ダリア6月号掲載、座裏屋蘭丸さんの『コヨーテ』第10話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の【10話】は【コヨーテ3巻】に収録予定です。
ヨシュがコヨーテたちの居住区に一人で乗り込み、監禁された状態に!?までが前回のお話でした。
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コヨーテもヨシュが来たことを知ったのでかなり動揺していると思います。この続きが読みたくて読みたくて・・・ドキドキしながらページめくりましたよ。
今回、いよいよ満月になったので・・・次話にお話が動くのかな?という印象をもちました。
次話が既に待ち遠しいです。(今回はヨシュとコヨーテの接触はありません。)
コヨーテ10話 ダリア6月号
掲載P数 | 22P |
満足度 | ★★★★☆3.5 |
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コヨーテ10話 簡単な感想
- 監禁されたヨシュだったけれど・・・
- 二人が会うためのキーパーソンはミミちゃん!?
- キーファーがヨシュをどう扱うかも気になるところ。
- 満月の夜がやってきた!
(ネタバレ注意)コヨーテ10話 感想レビュー
今回はちょっと短めでコヨーテとヨシュの直接の絡みはなし。
キーファーがヨシュをどう扱おうとしてるのかも気になるとことですが・・・なんと言っても注目だったのは満月の夜になったということ。
コヨーテの発情が始まったようなので・・・次話はなんとしてでもヨシュと仲良くして欲しい(≧∇≦*)
巻末の先生のひとことでも次号は少し色っぽいシーンもあると思う、とのお言葉。楽しみです。
それはコヨーテの発情に関してでしょうが・・・ヨシュが相手であって欲しいですね。
ミミちゃんもコヨーテに想いを寄せてる感じがするので気になるところ。
ではここから下は本編に沿ってのネタバレ感想になるのでネタバレ盛大は不要という方はここでSTOPしてくださいね。
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トップが理性的だからこそ・・・
個室に監禁されたヨシュ。置かれた状況は過酷なものでなく改めてヴァラヴォルフは野蛮な獣なのではなかったのだと認識します。
監禁されてみると、本当に彼らのトップ(キーファー)が理性的な男で良かったと感じるヨシュ。
(きっとあの男なら僕の利用価値も考えて今後の判断を下すだろう)
そう考えながら・・・先ほどコヨーテと遭遇したときのことを思い出します。
「リリー・・・良かった君がここに居て・・・っ」
私は【コヨーテ】と書いているのですが、ヨシュはあくまでリリー呼びなのがたまらないですね。
コヨーテというのが蔑称の意味合いも含んでいるのを考えると。。。それにヨシュにとってはいつまでも愛しのリリーなのだろうなぁ・・・と☆
そしてヨシュは自分が監禁されている、という事実よりもコヨーテの居住区に無事にたどり着けた事に安堵し喜びます。
それでもこの状況では自分から彼のところへ行くのはムリそうだ。。。と。
「リリーが逢いに来てくれるのを待つしかないか・・・」
下手に接触して情が湧いたりしたら
コヨーテの場面。
彼はヨシュの姿があったことに動揺し、頭を抱えていました。
(マレーネ!!なんて事を!!)
ここに来るなんてなんてバカな事をしたんだ、と・・・
(俺に会いに来たのか?俺との仲を修復するために?)
そんな事のために殺されでもしたら・・・と彼を心配します。
そんなヨシュにノーランが声をかけてきました。
ノーランはキーファーから言われた要件やヨシュの事を伝えにきたようです。
- さっきいた男はコヨーテのターゲットであるヨシュ・ガーランドであること。
- 乗り込んできた人間がヨシュ・ガーランドであることは一切他言無用という指示を受けたこと。
「そうだな、ここがガーランドに知れたとみんなに広まれば、きっとパニックを起すだろうからな」
ノーランは、それにしてもどこからこの情報が漏れたのだろうか?と言うと・・・コヨーテは、その彼は今どうしているんだ?とノーランに尋ねます。
ノーランは、彼は見張りを付けられているようだけれど、暗殺メンバーはその任務には就かないようにと言われていると言います。
それは、下手に接触して情が湧いたりしたら殺りづらくなるからだと。。。、
「・・・っ」
深刻な表情になるコヨーテを見てノーランも何か感じるものがあったのかなぁ・・・!?という場面がありました。
おそらくキーパーソンになるミミちゃん
ヨシュのところにミミちゃんが食事を持ってきました。
「ほらアンタ、朝ご飯だよ!!腹減っただろ?」
ヨシュは監禁されている自分にも朝食が出る事に驚きます。
美味しそうな朝食を前に「・・・ありがとう」とお礼をいうヨシュ。
ミミちゃんもそんなヨシュにちょこっとときめいてるっぽくてカワイイなぁ(n*´ω`*n)ってなりました。
でも、揺れるわけにはいかないんですよね。
人間の男よりも強いというところを見せつけたりする姿がこれまたカワイイ。ここは個人的に何度読んでもクスってなります。
ミミちゃんは以前、ヨシュの身体からコヨーテの香りがしていたことを知っている人物なのですよね。
「アンタ・・・コヨーテに会いに来たの?」
ヨシュは自分とヨシュの関係を知られたらダメだと思ったのでしょうか・・・とぼけます。
でも、彼女は二人の事を少し知っていると言うの。そう言われてヨシュが即座に反応します。
「彼に逢いたい」
彼のところに連れて行ってほしいと。もししれが無理なら連れてきてほしいと・・・。
必至さが伝わったのか、ミミちゃんは・・・連れてくるとかそういうのは難しいけれど、伝えるだけは伝えてあげると言って部屋から出ていきました。
キーファーの考え
キーファ―はジーノとヨシュのこれからについて話しています。
ジーノはヨシュが単独行動であると言ってはいたけれど、それを鵜呑みにしても良くない、この場所がバレたとなればすぐに対策を考えなければと言います。
キーファ―は、ガーランドの屋敷の見張りを強化したが今のところ動きはない。がしかし、ジーノの言うとおり対応策は早く考えると答えます。
キーファーはヨシュをどうにかしてヴァラヴォルフ側に有利になるように使おうとしているようでした。
(あの男・・・コヨーテに会いに来ただけだと言いながら人質役を買ってでたつもりか?)
満月
空を見上げるヨシュ。
そこにはおおきな丸い月が。
「満月だ」
その頃コヨーテは発情状態に苦しんでいて・・・・
ここで次号。
感想まとめ
イイ感じに満月になりましたね。
これはヨシュの言っていた「リリーが会いに来てくれるのを待つしかないか・・・」につながるのかな~と。
発情してしまったコヨーテですが、以前もミミちゃんからのお誘いを断りヨシュの元へ行ってましたよね!
今回もそうなればいいなぁって思います。
ミミちゃんがドア越しからでもヨシュが会いたがっていると伝えてくれたらいいのですけど。
そして、コヨーテが会いに来たという事で・・・キーファーの疑問も解けるのでは?と私は考えていて。
キーファ―はヨシュが乗り込んできた真意がまだわからずにいるのですよね。
このコヨーテの発情と重なっているという事を考えれば、「今」乗り込んできた意味がわかるのではないかと。
ただ、ノーランとかに知られるとやっかいなのかな?とも思ったりします。ノーランはコヨーテの親友と相関図にありました。
ノーランと親友って相関図見て初めて知った(-_-;)と今更びっくり。
けっこうコヨーテは読みこんでいると思ってたのですが発見がまだありました!そうか・・・・これからノーランの言動にも注目して読まなくちゃ。
相関図は色々新しい発見があって楽しかったです。
ノーランはコヨーテが何かに悩んでいる感じは察しているでしょうから、コヨーテの口からちゃんとヨシュとの事を話せるといいですね。
きっとコヨーテの味方になってくれると思います。
あと・・・これから起こるだろうガーランド家との闘いも・・・どうなるのでしょうね。
ヨシュがヴァラヴォルフ側に居るということを考えると、ヨシュはすでに死んだことにすればガーランド家にもすごいダメージを与えられるのになぁなんて思ったりも。
でもそれだとアレンがかわいそうでしょうか・・・。
ラストにはヨシュとコヨーテは「死んだ」ことになって知らない土地で二人で暮らすのかなぁと漠然となのですが、そんな予感はしているのですよ・・・。
そこまでの過程はよくわからないので。。。ただ、コヨーテをヴァラヴォルフ側からも離すには「死んだ」という事にするのが一番なのかなぁと。ちょっとぶっ飛び妄想が入ってますけども(-_-;)
今後はコヨーテが人間とのハーフという事も何らかの形で生かされてくるとは思うのですが、わからないことだらけです。
それにさらにぶっ飛んでいるサイモン(ヨシュの祖父)率いるガーランド家を抑え込むにはもっと何かいるんですよね。
今回掲載されている相関図なんかを見ると、実はモレノってすごい重要人物なのかもしれない。。。。って思ったり((笑)つい最近まできれいなモブかと思ってましたよ。
明らかにモレノの描き方が意味深で怪しいので気になるところ。
ランドルフやドミニクの行動も今後要チェックですね。
ドミニクは間違いなくキーファーと繋がってますからね。
これから先のストーリーで座裏屋先生がどのように伏線回収してくるかすごく楽しみです!!!
ということで、今回は22Pで短めですが・・・色々と考えた回でした。
面白かったです。
次号はもっと面白い展開になるかも!?!?楽しみです。
コヨーテ11話はダリア8月号掲載です。
電子書籍
ダリアは奇数月の22日頃に配信です♪