マガジンビーボーイ12月号掲載、おげれつたなかさんの【Daisy Jealousy】第5話のネタバレあり感想になります。雑誌最新話の感想ですのでコミックス派・ネタバレ不要な方はご注意ください。
今回の5話は【Daisy Jealousy】に収録予定です。
また気になる展開になってきたので・・・ドキドキしてしまうのですが(-_-;)
隔月掲載なので内容を忘れてしまった。。。という方はこちらを参考にしてください(⌒∇⌒)
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そして!嬉しい情報が~。シェリプラスで連載していた【はだける怪物】の下巻発売日が決定しています。
12月28日のようです☆楽しみ~!!!!
Daisy Jealousy5話 /あらすじ・感想
【ネタバレ注意】Daisy Jealousy5話 感想
展開は予想通りな感じでした。ただ、要視点のお話が描いてあって興味深かったです。
端からみて完璧に思える人でも悩みや抱えているものはあるのだという事ですね。なんかとっても暗い雰囲気になってきたので早く浮上してほしいです。
ただ・・・二人は離れてしまったのでまたどういうきっかけでくっつくのか・・・今は想像できません。
要に嫉妬してしまう三咲に変化がないとまた繰り返しのような気もしますし。何か自信になるものが出来ればいいなってすごく思います。
ちょっと要が切ないですね。こればかりは要はどうしようもないのかなって思ってしまって。三咲の考え方次第でストーリーは変わっていきそうです。
では早速。
俺はまだ あの時のままだ
どうしても要に嫉妬してしまう三咲。とても今は自己嫌悪。
三咲の嫉妬ってどこからやってくるのかな!?要に置いていかれるようなそんな気になってしまうのだろうと思うのですが・・・・
自分が認めている要だからこそ、対等でありたいと思って要の活躍を嫉妬してしまうのかもしれませんね。
要はどんどん進んでいくのに自分はまだあの時(専門学校)のままだと三咲は落ち込みます。
要と再会して、自分も変わったと思っていたけれどやはり要と自分を比べてしまうと。
ただ、要と一緒にいるのはとても楽しいとは感じてはいるようです。
要を好きになれればそういった嫉妬もなくなるのかと考えてしまうのですが、そういう考え方をする自分にハッとしてしまいます。
(要といると 自分がおかしくなりそうだ)
イベントのゲスト
なんと!要がかなり有名人のイベントのゲストで出る事に。
そのイベントはライブ配信しながら作業して口座とかもするイベントのようです。
「良かったら美咲見に来てよ 招待するから」
「行きたい!。。。けどほんとにいいの?招待って・・・」
要は、自分は話すの苦手だけれど美咲が見ててくれたら頑張れるのだと言います。
「・・・行くよ 要が人前で話してんのとか想像つかねぇけど」
「俺も」
この有名人とはタケヒコさんという人のようです。要が作品をツイッターであげているようで。。。それを見てくれてたのかツイッターでは繋がっているようです。
美咲は何か言いたそうにするのですが、ここで黙ってしまいます。
要は・・・三咲に触れキスをしようとするのですが、三咲は顔を背けてしまいます。
「三咲?」
「・・・ごめん・・・ 明日早くて・・・あとかんか身体ダルいし・・・ごめんな」
この時の美咲は・・要がタケヒコさんに認められていることにまた嫉妬しているようでした。今までは一緒に憧れていた存在のタケヒコさん。
そんな彼と繋がってイベントにも呼んでもらえる要に嫉妬してしまうのはわからないでもないです。
それで要と対等になった気がしてた
仕事に打ち込む美咲ではあるものの・・・フィックスしたはずの案件が先方の要望でリテイクになったりしてなかなか思うようにいきません。
そんな中、要がゲスト出演するイベントが開催されます。
行ってみるとそこはとても大きな会場。
人も多くてこんなたくさんの人がいる前で要は喋れるのか・と心配する三咲ですが。。。。いざイベントが始まると最初は緊張してかたくなってる要もしっかりこなしています。
それを見ていて美咲は・・・要がどんどん進んでいくとどうしようもない気持ちになっていきます。
ついこないだまでは抱き合う距離にいたけど、今目の前にいる要と自分は・・・すごい距離があるのだと。
そしてその場から逃げるように会場を後にします。
イベント後、要から電話が。
「もしもし美咲?控室来ないの? 見てくれてた?今どこ」
「ごめん 途中で会場出ちゃって いま、裏の公園っぽいとこ・・・」
要は急いで三咲のいる場所へ行きます。
「三咲!」
まだ体調がわるいのか?と心配する要は「大丈夫?家まで送るよ」と言います。「打ち上げは?」と心配する三咲ですが「いいよ別に 美咲体調悪そうだし」と。
でもこれに美咲は声を荒げて怒るの。
「よくないだろ お前はなんでそんなこと・・簡単にできるんだよ」と。
なんで急に怒り出したのかわからない美咲は理由を尋ねます。
「お前は俺がなんで怒ってるかなんて どんだけ説明してもわかんないだろ」
「説明されてないからわからないよ」
「もう俺に関わらないでくれ」
「え・・・」
急にきましたね(-_-;)
美咲は・・・要といると辛くなるのだと言います。
「一緒にいればいるほど悔しい そんな風に思いたくないのに」
要のことも自分の事も嫌いになっていくのだと言う。
それは今に始まったことではなく専門の時からそうだったと。
「でも俺は・・・三咲のことが好きで・・・」
すると美咲は要に言います。「じゃぁお前 今仕事やめれるか」と・・・
俺はそういうヤツなんだよだからもう会わないでおこうと。去ろうとする美咲に要は必死に縋ります。
「待ってくれ 俺・・だめかな もうどんなに頑張っても・・・だめかな・・・」
この言葉に美咲は涙するものの「ごめん」と言って要の手を振りほどきます。
歩きながら一人美咲は色々と考えていました。
要の事を好きになれたと思っていたけれど、要を弄ぶのが楽しかったのだと。。。
(俺を必死で求める要を見て安心して)
(それで要と対等になった気がしてた)
こんなに最低なヤツだったのか・・・と三咲はすごくそんな自分に苦しんでいるようでした。
モデリングしか楽しいことがなかった
終盤は要の話。
要は・・・昔からモデリングしか楽しい事がなかったと振り返っていました。
人と関わるのが苦手で友達とも家族ともうまくコミュニケーションがとれなくて、学校にもいかなくなり引きこもりになったようです。
1日中PCと向かいあって作品をつくり続けた。これから生きていくためにモデリングを極める以外はないとわかっていたから。
(楽しいことなんて他になかったのに)
美咲と出会って彼といると落ち着くし楽しかったと。
だから再会したときに絶対手に入れたいと要は思ったようです。
(美咲は一度も俺を「好き」なんて言ってない だからなんとなくわかっていた)
(けど それでも抱いた 俺のものにしたかったから)
要はそう振り返り、バチが当たったのだと感じます。
(俺が欲深かったから)
ここで次号。どちらの視点でも事情や感情があってモヤモヤするのになんだか面白かったです。
感想まとめ
このモヤモヤ感はさすがだなぁ~って思いました。どうしてモヤモヤするかはどちらの視点でも理解できてしまうから。
美咲最低!って思っても彼の心情もある程度理解できるのですよね。嫉妬とはそういうもんですし・・・
ライバルだと思ってた要が自分よりはるか先にいると思ったらそりゃね。三咲だってモデリングが大好きだからこそ余計に。
でもどうやったらこの二人くっつくのだろう・・・・(-_-;)
美咲の嫉妬ってこれから先もずっと持ち続けていくと思うのですよね。いきなり無くなったりはしないでしょ・・・
ちょっとこれから先の展開を想像してみました。
パターン①としては
まず・・・・要は仕事ができなくなってしまう展開。これによって美咲は・・・喜びよりも心配が勝るのではと。
心配になって要に会いにいくも・・・突き放されて余計に気になってしまうという展開。
パターン②は・・
会いたくないのにまた要と一緒に仕事をする展開に。
ここで・・・要に冷たくされて悲しく思う➨ちゃんと要のこと好きだったのだと気づくパターン。もしくは・・・自分の得意分野に花が咲いて自信がつくとか!?
パターン③
どこまでも要が健気でほだされるパターン。俺がいないとダメなのだと優越感に浸る。
パターン③の方は今回で否定されたかも!?
なんとなく②であってほしいなぁと思うのですが。
もう関わるなと言ったけれど、また要指名の仕事が舞い込んでくるのではないかと。そこで要に突き放されて寂しく思うようになる美咲。
ちょっとずつ嫉妬の気持ちが変わっていく展開がくるのかなと。
あとは三咲の得意分野で花が咲けばいいなと。そうしたら美咲も自信がついて要に嫉妬することが減っていきそう。
今作はとっても胸キュン♡かと思いきや・・・なかなかダークな感じですね(-_-;)おげれつたなか先生らしいですが。
面白いけれど、なんども美咲の闇落ち感あるとちょっとなぁ・・・と思うので今後は前向き展開になっていってほしいです。
何がきっかけで美咲の考え方がかわっていくのかも楽しみですね。
今回は心情が複雑で・・・う~んこれは難しいなぁ~って思ってしまいました。交われるのかしら(-_-;)どっちも闇が深そう・・・。
だけど交わるんでしょうね。このあたりはどんな感じに先生がもっていくかすごく気になるし期待しています☆
次話が楽しみです。
美咲も好きになってたと思ってたのですが。。。やっぱりまだまだ「好き」より嫉妬心が強かったのですね・残念☆
ここは要の頑張りどころかもしれませんね。
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