変わり・・・レイ登場。
カズハとまたイチャコラしようとしていたんじゃないかと怒ってます(笑)
また強引にキスをされる悠真ですが・・悠真は押しに弱いというか(^_^;)
今回はレイだからいいけど、また入れ替わったカズハともちゃっかりキスしてるし。。。なんか悠真にイライラする!!!(笑)
カズハに「僕も悠真のえっちなところもっと見てみたいよ・・・」と言われたら結局そうしてしまうのよね。
どの人格も受け入れる悠真は確かにいいのですけど。。。受け入れ方が違うと思うのよほんとに!!!
レイを大切にしたいなら、ここって流されるべきじゃないと思うのに・・・今回は読んでて悲しかったです。
まぁレイとカズハは同じ人ではあるし、状況からして悠真はどうしようも出来なかった???のかもしれないけど(T^T)
最初に挿れたのはレイだったけど、途中からカズハと入れ替わっててもうね・・・忙しいです( ´艸`)
「ごめんね悠真 こんな騙すようなことして・・・でもどうしても繋がりたかった」ってカズハに言われたら許しちゃうし。
実質3Pでしたヨ。
この辺りは3人(+ミカ)でこれから生きて行くなら避けて通れないのかもしれない(T^T)
でもなんだかな~。
最後はレイが怒ってたけど、カズハの方が一枚上手だったってことですね。
感想まとめ
レイよりカズハ!だったらもしかしたら喜んだ展開だったかもしれない。でもレイが好きなのでおいおい悠真~~~!!!ってなってしまいました。
今回は悠真のいいところでもあり・・悪いところが出てたかなと。
ほんと流されやすい!!!
ミカがお願い(T^T)って言ってきたらミカともやってしまいそう。
ただ彼は理性だからカズハみたいに強引な手段には出ないと思うけど(というかそういう交わりに興味なさそう)
ちなみに、ミカが状況などに応じて人格を管理してると思うのですが。。。こういうのはミカは知ってるのかな!?こういう状況になってるの知ってるとしたらなんかスゴイ(笑)
すごくエロかったのですが、同時にモヤモヤもあったなぁ~という10話でした。
カズハは統合されることはないと思うので、この展開は仕方ないかなと思いつつ・・・ここはやっぱり線引きしてほしかったです。
じゃないと、愛されたいと思ってたレイが満たされないのでは????って思ってしまって。
レイの気持ちを満たすのって、最初にカズハができた経緯から考えると両親からはもう望めないので・・・誰かから「愛される」ことだと思うの。
悠真がそれを叶えてあげる人物だとは思うけど、レイはカズハに対しても劣等感ありそうだから悠真もきちんとカズハとレイとわけてほしかったです。
先生が実質3Pというのを描きたかったとあったので、これが一番レイもカズハも悠真に愛されて・・・というのでまるいのかな~とは思うのですけどね(*^_^*)
今回で悠真とレイ・カズハは合体しちゃったので・・・これから先もこの3人なのかな。日替わりとか!?!?
ちなみにエロは・・・40P 中・・・半分くらいのページ数ありました!!!たっぷりあるので気になる人はぜひ★
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